Eine Deutschlandreise 2014 ドイツ旅行 (3/5)
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Inhalt 目次
1 Süddeutschland 南部ドイツ
2 Norddeutschland 北部ドイツ
3 Rheinland ラインラント

4 Umwelt und Architektur 環境と建築
5 Deutsch und Kultur ドイツ語と文化
3 Rheinland ラインラント
3-1 Bis Köln ケルンまで
3-2 Monreal モンレアール
3-3 Düsseldorf - Flughafen Köln/Bonn デュッセルドルフ~ケルン・ボン空港
3-4 Domapartment ドームアパートメント
3-5 Köln ケルン
3-6 Rhein ライン川
3-7 Frankfurt am Main フランクフルト
3-8 Nachwort あとがき
3-1 Bis Köln ケルンまで
●長距離も苦にならない楽しいドライブ
ドイツ9日目、旅もいよいよ後半。ロストックの知人宅を早朝に出発し、途中知り合いの学生さんとデュッセルドルフで合流して、ケルンへ向かいます。到着地ケルンの天気予報は晴れ、最高気温15度、最低気温7度。デュッセルドルフまでおよそ580km、休憩込み6時間、今回の旅でも一番のロングドライブ。一人で運転を続ける大変さよりも1日ベンツでアウトバーンを走れる楽しさが先立ちます。もともとベンツって、どんなに走っても疲れる車じゃないですし。
早朝6時半に知人宅を出発。デュッセルドルフ到着は12時半の予定。
写真3-1-1 一般道 写真3-1-2 ゼリナー湖北パーキングエリア
左:暫く一般道を走ります。土曜日の朝なのでスカスカ。フロントガラスが汚れています。見苦しい写真でゴメンナサイ。天候は晴れ渡って、春の日差しが心地よい快適なドライブです。
右:高速20号線に乗り西へ、リューベックまでのおよそ120kmは、片側2車線が整備されていながら、交通量は著しく少なく快適なドライブ。写真は出発して40分ほど、ヴィスマールの手前、ゼリナー湖北パーキングエリアSelliner See Nordで最初の休憩。パーゴラの上に太陽光発電パネルが載っています。
写真3-1-3 エラーブローク・パーキングエリア 写真3-1-4 エラーブローク・パーキングエリア
高速20号線から、リューベックで高速1号線に乗り換え南へ、リューベックとハンブルクの中間にあるエラーブローク・パーキングエリアEllerbrookで2回目の休憩。1回目の休憩からおよそ1時間、120km。全く偶然なんですが、1年前もここで休憩しました。時刻は8時15分頃。
左:小も小分けの個室が並ぶ珍しいトイレ。
右:週末なのでこのとおりガラガラ。幹線なので、平日はトラックで満車になる事でしょう。
写真3-1-5 写真3-1-6
左:更に高速1号線を南下します。写真はナビの画像。ブレーメンの南東、オイテンOyten付近を走行中。画面は上から到着予定時刻12時29分、あと305km、2時間57分と出ています。予定どおり。
右:10時半頃、オスナブリュックの手前、ダマー山サービスエリアRasthof Dammer Bergeで3回目の休憩
写真3-1-7 ダマー山サービスエリア 写真3-1-8 ダマー山サービスエリア
左:ダマー山サービスエリア。
右:おやつのアイス。グ○コのジャイアントコーンのイメージ。
写真3-1-9 写真3-1-10
ダマー山サービスエリアから更に走って11時半、ミュンスター近郊の小さなサービスエリアで早めのお昼にします。先ほどのダマー山サービスエリアで買っておいたパン。
写真3-1-11 まもなくデュッセルドルフ 写真3-1-12 デュッセルドルフ市内
左:デュッセルドルフが近づいて来ました。そろそろ高速を降ります
右:デュッセルドルフ市内へ入ってきました。正面の塔は、聖ズイトベルトゥスSt.Suitbertus。
Auf'm Hennekampを行く路面電車が目の前を通り過ぎます。目的地まであと5分
●デュッセルドルフ・IIKに到着
写真3-1-13
目的地の語学学校IIK(Institut für Internationale Kommunikation)に13時前に到着。合流時間に間に合いました。ここに語学研修に来ている長崎外国語大学の学生さん3人と交流します。学生さんとは同じドイツ語を学ぶ仲間として顔見知りです。
●レアものグッズがたくさんあるハリボーの産直店
写真3-1-14 写真3-1-15
写真3-1-16
