Eine Deutschlandreise 2017 ドイツ旅行 (3/4)
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Inhalt 目次
1 Bayern-Thüringen バイエルン~チューリンゲン
2 Der Harz ハルツ山地

3 
Eifel アイフェル
4 Ruhrgebiet ルール地方
3 Eifel アイフェル
3-1 Monschau モンシャウ
3-2 Premiere Classe Düsseldorf-City プレミエ・クラッセ・デュッセルドルフ・シティ
3-3 Zur Rursee ルーア湖へ
3-4 Der Seehof ゼーホーフ
3-5 Wesertalsperre ヴェーザータールシュペアレ
3-6 Rursee Schifffahrt ルーア湖遊覧船
3-7 Heimbach ハイムバッハ
3-8 Nachwort あとがき
3-1 Monschau モンシャウ
旅行6日目ハーメルンを出発し、デュッセルドルフで外大生と合流して、アイフェルの真珠と賞されるモンシャウへ日帰りドライブ。今日1日で500kmほど走る予定。
夜はデュッセルドルフのホテルに泊まります。モンシャウに近いアーヘンの天気予報は曇りのち雨。予想最高気温11度、最低気温8度で少々残念な天候です。
8時20分頃ハーメルンを出発。デュッセルドルフまで約250km、所要時間2時間40分ほどの予定。今日5月1日メーデーは、ここドイツでは祝日なので、渋滞などなく11時には待ち合わせのIIK前に着くはず。ちなみにハーメルンの天気予報は晴れ、最高気温17度、最低気温3度でドライブ日和なんだけど。
写真3-1-1 ハーメルン郊外一般道 DR画像
走り出して数分で美しい並木道Fischbecker Landstraßeフィッシュベッカー・ラント通りがありました。通りの左手はヴェザー川河畔の公園で、週末の散歩にはよさそう。この後、高速道路に乗るまで一般道を20分ほど走りましたが、車は少なく快適過ぎるドライブに、日本で走るのが馬鹿馬鹿しく思えます。
写真3-1-2 高速2号線 DR画像 写真3-1-3 フェレン北PA DR画像
左:高速2号線をドルトムント方向へ。ナビには「道なり132km」と出ています。平日は、トラックがずらっと並ぶ一番外側の車線も、さすがにメーデーだからかスカスカ
右:1時間ほど走って、ビーレフェルトを過ぎてドルトムントとの中間にあるRastplatz Vellern Nordフェレン北PAで休憩。この後、デュッセルドルフへ近づくと、予報通り雨。
写真3-1-4 デュッセルドルフIIK前 DR画像 写真3-1-5 モンシャウ到着直前 DR画像
写真3-1-6 IIKの前で
左上:10時45分頃デュッセルドルフIIKに到着。外大生3名と合流し、モンシャウまで110km、1時間半の予定。アーヘンの近くまで高速道路を走り、その後国境沿いの一般道を30kmほど走ります。アーヘンへ近づく頃には、雨が上がって傘無しで観光できそう。
右上:モンシャウ到着直前。ルーア川が浸食した渓谷なので、長崎のような急傾斜地に家が建っています。
正面の赤い外壁の手前に、最初に行くビヤホールと博物館の大樽が見えています。
左:今回付き合ってくれた外大の3人とはほぼ1年ぶりに再会。車中での会話は、ドイツでの生活経験に基づいた内容でとても楽しかった。その中の一つで、電車に乗ろうとしたらドアが壊れていて開かず、隣のドアから乗ったとのこと。確かに日本じゃあり得ないとこだけど、こちらでは道路工事で平気で高速道路のインターを閉め、次のインターへ回ることもあるので、それからすると電車のドアが一つくらい壊れたとしても、ドイツ人にとっては日常の風景なんだろう、との結論。
●フェルゼンケラー・ビヤホールと博物館
写真3-1-7 地ビール 写真3-1-8 カレーソーセージ
写真3-1-9 店舗前の大樽
最初は、Felsenkeller Brauhaus & Museumフェルゼンケラー・ビヤホールと博物館でまずは腹ごしらえ。
左上:地ビール、メニューにはMonschauer Zwickelbier unser Hausbier, das bis 1994 in unserer Brauerei gebraut wurde, ein dunkel Pils 4.8% 0.5リットル 3.9Euro とあり、1994年までここで醸造されていた無濾過の黒褐色地ビール。印象は特に残っていませんが、ネットには「コクがあってフルーティー」とあるので、もう一度味わってみたい。
右:料理はドイツで定番のCurrywurst mit Fritten 6.5Euro カレーソーセージのフライドポテト添え。普通フライドポテトはPommes fritesと書きますが、「Fritten」という表現もあるんだ。
写真3-1-10 ビール博物館 写真3-1-11 上段:日本、下段:中国
左:食事の後は「ビール博物館」へ。かつての醸造施設が撤去されずそのままになっていて見学できます。事前にネットで調べた情報で全く期待はしていませんでしたが、それでも世界中から集められたビール瓶は圧巻
右:日本のコーナーもありました。ドイツのビール純粋令にそぐわないものもありますが、そこはご愛敬。
●町並み
写真3-1-12 メインストリート 写真3-1-13 赤い家
