TOP
アウトライン
ニュース
番組ガイド
番組一覧
出演者
舞台背景
インタビュー
Q&A
管理人
ドイツ映画
独検受験記 
独外来語
独ブランド
独都市
アウトバーンコップ/アラーム・フォー・コブラ11
Alarm für Cobra 11-Die Autobahnpolizei
Wer bin ich 管理人
ミュンヘンでビール三昧。本場で飲むビールは格別Ich bin Magister Ingenieur Architekt. Ich habe Deutsch an der Uni zu lernen angefangen, wo es meine zweite Fremdsprache war. Als ich mit 21en war, ließ ich mich beurlauben. Dann im Goethe-Institut habe ich Deutsch gelernt. Ein halbes Jahr in Schwäbisch Hall und ein halbes Jahr in Göttingen. Nachdem Goethe habe ich keine Gelegenheit, Deutsch zu lernen. Seit 20 Jahre lerne ich wieder fleißig mit "Alarm für Cobra 11"
Kontakt コンタクト
「訳が間違っている!」、「コブラ11について訊きたい。」などありましたらお便りをください。迷惑メールに紛れて見損ねる恐れがありますので、件名には「アウトバーンコップ」を含めてください。基本的に返事を書いております。1週間経っても返事が無い場合は、メールに気づいていないと思いますので、恐れ入りますが再度メールを送って下さい。Happiness裕之介
Nehmen Sie Kontakt mit mir auf.  HappinessHiro
メルアド:happy10(a)be21.ne.jp
(a)を@に書き替えてください。迷惑メール対策でメルアドは定期的に変更しております。
Schreiben Sie (a) in @ um.
Inhalt 目次
#17 2023年7月 それから21年と数か月 ファンサイト開設20周年
#16 2022年2月 それから20年 アウトバーンコップと出会って20周年
#15 2018年3月 それから16年、放送開始満22年によせて
#14 2016年4月 それから14年と2か月 おめでとう満20年
#13 2015年2月 それから13年 ロケ地探訪第四弾
#12 2014年2月 それから12年 ロケ地探訪第三弾
#11 2013年2月 それから11年 ファンサイト開設10周年
#10 2012年2月 それから10年 アウトバーンコップと出会って10周年
#9 2011年9月 それから9年半 ロケ地探訪
#8 2010年4月 それから8年と2ヵ月 2009年12月4日全話の視聴完了。
#7 2009年6月 それから7年と数ヶ月 2009年1月25日全シナリオのアップロード完了
#6 2008年10月 それから6年半 目標達成までもう一歩
#5 2008年2月 それから6年 怒濤の1年
#4 2007年6月 それから5年 アウトバーンコップ続編、待望の日本リリース!
#3 2006年6月 それから4年 もっとアウトバーンコップを見たい
#2 2003年2月 それから1年 ドイツ語のシャワーをたっぷり浴びる
#12002年2月 アウトバーンコップとの出会い
別ページ>ドイツ映画 自分のための覚え書き
別ページ>独検受験記 4年もかかった独検旧2級(現行の準1級相当)
別ページ>日本語になったドイツ語100選
別ページ>ドイツ・ブランド100選
別ページ>ドイツの都市100選
#17 2023年7月 それから21年と数か月 ファンサイト開設20周年
17-1. ファンサイト開設20周年
約半年前の2月がファンサイト開設20周年でした。半年前はこの番組から離れていて、ファンサイトを更新する気分ではなく、春に4年ぶりにロケ地探訪して、久しぶりこの番組がマイブームになりました。
同じテーマでファンサイトの更新を20年も続けられたのも、ひとえに番組そのものが20数年続いていること、そしてこのサイトにご訪問いただく皆様のお陰だと深く感謝いたします。
#11 2013年2月 それから11年で「最近はロケ地探訪にはまっています。ケルン市内なら自分の庭のように歩けるようになるぞ!」と書いていますが、ケルン市内(厳密なエリア区分ではなく、徒歩やトラムなどの公共交通機関で訪れた範囲)のロケ地探訪は延べ105ヶ所となり、こんなに市内を丹念に回ったのは、世界広しと言えども、私にとってはケルンだけ
写真は第262話でロケ地だったビヤホール。2016年に訪れて、私にとってNo.1のビヤホールになり、ケルンを訪れるたびにかよっています。
ライスドルフ・ビヤホール 2023年春撮影
17-2.ドイツ語は上達したか
2015年のロケ地探訪第5弾その2>あとがきで「ドイツ語で尋ねて回る、恐らく5年前ならしなかったかも。5年続けてドイツへ行っているので、ドイツ語の会話も抵抗が減ってきたような・・・。
と書いていますが、今は、スマホでたいがいの調べものは済ませられるし、道案内もしてくれるので、こちらから尋ねることは、かなり減りました。
一方、外国人観光客と無縁のようなところを回るので、「長年ドイツに住んでいる外国人」に見えるのか、いきなりドイツ語で道を尋ねられたりします。そんな時は、「私もこの場所は不慣れなので。」と答えたり、わかる範囲でドイツ語で答えたり。おかげさまで、ドイツ語での会話は抵抗が無くなりました。
もちろんドイツに住んで仕事をするなら、それなりの語学力が必要でしょうが、私の場合は旅行でドイツを訪れるだけで、高度で専門的な会話は必要としないので、何とか足ります。
