Eine Deutschlandreise 2014 ドイツ旅行 (5/5)
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Inhalt 目次
1 Süddeutschland 南部ドイツ
2 Norddeutschland 北部ドイツ
3 Rheinland ラインラント
4 Umwelt und Architektur 環境と建築
5 Deutsch und Kultur ドイツ語と文化
5 Deutsch und Kultur ドイツ語と文化
ドイツも日本も似たような工業先進国なので、カルチャーショックは小さい方だと思いますが、それでも訪れるたびにいろいろと驚く事があります。そこで最新のドイツ事情を徒然なるままにあげてみます。それといつまでも上達しないままのドイツ語を探求します。
5-1 Deutsch und Kultur ドイツ語と文化
5-2 Nachwort あとがき
5-1 Deutsch und Kultur ドイツ語と文化
写真5-1-1 掃除機だけじゃなかったダイソン 写真5-1-2 Eが無い!
左:1-5 ジンスハイム交通技術博物館の便所に設置してあった「ダイソン製」ハンドドライヤー。ダイソンって、掃除機だけじゃないんだ!日本語の公式サイト(※、日本語)にも同型らしい機種が載っています。
右:1-7 B&Bホテル・ハイデルベルクにあったエレベーターの昇降かご内の押しボタン。1、2、3・・・と書いてありなんの変哲もないように見えますが、ドイツでは地上階(Erdgeschoss)、1階、2階・・・。つまり通常はE、1、2・・・と書いてあり、日本の3階はドイツでは2階です。だから米日式の階数表示をドイツで見て驚いた次第。
写真5-1-3 エレベーターの手動ドア 写真5-1-4 Eがある
左:こちらはケルンのアパートホテルのかなり古いエレベーターのドア。エレベーターが到着すると、自分でドアを開けます。故障しそうなので使いたくないけど、スーツケースの上げ下げだけはやむなく使用。
右:エレベーターに乗り込むと行き先ボタンにE(Erdgeschoss、地上階[日本の1階])があります。その下のKはKeller(地下)。これがノーマルなドイツの階表示。
更にその下のTKはTiefkeller(深い地下)でしょうか。今度ドイツ人に確認してみます。
写真5-1-5 キャンピングカーも借りられる 写真5-1-6 日曜は見るだけ
左:ハイデルベルクを散策中に見つけた看板。キャンピングカーのレンタル。1日あたり69ユーロから。キャンピングカーって、借りることが出来るんだと驚きました。
右:これも同一場所の看板。Sonntags -Schautag(日曜日-見学日)。ドイツには「閉店法」があるので、空港や駅の売店、ガソリンスタンドに併設されたコンビニ等を除いて、小売店は原則日曜日は閉店します。この看板の意図が分からずドイツ人に尋ねたら、「日曜日は見るだけ」。よく考えましたね。見に来た客が欲しいと言ったらどうするか。この写真の撮影日時は日曜日の夜9時。惜しかった!あと4時間早ければ「見学日」の様子がわかったかも。
写真5-1-7 読めない 写真5-1-8 自家製漬物の必需品
左:ロストックの市街地で。右の立て看板は、今日のおすすめメニューらしいけど、達筆すぎて読めないですね。同行のドイツ在住の知人に助けてもらい読んでみます。Paniertes Schweineschnitzel mit frischem Spargel, Buttersoße,Salzkartoffeln(豚カツの衣揚げに新鮮なアスパラガス、バターソース、塩ゆでジャガイモ添え)。ドイツの定番料理です。