左:続いて古い町並みを散策します。祝日とあって多くの観光客で大賑わい。「Stadtstraße町通り」と名称が付いていて、メインストリートらしい。Straßeストリートというより、Gasseガッセ(路地や横町)の雰囲気。
右:観光のハイライトDas rote Haus 赤い家。豪商の館だったらしい。独語版パンフレットには概ね次のように記載されています。
1760年頃、織物製造販売商人ヨハン・ハインリッヒ・シャイブラーが店舗併用住宅として建てた。1963年記念館として一般公開が始まった。
写真3-1-14 パンフレットより 写真3-1-15 陶器のおまる
左:引きつづきパンフレットより。
18世紀、後期バロック様式のインテリアは、中産階級の生活文化の輝きを今なお映している。見どころはオーク材で作られた3階層のらせん階段で、手すりには織物生産の21工程が彫刻されている。
右:陶器の「おまる」ですが、「牡丹とササ」のような美しい模様が目を引きます。これに排泄していたなんて信じがたい。館内にはタイムスリップしたかのように、豪商の生活ぶりがよく保存されています。
写真3-1-16 ルーア川の写真スポット
次は、ルーア川にせり出した木組み家が建ち並ぶ写真スポットへ。ここの町並みは屋根のスレートがグレー
その昔、語学研修で滞在したシュヴェービッシュ・ハル(2016ドイツ旅行(1/4)>1-5 シュヴェービッシュ・ハル)は茶色の町並みだったので、同じ木組みの家並みでも地方色を感じます。
写真3-1-17 市場 写真3-1-18 ユースホステル
左:曇り空で空までグレーなので、モノトーンが強調されて白黒写真みたい。地図にはマルクト(市場)とあり、カフェや商店が建ち並び賑わっています。
右:駐車場まで戻ると、小高い丘の上に城塞らしきものが見えます。Burg Monschauモンシャウ城とあり、今はユースホステルになっているらしい。
雨の観光を覚悟したものの、なんとか傘不要でやり過ごせました。モンシャウを15時半頃出発、デュッセルドルフへ戻ります。戻り道は、私が2日後に泊まる予定のRurseeルーア湖畔のホテルを「下見」するコースにしました。
●デュッセルドルフへの帰り道と同市内
写真3-1-19 ニデッゲンの見晴台
写真3-1-20 見晴台
モンシャウを出発して約25分、途中のL246号Nideggenニデッゲンに見晴台があり、360度アイフェルの山並みが地平線の彼方まで見渡せます。地図で見ると丘の下に目指すルーア湖があるもよう。その後、ルーア湖畔のホテルを通り過ぎた先にあったHeimbachハイムバッハは、旅情を誘う小さな集落で、よさそうだったので2日後に訪ねました。まさしく私のツボにガッツリ!後日紹介します。
写真3-1-21 デュッセルドルフ市内 DR画像 写真3-1-22 ビジネスセンター
左:デュッセルドルフが近づくと再び雨に。市内に入り、独特なデザインの路面電車を見ると帰ってきた実感がします。先に宿のチェックインを済ませ飲みに出掛けます。
右:ホテルを出てOberbilker Markt U 地下鉄オーバービルカー・マルクト駅から乗り、旧市街アルトシュタットへ。駅のそばに事務所、銀行、医院、飲食店等が入居する大きな複合ビル。凝ったデザインの建物だと、仕事柄カメラを向けたくなります。
写真3-1-23 アルトビール 写真3-1-24 夕食
写真3-1-25 二軒目で
左上:外大生がビールの美味しいお店に案内してくれました。1軒目はまず腹ごしらえでSchweinskeシュヴァインスケ。デュッセルドルフの地ビールGatz Alt ガッツ・アルト。
右上:シュニッツェル(ドイツ風カツレツ)
2軒目と3軒目は、こちらの習慣に従って、つまみ無しのビールだけ。それだけビールが味わい深く美味しい。遅くまで付き合ってくれた外大生に感謝。
3-2 Premiere Classe Düsseldorf-City プレミエ・クラッセ・デュッセルドルフ・シティ
●典型的な都市型ビジネスホテル
写真3-2-1 外観 写真3-2-2 平面図
左:デュッセルドルフでは観光せず泊まるだけなので、エコノミーなホテルを探しました。中央駅から南へ約1.2km、一泊朝食付き61.6ユーロ+駐車場5ユーロ。
右:泊まった312号室(赤枠)がある4階の平面図。右上が本通りなので、裏通りに面しています。駐車場は地下にありました。
写真3-2-3 客室から望む裏通り 写真3-2-4 廊下から望む中庭
左:部屋の窓から。
右:廊下に出ると、中庭が見えます。こちら側の景色がいいな。四方の道路に沿ってドーナツ状に建物が建ち、内側には中庭があるという、ドイツの典型的な街区の構造。
写真3-2-5 客室 写真3-2-6 客室
左:客室はダブルですが、当然一人で泊まります(笑い)。都市型のミニマムな作り。外観は一時代前のデザインだけど、内部は超モダン。リフォームされているようです。
右:洗面台は客室内にありました。左手のタオルが掛かっているところ。
写真3-2-7 サニタリー 写真3-2-8 朝食
左:トイレとシャワーブース。洗面台が客室にあるので、ミニマムサイズ。
右:ビュッフェ式朝食。ビジネスホテルなので品揃えは少なめでしたが、量は遠慮せずお昼の分まで充分頂きました。
写真3-2-9 壁掛けTV 写真3-2-10 ドア・ストッパー