学生さんと一緒にドライブしてケルンへ向かいます。まずノイスにあるハリボーの産直店。この産直店は、羽田に見送りに来てくれた知人から以前教えて頂いたところ。ハリボーの産直店はネット検索すると各地に数店舗あるようで、今回はデュッセルドルフから一番近いここにしました。もちろんグミもたくさんありますが、お目当てはレアもののグッズ。左は娘達に買ったハンドタオル。右は親戚の子供達に買ったナイロンバック。他にキーホルダーなどもお土産として買いました。右写真は店舗の前で学生さん3人。
ネアンデルタール(ネアンデル谷)
写真3-1-19
大満足の笑顔
写真3-1-17
ネアンデルタールの銅像
写真3-1-18 アプフェルシュトゥーデル
次に向かった先はハリボーの産直店から東へ30kmほど走ったネアンデルタール。昨年の旅行で訪れて、起伏にあふれた緑豊かな渓谷がとても気に入ったので、学生さん達を案内しました。ネアンデルタール博物館には入らず、博物館そばのオープン・カフェで休憩。私はアプフェルシュトゥーデルを頂きました。
端正なゴシック様式の教会 アルテンベルガー大聖堂
写真3-1-20 祭壇 写真3-1-21 西の窓
写真3-1-22
次に向かった先は、南へおよそ40kmのアルテンベルガー大聖堂Altenberger Dom。少々行きにくいからか、日本語のガイドブックには載っていません。しかし、ゴシック様式の美しく大きな教会との事で行程に入れました。この教会についてはこのブログ(※、日本語)に詳しく書かれています。
写真3-1-23
敷地内にあったブロンズ製の模型を何気なく撮影してきました。19世紀頃の最盛期の様子かなと思って、ネット検索して現在の航空写真と見比べると同じ。現在でも変わらぬ偉容を誇っているようです。30分ほど見学して、今日の最終目的地ケルンへ。ケルンまでおよそ20km、30分。今日はロストックから700km近い移動距離でした。
●ケネディ河畔のビア・ガーデンで夕食
写真3-1-24 2011.4撮影
ケルンでは、昨年と同じドームアパートメントに3泊します。
チェックインし、車を置いて、ケルンでお気に入りの場所であるハイアット・リージェンシー・ケルンへ。このホテルの庭先にあるビア・ガーデンで学生さん達と夕食
今回、このビヤ・ガーデンからライン川を眺めた写真を取り損ねたので、3年前の写真を掲載しました。
写真3-1-25 写真3-1-26
左:ビール、カレーソーセージ、シュニッツェル(カツレツ)、フライドポテトと、ドイツでは定番メニュー。すがすがしい春の陽気のもと、ライン川河畔の屋外でわいわいする会食は、豪勢でなくてもとても楽しい。特に今回は一人旅なので、こうやって大好きなドイツビールとソーセージを頂くと、会話がすすみます。
右:二次会は宿のドームアパートメントで。ロストックのスーパーで買ってきたフランケンワイン、イェーガーマイスター(ハーブ・リキュール)、昨年人気だった癖のないチーズなどを肴に夜遅くまで語らいました。
今回の旅は、今日でドイツ9日目。これまでに写してきた写真を、学生さん達に見せました。学生さん達は、都会のデュッセルドルフで普段生活しているせいか、郊外の風景が新鮮らしい。そこで明日の予定を変更して、ケルンから近いモンレアールへ学生さん達をレンタカーで連れて行くことにしました。グループで行くと楽しそう。
3-2 Monreal モンレアール
●渓谷にひっそりと佇み、中世の面影を残すメルヘン村
写真3-2-1
ドイツ10日目。モンレアールへ学生さん達とドライブ。ケルンの天気予報は晴れ、最高気温15度、最低気温4度。モンレアールまで南へおよそ100km、1時間10分ほど。モンレアールは有名なニュルブルクリンクにほど近いマイエン市の地域コミュニティで、人口はおよそ800人。モーゼル川の支流エルツ川が形成したエルツ谷Elztalの渓谷にひっそりと佇み、中世の面影を残すメルヘン村。今日は日曜日。春の陽気に誘われてか観光客も少なからず見かけます。先週月曜日に来たときのひっそり感はウソみたい。
この写真の左手に写っている川沿いのカフェ・テラスでお茶します。
写真3-2-2 写真3-2-3
左:カフェの外観。
右:手前はカフェオレMilchkaffee3ユーロ、奥はコーヒー2ユーロ。いずれもお菓子付き。若いウェイトレスの女性が、ドイツ人にしては珍しくとても気さくで、観光客をおもてなしする優しさにあふれていて感動しました。
写真3-2-4 レーベン・フィリップスブルク城の廃墟 写真3-2-5
左:山の中腹にはレーベン・フィリップスブルク城の廃墟Ruine der Löwen- und Philippsburg。
右:家々の窓辺には花や小物が美しくディスプレイされています。ジャムの無人販売などもあって、ドイツでも購入者の良心を見込む販売がありえるのかと驚き。
●三位一体教会Dreifaltigkeitskirche
写真3-2-6 写真3-2-7