右:左の立て看板の近くにありました。見るからに漬物かめ。ネットで調べてみると、陶器製料理かめ Gärtopf Keramik。ザウアークラウト(千切りキャベツの漬物)などを漬けるらしい。これだけあると言うことは、それだけ需要が多いと推測できます。ここは旧東ドイツだからか、ホームメイドが盛んなんでしょうね。日本で漬け物はスーパーで手軽に買えるものになってしまい、このようなかめの需要は減っていることでしょう。
写真5-1-9 違いが難しい 写真5-1-10
左:ケルン市内のカフェの店頭にあった立て看板。上からコーヒー、エスプレッソ、カプチーノ。問題は次のMilchkaffeeをどう訳すか。「ミルク・コーヒー」とか「コーヒー牛乳」に直訳すると、カフェで飲む情緒が無いですね。フランス発祥の通常のコーヒー・ベースならカフェオレ、イタリア発祥のエスプレッソ・ベースならカフェラテになるらしい。この店でどちらが提供されるか探求していませんが、上下のメニューからイタリア系だと判断してカフェラテとしておきます。 コーヒーベースの飲み物は混乱します。このサイト(※、日本語)他を参考にしました。
カフェラテの下はラテ・マキアート、チョコチーノ(ココア+泡立ちミルク)、ココア、紅茶。甘い物大好きな私としては、チョコチーノを試してみたいな。
右:ケルンの地下鉄駅のポスター
左から毎年6月第1週末の3日間、ニュルブルクリンクのサーキット場で開催される「ロック・アム・リングRock am Ring」というロックフェスティバルの広告。
左から2番目は、映画トランセンデンス。画像を拡大して見ると劇場公開中とあります。この画像は5月5日の撮影。調べると日本公開は6月28日なので、ケルンで見ておけば、「もう見たよ!」と自慢できたかも(笑い)しれないけど、私の貧弱な語学力では「見た」だけで、理解にはほど遠いでしょうね。
右の2枚は2014年4月22日から6月まで8話が民間放送局VOXで放送された「Sing meinen Song - Das Tauschkonzert(私の歌を歌って-交換コンサート) 」。Wiki.de(※、独語)などによれば、異なるジャンルの実力派歌手7人がカバーバージョンで歌う趣向らしい。下の「so hast du uns noch nie gehört(俺たちをまだ聞いたことがないよね)」はキャッチコピーかな。
写真5-1-11 写真5-1-12 それでも吸いますか
ミュンヘンの街角にあったたばこの広告。たばこを吸わない私にとって、このたばこの「ウリ」である大きく書かれた「Ohne Zusätze(無添加)」よりも、パッケージの下1/3に黒枠で書かれた「Rauchen kann tödlich sein(喫煙は死をもたらすだろう)」が直接的な表現でドキッとしました。
写真5-1-13 写真5-1-14
左:これは高速道路のパーキングエリアにあったガラス瓶の回収ボックス。まず驚くことは回収ボックスが大きいこと。ネットで調べると回収頻度が月1回などと低いため、収容力を高めているらしい。そして、透明、緑、茶と色分けされていること。色つきの瓶はリサイクルが難しいらしい。
右:1-9 フランツィスクスホーヘのバックヤードにあった、こちらも3区分されたガラス瓶の回収ボックス。
●ドイツのトイレ事情
出掛ける当日、どこをどう回るかと併せて、用足しのタイミングを事前に考えて、トイレの場所を把握しておかないと、トイレがある場所が限られるので大変なことになります。トイレには有料・無料があり、男の場合、「小」は無料でもかまわないけど、「大」は有料のほうが当たり外れがないし、トイレットペーパーなど備品もしっかりあるので安心。
写真5-1-15 「大」だけ有料 写真5-1-16 トイレの入場券が商品券に
写真5-1-17
左:ヴェルニゲローデ・ヴェステントア駅のトイレ。小はタダだけど、大は硬貨を入れないと、トイレブースに入れない仕組み。有料トイレ、無料トイレの区分以外に、「大」だけ有料は初めて。今思えば、女性トイレはどうなっていたんだろう?