左:写真3-2-5客室の右側の壁に掛かっているTV。枠は白壁と同系色。少なくとも電源ケーブルとアンテナ線は必要不可欠ですが、ケーブル類が一切見えていません。TVの左手にあるパネルは、壁にはめ込まれているので、この裏から配線しているらしい。確かにケーブルを隠すとスマートだし、インテリア・デザインへのこだわりが、ドイツらしい。
右:日本だと一般的に床に付けるドア・ストッパーが壁に取り付けられ、床に突起物が無いので、掃除はしやすそう。ただドアを開けたまま固定できず、一長一短あります。
3-3 Zur Rursee ルーア湖へ
旅行7日目、デュッセルドルフを出発して、ドラマのロケ地を巡りながらアイフェル国立公園のルーア湖ほとりの宿まで約250kmのドライブ。宿に近いアーヘンの天気予報は曇りのち雨。予想最高気温12度、最低気温6度で、昨日と同じような天候です。
写真3-3-1 GS店頭のATM 写真3-3-2 レバークーゼン給水塔
左:9時半頃デュッセルドルフのホテルを出発して雨の中を18分、Raststätte Ohligser Heide West オーリヒサー・ハイデ西SAで給油。ドイツの街角では日本の自動販売機並にATMをよく見かけますが、GSの店頭にはびっくり。地名のオーリヒサー・ハイデは、ゾーリンゲンの西にある147haの自然公園で、週末の休暇を過ごすにはよさそうで、いずれ訪れてみたい。
右:更に15分ほど走って、目的地のVolkshochschule Leverkusenレバークーゼン・カルチャースクールに到着。右写真はこの近くにあるWasserturm der Energieversorgung Leverkusen給水塔。高さ約72m(24階建程度)、展望台と4,000tの貯水槽があり、レバークーゼンのランドマーク。ここはレバークーゼンの都心。道はよく整備されていますが、車は多いし、迷路みたいだし、道路工事で迂回させられたり、けっこうスリルに富んだドライブで、都市型冒険旅行みたい。旅行7日目にして運転に余裕が出てきたかな。
●ケルン・ホルヴァイラー
写真3-3-3 ホルヴァイラー DR画像 写真3-3-4 Targo Bank ATM
左:次は15kmほど走って、ケルン郊外の住宅団地Köln-chorweiler ケルン・ホルヴァイラーに寄ります。到着直前、道路を曲がったら番組で見かける高層住宅棟が目に入り、思わず声を上げてしまいました。
右:団地の中心にあるショッピングモールに車を停め、お金を引きだそうと思い、ATMの案内板に沿って歩いても見つけきれないので、案内所で教えてもらい、やっと銀行にたどり着きました。ATMに日本の銀行のキャッシュカードを差し込んだら、いつもは欧州系の言語を選択する画面が出るのに、いきなり日本語表示になったので、今日二回目のATMに関する驚き。11時頃出発して次へ向かいます。
●アオトホーフ・フレッヒェン
写真3-3-5 自由の女神 写真3-3-6 昼ご飯
左:高速道路のSAに二つ寄り、道も間違えたりして昼前Autohof Frechen アオトホーフ・フレッヒェンに到着。Autohofは直訳すると「道の駅」ですが、設備としては、一般道の脇にあるSAとトラックターミナルの複合施設。ここにはドラマで見た「自由の女神」があります。
右:ここでお昼にしました。チーズケーキとカフェオレ。カフェオレに小さなお菓子が添えられているのがドイツ流。
●ノイラート火力発電所
写真3-3-7 ノイラート火力発電所 写真3-3-8 湿地帯
左:ケルンから西へ35km、ドイツで最大の火力発電所Kraftwerk Neurathノイラート火力発電所がロケ地だったので訪れました。7基で440万kwあり、ケルン中心部にある展望台からも見えるほど巨大で、近づくと更にそのスケールにおののきます。
右:到着直前、目の前に発電所が見えているのに、なかなか近づけなくて周辺をウロウロしていたら、集落の直ぐそばに美しい湿地帯がありました。航空写真で見ると小さな池が四つあり、周囲には遊歩道が整備されています。スーパーREWEもある、集落のこんな近いところに自然豊かな緑地があるなんて素晴らしい。
レオポルド=ホーシュ美術館
写真3-3-8 レオポルド=ホーシュ美術館正面
発電所から50kmほど走り、ケルンとアーヘンの中間にあるデューレンDürenという人口9万人の都市に寄ります。目的地は中心部にあるLeopold-Hoesch-Museumレオポルド=ホーシュ美術館。実業家レオポルド=ホーシュが建設資金を提供し、1905年にネオバロック様式で建設され、第二次世界大戦で大きく損傷したものの修復されたとのこと。シンメトリーでエレガントな外観にうっとりします。
写真3-3-9 マリーン教会 写真3-3-10 地方裁判所
左:美術館前の広場には、他に建物がありました。カトリックのMarienkircheマリーン教会。 こちらは戦災で破壊され1949年に再建。塔は1955年の再建とのこと。ロマネスク様式を踏襲しつつも、連窓・緩やかな寄棟に現代的な要素も折り込んで、設計者のセンスを感じます
右:もう一つ大きな建物がありました。Amtsgericht地方裁判所だそうです。ホテルでもおかしくなさそうな、公共建築らしからぬオシャレさ。
写真3-3-11 エンブケン DR画像 写真3-3-12 DR画像
この後、ルーア湖畔のホテルまでの道のり約30kmは、デューレンの市街地を離れるとのどかな農村地帯。歴史を感じる小集落を次々にたどるという、ドライブの醍醐味を感じる40分でした。
あいにく小雨模様でしたが、DR画像は、どこを切り取っても絵になり選択に迷います。