そして「長年ドイツに住んでいる」ような気分です。日本を発ちドイツの地に降り立つと、1年前(今回は4年前)ドイツを離れた日とつながっているような印象を受けます。1年間(今回は4年間)のブランクを感じません。ドイツに毎年2週間帰省し、日本へ出稼ぎに行く気分です。
それを最初に強く感じたのは、2016年の帰国時。フランクフルト空港のゲートなどでルフトハンザの航空券を見せると、係員が「Gute Reise(良い旅を)」を言ってくれます。なんだかそれが「いってらっしゃい。」というニュアンスに聞こえました。
2016年帰国の際のルフトハンザ便
左:座席前のディスプレイ「Vielen Dank dass Sie auf diesem Lufthansa-Flug unsere Gäste waren(ルフトハンザ便にご搭乗いただき、誠にありがとうございます)」
右:到着地羽田空港にて。
17-3.番組の行方と今後の語学教材
レギュラー番組は終了し、今後は単発でのTVムービーなどになりそう。この番組は私にとって最高の語学教材ですが、先細りは否めません。
ドイツ語に触れる機会が減ったので、最近はスマホでドイツのラジオ放送をストリーミングで聞いています。
お気に入りはNDR北ドイツ放送のNDR1(※、独語)。私が青春時代の1960~80年代の洋楽をたくさん流してくれます。ニュースも流れますが、聞き取りは内容によります。この番組のお陰で、事件・事故は概ね内容を理解できますが、政治や経済は難しい。星占いもお手上げ。
スマホをBluetoothで車のオーディオに繋いでドライブ。放送では、交通情報も流れます。ドイツの高速道路は、実際に走行してもそうですが、工事渋滞が多い印象です。また逆走や「人が立ち入っている」という緊急放送もあったりで、この番組のシチュエーションみたいなことも。
17-4.アウトバーンの工事現場
アウトバーンの工事現場 2023年春 ドライブレコーダー(DR)の画像
左:道路工事を知らせる案内板。
右:工事区間の始まり。片側2車線、往復4車線のうち片側2車線を通行止めにして、片側1車線の対面通行。中央分離帯を超えて対向車線へ。
ということで、最期はアウトバーンの話題で〆られてよかった。2023.7.29掲載
#16 2022年2月 それから20年 アウトバーンコップと出会って20周年
自撮りのフード付きトレーナー
16-1 製作スタッフの皆様に感謝
20年以上続く長寿番組になろうとは。おかげでファンサイトを作りつつ、長年楽しませてもらっています。
この20年で視聴環境はものすごく進歩しました。最初はVHSビデオテープ! そして今やパソコンの前に向かえば、好きな時間にあらゆるものが見られます。他国作品の日本語版も見ることがありますが、ただ私にはアウトバーンコップを独語字幕版で見るのが一番心に浸みます
16-2 ドイツ語は上達したか
う~ン、難しい。牛のあゆみです。4技能「話す」「聞く」「書く」「読む」で言えば、確かにこの番組のおかげで「聞く」は、レベルアップしました。ただアウトバーンコップはバックグラウンドを知っているので、聞きやすい。単発の映画とか見ると、悲しいくらい聞き取れないので(数回見るとマシにはなりますが)、予備知識の有る無しでこうも違うかと驚きます。ドイツ現地で誰かと会話して、最初は聞き取れなくても、数分やり取りすると理解できて会話が成り立つので、その点では会話に気おくれは無くなりました。
他の「話す」「書く」「読む」は現状維持か後退。ただ必要最低限は残っているようで、ドイツ旅行すると、明らかに「現地滞在者」前提で話しかけられたり、こちらが返事に困っていると、(独語は初心者だろうと)英語でまくし立てられることもほぼ無くなったので、これもそれも普段からこの番組のおかげでドイツに触れている成果でしょう。
16-3聖地巡礼(ロケ地探訪)
コロナ前は、毎年春の2週間のドイツ旅行で必ずロケ地巡りを行程に入れてハマっていました。直近は2019年春。ロケ地探訪第九弾その1その2
・レンタカーでケルン周辺の高速道路、一般道、市街地をくまなく回ったので、ドイツでの運転に自信がつきました。ドイツでドイツ車を走らせる、それはまさにBMWの標語Freude am Farhen(駆け抜ける喜び)の世界。
ロケ地となる飲食店は、この番組スタッフのお勧めらしく、観光では絶対に訪れないような「知る人ぞ知るローカル店」。#15で紹介したライスドルフ・ビヤホールは、ケルンへ行くたび訪れています。ただケルン中央駅から南へ1.7kmほどあります。
恐怖の部屋(ビヤホール)
ケルン大聖堂観光のついでに寄るなら、中央駅の北にある「Zur Schreckenskammer 恐怖の部屋」は、中心部にありながら観光客と無縁。家族・友人と気楽に楽しめるビヤホールです。詳しくはロケ地探訪第九弾その2>92-3 恐怖の部屋(ビヤホール)参照。やっぱりケルンの地ビール・ケルシュは最高!思い出すたび、よだれが出ちゃいます。
アレレ、ロケ地探訪の話が、ビールの話に脱線しました。左党は隠せない(笑い)。次回ケルシュを飲めるのは、いつになるかな。2022.2.4掲載
#15 2018年3月 それから16年、放送開始満22年によせて
今日はアウバーンコップの22回目の誕生日
まずは素晴らしい番組を提供してくださるアクションコンセプトとRTL放送の皆様に感謝。
この先どこまで続くんだろう。レギュラー・メンバーは若い俳優さんに代替わりしつつあり、この番組と出会って満16年になりますが、まだまだ楽しみながらドイツ語が勉強できそう。
ロケ地探訪
ゴールデンウィークの前後に約2週間の休みを取って、毎年「第二の故郷ドイツ」へ行っています。今年の春で8年連続。基本的にレンタカーでドイツを周遊しますが、ケルンは欠かせません。番組で映った場所を訪れることが基本ですが、ケルンはかなり丹念に回ったので、行ったことがある場所が映ると嬉しい。撮りためた写真から紹介できることも、多くなりました。
ロケ地は男の隠れ家?
