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Eine Deutschlandreise 2011 ドイツ旅行 (2/4) |
Inhalt 目次 | |||||||||
1 Rostock ロストック、フラウンホーファー研究所 2 Stralsund シュトラールズント、造船所 3 Freiburg フライブルク、環境首都 4 Würzburg ヴュルツブルク |
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2 Stralsund シュトラールズント | |||||||||
2-1 Altstadt Stralsund シュトラールズント旧市街 2-2 Volkswerft Stralsund シュトラールズント・フォルクス造船所 2-3 Ozeaneum オツェアネウム水族館 2-4 Nachwort あとがき |
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写真2-0-1 一般道 | 写真2-0-2 風力発電機が沿道に | ||||||||
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2-1 Altstadt Stralsund シュトラールズント旧市街 | |||||||||
世界遺産に登録されたハンザ同盟の港湾都市 ●ロストックの東約50km、バルト海に面したハンザ同盟の港湾都市。人口約5万8千人。 ●ビーチリゾートのドイツ最大の島リューゲン島やヒデンゼー島観光の拠点。 ●「シュトラールズント及びヴィスマールの歴史地区」として世界遺産に登録。 ●今回は、造船所訪問がメインだったので、旧市街はほとんど見て回る余裕なし。次回のお楽しみでとっておきます。 |
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写真2-1-1 中心部 | |||||||||
写真2-1-2 中心部 | 写真2-1-3 港湾・船員庁 Hafen- und Seemannsamt Stralsund |
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写真2-1-4 市庁舎 | 写真2-1-5 市庁舎内部 | ||||||||
写真2-1-6 | 写真2-1-7 | ||||||||
偶然出くわした工事現場。日本だったら鋼板で仮囲いしてしまい、容易に中を覗けないものですが、ここに限らず仮設は全般的におおらかな感じです。bsb Bau Malchin GmbHの公式サイト(※、独語)を見ると、建物の新築・改築を行う建設会社。1990年9月(ドイツ統一前後)設立。年商800万ユーロ(約8億円)。 | |||||||||
2-2 Volkswerft Stralsund シュトラールズント・フォルクス造船所 | |||||||||
造船所視察 | |||||||||
写真2-2-1 全景(提供いただいた写真) | |||||||||
技術部長さんのドイツ語による説明を、友人(右端)が私の弟に日本語に通訳。ただ弟は技術部長さんと要所要所で英語で話していました。同じ専門分野だと話が通じるようで。弟は、「建屋内で全部作って外に出すのは寒い土地柄だな」と言っておりました。 この造船所の概要は次のとおり。公式サイト(※、独語)、Wiki.de(※、独語)を参考に記載。 |
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シュトラールズント・フォルクス造船所 Die Volkswerft Stralsund GmbH P+S Werften GmbHのグループ企業。 ●沿革:
1948年6月 創立 1993年 民営化 1999年 ヨーロッパで最も近代的な設備にリニューアル。 ●年商:34,800万ユーロ(約350億円、2007年) ●従業員数:1,255人(2007年) ●営業品目:コンテナ船、特殊船などの新造及び修理 ●生産設備の概要: 建物 90,000m2 係船岸壁 750m 800トン級ゴライアスクレーン ドック 270m×34.5m 最大可能船舶 長さ295m×幅32.5m |
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2-3 Ozeaneum オツェアネウム水族館 | |||||||||
正式名称は「ドイツ海洋博物館 Deutsches Meeresmuseum」 公式サイト(※、独語)。北ドイツで最も来館者が多い博物館。 施設は4ヶ所に別れており、そのうちの一つがこの水族館「オツェアネウム Ozeaneum」。 |
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写真2-3-1 水族館からの眺め。上で紹介したフォルクス造船所の水色の上屋が見えます。 | |||||||||