左:Stadt Nideggen Embkenニデッゲン市エンブケンという人口700人の集落を通ります。左手の教会は16世紀に建てられたPfarrkirche St. Agatha聖アガタ教区教会。
右:集落を抜けると、緩やかな丘陵地が続きます。すっきりしない天候で菜の花畑もいまいち色がさえません。16時前、アイフェル国立公園の中にある河畔のホテルに到着。
3-4 Der Seehof ゼーホーフ
●湖畔の四つ星リゾートホテルに泊まる。
写真3-4-1 外観 写真3-4-2 宿泊階の平面図
Schwammenauel Seehof 10, 52396 Heimbach
一人旅だから三つ星程度のホテルで充分。だたここでは好きなドラマに登場した遊覧船に乗るために、船着場にある四つ星ホテルが、オフシーズンだからか三つ星ホテル並のお手軽な値段だったので、2泊して「リゾート気分」を楽しむことにしました。赤枠が泊まった部屋。
写真3-4-3 客室前室 写真3-4-4 客室前室
部屋に入ると寝室ではなくワードローブがある前室。ここだけで14㎡(約8帖)ほどあります。一般的なビジネスホテルなら、ここだけで一般的な客室面積。
写真3-4-5 寝室 写真3-4-6 寝室
左手に進むと寝室です。予約ページには28㎡(17帖相当)とあり、計算すると寝室だけの面積らしい。ツインルームですが当然一人です(笑い)。建物の外内ともモダンなデザインです。
写真3-4-7 寝室 写真3-4-8 バルコニー
左:寝室内の冷蔵庫(ミニバー)
右:寝室のカーテンを開けるとバルコニーがあります。
写真3-4-9 客室のバルコニー
バルコニーへ出ると、明日乗る予定の遊覧船と船着場が見えました。この部屋は湖のサイドビューです。湖の正面はスイートルームなので高くなります。金婚旅行にはいいかな。
山並みと湖。日本にはわりとありそうな景色ですが、平坦地が多いドイツにあっては格別。
写真3-4-10 サニタリー 写真3-4-11 サニタリー
前室の右手がサニタリー。9㎡(約5.5帖)あります。前室14㎡+寝室28㎡+サニタリー9㎡=51㎡。2LDKくらいの面積を独り占め。これでダブルルームのひとり利用で1泊朝食付き88ユーロ(約11,000円)。内訳は室料80.5ユーロ。朝食7.5ユーロ。なお同じ条件で日付だけ変えて検索してみると7月の平日で139ユーロなので、泊まった日はそれからすると約40%OFFでかなりお得。
●夕食前の散策と軽食
写真3-4-12 付近を散策 写真3-4-13 ホテルのカフェテリア
左:夕食にはまだ早いので、少し散策。ここはダム湖だと分かります。
右:平日の中途半端な時間帯、しかも小雨が降ったりやんだりの肌寒い天候だからか、ホテルのカフェテリアはひっそりとしています。瓶ビールのガッフェル(ケルンの地ビール)2.3ユーロとケーキ3.1ユーロ。ケーキは勘定書にSahnekuchen(クリームケーキ)としか書いてないので、実態を表していません。内側は木の実がベースの生地に少々の生クリームが薄くサンドイッチされていて、外側はチョコでコーティング。恐らくトッピングされている「豆」が、中身の木の実だと思います。いかにもドイツ人好みのケーキです。甘さ控えめとは言え、ケーキとビールなんて、甘党でもあり左党でもある私らしいでしょう(笑い)
●夕食
写真3-4-14 クリームスープ 写真3-4-15 オムレツ
ホテルの回りに飲食店は無いし、車で出掛けると飲めないので、ホテルのレストランを予約。メニューは、ベルギーが近いせいか、ドイツにしてはちょっとオシャレ。せっかくの四つ星なので、私にしてはちょっとリッチな夕食。
左:Cremesuppe von der Puy Linse mit Ras el Hanout 5.5Euro
最初のクリームスープしか理解できませんでしたが、まずいものは出てこないだろうと思って注文してみました。旅行記をまとめながら調べてみると北アフリカ発祥のミックススパイス・ラスエルハヌートで味付けしたレンズ豆のクリームスープ。色はともかくおいしかった。
右:Omelett gefüllt Schafskäse, Tomaten, Basilikum 14Euro
オムレツに羊のチーズ、トマト、バジルのサラダが添えてあります。そもそもOmelettはフランス語だし、ドイツ人は卵を一般的にゆで卵で食べるので、ドイツでオムレツは珍しい。
写真3-4-16 白ビール 写真3-4-17 モーゼル・ワイン
一転してアルコールはドイツ産。
左:Paulaner Hafe 0.5L 3.9Euro ドイツで定番のミュンヘンの生ビール、パウラナー白ビール0.5リットル。私がビール1杯で終わるはずがなく、辛口の白ワインを頼みました。
右:Rivaner - Mosel, trocken, Ernst Hein, feine tropische Frucht, leicht, mild in der Säure 0.2L 6.5Euro リヴァーナー - モーゼル、辛口、上質なトロピカル・フルーツ、軽い、マイルドな酸味。
ここもメニューに書いてあったとおりに書き出し。リヴァーナーはドイツでは代表的な白ぶどうの品種ミュラー・トゥルガウの別名で、Ernst Heinエルント・ハインは醸造所らしい。
デキャンターで運ばれてきたので多いように見えますが、200cc牛乳1本分です。