ロケ地は、日本の旅行ガイドブックには載らないような場所や飲食店であることも多く、訪れてみて「これって、スタッフお薦めの【男の隠れ家】だ。」と感じます。
ロケ地探訪第四弾その2>42-1 モンレアール。アイフェル山地の集落はいくつか訪れましたが、ここは穴場でした。
ロケ地探訪第七弾その1>71-8 ルーア湖。ここも休暇を過ごすにはもってこい。
ロケ地探訪第六弾その1>61-3 ライスドルフ・ビヤホール。絶品のビールと料理。住宅街にあるので、観光客はまず行きません。詳しくは翌年も訪れたロケ地探訪第七弾その2>72-12 ライスドルフ・ビヤホールをご覧ください。
今までは、ロケ地を訪れることが主眼でしたが、今後は飲食店を積極的に訪れてみたいなと、旅行まで1ヶ月少々となり、ドイツ語の勉強そっちのけで今からソワソワしています。2018.3.12掲載。
#14 2016年4月 それから14年と2か月
おめでとう満20年
この番組は、1996年3月12日から放送が始まったので、満20年。
#13 2015年2月 それから13年
13-1.こんなに長寿番組になろうとは
この番組と出会って満13年。ファンサイト開設満12年になりました。番組自体は1996年3月12日にスタートしたので、まもなく満19年となり、春には第20シーズン目が始まります。
いや~、こんなに長寿番組になろうとは。最近、この番組は「ゼミルで持っているぞ。」とのアピールを感じます。我がサイトも番組終了と共に更新を終える予定が、やめるにやめられず引きずられちゃった。
そのゼミルというキャラクターは1964年2月2日生まれという設定なので、51才になったばかり。そのゼミルを演じているエルドゥアン・アタライは1966年9月22日生まれなので48才。もし定年までやるとしたら、まだまだいけそう。この番組との付き合いは長くなりそう(笑い)。
13-2.ロケ地スト
ドラマのロケ巡りをする私のような人間を、「ロケ地スト」と言うらしい。2014年春のロケ地探訪第四弾は、ロケ地探訪第四弾その1ロケ地探訪第四弾その3でまとめました。もちろんケルン市民になった気分で、ケルン市内での新たな発見も楽しいけれど、郊外の「男の隠れ家」みたいなところは、こんな所があったのかと感動の連続。ロマンチック街道の中世都市のようなモンレアール、森の中の四つ星ホテルフランツィスクスへーヘは、この番組のお陰で知ったお宝でした。
この春はロケ地探訪第五弾です。第235話で古い町並みの細い路地でカーチェイスがありました。このロケ地はケルンの南西約60kmにあるバート・ミュンスターアイフェル。この地のホテルに宿泊予定。更にここから第13シーズンTVムービー(邦題:HEAT ヒート 無法捜査線)でど派手な撃ち合いがあったロケ地のエフェルスベルク電波望遠鏡まで約13km。近づけるなら行ってみたい。
13-3.DVDでドイツ語の勉強
ドイツ・アマゾンでDVD等を買い、ドイツの知人宅にプレゼントという形で送り、旅行の際に立ち寄って受け取ってきます。今回は次の2枚でした。
1枚目:第16シーズン前半DVD 2枚目:ベルンの奇蹟 
1枚目は第16シーズン前半(Alarm für Cobra 11, Staffel 27)。このDVDに含まれている第208話を、印象を書き出すほど見ていなかったので、DVDで見ることにしました。ただ買ってきたままで、この記事を書きながら思い出した次第。 さっそく見て印象を書かなくちゃ。
2枚目は、第147話で紹介した独語字幕付「ベルンの奇蹟」。この映画の独版DVDは数種類ありますが、この版だけは独語字幕が出るので以前から狙ってました。ジャケットに書いてあるWeltmeister Edition mit Fahne(優勝国の国旗付き)はランチョンマットサイズのドイツ国旗付。
ところで私が知人宅を訪れる少し前、知人家族は暫く旅行へ。そのためこれらのDVDを留守宅へ送ってしまうとまずいなと思い、注文をためらっていたら、注文するタイミングを逃してしまい、実際に注文したのはドイツ到着後の4月27日。友人宅訪問は5月1日~3日の予定だったので猶予は5~6日。コブラ11は間に合いましたが、ベルンの奇蹟は未到着。知人には翌年もお邪魔するから、配達されたらそれまで保管しててと言いましたが、わざわざ日本へ送ってくれました。それなら直接我が家へ送ればよかったと、自分の段取りの悪さを反省。
3枚目:映画カサブランカのドイツ語版DVD 4枚目:第18シーズン前半DVD