左:町の中心に架かる橋から、1460年に建てられたゴシック様式の三位一体教会が見えます。外観はロマネスク様式がまだ色濃く残っている印象を受けます。
右:一方、内部はゴシック様式そのもの。観光だと「大聖堂」クラスの大きな教会を見て回ることが多くなりがち。でもここは集落の規模相当のこぢんまりとした教会で、ユネスコ世界遺産候補となっている長崎県内の教会に入ってきたような懐かしさがあります。
●陶器販売店 Töpferei(陶芸所)
写真3-2-8 写真3-2-9
Töpferei(陶芸所)という名前の店舗があったので、入ってみると建物裏の中庭に、不思議な形をした陶器がたくさん展示してあります。我が家には庭がないので、緑色のアロマポットをお土産に買いました。
写真3-2-10 写真3-2-11
左:帰り道。美しい田園風景が広がります。学生さん達があまりに感動するので、途中のパーキングエリアで車を駐めてしばし景色を楽しみます。
右:これパーキングエリアなんですが、公園みたいに緑にあふれています。
この後、ケルン郊外のロードサイド型ハンバーガー店で遅めのお昼を取って、デュッセルドルフへ学生さん達を送り届け、無事学生さんとの交流を終えました。
3-3 Düsseldorf - Flughafen Köln/Bonn デュッセルドルフ~ケルン・ボン空港
●デュッセルドルフ
写真3-3-1 写真3-3-2
一人旅に戻りました。レンタカーをケルン・ボン空港の営業所に返却して、ケルンの宿へ戻ります。
左:デュッセルドルフ市内は観光せず、車で通り過ぎるだけ。写真は東通りOststr.を北上中、正面は聖マリエン教会。
右:市内中心部のトンハレン通りTonhallenstr.。右は百貨店カウフホーフ。左手、写真の外には同じく百貨店カールシュタットがあり、中心商店街の一角。脱線しますが、どちらも高級志向の百貨店というより量販店に近く、庶民の味方。
道路には路面電車も走っています。土地勘のない場所で、交通量が多い市街地の道路をできれば走りたくないけど、日本の狭い道を走り慣れていると、苦になりません。それよりもう数時間で車を返却しないといけないかと思うと、ちょっと寂しい。
●ケルン・ボン空港
写真3-3-3
18時ケルン・ボン空港に到着。全行程2,500kmを無事走りきりました。レンタカーを返却後、24時間公共交通機関が乗り放題になるケルン・ウェルカムカードを買ってケルン市内へ戻ります。
写真3-3-4 ハリボーの直売店 写真3-3-5 鉄道駅
写真3-3-6
左:この空港は中部国際空港クラスの乗降客数なので、ターミナルには売店等も多くあります。ターミナル内を散策すると、地元だけあってハリボーの直売店も。
右:ガラス張りのドームを持つ鉄道駅のホーム。ケルン中央駅まで15分。
ケルンまで戻り、スーパーで夕食や朝食の買い物をして宿に戻りました。日常生活の疑似体験。
右が宿で食べた夕食。質素でしょ(笑い)。
3-4 Domapartment ドームアパートメント
ケルン住民になったつもりでプチ・アパート暮らし
写真3-4-1 写真3-4-2
左:ケルンでは、昨年と同じこのアパートホテルに3泊。中央駅まで500m、徒歩6分ほど。周囲のスーパーなど日用品店も頭に入っていて、勝手が分かっているため、利便性など考えて同じ宿にしました。ただ今回は一人旅なので、去年よりも狭い部屋です。
右:部屋からの眺め。平日の朝8時前。
写真3-4-3 写真3-4-4
左:10畳ほどのリビング。
右:リビングの奥に4帖ほどのベッドルーム。
写真3-4-5 写真3-4-6
左:3帖ほどのキッチン。一通りの調理器具と電子レンジがあるので便利。冷蔵庫は当然としても、ワインクーラーもあって驚き。チェックアウト前に撮影したので、散らかった写真でスミマセン。
右:サニタリー。バスタブは、栓が無いので大きなシャワーブース状態。
写真3-4-7 写真3-4-8
左:宿の近くにあったスーパー・レーベREWE。地下にも売り場があって、市街地の店舗にしては大きかった。レーベはケルンに本社がある大手小売業。
右:スーパーで買った物。左から
・お馴染みの炭酸無しボルヴィック。軟水なので日本人の口に一番合います。
・プファルツのミュラー・トゥルガウMüller-Thurgau trocken 私好みの辛口ワイン。
・中央は牛乳
・右2本は白ビール
3-5 Köln ケルン
●ケルンの文化遺産を巡る
ドイツ11日目。ケルンは商都のイメージの一方、起源をローマ時代にさかのぼる長い歴史があるため、散策するといろんな遺跡や文化財に出会います。今日は、好きなドラマのケルン市内のロケ地を、公共交通機関を使って回ります。ここではロケ地を回る合間にたまたま出会った文化遺産を紹介します。