支払いは、部屋付けで宿泊費と共にクレジットカード払いなので、ウェイトレスには別途現金でチップを少々あげました。今日はここまで、お休みなさい。
●朝食
写真3-4-16 客室のバルコニーより 写真3-4-17 朝食会場
左:翌朝カーテンを開けると、朝靄に包まれ幻想的。外気温を実測すると7度でした。
右:朝食会場のレストランへ。湖が見えてすがすがしい。席は半分くらい埋まった程度で、観光客のグループの一方で、明らかにビジネスマンも数人いたので驚き。
写真3-4-16 朝食 写真3-4-17 朝食
さすが四つ星ホテルのビュッフェ形式だったので、目移りするくらい品数が多く、お昼の分までしっかり頂きました。明日の朝食も選ぶのが楽しみ。
3-5 Wesertalsperre ヴェーザータールシュペアレ
旅行8日目、ルーア湖畔のホテルをベースに、いずれも日本の旅行ガイドブックには掲載されていない次の3カ所を訪れます。
1.国境を越えてベルキーの自然公園にあるダム湖まで片道約50kmのドライブ。
2.一旦ホテルへ戻り車を置いて、ルーア湖で観光船に乗る。
3.ハイムバッハを散策。
ルーア湖に近いアーヘンの天気予報は雨ときどき。予想最高気温14度、最低気温6度で、昨日と同じような天候です。
●ベルギーの自然公園へ
実は車で国境を越えるのは初めて。少しワクワクします。ベルギーはオランダ語とフランス語の国だと思っていたら、ドイツ語公用語の地域もごく僅かながらあるらしく、今回訪れるダムはまさしくその地域。だから地名もドイツ語のWesertalsperre(ヴェーザー谷の防壁)。ここもドラマのロケ地だったので、わざわざ出掛けました。
写真3-5-1 高速道路 DR画像 写真3-5-2 オイペン市内
左:8時45分頃、ホテルを出発。行きはナビに従って、高速道路を経由。高速44号線を南西へ向かいます。画像の前方に国境があるはずですが、何も気づかずに通り過ぎてしまいました。DR画像をチェックしてみると、右端に[0.0]ポストが見えています。
シェンゲン協定により、欧州の国家間は検査無しで国境を越えることができるため、国境は意味をなさないのでしょう。
右:ベルギーの都市オイペンへ入りました。交通信号機がドイツとデザインが異なる事を除けば、カーラジオからは相変わらずドイツ語が流れるし、前方の看板にはドイツ語で「Bahnhofmarket(駅市場)」と書かれているし、ドイツ国内に居るかのように殆ど違和感がありません。
シルバーのフォルクスワーゲン・ゴルフはドイツ・アーヘン・ナンバー、ワインレッドのルノー・モデュスはベルギー・ナンバーと、日本なら隣の県の車が仲良く並んでいる感じ。ちなみにベルギーのナンバープレートは、地域を表示しない表示法だそうです。
ここから北へ20kmほど向かうとオランダとの国境があり、3ヶ国が接する地域です。
写真3-5-3 全景
オイペンから山手へ向かうと目的地のダムに到着。ドラマでは人里離れた秘境のような印象を受けましたが、ビジター・センターやオートキャンプ場もあるという、レクレーションに向いた素晴らしい自然公園で観光スポットでした。正面の高い塔がビジター・センター。
写真3-5-4 ダム湖 写真3-5-5 オートキャンプ場
左:1950年に完成した、ベルギー国内に上水道を供給するダム。貯水量2,500万m³、水面126ha。
ちなみに長崎市水道局のホームページ(※、日本語)を見ると、ダム16カ所の合計貯水量でも1,720万m³なので、それよりも1.45倍あり、それなりの大きさ。面積は、東京ディズニーパーク(ディズニーランド&シー)100ha、ハウステンボス150haなのでその中間。
右:ビジターセンターへ来ました。右側はオートキャンプ場。オフシーズンだからか閑散としています。
写真3-5-4 一般道 DR画像 写真3-5-5 国境標識
左:ホテルへの帰り道は、高速道路を避けて一般道を通ります。アイフェル山地ですが山なみのワインディングロードというより、なだらかな丘陵地の平坦・直線道路が大半。郊外の新興住宅地のような、わりと新しい集落をいくつも通ります。
右:行きと同じで検査無しでドイツへ「帰国」。「国境」に国名Bundesrepublik Deutschland(ドイツ連邦共和国)と書かれた、交通標識サイズの小さな表示がありました。日本の「県境」程度の意味しかないですね。ホテルには11時15分頃帰着。以上、「ベルギーへ往復100km、2時間半のドライブ」を終わります。
3-6 Rursee Schifffahrt ルーア湖遊覧船
写真3-6-1 桟橋 写真3-6-2 アッパーデッキ
ルーア湖は、三つのダム湖から構成されており、貯水量20,320万m³、水面783ha。Bleiochtalsperre in Thüringenに次いで貯水量・水面ともドイツ2位。水面はハウステンボスの5倍以上あり、広い水面を遊覧船2隻が、10時から17時まで1時間~2時間おきに運航しています。山中の閉鎖水域なのに、どうやってこの船を浮かべたんだろう。
車はホテルの駐車場に置いて、12時発の遊覧船に乗りました。終点まで往復する1時間45分の船旅。平日のしかも長崎の真冬のような寒い曇り空でしたが10人くらい乗船客がいます。寒いのに皆アッパーデッキへ。雨上がりなのでベンチは濡れていて、手持ちのタオルなどで拭いて座ります。そこまでして外に乗るがドイツ流。
写真3-6-3 写真3-6-4