この2枚は成り行きで買った物。3枚目は1943年にアカデミー作品賞を受賞した有名な「カサブランカ」。ケルンの量販店店頭で物色していたら、独語字幕・吹替版(英語字幕・英語音声も当然あります)だったので勉強のため購入。この時代の映画は、教科書的な話し方なので分かりやすいものの、早口なので付いていくのが少々大変。
4枚目は、第18シーズン前半DVD(Alarm für Cobra 11, Staffel 31)。上で紹介したロケ地のモンレアールへ、ドイツ留学中の知り合いの学生さんを案内したら、ロマンチック街道沿いの中世都市ような雰囲気にとても喜んでくれました。それで学生さんらはモンレアールがこの番組のロケ地だとは知らなかったので、番組でどのように写っているか見てみてよと、帰国後ドイツアマゾンで注文し、デュッセルドルフ在住の学生さんへ送り、見てもらいました。最終的には学生さんが帰国後受け取りました。
長々とドイツ語の勉強用との大義名分を掲げたものの、お気楽に見て面白かったで終わってしまって、勉強になっているのかどうか。いつまでもドイツ語初心者です。
ワイルド・スピード、エクスペンタブルズ、スパイダーマン、アメイジング・スパイダーマン、アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテンアメリカ、アベンジャーズ。
当サイトにお越しいただける方なら、恐らくいずれかはご覧になっているはず。最近ハリウッド映画はとんとご無沙汰でしたが、友人から面白いよと勧められて、久しぶりにレンタルビデオ店に通っていろいろと見ました。さすがハリウッド映画の完成度は高い。エンターテイメントに徹していると感じます。
ちなみに前回のドイツ旅行の機内では、エージェント・ライアン、ウルヴァリンを見ました。恐らくアウトバーンコップのスタッフも、ワイルド・スピードなどは参考にしているだろうなと感じました。
ハリウッド映画を並べて何を企んでいるかと言うと、この中から幾つかドイツ語版字幕・吹替が出るDVD(又はブルーレイ)を、次回のドイツ旅行で買おうかなと思っています。それと私の青春時代の金字塔「スターウォーズ」もドイツ語で見てみたい。面白い映画・番組は万国共通。それでドイツ語の勉強ができれば万々歳。楽しくなくちゃ語学は続きません。
でも密かな今年の目標は、スパイダーマンのコスチュームが似合うカラダになりたい!(50代のおじさんの単なる願望)。2015.2.10掲載
#12 2014年2月 それから12年
12-1.ベンチマーク
光陰矢のごとし。この番組と出会って満12年。ファンサイト開設満11年になりました。第4シーズンTVムービー(通称オリジナル版)は、この番組を知るきっかけになった回で、思い出したように時々見ています。自分の聞き取りレベルのベンチマークなんです。既に14年以上前に放送された回なので、最近見た印象は、出演者が若いな~。一方、いつ見てもアクションシーンは当時からすばらしいしく、画面に見入ってしまいます。
ドイツ語の学習は、2007年にドイツ語字幕付ドイツ版DVDを取り寄せた時期あたりから、亀の歩みも少しはスピードアップした感じがします。独検準一級に合格したのが翌年の2008年。
この番組をはじめドイツ語のドラマなどを、最近はやりの「聞き流すだけ」の学習を続けて、ヒヤリング力はかなり上がった実感があります。第4シーズンTVムービーを初めて見たときは、日本語字幕に頼り切りでしたが、今はドイツ語の聞き取りはできているが意味が分からないことも多々あるというレベル。最近はずるくなって、一度聞くと、「こりゃ、全く歯が立たないな。」「これは何度が聞き直せば意味がとれそう」と仕分けしています。上を目指すなら、「歯が立たない」ものこそ果敢に挑戦すべきなんですが、亀の歩みです。
それと「聞き流すだけの学習」は、この番組をはじめニュースなどのドイツ語を、車の中で聞いたりしますが、いつの間にか他のことを考えたり、運転に気を取られて、効率的な感じはあまりしません。
映画を原語で見たいという目的なら、「聞き流すだけ」でもある程度の効果はあると思います。しかし、聞く、話す、読み、書くという総合力を上げようと思うと、私の能力の限界なのか勉強の仕方が悪いのか、一般的な真理なのか分かりませんが、やはり能動的な学習が欠かせないと思えます。ゴルフのI川選手は海外経験が長いことから、会話もたくさん実践してきたはずです。「聞き流す」教材は語学学習の一つの助けとして役に立つと思いますが、後は本人の努力しだいでしょう。