「ケルンの文化遺産を巡る」なんて、アカデミックなタイトルを付けましたが、あくまで「おまけ」レベルのお気楽モードです。いずれもケルン市民には馴染みの場所であっても、我々日本人が限られた時間の観光旅行で巡る場所ではなく参考になりませんので、お急ぎの方は読み飛ばしてください(笑い)。
ケルンの天気予報は晴れ、最高気温20度、最低気温5度。小春日和の気持ちよい日です。
●ケルン聖心教会 Herz-Jesu-Kirche Köln
写真3-5-1 写真3-5-2
左:ケルンの南西ツェルピヒャー広場Zülpicher Platzに建つ聖心教会。ゴシック様式の美しい教会だなと思って、堂内の解説パネルを読むと、1895年に建てられてたネオゴシック様式の教会で、第二次世界大戦で損壊し、戦後、修復できる部分は修復し、完全に倒壊した部分は現代建築様式で再建されたようです。
右:教会の裏手に回ると、現代建築様式の部分がありました。
写真3-5-3 写真3-5-4
左:町中で見かけたスーパー・カイザースの店舗。たまたま配送車が到着。店舗と同じ配色のど派手なデザインに思わず1枚。
右:教会の前にあった男小便専用の公衆トイレ。町中で無料の公衆トイレを目にすることはまず無いので、思わず1枚。
●バイエルン塔 Bayenturm
写真3-5-5 写真3-5-6
左:次は、東へ移動し、ライン川河畔へ。その河畔に建つバイエルン塔。旧市街地を囲っていた延長8kmの中世の城壁の一部だったらしい。この塔もご多分に漏れず第二次世界大戦で破壊され再建。
右:ライン川河畔に出ると、細長い建物が。役目を終えた倉庫が店舗併用住宅に再利用されています。
●アイゲルシュタイン城門 Eigelsteintorburg
写真3-5-7 エーバート広場 写真3-5-8 アイゲルシュタイン門
左:お昼は公共交通機関を使って一旦宿へ戻ります。地下鉄を中央駅の一つ先エーバート広場駅Ebertplatzまで。宿は中央駅とエーバート広場駅の中間にあり、どちらかというとエーバート広場駅が近いものの、中央駅の方が周辺の利便性が高く分かりやすいのでいつも利用していましたが、今回は1駅先まで行きました。
右:地下鉄駅を降りて、宿へ向かうとアイゲルシュタイン城門があります。これも旧市街地を囲っていた中世の城壁の名残。この城門は第二次世界大戦で奇跡的に生き残り、オリジナルの姿らしい。
写真3-5-9 写真3-5-10 2013年春撮影
左:門には立派な彫刻が。Wiki.de(※、独語)によれば、Kölner Bauer(ケルンの農民)。農民というより戦士の出で立ち。
右:門をくぐると、地元商店街。観光客が立ち寄るような場所ではないので、散策するとケルン市民になった気分。この写真は振り返って門方向を撮影しています。
宿でパンにハムやチーズを挟んだ軽い昼食を取って、更に市内を回ります。
●ゼヴェリンス城門 Severinstorburg
写真3-5-11
市街地の南に中世の城壁の一部だった大きな城門が残っています。現地の案内板や公式サイト(※、独語)によれば、Bürgertreff Severinstorburgとあり、現在は結婚式場で使われているようです。
ご覧のようにすがすがしい青空。
●聖ゼヴェリン教会 St.Severin
写真3-5-12 写真3-5-13
門から少し歩くと、ロマネスク様式とゴシック様式が混在した教会があります。館内の案内板によれば「1220年頃から1548年にかけて増築を重ねながら建てられた。」とあります。ここも戦災で大きな被害を受け、館内にあった写真を見ると、戦前は壁画や天井画で埋め尽くされていたようです。今は白一色。
●ハーネン城門 Hahnentorburg
写真3-5-14 写真3-5-15
路面電車で西へ向かいます。ルドルフ広場に建つハーネン城門。この門も中世の城壁にあった12の門の一つ。13世初頭に建てられ、公式サイト(※、独語)によれば、現在は結婚式場等で使われているようです。ここから市街地を散策しながら、大聖堂~宿方向へ戻ります。
写真3-5-16 写真3-5-17
左:はい、ここでちょっと休憩。1ユーロの特盛りアイス。
右:ベネジス通りBenesisstr.52に雑誌ターザンで見慣れた「Tarzan」のロゴ看板。スポーツ用品でも売っているかなと思いましたが、ネット検索するとアンティークショップらしい。
●聖ゲーレオン教会 St.Gereon
写真3-5-18
ケルン大聖堂から西へ約1kmにある、中小都市なら十分「大聖堂Dom」と言えそうなロマネスク様式の堂々とした立派な教会。ただケルンでは大聖堂の存在感が大きすぎて、一教会に過ぎないらしい。
写真3-5-19 写真3-5-20
写真3-5-21
左上:この教会は左の平面図(堂内のパネルに掲示してあった図面をトリミング)のように珍しい10角形の大きなホール型式です。左上の写真は西側からホール部分を撮影しています。