遊覧船と言いつつ、定期航路と同様に途中小さな桟橋に寄りながら、波静かな水面を滑るようにゆっくりと進みます。船酔いとは全く無縁。湖は蛇行していて、岬を回り込んで初めて進行方向の視界が開け、次々に景色が変わり飽きません。
写真3-6-5 別荘地
途中いくつも別荘地らしき集落が見えます。恐らく景観条例のようなルールがあるのでしょう、屋根の形状・色、外壁の色に統一感があり、自己主張せず緑に溶け込んでいます。
写真3-6-6 遊覧船ステラ・マリス 写真3-6-7 終点ルーアベルク
左:私が乗ったAachenアーヘンは、Stella Marisステラ・マリスと2回すれ違います。
右:終点のRurbergルーアベルクに到着。下船・散策して、後の便で帰ってもいいのですが、船旅が目的で乗ったのでこのまま下船せずに戻ります。
写真3-6-8 船内レストラン 写真3-6-9 昼食
復路は下のレストランに降りて遅めの昼食。グーラッシュ(ハンガリー起源のシチュー)4.5ユーロと瓶ビール・ビットブルガー・ピルス2.4ユーロ。ビットブルガーはドイツでメジャーなピルスナー。午後は運転しないので、安心して飲めます(笑い)。
船上レストランですが、値段がこなれていて地上と変わらずありがたい。揺れがほとんどなく、加えて素晴らしい操船で桟橋にそっと衝撃なく接岸するので、このように瓶・コップで提供できるのでしょう。
3-7 Heimbach ハイムバッハ
●渓谷の小さな巡礼地
写真3-7-1 観光案内板の写真
ハイムバッハはルーア川の渓谷にひっそりと佇む人口1,000人ほどの小さな町。中心部にあるカトリック教会は巡礼地として有名らしい。日本出発時予定にありませんでしたが、車で通り過ぎた時に、歴史の重みを感じる町並みが気になって、本日改めて訪れることにしました。この写真は、ホテルそばのバス停に掲げられていた観光案内板の写真。
写真3-7-2 地図
上:地図の左上[ホテル]に近い船着場からトロッコ・バスに乗って地図の赤線を3.2km所要時間15分でハイムバッハ[駅]まで乗車。その後青線を散策しながら約7km歩いてホテルへ戻ります。ホテルまであと約2kmのところで天候急変。詳しくは後述。
右:トロッコバスが11時から18時まで1時間おきに船着場とハイムバッハを結んでいます。ホテルに近い船着き場から14時発のトロッコバスに乗ります。
写真3-7-3 トロッコ・バス
写真3-7-4 ハイムバッハ駅 写真3-7-5 ルーア谷鉄道
左:ハイムバッハ駅前でトロッコ・バスを下車。駅舎はビジター・センターでした。
右:ホームへ向かうと、デューレンDürenとの間を45分で結ぶRurtalbahnルーア谷鉄道の2両編成のディーゼル・カーが停車中。調べるとデューレンの先はケルンまで鉄道で約23分なので、逆にケルンから鉄道でハイムバッハ~トロッコバスでルーア湖~遊覧船という日帰り観光コースの出来上がり。
写真3-7-6 ルーア川
駅から市街地へ徒歩で向かいます。深い緑に囲まれたルーア川には石橋が架かり、左上の丘の上にはBurg Hengebachヘンゲバッハ城が見え、旅情誘う風景に癒されます。ハイデルベルクをミニチュア化したような雰囲気があり、旅の醍醐味感じる一瞬。
写真3-7-7 レトロな町並み
テーマパークを連想するような町の中心に来ました。閉まっている店もあって、賑わいを感じられないのが寂しいですが、ほぼ確実に日本人とは出会わないだろうと思われるレトロな風景を独り占め。
●苦難の歴史を持つヘンゲバッハ城
写真3-7-8 写真3-7-9
左:城にはエレベーターでラクラク登れました。Wiki.de(※、独語)によれば、創設は14世紀より前。1687年に火災で荒廃。1904年に廃城を決定するも、地元民が保護協会を設立し完全に修復。それも先の大戦で再び破壊。1970年に完全に再建されたとのこと。
右:「休暇住宅に空室有り」の張紙があり、最低2泊から1泊当たり85ユーロ。犬同伴可。ライン川やモーゼル川沿いの古城ホテルは、人気があって高めなのでここは穴場。その下には、展望台への登はんは無料と書いてあります。だったら登ってみなくちゃ。
写真3-7-10 展望台からの眺望 写真3-7-11 城門
左:写真3-7-8の屋根上に見える丸い塔の屋上の展望台へ到着。360度の眺望が素晴らしい。写真は今来た方向で、正面奥が泊まっているホテルとルーア湖。
右:塔を降りると、絵本そのままの城門Burgtorがありました。
●巡礼教会
写真3-7-12 写真3-7-13 聖クレメンツ
左:この写真は、城の展望台から。Kath.Pfarr - und Wallfahrtskirche St.Clemens und Christus Salvator カトリック教区・巡礼教会 聖クレメンスと救世主キリスト。塔から右側の古い建物が聖クレメンツ。中世からあった教会堂が1687年の都市火災で焼け、1725年に再建されたとのこと。左側の新しい建物(1981)が救世主キリスト。
右:右手、質素なバロック様式の堂内に入りました。あいにく写真は撮りませんでしたが、左手は現代的な聖堂で、正面には彫刻祭壇がありました。つまり、新旧二つの礼拝堂が一体の建物の中にあるという、珍しい構成の教会でした。
写真3-7-14 写真3-7-15
写真3-7-16
左上:町並みは歴史を感じる雰囲気があります。白壁とグレーの屋根の木組みの家並みが美しい。
右上:ただ、右側に鉄筋コンクリートの建物が写っているように、景観に統一感がないところが、国際級観光地にかなわないところ。ただ裏返すと観光客が溢れていないので、私向き。