実は、「ドイツ語の映画・ドラマを原語だけで見たい」という目標に向かって努力してきた副産物として意外なおまけは、ドイツへ旅行した際、日常会話なら「必ず理解できる」自信が付いたこと。一度聞いて分からなかったとしても、何度か会話のキャッチボールをすれば、相手の意図をつかめる自信が付いたことは大きな収穫です。
今後の私の課題は、語彙力をつけてある程度専門的な話でも会話ができるようになること。ただあまり気負いすぎて、大学生が使うような学習用教材だと独学は続かないので、ドイツ語字幕付きDVDなどでぼちぼちと楽しく学習していきたいと思います。
12-2.邦版DVDがリリース
去年下記の11-3で「邦版DVDが待ち遠しい」と書きました。ドイツ本国では、放送済みすべてがDVDでリリース。一方日本では、2008年4月24日に放送された第12シーズン、クリスとゼミル・コンビの「第172話邦題:最後の潜入捜査」が最新。第13シーズン以降、今日現在でTVムービー6本、通常番組75本の6年分が日本未公開です(第11シーズン以前の未公開分を除く)。
そこへ第13シーズンTVムービーが、4月2日に「HEAT ヒート 無法捜査線」というタイトルでリリースされるとの嬉しい情報が飛び込んできました。アメイジングD.C.の皆様はじめ、日本語版の制作スタッフの皆様へ感謝申し上げますと共に、6年分の未公開分も是非是非リリースをお願いします。
それとタイトルには「アウトバーンコップ」も「アラーム・フォー・コブラ11」も入っていませんが、ジャケットにゼミルとベンが写っているのでよかった。これでファンは店頭でタイトルが違っていても、すぐにこの番組だと気づくはず。日本語版において、これまでも主人公らの写真は、裏表紙に出ることはあっても、表に出るのは初めてのはず。ファンにはしびれます。すばらしいジャケットをありがとうございます。
アメイジングD.C.のオフィシャルサイト(※、日本語)にある予告編の日本語字幕を見ると、早くも「こんな事を言っていたのか」という発見があって、今から楽しみです。
12-3.ロケ地探訪第三弾
2011年春のロケ地探訪第一弾(舞台背景>ロケ地探訪1~6)。2012年夏おまけの第二弾(舞台背景>ロケ地探訪ベルリン編)。そして2013年春の第三弾(舞台背景>ロケ地探訪31~33)。
1度行けば満足するかと思ったら、番組はまだまだ続いていて、行った場所が映れば懐かしくなってまた行きたくなるし、行ったことが無い場所は「制覇」したくなるし、大変な事になっています。番組を見ているとおおよそどのあたりでロケしているか、かなり分かるようになったし、古里を見ているよう感じです。
10ヶ月前に行ったロケ地第三弾で特に印象に残るのは、地下鉄駅ブラスラオアー広場/中央駅。番組でコブラ11らが走り抜けて行くも、駅舎内はグーグル・ストリートビューが無いので(いずれ可能になることでしょう)、どこをどのように通っているかわからず、実際に行ってみてもやもやが晴れた気分でした。
それと、この番組を送り出しているRTL放送局が入っているラインホール。2011年春もこの付近は歩きましたが、全く思考の外。こんなにすばらしい番組を送り出している放送局を素通りしてしまっていました。
番組はビンツェンツ・キーファー演じる新相棒アレックス・ブラントを迎え更に続くようなので、機会ある毎にロケ地を訪れるつもりです。そして早速2014年のゴールデンウィーク前後は、ロケ地探訪第四弾の予定です。ケルン市内の公共交通も、レンタカーで郊外を走ることも、日本と変わらずできるようになったので、ますますパワーアップしてロケ地をご紹介します。ロケ地探訪を重ねる毎に、この番組も、舞台のケルンもますます好きになりました。どこかでロケ中の現場に出会えることを願って!それと署の隊長席に座ってみたい(笑い)。2014年2月1日掲載
#11 2013年2月 それから11年
11-1.ファンサイト開設10周年
早いもので、アウトバーンコップと出会って11周年。このファンサイトを開設し、更新を続けて10周年。ファンサイトを開設したきっかけは#6 2008年10月で書きましたが、同じテーマでファンサイトの更新を10年も続けられたものだと我ながら感心します。これもこの番組の面白さとこのサイトにご訪問いただく皆様のご支援のお陰だと深く感謝いたします。
ファンサイトで最初にアップロードした第31話、第32話(2003年3月21日掲載)なんてあまりのお粗末さに読めたものではありませんが、自分史だと思って古いページはそのままにしています。
スタートは「ドイツ語の勉強のため」だったのですが、最近はロケ地探訪にはまっています。ケルン市内なら自分の庭のように歩けるようになるぞ!