右:堂内に入ると、通常の教会と比べて大きなホールは開放感があり、朝から夕方までいずれかの窓から光りが差し込むので、明るい印象を受けます。一般的にロマネスク様式の教会は、窓が小さく薄暗い作りなのに、ここは教会らしからぬ空間です。
わずか1km先のケルン大聖堂は、観光客が大挙して押しかけるのに、ここは静寂に包まれていて、ケルン市民になった気分で、しばし瞑想にふけりました。名ばかりの仏教徒ですら、このようなところに身を置くとクリスチャンになった気分。信仰深い方には軽薄な話しだとお許しください。
写真3-5-22 ピエタ礼拝堂、修復壁画 写真3-5-23 聖ゲーレオンの頭像
左:ホールの南側に小さな礼拝堂があります。Wiki.de(※、独語)によればPietàkapelle mit rekonstruierter Ausmalung(ピエタ礼拝堂、修復壁画)。ミケランジェロのピエタ(注)をモデルに、デュッセルドルフの19世紀の彫刻家アントン・ヨセフ・ライスの作。
注:ピエタとは、キリスト教美術の主題の一つで、十字架から降ろされたキリストを膝に抱いて哀悼するマリアを表現するものとのこと。
右:教会前の公園に大きな頭像がゴロンと置いてあります。案内板によれば、トルコ出身の彫刻家Iskender Yedilerが2005年に花崗岩で製作したケルンの守護聖人ゲーレオン。
人の背丈ほどもあったような記憶です。何か比較になるものと一緒に撮影しておけばよかったかな。
●市立博物館 Stadtmuseum
写真3-5-24 市立博物館 写真3-5-25
左:ケルン市立博物館。中世の軍需品倉庫を転用。赤と白の窓デザインはハンザ同盟を示すらしい。エ!でもハンザ同盟都市って、主にバルト海沿岸都市では、と思いました。無知ぶりをさらすようで恥ずかしいですが、調べてみるとケルンも参画していたらしい。ロケ地探訪が主題なので、市立博物館には入館せず次へ向かいます。
右:市立博物館の隣に、泉があり、滝のように大量の水が絶え間なく注いでいます。飛沫浴の癒し効果抜群みたい。でもこの水がどこから来るのかとても不思議。水は塀の下から出ています。でも塀の反対側は道路なんです。ケルンの七不思議とは言わないけれど、いつかは探求してみたい。
●クヴァターマルクト Quatermarkt
写真3-5-26 旧聖アルバン 写真3-5-27 クヴァターマルクト
場所を移して、ケルン大聖堂の南、クヴァターマルクトQuatermarktへ。
左:旧聖アルバン Alt St.Alban。ケルンでもっとも古い教会建築の一つ。第二次世界大戦で甚大な被害を受け、修復されなかったとのこと。近年、道路に面した外壁だけ修復されたようです。航空写真を見ると今も屋根は抜け落ちたままです。
右:クヴァターマルクトQuatermarkt。右手奥が旧聖アルバン。右手前は15世紀に建てられてたゲルツェニッヒGürzenichというフェスティバル・ホール。
この時点で夕方の5時。日暮れはまだまだ。写真3-4-7で紹介したスーパー・レーベで夕飯の買い物をして宿に戻ります。宿に買い出し品を置いて、ライン川へ。暗くなるまでもう一回りします。
写真3-5-28 ケルン音楽大学 写真3-5-29
左:ケルン音楽大学 Hochschule für Musik und Tanz Köln
宿からライン川へ抜ける途中にあって、何気なく写真を撮りました。Wiki.de(※、独語)によればケルン音楽大学はヨーロッパで最大級の音楽大学で、2012/13年は学生数1,568人とあります。日本語のサイトを検索するといずれも「音楽大学」と書いてありますが、2009年に改名されているので、今なら「音楽と舞踏大学」でしょうか。
右:大学の前にあった商店。「Do Re Mi(ドレミ)」と書かれたその下に「asiatische Lebensmittel & Sushi(アジアの食材と寿司)」と書かれています。音楽大学だからアジアからの留学生も多いことでしょう。
写真3-5-30 ライン川 写真3-5-31
左:ライン川に出てきました。下流方向(北向き、デュッセルドルフ、オランダ方向)です。
右:ここは、ライン川観光の船着場でもあるので、お土産屋さんが並んでいます。これは2ユーロと5セント硬貨を投入してハンドルをぐるぐる回すと、2ユーロが手数料として取られ、5セント硬貨が記念メダルになって出てくる代物。最初は現ナマを変造しちゃうなんてと驚きましたが、観光地の定番でよく見かけるので見慣れました。でも日本語表記には驚き。
写真3-5-32 長距離高速バス乗り場 写真3-5-33
左:ケルン中央駅のそばに長距離高速バス乗り場があります。ドイツでも最近高速路線バス網が発達してきたもよう。ここからフランクフルト国際空港まで2時間5分、正規料金17ユーロ(最低料金5ユーロ)とあります。