右上:フランクフルト中央駅にあったポスター。駅のトイレはたいがい1ユーロ前後の有料で、トイレの入口で硬貨を投函すると、入場券が出てきます。この入場券が50セントの商品券になり、駅構内の店舗で2.5ユーロ以上の買い物をするときに割引券として使えるという仕組み。高速道路のサービスエリアも同様の仕組みでした。右横写真はサービスエリアのチケット。
写真5-1-18 写真5-1-19
ロストックの立体駐車場で。女性専用駐車区画(Nur für Frauen)。知人の説明によれば、駐車区画の幅が通常よりも広いらしい。
●ガソリンスタンドの給油機
写真5-1-20 写真5-1-21
左:左からレギュラー(オクタン価95)、レギュラーE10(バイオエタノール10%、オクタン価95)、ハイオク(オクタン価98)、ディーゼルの4区分です。現行のドイツ車はほとんどレギュラーE10に対応しているそうです。日本の給油機は、レギュラー、ハイオク、ディーゼルの3区分なので、バイオエタノールを普及させるには、給油設備から更新しないといけないことになります。
右:ロストックのガソリンスタンドで。こちらはその打開策なのか、レギュラーE10、レギュラー、ディーゼルの3区分で、ハイオクが省略されています。
●SUSHI
「Sushi」をWikiで検索すると、多くの言語で記載があります。それだけメジャーになった証拠。ドイツへ行くたびに、値段もこなれてきて、Sushiがだんだん生活に溶け込んでいく印象を受けます。ケルンの街角で見かけた寿司屋を2軒紹介します。ちなみに限られた日数の旅行だと、あまり日本食には手を出さず、地元料理優先。但し長く滞在するなら、たまには日本を思い出して寿司もいいかも。
写真5-1-22 写真5-1-23
Sushi Te(寿司亭かな)。日本だと持ち帰りはアメリカ英語風に「テイク・アウト」。一方、ここはイギリス英語で「Take away」と書いてあります。あと、ドイツでもアメリカ英語風に「to go」もよく使うようです。
写真5-1-24 写真5-1-25
こちらの店のメニューを拡大すると(右写真)、右上ラーメンが8ユーロ、右下のにぎりミックスが17ユーロ。日本食だからと特別高い印象は受けません、看板の一番下には、一部のメニューを除いて、茶か味噌汁付きと書いてあります。
●Ferienhaus フェーリエンハウス
写真5-1-26
モンレアールで見つけたフェーリエンハウス。
フェーリエンハウス(Ferienhaus)とは家具付き賃貸住宅で、ウィークリーやマンスリーマンションみたいなもの。集合住宅の一軒を貸す場合は、フェーリエンボーヌング(Ferienwohnung)です。
ここに書いてあった「En de Kirchjass」で検索するとサイト(※、独語)がありました。
1階は冷蔵庫、電子レンジなどを備えたダイニングキッチン、2,3階はそれぞれツインのベッドルーム。つまり最大4名が泊まれるみたい。2名、2泊から、一泊40ユーロ。追加1名1泊当たり10ユーロ。
つまり家族4人で1ヶ月過ごすと、60ユーロ×30日=1800ユーロ(約25万円、但し長期は応談と書いてあるので安くなるかも)。家族4人で1泊1万円かからないので、ホテルよりリーズナブル。いずれこんな所にせめて1ヶ月滞在してドイツ三昧してみたい。
●Neueröffnung 新規オープン
ヴェルニゲローデで見つけた新規オープンの店。
写真5-1-27
Neuöffnungに対して接頭辞erが付いたNeueröffnung。 erが付くとどう変わるのか。このブログ「ドイツ語の接頭辞(※、日本語)」が参考になりました。日本語も同じような関係があって「取る」に対して「とらえる」。この写真の例でも、erが付いた事で、今まさにオープンしたような勢いを感じます。
手元の「ドイツ語の疑問に答える201章 ドゥーデン編集部の回答 真鍋良一著(1983年三修社)」によれば「前つづり er- がつくと動詞は結果表示的になり、行動そのものではなく、ある目的の達成が表現されます。」とあります。写真の名詞の例も、同じような意味合いになる感じです。
●Wir leben Köln! 我々はケルンに専心する
写真5-1-28
スミマセン、この項は先達に確認を取っていないので、あくまで私の解釈です。訂正することもあり得ますので、ご了解のうえお読みください。
ずっと解釈に困っていました。Wir leben in Kölnとinがあれば、「我々はケルンに住んでいる」ですが、inがありません。これはケルン・ローカルのタブロイド新聞の広告なので冒頭のように、新聞社としてケルンに身を捧げる意味ととらえました。
その下に2行あります。2行目はWieで始まり、動詞が最後にあるため、1行目の副文ともとらえられるし、意味合いからすると、3行目の副文とも取れます。次のような訳にしてみました。
Wir leben Köln!