11-2.ロケ地探訪第2弾ベルリン編
いやまさかケルン周辺へ行かない家族旅行で「ロケ地探訪」ができるなんて、旅行直前まで思っても見ませんでした。そのため準備不足で内容は「ロケ地探訪ベルリン編」のとおり、メジャーな観光地巡りみたいになってしまいました。まあ、アウトバーンを十二分に走ったのでその点は大満足でしたが。ところで高速警察隊とは出会えなかったな~。次回は速度超過してゼミルに捕まってみたいな(笑い)。
ロケ地探訪以外の旅行記は2012ドイツ家族旅行にまとめました。雑多な内容ですがよろしかったらご覧下さい。今年はゴールデンウィーク前後にロケ地探訪第3弾の予定です。
11-3.邦版DVDが待ち遠しい
ドイツ本国では続々とDVD化され、universum.filmのサイト(※、独語)によれば最新版はブルーレイ版も出るもよう。それに比べると邦版は最近ペースが遅いですね。まだ第10シーズンの途中。以前ならTVムービーが先にリリースされていましたが、それもまだ。2008年9月放送の第13シーズンTVムービー(Auf eigene Faust、直訳:自力で。ベンとゼミルのコンビ)から残っています。いろんな映像・動画をネットで手軽に見ることができるようになったので、メジャーな作品でなければDVD化は商業的に成り立たなくなったのかなと心配です。
11-4.番組は続く
1996年3月のスタートから数えていよいよ18年目に入り、番組の完成度はますます高まってきた感じがします。ベンの後釜を探しているということは、まだまだ続くみたいですね。ゼミルが「定年退職」するまで続くのかな。私もファンサイトの更新でまだまだ楽しめそうです。2013.2.10掲載。
#10 2012年2月 それから10年
10-1.アウトバーンコップと出会って10周年
ちょうど10年前の2002年2月4日、日本で最初にリリースされたアウトバーンコップ(以下「AC」と言う)のビデオ(第4シーズンTVムービー、通称「オリジナル版」)を見ました。それは衝撃的な1本でした。詳しくは 「#12002年2月 アウトバーンコップとの出会い」をご覧頂くとして、その1年後の2003年2月11日このファンサイトを開設。更新記録をカウントすると9年間で更新回数489回。平均6.72日に1回になりますが、2005年は0回、2006年も1回だけと、日本版がリリースされなかった時期は中だるみ。その後2007年2月からはほぼコンスタントに更新。我ながらよく続いたな~。これはいつもこのサイトにご訪問いただく皆様のご支援のお陰だと深く感謝いたします。
同時期に見たドイツのドラマや映画のビデオを、自分の覚え書き用にドイツ映画に整理しています。改めてこのリストを見返して、面白い作品は多々あるんですが、自分の中でACを越えるものは出現していないですね。だからそこ10年もの間、一つの番組を追い続けられたのでしょう。やっぱり最後はAC賛歌だ(笑い)。
10-2.オリジナル版についてマニアックな視点
私にとって原点なので、思い出したように時々見ていますが、見る都度に新しい発見があります。今回はロケ地探訪の後なので、ロケ地に気づきました。ロケ地探訪1で紹介した「A540 高速540号線」や「A44 Düsseldorf-Stockum 高速44号線デュッセルドルフ-シュトックム・インターチェンジ」付近を繰り返し往復しながら撮影されています。自分がハンドルを握って走ったところなので懐かしい。
それとこの回は、米TVドラマ「ランナウェイ・カー」という下敷きとなる番組に忠実に作られているため、恐らくこの回だけだけか、あっても滅多にない特色があります。
●一般道でゼミルが違反切符を切る。
●トムが自転車に長い時間乗る。
●マフィアなど悪役らしい悪役が登場しないので、銃撃戦がない。
●同じ理由で犯人探しもない。
●署の執務室で、コブラ11が会話をするシーンがない(コブラ11は最初から最後までロケだけなので、署でのシーンがない)。
●エンゲルハート隊長がTV電話を使う(もしかして他の回でもあったかも)。
●ロケ地に可動橋が登場。
●実在のTV・ラジオ局がヘリで中継。
いかがでしょうか。「そうだ、そのとおり」と納得したそこのあなた、AC免許皆伝ですよ(笑い)。今後も一緒にACを楽しみましょう。
10-3.独語のドラマ・映画を原語で見る
今のレベルは、この目標に対して60~70%でしょうか。今はARD放送のソープ・ドラマ「Verbotene Liebe(直訳:禁じられた愛)」(※、独語)をインターネットで毎日、ながら視聴しています。ACが毎日見られれば苦労しないのですが、何か面白い番組がないだろうかとネット検索していたらたまたま目に止まったのが昨夏。この番組月曜から金曜夕に放送。既に4,000回を迎えた長寿番組。内容はドロドロの人間模様だし、しかも登場人物が多く会話の連続。ACの対極にあるような番組で、趣味でもない番組をなぜ見続けることになったのか。見始めた頃に好みの女優さんが出ていたからだと思います。今は降板してしまいましたが、見るのが習慣になってしまって止められません(笑い)。見始めた頃、画面を追うことで精一杯。ヒヤリングまで頭が回りません。今は1回目でストーリーを追えるほど、画面を見つつ会話も耳に入ってくるようになったので、進歩した自分を感じるのは嬉しいですね。でも、集中して聞かないと頭に入ってこないし、まだまだ細かいところは聞き取れません。日本語のドラマでも見るように、ポテチでも食べながら気楽に見られるようになればな~、と思うのですが、いつになる事やら。
