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アウトバーンコップ
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第1シーズンテレビムービー スピードウェイ
Bomben bei Kilometer 92(直訳:92キロメートル地点の爆弾)
高速道路の土手で、空き缶に似せた爆弾が大音響と共に爆発した。工事作業員二人がかろうじて危機を免れた。高速警察隊のフランクとインゴが犯行現場で発見できたものは、ラスカール・カパックを名乗る録音テープと、コミック「ティムとストルッピー」の有名な主人公の人形だけだった。
犯人は電話で現金と金塊を要求し、さもなくば更なる爆発をほのめかした。が、金の受け渡しは何回となく失敗する。そして、ラスカール・カパックの捜査は行き詰まる。
交通警察の同僚ボドマーがパトカーと共に吹き飛ばされ、瀕死の重傷を負う。更なる犯行に、住民達は不安と恐怖につつまれる。フランクとインゴは爆発物の分析を行ってやっと手掛かりを掴む。犯人は数年前大事件を起こしている。しかし、今は刑務所にいるはず…。
(原文は独「action concept」社のサイトです)2003.12.23
Daten データ
出演●ヨハン・ブランドラップ(主演、フランク・シュトルテ)、ライナー・ストレッカー(主演、インゴ・フィッシャー)、ギュンター・シュバート(リィーダー)、ウア・バスケン(ボドマー)、アルムート・エガート(隊長、カタリーナ・ランプレヒト)
ゲスト出演●ユルゲン・マイ(ヘルムート)、ウア・カルパ(ルドルフ)、ロウ・ロウ・レムレヴ(マライケ・ヴァンストラーテン)、アッヒム・ウォルフ(ワルター)、ステファン・スタウディンガー(リヒー)、クラウディア・バルコ(アニヤ・ヘッケンドルン)、ノルバート・ゲッシャー(ラスカール)、フッシ・クトルカン(カリデゥ)
【関連サイト】ライナー・ストレッカー
Eindruck 印象
はじめにおいしい物を食べてしまったので・・・
はじめと言うのは何でもそうですが、作製者はどのような番組にすべきか迷いがあるのでしょう。この「スピードウエイ」だけを論じれば、辛口の批評にならざるをえません。展開がやや緩慢だし、アクションシーンも物足りないですね。
日本で先に公開されたアラーム・コブラシリーズはこの「スピードウエイ」の2年半以降の作品なので、作り手も作り慣れて、劇画的により楽しめる作品になっていると感じます。つまり、日本の視聴者にとっては最初においしいところを食べてしまった後に、試作品を出された感じになってしまいました。
ともあれ、私達アウトバーンコップファンとしては、この「スピードウエイ」をドイツ・アクション刑事ドラマの金字塔「アウトバーンコップ」の第1回目作品として、心にとめておきたいと思います。
出演者
主演のインゴ役(背が低い方)ライナー・ストレッカーはこの「スピードウエイ」と次ぎの1本の合計2本出演して、ゼミル役エルドゥアン・アタライにバトンタッチしています。そのアタライは、今やアウトバーンコップの顔になったことはみなさんご承知ですね。ストレッカーの出演は2本だけなのでこの「スピードウエイ」を作製する時点で、ゼミルにバトンタッチすることが決まっていたはずです。だからライナー・ストレッカーはゲスト出演みたいなものですね。いきなりアタライを出すよりも、視聴者になじみがあったストレッカーをまず出したのでしょう。体格も二人は似ているし。
一方相棒のフランク役(背が高い方)ヨハン・ブランドラップは、第1シーズンの9本の番組に出演して、第2シーズンのアンドレ役マーク・ケラーにバトンタッチしています。
展開
1996年の作品なので古さは否めないですね。ポケベル(今や死語!)、車の型式など。
犯人が最後にリベンジを誓います。あれから8年、そろそろ刑務所から出てきて、アウトバーンコップと再度戦うのでしょうか。2004.3.7
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介