Wie wir unsere Stadt neu entdecken.
Wir zeigen Menschen, Veedel & Kultur.
我々はケルンに専念する!
私たちの町を再発見するために、
人々、各地区、文化を紹介する。
Veedelはケルン地方の方言で、Stadtteil 都市の一区域のことだそうです。先生方、合ってますか。
5-2 Nachwort あとがき
●作り込みすぎてしまった
毎回のドイツ旅行記をホームページに作っています。A4相当で2011年兄弟旅行は51ページ、2012年家族旅行は112ページ、2013年親族旅行は113ページ。今回は131ページになりました。
今回の旅行記を作り始めて、年の瀬も押し迫った12月29日にここまでたどり着きました。つまり、仕事で忙しかったこともありますが、旅行を終えてかれこれ9ヶ月近くこの旅行記を作っていたことになります。現地ではとりあえずバンバン写真に撮って、帰国後写っているモノを調べます。調べ出すと、芋ずる式に続いていくので、時間がいくらあっても足りない状態。
次回からは内容を絞り込んでダイジェスト版にしなくちゃ。
●ズッコケらしいズッコケはなくて...
ドイツ旅行はこれで4年連続。だんだん慣れてきたので、交通事故・病気・怪我・紛失・盗難・物乞い・押し売りなどトラブルらしいトラブルはなく、私にとっては国内旅行と変わらないスタンス。ハプニングがあった方が、本人の苦労は置いといて、読み物としては面白いけど。
ミルカ チョコヴァファー Milka ChocoWafer 次回はこれを買って帰りたい
写真5-2-1

2014ドイツ一人旅 その2>イケアの後の昼食で紹介したミルカのチョコとワッフルがサンドイッチになったお菓子。
日本にブルボンのアルフォートというチョコとビスケットがコンビになったお菓子があります。甘党の私は、チョコ単独よりこんな複合タイプが好きです。このミルカ・チョコヴァファーは、もともとドイツのチョコでは名の通ったミルカの製品だから、チョコの質は問題なし。そこへワッフルがサンドイッチになっているので、まさしく私好み。次回は1年分買って帰るか(笑い)。
ただ、欲を言えば少々円安に振れていて、旅行者にとっては辛いですね。1ユーロ=140円だと割高。さすがに1ユーロ=100円の時は、「お得」でした。1ユーロ=120円くらいが物価水準からすると妥当だと思えます。
●皆様に感謝
写真5-2-2
今回は勝手気ままに一人で2週間も旅行させて頂きました。これも理解ある家族、親兄弟親族の健康、今回2泊させてもらったロストックの友人、長期休暇が取れる職場など、日本人にしては恵まれた環境にあることの有り難さ。皆様に重ね重ね謝辞を申し上げ〆とさせてください。
それで、もう新年を迎えるので、新年の干支「ひつじ」で仕上げとします。右の写真はモンレアールで見つけたひつじの置物。下の解説を読むと、この教会通りKirchstraße1-11には17~18世紀、織物職人や手工業を生業とする多くの家族が住んでいたとか。
長い雑多な旅行記を最後までお読み頂きありがとうございました。2014.12.31掲載
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4.Umwelt
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1.Süd 2.Nord 3.Rhein
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& Arch.
5.Deutsch
& Kultur

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