今年から独検1級を受けることにしました。「今年から」と書いたのは、独検準1級も4年かかったので、それ以上覚悟しています。1級まで受けなくてもという気持ちはありますが、何か目標を定めておかないと、成果があがらないまま「お達者で」と言われるような年にアッと言う間になってしまいそう。「光陰矢のごとし」が身に染みて、焦っている今日この頃です。
10-4.サイトのあり方
昨春ドイツ旅行したため、サイトの内容はロケ地探訪1ロケ地探訪6のように現地情報を多く掲載しました。12月から2ヵ月近くサイトの更新を休ませていただきましたが、その間2011ドイツ兄弟旅行で情報を整理していました。ACは私にとって原点なのでサイトは維持していきますが、この夏も家族を連れてドイツ旅行の予定なので、今後サイトの内容はACの枠を越えてドイツ関連情報が多くなると思います。それでもよろしければ、引き続きご訪問下さい。
いずれもっと自由に独語を使いこなして、微力ながら日本とドイツの橋渡しができるような活動を続けていきたいと思っています。2012.2.4掲載
#9 2011年9月 それから9年半
9-1.ロケ地探訪
2009年6月に書いたように、長年思い描いていたロケ地巡りが実現。成果はロケ地探訪1ロケ地探訪6をご覧頂くとして、韓流ドラマに陶酔する婦女がロケ地を訪れる気持ちがよくわかるな~。ディスプレイで見慣れた場所に自分が実際に立つ。それはとても特別な感慨。そして早朝、閑散としたライン川沿いの散歩道を、アウトバーンコップの沢山のシーンを走馬燈のように思い浮かべながら歩く。何とも言えない幸せを感じました。あ~あ、アウトバーンコップの観光PRのような映像にまんまとはまっちゃいました。
9-2.実際に行くということ
日本でもドイツのTVやラジオが視聴でき、ドイツ・アマゾンで買って日本へ送ってもらえるし、メールやスカイプを使えば通信費もかからず、ドイツを身近に感じられる時代。ネット環境の恩恵は感動的です。今回も、ストリート・ビューで駅からホテルまでの道のりを予習し、初めての場所でも地図無しで歩きました。
それでも雰囲気とか匂いとかは、実際に体験しないとわからないですね。あの独特な匂いをどう表現してよいのか言葉が浮かびません。逆に日本は「味噌と醤油」の匂いらしい。やはりその場に行くことの大切さを改めて感じました。それと、あのカラッとした空気のもと飲むビールは最高。実はこれが一番の理由かな。
9-3.独語
ほぼ毎日聞き取りの練習、と言えば聞こえはいいけど、実態はよく聞き取れもしないドイツのドラマやニュースを原語で見ているだけ。それでもドイツ到着から直ぐに聞き取りは抵抗なし。一方話す方は練習不足。観光程度なら何とかなるけど、ちょっと込み入った話なるとお手上げ。独学で話す練習をするには「独作文」と言われていて、そのために「独語で書くブログ」も用意しているのですが、なかなか手が回らなくて。次回行くまでにはレベルアップを目指したいな~。理想だけは高いんですけど、少年老いやすく学成りがたし(笑い)。
9-4.邦版DVDは出るの?
ドイツ本国のDVDは間もなく第13シーズンがリリースされ順調に出ています。邦版DVDも第10シーズンがボチボチ出るようで、感謝です。と書きつつ、邦版、ドイツ版どちらか一つの映像はコレクションしておきたいと思っていますが、リリースされたら直ぐに飛びつくような熱意はなくなっちゃいました。ベストは独語字幕付きのドイツ版DVD。ただこの番組の独語字幕付きは出ないようだし、そうなると次は邦版DVD。これも出ないようならドイツ版DVDしかないですね。更に以前のようにDVDを借りも買いもあまりしなくなりました。ネットで見られるドイツのニュースやドラマをつまみ食いしています。
9-5.おまけの映像
ロケ地探訪に掲載した以外の画像で印象に残ったものを紹介。
幼稚園入園前のお遊びグループ。フライブルクにて。 ケルン・ロープウェイからの眺め。眼下のクアハウスのビーチチェアで日向ぼっこする人たち。
フランス人形のように可愛い子供達に思わずシャッターを切りました。左に立っている引率の女性に尋ねたら、幼稚園入園前のお遊びグループとのこと。写真をマウスポインターで指示すると、画像が変わります。フライブルクにて。 ケルンロープウェイからの眺め。眼下にはクアハウスがあり、ビーチチェアが並んでいます。日向ぼっこする人たち。中には素っ裸の人も。ゴンドラから見られているとわかっているはず。おおらかですね。
その昔、北海沿いのビーチを散策していたら、いつの間にかヌーディスト・ビーチに迷い込んだ事を思い出しちゃいました。
ケルン動物園の動物達
ケルン動物園の動物達。気持ちよく寝てますね。写真をマウスポインターで指示すると、画像が変わります。 こんな車も走ってました。多くは語りません(笑い)。2011.9.3掲載。9.12最終更新
#8 2010年4月 それから8年と2ヶ月
8-1.視聴環境が著しく変わった
過去10年の視聴環境の変化に全話視聴までの道のりを絡めながら整理してみます。
●2000年前後 ビデオテープ
10年ほど前、レンタルはビデオテープが一般的で、吹替版か字幕版を選んで借りていました。気に入った作品があれば、両方借りないといけないハメになり、出費が倍!