左:青空が広がって観光日和になりました。このあたりでアイスで休憩。1.9ユーロ
写真3-7-17 レストラン 写真3-7-18 貯水池
左:集落を離れぼちぼちと帰路についた途端、景色に溶け込んだロッジ風の雰囲気のよいレストランがあり、このまま通り過ぎるのが惜しく再び休憩。
写真3-7-19
左:船上で飲んだビールと同じビットブルガー。穏やかな日差しと小鳥のさえずりの中、木立の先にヘンゲバッハ城を眺めながらテラス席での一杯は、言葉にならない心地よさ。もっと飲みたい気分ですが、歩いて帰るのでほどほどに。
右上:帰り道はルーア川に沿ってホテルまで歩きます。この付近もは小さなダムにせき止められている貯水池Staubecken Heimbachです。このあたりは、パラパラと歩いている人がいました。
写真3-7-20 レストラン
途中これ又、山荘風の佇まいのレストラン「Terrasse am See湖畔のテラス」が町の中心部から離れた山間にありました。坂の登り口にあったメニューを見ると、定番の肉料理の他に魚料理「Eifelforelle(アイフェルのマス)」などの郷土料理も。
手前の青い旗Rursee Bahnは、トロッコ・バスの停留所なので、飲んでもホテルに帰られます。夕飯は無くランチのみ。昼下がりはティータイム。一度食事してみたいな。
●ユーゲント・シュティール様式の水力発電所
写真3-7-21 水力発電所 写真3-7-22 水力発電所
左:更に歩いて行くとユーゲント・シュティール様式(以下「US様式」という)の水力発電所(1905)Jugendstil-Wasserkraftwerk in Heimbachがありました。US様式については3-8 あとがき参照。
それではこの建物を見てみましょう。アレ、どこかのTV番組で聞いたようなフレーズ(笑い)。確かに新古典主義とは一線を画し、当時としては前衛的だったことでしょう。ロマネスク様式の教会を連想させるデザインが、遊び心にあふれ独自性を表しています。モダニズム建築へ飛躍する助走の時代を感じ、この時代だからこそなしえた造形で、確かに時代を象徴する建築物だと感じます。
写真3-7-23 転落禁止?交通標識 写真3-7-24 水保護区域
左:分かりやすい標識ですね。でも「転落注意」なら「踏切有り」と同じ黄色の警戒標識だけど、「止まれ(逆三角形)」と同じ赤の三角なので規制標識だとすると「転落禁止?」ドライバーの生命よりも、貯水池の水質(飲料水、つまり多くの市民の生命)を守るという凄みを感じます。Wiki.de(※、独語)によれば2013年に廃止された標識らしい。
右:これは高速道路でよく見かけますが、なにせアッという間に通り過ぎてしまうので、じっくり見たのは初めて。タンクローリーらしいロゴとWassr-Schutzgebiet水保護区域と書かれています。調べてみると、飲料水を汚染するような劇物を積載する車が通行する場合は、当局との協議が必要らしい。時刻は午後4時45分。急に土砂降りとなりました。
写真3-7-23 雨にかすむ水力発電所 写真3-7-24 ボールバルブ
左:雨の中、更に歩いて行くと、別の水力発電所Wasserkraftwerk Schwammenauelシュヴァンメナウエル水力発電所がありました。
右:土砂降りで早くホテルへ帰りたいので、近づいて見るつもりはありませんでしたが、水力発電所の横をを通らないとホテルへ帰れません。このコンクリートミキサー車のような機械は、Kugelschieberボールバルブらしい。
写真3-7-25 ホテル付近の航空写真
これは水力発電所にあった航空写真。水力発電所からホテルまで直線で200mほどですが、実際は1.3kmの山道で、晴れていれば13分ほど踏破できるところ、途中危うく道を間違えそうになり、ただでさえ木々に覆われて薄暗いのに、雨模様の夕方、雨でぬかるむ砂利道を、心細い気持で23分ほどかかって5時15分過ぎホテルにたどり着きました。シャワーを浴びて着替えて、ホテルのレストランへ。
昨日は、3分の1ほどの入りだったので、恐らく今日も予約せずとも大丈夫でしょうが、一人旅でも予約した方が眺めの良い席を用意してくれるので、今日も予約しておきました。
●夕食
写真3-7-26 コンソメスープ 写真3-7-27 ベルリン風子牛のレバー
左:Consomme von der Petersilienwurzel 5.5Euro パセリの根のコンソメスープ
調べたところパセリの根って、白い人参みたいで食べられるんですね。浮かんでいる白いサイコロがそれみたい。香りが葉よりも強いらしいのですが、覚えてません。豚に真珠。
右:Kalbsleber Berliner Art Zwiebeln, Apfelscheiben, Kartoffelpüree 18Euro ベルリン風子牛のレバー、タマネギ、リンゴスライス、マッシュポテト。今日みたいに歩き疲れたときに、低カロリーながら鉄やビタミンが豊富なレバーは、栄養補給に最適ですね。
飲み物の写真は掲載しませんが、昨日と同じパウラナー白ビール。そしてワインは、バーデンの辛口の白。Grauer Burgunder - Baden trocken, Martin Wassmer intensiv und verführerisch an der Nase, sortentypisch nach Aprikose und Honig 0.2L 8Euro グラウアー・ブルグンダー、バーデンの辛口、すがすがしく魅力的で、芳醇な香り。