右:ドイツ最後の夜は、スーパーで買い出したもので夕食。旅行だからと言ってレストランに行くでもなく、ドイツのTVでも見ながら、部屋で夕食を食べる。この疑似日常が嬉しい。
ドイツ12日目。昼の列車でフランクフルトへ移動し、夜の飛行機で日本へ戻ります。フランクフルトの天気予報は曇り、最高気温20度、最低気温7度。
宿のチェックアウトは11時なので、朝食前に付近を散策。
●旧ドイツ国有鉄道本部 Reichsbahndirektion Köln
写真3-5-34 写真3-5-35
ライン川沿いに外壁だけを残して工事中の大きな建物があります。Wiki.de(※、独語)によれば、もともと1913年に建てられたドイツ国有鉄道の本部で、現在はVivicoという不動産会社が所有。2015年秋竣工を目指して事務所ビルとして再生中らしい。ズバリ言って、全部解体して建替えた方が、費用は安くて済み、工期も短いはず。外壁をどの程度活かすかによりますが、外壁を残せば設計は大変だし、工事の難易度も格段に上がります。そこを敢えて困難に立ち向かい、恐らく歴史的外観を保ちつつ、内部は最新鋭の事務所ビルに作りかえようとの意図でしょうか。
写真3-5-36 ミュージカル・ドーム 写真3-5-37
左:ミュージカル・ドーム Musical Dome。左にケルン中央駅、右手のクレーンが立っているところが、上で紹介した旧ドイツ国有鉄道本部。名前のとおりもともとミュージカルを上演する建物で、2012年3月から40ヶ月間、工事中のオペラハウスに代わって、ここがオペラ座として使われています。昼間も印象的なポリエステルの青い屋根は、夜間ライトアップされて、光の渦の中でも個性的に一段と映え、夜のランドマークでもあります。
右:ライン川に架かるホーエンツォレルン橋にある可愛い人形。こんな遊び心がたまらない。
写真3-5-38 写真3-5-39
左:クレーン車で窓拭き中。驚くべき事に、ガードマンがいません。右端の男性は何事もなく、クレーンの下を歩いて行きます。私も歩いてクレーンの下を潜りました。もしゴンドラから何か落ちてきたり、クレーンが倒れて通行人が怪我をしたら、「あんた、作業をやってる事を知ってて通ったんだろう。」と自己責任を問われそう。君子危うきに近寄らず。
これが日本なら、まずセーフティーコーンとコーンバーで作業エリアを立ち入り禁止にし、人が通れるようクレーン車を少し右に寄せ、交通整理員をこちら側と向こう側にそれぞれ1名配置することになるでしょう。それだけ手配しても、何かあれば安全確保に問題が無かったか、工事業者が問われそう。
右:こちらは道路標識か信号機の整備工事中。オレンジの工事車両はベンツで、ボディには「シーメンス」。こちらも交通整理員がいるわけでもなく、現場監督さんらしき人が見守る中、作業が行われていました。
いずれも日本とドイツで自己責任に対する要求レベルが異なる印象です。
写真3-5-40 写真3-5-41 ケルン大聖堂
左:カッコいいゴミ収集車に思わずカメラを向けました。日本だと1tから2t車クラスが一般的なので、10t車クラスの常識外れの大きさにのけぞります。よく観察すると、運転席のドアが低く、窓の高さからしてノンステップでしょうか。これなら大型車でも乗降はラクで、作業効率が上がりそう。ドイツのゴミ収集車はオレンジ色のイメージがあったけど、今は自由なのかな。ところでボディに書かれたAWBは「Abfallwirtschaftsbetriebe Köln GmbH & Co. KG(ケルン廃棄物管理会社共同企業体)」。
右:ケルン大聖堂にも寄ったら見慣れないタペストリーが架かっていました。
●聖クニベルト St. Kunibert
写真3-5-42 写真3-5-43
ライン川沿いに建つロマネスク様式の教会。ここも館内の案内板等によれば第二次世界大戦で大きな被害を受け、修復されたらしい。堂内では、早朝から小学生が集まってミサが行われていて、終わると児童らは近くにある学校に駆けだしていました。
9時頃宿に戻って朝食を取り、残り物のパン、ハム、スライスチーズでお昼のサンドイッチを作って宿を出ます。
3-6 Rhein ライン川
レンタカーは返却したので、鉄道でケルンからフランクフルトを目指します。今回はライン川に沿った旧線経由で車窓を楽しみながら2時間かけて向かいます。一方、山の中を一直線に走る新線経由もあり、こちらは1時間かかりません。
写真3-6-1 ケルン中央駅 写真3-6-2 操作場
左:ケルン中央駅ホーム
右:列車は一旦西へ向かった後、操作場の端を大きく回って南へ向かいます。正面の高いビルは、元貨物駅を再開発したメディアパーク内のケルンタワー148m。これから数枚は列車の窓越しの撮影です。そのため写りが悪い点はご了承ください。