写真2-3-2 全景 | 写真2-3-3 ミュージアム・オスカー | ||||||||
2008年に新設されたこの水族館は、2010年に「ヨーロッパ博物館ザ・イヤー Europäisches Museum des Jahres」を受賞。 | |||||||||
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写真2-3-6 | 写真2-3-7 | ||||||||
左:水族館内の通路からの眺め。路地の向こうに停泊する帆船が見える、なかなかにくい設計。 右:温水暖房の放熱器。放熱器らしくないデザインが建物の空間にとけ込み、その下にはフィンランドの自治領・オーランド諸島まで780kmのサイン。 |
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写真2-3-8 | 写真2-3-9 | ||||||||
左:地元シュトラールズントの湾内をイメージした水槽。水温12度。どこも人間の営みが海を汚している様子。 右:深さ9m、広さ80m2の大水槽。この手の大水槽には、癒されます。 |
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海洋調査船の模型 | |||||||||
写真2-3-10 | 写真2-3-11 | ||||||||
海洋調査船 ゾンネ Sonne 母港:ブレーメン 排水量:4,952トン 船主及び運行:RF Forschungsschiffahrt GmbH, Bremen |
マリア S. メーリアン Maria S. Merian ロストックを母港とする海洋調査船。船名は17~18世紀の女性自然科学者にちなむ。 総トン数:5,573トン 船主:メクレンブルク=フォアポンメルン州 Land Mecklenburg-Vorpommern 運行:Leibniz-Institut für Ostseeforschung |
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写真2-3-12 | 写真2-3-13 | ||||||||
海洋調査・砕氷船 北極星 Polarstern 母港:ブレーマーハーフェン 排水量:17,300トン 船主:ドイツ連邦政府教育研究省 Bundesministerium für Bildung und Forschung 運行:F. Laeisz Schiffahrtsgesellschaft mbh + Co KG |
海洋調査船 メテオ Meteor 母港:ハンブルク 排水量:4,780トン 船主:ドイツ連邦政府教育研究省 Bundesministerium für Bildung und Forschung |
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2-4 Nachwort あとがき | |||||||||
旧東ドイツ地域の印象
●その昔、壁が崩壊する以前、まだ社会主義国家東ドイツ(ドイツ民主共和国)が存在していた頃、東ベルリン、エアフルト、アイゼナハへ行ったことがあります。当時、すす汚れ、薄暗く、看板も少ないし、町全体が灰色だった印象が頭に残っています。右の写真はその当時のエアフルト。 ●ドイツ統一後、旧東ドイツ地域(以下「東」という)へ足を踏み入れたのは初めて。表面的には旧西ドイツ地域(以下「西」という)と変わらない印象です。でもよく観察すると裏通りには手入れされないまま放置された建物があったり、道路の維持管理が悪かったりで、東ドイツ時代の痕跡がそこかしこに残っています。 ●また外国人が著しく少ない印象です。もともと西と比べて失業率が高いうえ、平均所得も低いので、わざわざ越してくる外国人は少ないのでしょう。 ●今回案内してくれた友人は結婚して西のシュトゥットガルトに住んでいました。その後所長であるご主人の仕事の関係でこの地へ移ってきました。好き好んで東に住む人はいないので、移住が決まって、まだ幼かった二人の娘さんは泣いたとか。友人の話を聞く限り、心理的要素を含め様々な面で壁は残っている印象です。 |
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原子力発電 ●福島第一原発の事故から1ヵ月半の時期だったため、どうしても話題になります。 知人の説明によれば、所長であるご主人から地震の直後、「原発が危険な状態になるから東京に住むおい・めいを即刻ドイツへ疎開させるように」と助言を受け、ドイツへ呼び寄せたそうです。航空券は、まだ水素爆発する前だったため、直ぐに安く取れたとのこと。最初、知人は半信半疑だったそうですが、ご主人の予想通りに事故が悪化していくため驚いたそうです。 1ヵ月間「疎開」の後、私たちがお邪魔したときは、もう大丈夫だろうとの事で、日本へ帰国させたそうです。 ●チェルノブイリの時は、2,000km以上離れているのに、ドイツの森に黒い雨が降り、今でもセシウムを蓄積しやすいキノコ類を食べるイノシシを処分する地域があるとか。ドイツ人は、チェルノブイリを経験しているせいか、今回の事故に対しても関心が高く、私の方が福島から西へ約1,200km離れたところに住んでいるため、恥ずかしながら意識が低かったです。 ●福島原発事故の前、ドイツは原発の稼働延長を決めました。その際「再生可能エネルギーの技術革新が遅れる」という意見があったのが印象的でした。 ●そして福島原発事故の後、週刊誌シュビーゲル2011.3.14号の表紙に「Das Ende des Atomzeitalters(原子力時代の終焉)」と載りました。チェルノブイリ以来長い議論があって民意の方向性ができていたため、ここまできっぱり書けたのだろうと思います。 日本も脱原発・送電分離の議論が活発化しており、日本が良い方向へ歩むよう願っております。 |
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寒かった! 5月初旬。ドイツはまだまだ寒いシーズンだし、冬の衣類を持って出かけたので、想定内だったのですが、ミュンヘンやケルンなど他の回った場所は、季節はずれに暖かく、地元の人は短パンにTシャツ。それだけにバルト海沿いは寒く感じました。 ただ写真でも分かるように連日晴天で、天気には恵まれました。 シュトラールズント港で。 |
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写真2-4-2 | |||||||||
スイーツ天国! このページの締めは甘いもの。アルコールは大好きだけど、甘いものも大好き。その点、ドイツでは大の大人が真っ昼間でもスイーツを堂々とパクついているので、私にとって天国なんです。 私なりにレストランのデザートメニューを四苦八苦して訳してみました。なにせグルメじゃないので誤訳がありましたらご指摘下さい。 |
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凍てつくカプチーノ ホット・エスプレッソに、ストラッチャテッラアイス(注)・キャラメルソース・生クリーム添え Frostiger Cappuccino Heißer Espresso mit Stracciatellaeis, Karamellsauce & Sahne 注:スライスチョコ入りバニラアイス |
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写真2-4-3 | |||||||||
チョコレート「罪」 チョコとストラッチャテッラアイスに、たっぷりのチョコレートソース・クランチチョコ・生クリーム・スライスチョコ添え Schokoladen "Sünde" Schoko- und Stracciatellaeis mit reichlich Schokoladensauce, Schoko-Crossies, Sahne und Schokoraspel 確かにこれだけチョコ三昧だと「罪」だ。 |
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写真2-4-4 | |||||||||
ホット&コールド 「瓶詰めの」暖かいサワーチェリーのマリネに、バニラアイス添え Heiß & Kalt "Eingeweckte" marinierte und warme Sauerkirschen mit Vanilleeis 写真右側、空いた瓶がミソ。 |
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写真2-4-5 | |||||||||
ここのメニューには他に ●罪深いプラム 暖かいシナモンプラムがけのワッフルのソフトビスケットに、キャラメルアイスクリーム添え Sündige Pflaume Waffelbiskuit auf warmen Zimtpfaumen, mit Karamelleis ●カモメの挨拶 バニラアイスに、キャラメルソース・かぼちゃの種油・生クリーム添え Möwengruß Vanilleeis mit Karamellsauce, Kürbiskernöl und Sahne ネーミングが何とも愉快。 |
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写真2-4-6 ロストック旧市街地の日没 21時半過ぎ | |||||||||
場所はドイツ兄弟旅行 その1>写真1-1-2と同じ位置。写真をマウスポインターで指示すると、画像が写真1-1-2に変わります。日没が遅く夕暮れがなかなか訪れないため、2次会、3次会といくらでも飲めそう。実際飲みました(笑い)。 | |||||||||
1.Rostock | Rostock | Stralsund | Freiburg | Würzburg | 3.Freiburg |