●朝食
写真3-7-28 朝食会場 写真3-7-29 客席から
左:種類が多くて、5~6泊しても全部食べきれない・・・。そうかリゾートホテルは連泊客が多いので、飽きないようにしてあるのかな。卵はゆで時間8分と5分が用意してあって、固ゆでと半熟とのこと。半熟を選びました。
右:客席から。今日も朝靄に包まれています。外気温は10度くらい。
写真3-7-30 朝食 写真3-7-31 朝食のパン
今見てもヨダレが出てきちゃう。パンも美味しく、たっぷり頂きました。これだけ腹ごしらえすれば、一日しっかり活動できます。
3-8 Nachwort あとがき
●ユーゲントスティール様式とは
19世紀末から20世紀初頭にかけて新古典様式が席巻し、上の写真3-3-8レオポルド=ホーシュ美術館(1905)のネオバロック様式などが幅を利かせる時代、「構成と装飾の一致を理念とし、美と実用性を融合させる」新しいスタイルが求められるようになった。
1910年代になると、ファグス靴型工場(2016ドイツ旅行その4>4-2 ファグス靴型工場)のような現代に繋がるモダニズム建築が産声を上げる。ユーゲントスティール様式はそのような世紀末から新世紀にかけての時代に、唯一無二のデザイン性を強調して登場するも、一世を風靡するとまではいかず、実験的に試みられて次のモダニズム建築へと昇華されることになった。
●ドイツの古里アイフェル地方
写真3-8-1 貯水池
手元にある「地球の歩き方 ドイツ 2016-17年版」には、アイフェル地方について「アイフェルは、コブレンツの西部からアーヘン、トリーアが取り囲む一帯で、起伏の多いアイフェル山地と深い森、火山湖マールが織りなす自然と、その谷間にひっそりとたたずむ町が魅力的。公共交通機関の便がよくないこともあり、日本ではまだあまり知られていない地域だ。」とあります。
デュッセルドルフやケルンなどの大都市からそれほど遠くない所に、こんなに魅力的なところがあるなんて驚き。しかもロマンチック街道のように国際的な観光地化されていないため、喧噪とは無縁。
2014年に、たまたま好きな刑事ドラマのロケ地探訪で訪れて以来、気に入って毎年のように訪れています。
今回偶然にも通りすぎたハイムバッハも、日本からの観光ツアーには絶対組み込まれない小さなレトロな町。ゴールデンウィークの日本の観光地に押し寄せる、想像を絶する人の波を想像しながら、静かな山間のレストランのテラス席で飲むビールは、言葉になりません。
一般的に「交通の便が悪い」はマイナスイメージですが、「交通の便が良い」と逆に均質化してしまって、町の個性が薄められるので、プラス面もありますね。
●ドイツ語にひたる
写真3-8-2
ドイツ語だけの水力発電所の説明板
ハルツ地方も同様ですが、ここはローカルな観光地なので、表示はほぼ全てドイツ語のみ。宿で、観光施設が割引になるカードと説明書をもらいましたが、これもドイツ語だけ。割引を受けるには読みこなさないといけないので、私のお粗末なドイツ語では電子辞書とくびっきり。
せっかくドイツ語が話せる環境なので、宿のフロントやレストランのウェイトレスには積極的に話しかけたり、私が言ったドイツ語を訂正してもらったり。
はたまた、この後3泊するケルンの宿(アパートホテル)からメールがあり、予約したアパートホテルで大きな問題が発生したので、所有する別の宿(中心部より少し遠いが広い)に変えたい、との知らせ。一人旅だから、広くても遠くなるデメリットしかないので、値段交渉をドイツ語でやり取り。現地に来ると否応なくドイツ語を使う環境になるので、勉強の連続で、それはそれで大変ですが、好きなドイツ語なので苦になりません。その割にはいつまでも初心者で進歩がないな~
●長期休暇が当たり前になる日を願う
写真3-8-3 バルコニー付き50㎡を
一泊朝食付約11,000円で独り占め
「舶来品」という言い方があります。先日、外大生に聞いたら「知らない。」と。若い人にとってもう死語なんですね。たとえば、ニベア、アディダス、プーマはドイツ発祥だけれども、別にどこから入ってこようが「よいモノを使う。」それだけの物差しだろうと思います。
新聞では、インバウンド、リピーター、LCCなどの言葉が踊っていますが、恐らく次の段階で、「海外旅行」も死語になりそう。つまり国内だろうが、国外だろうが、関係なくなりそう。
ドイツは大都市や国際級の観光地を離れると、観光客は少なめで、宿泊料・飲食費もこなれています。調べてみると、ドイツは年休消化が当たり前なので、平日でもそれなりに観光客がいます。日本は週末に利用が集中するので、稼働率が悪く、どうしても高めの価格設定にしないと採算がとれないとのこと。
ワンダーフォーゲルという言葉はドイツ語由来ですが、今回ハルツ山地やアイフェル山地を訪れてみて、多くの人が山歩きを楽しんでいました。ドイツ人はお金をかけない休暇の過ごし方がうまい。
世界はグローバル化してきているので、いずれ日本もドイツのような休暇の過ごし方に近づいていくと思いますが、時間がかかりそう。本当は、OFFでしっかり休めば、結果的にONの普段の生活や仕事にもよい結果が出るので、もっと気軽に国内でも海外でも好きなところで長期休暇が過ごせるようになるといいなと思います。
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