列車はボンを過ぎると、ほぼライン川左岸に沿って走ります。そしてケルンから南へおよそ100kmのコブレンツから、いよいよ次で紹介する世界遺産ライン渓谷中流上部が始まります。
●世界遺産 ライン渓谷中流上部 Oberes Mittelrheintal
写真3-6-3 ライン川 写真5-6-4 猫城
左:コブレンツからビンゲン間のライン川渓谷65kmは、世界遺産ライン渓谷中流上部です。列車はこのライン川に沿って南へ。車窓からはライン川を行き交う観光船も見えます。
右:岸辺には多くの古城があります。恐らくゆっくり航行する観光船なら詳細な案内をする時間があることでしょう。一方列車だとあっという間に通り過ぎて行くので、手元のガイドブック片手に目をこらすことに。
写真はローレライのそばにある猫城Burg Katz。Wiki.de(※、独語)などによれば、現在は日本人小杉恵(さとし)氏が所有し、所有者の知人等が宿泊できるプライベートホテルで、一般公開されていないとのこと。
写真3-6-5 ローレライ
30数年ぶりに見るライン川観光のハイライト、ローレライ。世界遺産ライン渓谷中流上部のほぼ中央。有名な「歌曲ローレライ」を歌う暇もなく、列車は通り過ぎて行きます。
写真3-6-6 オペル社 写真3-6-7 フランクフルト空港長距離列車駅
左:マインツとフランクフルトの中間にあるリュッセルスハイムRüsselsheimを通過するときにオペルの本拠地が見えました。調べてみると工場見学ができるらしい。一方、オペル社によるミュージアムは無く、市立博物館がその役目を果たしているとのこと。
右:フランクフルト空港長距離列車駅に到着。左が降車した列車。壁の時計を見ると14時1分を指しています。列車到着予定時刻は13時59分だったので、ドイツの列車にしては珍しく時間どおり。空港に荷物を預け、1日乗車券を買って、フランクフルト市内へ。時間が限られるので、ドイツ建築博物館とドイツ映画博物館の2館だけを回ります。
3-7 Frankfurt am Main フランクフルト
●30数年ぶりのフランクフルト中央駅 Frankfurt(Main) Hauptbahnhof
写真3-7-1 写真3-7-2
フランクフルト国際空港はここ数年毎年のように利用しているものの、よくよく考えると中央駅へは30数年ぶりに来ました。
左:頭端式ホームの地上駅。航空写真で見るとかまぼこ形のドームが六つ連なっています。
右:駅舎正面。目的地まで歩いてもそんなにない距離を、せっかく1日乗車券を買ったので路面電車で向かいます。
写真3-7-3 写真3-7-4
左:ヴィリー=ブラント=プラッツで路面電車を降りると、ニュースなどでよく見かける、欧州中央銀行前のモニュメントがありました。
右:マイン川に架かるウンターマイン橋Untermain-Brückeを渡り博物館の岸辺Museumsuferへ向かいます。右手前方は中央駅方向。
●ドイツ建築博物館 Deutsches Architekturmuseum
写真3-7-5 写真3-7-6
左:それほど大きくない建物に、古い時代から現代に至る建築史を振り返る多くの建築模型と、現代建築物のパネルなどがありました。
一応建築士の端くれとして、建物への興味は尽きません。係員に聞くとフラッシュを使わなければ、写真は自由に撮ってかまわないとのことでしたので、数多く撮りました。その中から数点紹介します。
右:カッセル新ギャラリーについて改造と修復を紹介したパネル。パネルをじっくり読んでいたら、私の語学力では時間がいくらあっても足りなのでとりあえず写真に撮って、こうやって旅行記をまとめつつ、撮影してきた写真を調べています。調べた結果、1877年に建てられたネオルネッサンス様式の建物を、2006年から2011年にかけて伝統の外観を保ちつつ内部を最新仕様に改造したとのこと。
写真3-7-7 写真3-7-8
左:フランクフルト市内にあるジードルンク・ブルッフフェルトSiedlung Bruchfeldの模型。私が巨人のようにガラス越しに写っています。1929年完成した低所得者向け最小間取りの集合住宅。築80年を過ぎた建物が今も現役で使われているとは、恐れ入ります。
右:ヘッセン州カッセルの西南西約45kmにあるに人口約15,000人の市バート・アーロルゼンBad Arolsenの1719年の様子。それまでの城壁で囲まれた城塞都市から、開放的な都市計画に変わってきた典型的なバロック計画都市Barocke Planstadtの例。右手にヴェルサイユをモデルとした宮殿。左右対称の直線道路の先には教会があります。
●ドイツ映画博物館 Deutsches Filmmuseum
写真3-7-9 写真3-7-10
左:続いて、建築博物館の左隣にあるドイツ映画博物館を訪れます。
右:常設展示、企画展示、劇場からなり、今回は常設展示を見学。写真は常設展示の入口。この先は撮影禁止なのでご了承ください。常設展示は、ぱたぱた絵本から始まる映画の歴史。そして映画製作の仕組みなど、「ドイツ」に限定した展示ではなく、映画全般です。映画エイリアンで使われたコスチューム、スター・ウォーズでダース・ベイダーが被っていたヘルメットなども展示してあり、映画好きにはたまらない。
二つの博物館を見学したのち、マイン川を再び渡り、電車を降りたヴィリー=ブラント=プラッツへ戻ります。
写真3-7-11 メルヒェン泉 写真3-7-12 シラー像
左:電停の近くに、城壁の跡地で、現在はウンターマイン緑地Untermainanlageという公園にメルヒェン泉Märchenbrunnenがあります。Wiki.de(※、独語)によれば、1910年に設置。
右:そして北へ歩いて行くと日本でもベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」の原詩で有名なシラー像があります。でもシラーってフランクフルトと縁があるのかなと調べたら、一時期滞在したようです。
写真3-7-13 写真3-7-14 ドイツ最後の食事
左:路面電車でフランクフルト中央駅へ戻ります。但し、写真は、フランクフルト中央駅方向から来た電車。中央駅から電車に乗り継いで、フランクフルト国際空港へ。
右:フランクフルト国際空港のレストランで、ドイツ最後の食事。白ビールとグーラッシュ。
せっかくドイツへ来たからと欲張ってまわったので、充実感の一方少々疲れ気味。贅沢な悩みだと理解しつつも、できれば帰国の前日はケルン住民になったつもりでライン河畔でのんびり休養するか、もう一日あれば・・・。
ここは感謝の気持ちに切り替えて、足りない分は来年以降の旅行で満たすことにします。
●フランクフルト国際空港から帰国の途へ
写真3-7-15 写真3-7-16
左:今から乗る全日空NH224便、20:45発羽田行き。異国で日本の航空会社の機材を見ると、好きでドイツへ来ているとは言え感慨無量
右:いよいよ飛行機に乗り込みます。これがドイツ最後の写真でした。予定取り羽田に着き、およそ1時間半の乗り継ぎ待ち時間経て、福岡へ飛び、高速バスで自宅へ無事帰り着きました。
3-8 Nachwort あとがき
9日目の午後、レンタカーで東からケルンへ近づいていきます。ライン川を渡る手前でケルン大聖堂が見えてくると、古里へ帰ってきたような感慨を覚えます。このロケーションの写真を次回は撮りたいものです。
改めて自動車王国だと感じる
ドイツでのドライブは、これで4年連続なので、だんだん慣れてきて、対向の飛ばしてくる二輪車がカーブでこちらの車線にはみ出すんじゃないかというシーン以外、自責で「ひゃ」とする場面はなし。ネットで日本とドイツの事故率のデータを調べると、ドイツは車両どうしの事故が、日本は高齢の歩行者の事故が多いという違いはあるものの似たり寄ったり。突っ込んで調べたわけではないので、あくまで私の感覚的な印象かもしれませんが、ドイツは事故が起こにくいよう、道路の構造も、歩車分離も、ドライバーのマナーも日本とはレベルが違う印象を受けます。2,500kmも走って一度も事故を見なかったですね。右写真は、1年前ベルリンで撮影。歩行者信号が青になると、横断歩道を横切る車に対して、注意喚起の人物付き黄色信号が点滅します。これは一例ですが、危険を未然に防ぐ
写真3-8-1 2013.4.28ベルリンで撮影
システムが日本よりすすんでいる印象です。それだけ配慮がされているので、裏返して言うと、日本で運転する注意力を持ってドイツでハンドルを握れば、事故のリスクは下がります。ただ高速道路も一般道も、車の流れは日本より早いので、その点自分の運転技能を過信しない自制が求められます。
レンタカーについて、車ど素人の私にも、さすがベンツはクオリティが違うと感心させられる車でした。速度無制限のアウトバーン、走りやすい一般道、素人にも扱いやすく長距離でも疲れにくい質の高い車の組み合わせは、これ以上望むものはないみたい。
傘はいらない?
旅の前半、南ドイツは天候不順で時折雨に降られました。ただ幸い夜中や車で移動中だったので、傘は使わずじまいで、「雨天による予定変更」は無し。旅の後半、北ドイツは晴天続きでラッキーでした。
その一方私が北ドイツを回っている間、南ドイツはやっぱり天候不順だったようです。旅行には折り畳み傘を毎回持っていくものの、出番は今だ無し。防寒着にもなるレインコートがマシかなと思います。
次のページでは、今回「環境と建築」をテーマに回ったところを紹介します。
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