第3シーズン(98-99、アンドレとゼミルのコンビ)はレンタルのビデオテープで見ました。
●2002年~2003年頃 日本版DVD
第4シーズン(00、トムとゼミルのコンビ)はDVDで。1枚で字幕でも吹替でも美しい映像に載せて見ることができ、更には字幕を消したり、吹き替え版に字幕を載せたりできるとは。
それまでビデオテープの字幕版を聞き取り練習用に見るときは、TV画面の下4分の一ほどに紙を貼って字幕が見えないようにしていたので(そうだったよな~、と画面の前でうなずいている方いますよね)、見たいシーンの頭出しの良さとも相まって、感動の連続でしたね。
実は第4シーズンのDVDボックスを買ったのは2002年2月。その時点で我が家にはDVDプレーヤーがなく、暫く本棚の肥やし状態。満を持して2003年春にHDD+DVDレコーダーを買って、やっと見ることができました。
ただその後が続かなかったですね。暫く日本でアウトバーンコップ(以下「AC」と言う)がリリースされなかったので、第4シーズンDVDをすり切れるまで(スミマセン、DVDだからすり切れるワケないか)何度も見ていました。ドイツ本国では、第7~8シーズンと進み、第二チーム(スピンオフ版)も放送されていた時期なのですが。アウトバーンコップ日本版DVD
と、ところが日本でも第1シーズンTVムービー(96、フランクとインゴのコンビ)が「スピードウェイ」、第5シーズンTVムービー(01、トムとゼミルのコンビ)が「インターチェンジ」、第二チームTVムービー(03、フランクとスザンナの男女コンビ)が「マキシマム・スピード」のタイトルでリリース。最初は、これもACだと気づかずに見過ごしていたものも。日本側の事情があるのでしょうが、タイトルは統一して欲しかった。でも裏返して言うと、タイトルがバラバラだったので、このサイトを開く大きな原動力になったことは確か。
右は手持ちの日本版DVD。日本版の全ては持っていません。ネット検索すると全てをお持ちの方もいるようなので、コレクションに関してはかないません。
●2007年 ドイツ版DVD
ACのビデオが出たのは、日本が先で2001年7月の第4シーズンTVムービー(99、トムとゼミルのコンビ)。ドイツ本国では、遅れること3年余の2004年10月に(第1シーズンからではなく)第7・8シーズンTVムービー(03~04、ヤンとゼミルのコンビ)のDVDがリリースされています。ただ当時「ドイツ版DVDは日本では見ることができない」と思い込んでいて、買わずにいました。ところがドイツ帰りの知人がパソコンで(ACではない)ドイツ版DVDを見せてくれたので、「そうかパソコンは放送方式(ドイツはPAL、日本はNTSC)って関係ないんだ」と気づき、ドイツ・アマゾンでACのドイツ版DVDを注文したのが2007年8月。必至にドイツ語字幕に食らいついて見ていました(初期のACのドイツ版DVDはドイツ語字幕付きだった)。アウトバーンコップ・ドイツ版DVD
でもパソコンの小さい画面ではなく、やっぱりTVで見たい! 調べてみるとドイツ版DVD対応(と言うか、オールラウンド)のDVDプレーヤーが日本でも販売されていることがわかりました。で、そのDVDプレーヤーを買いに、念のためACのドイツ版DVDを持参、再生できることを確認のうえ買ってきたことを思い出します。右は手持ちのドイツ版DVD。こちらは当初の分から揃えています。
●2007年 インターネットのビデオ・オン・デマンドで
ほぼ同じ頃、ACを放送するRTL-TVが、RTLnow※でACをビデオ・オン・デマンドで見せてくれるようになりました。しかもタダで。ただ、いかんせん聞き取り力はまだまだだったので、核心が理解できず、中途半端な見方をするよりも、かえって日本語版を待った方がマシかなと思ったことも。例えば2007年8月に見た第142話(06、第10シーズン、トムとゼミルのコンビ)は、印象を1行しか書いていません。書いていないと言うよりも、書き出せるほど聞き取れなかったというのが正直なところ。
●2009年12月4日全話視聴完了
そうは言っても、見られるものは見てみたいと思うのが、ファンの端くれ。日独両方のDVDに、ビデオ・オン・デマンドを加えて、とうとう全話制覇の時がきました。一生見られないかもしれないと思っていた最後の一本である第15話(97、第2シーズン、アンドレとゼミルのコンビ)を、Semir マニアの洒落言※さんからネットでの視聴手段を教えて頂いて、2009年12月4日全話の視聴完了。ACと出会って苦節7年10ヵ月(笑い)。長かったと言えば長かったし、終わってみれば年だけは取ったな~。
●2010年2月 リビングの液晶TVで最新のACを見るリビングの液晶テレビで最新のアウトバーンコップを見る。
195話で書きましたが、とうとうRTL-TVがリビングに進出。右は、リビングの32インチ液晶テレビにRTLnowのビデオ・オン・デマンドを写した証拠写真。本編前のCMです(女の子が卵を取って店員に「何が入っているの」と尋ねる、スーパーマーケットのCM)。ここまできたかと感無量。TVに写るのが地上波だけだった時代は、ローカル放送局の天下でした。それが今やTVがネットに繋がれば、競争相手は全世界に広がってしまうワケですからローカル放送局にとって脅威でしょうね。
それとディスクはブルーレイの時代に。第4シーズンDVDは1年お預けしたことを書きましたが、今回液晶テレビと併せてHDD+ブルーレイ・レコーダーを買ったので、ACのブルーレイがいつ出てもOKだぞ~。
8-2.ドイツ語の勉強
最新版がネットで見られるのはありがたいのですが、残念ながら独語だけ。いずれ同時通訳してくれるソフトが出てくるでしょうが、今のところはお粗末な語学力だけが頼り。「理解したい」というエネルギーは我ながら凄いですね。聞き取りに必至です。ドイツ映画を原語で見たいとの夢はずっと持っていました。ACを8年余見続けてやっと聞き取れるようになった実感があります。最近は何回か見れば、聞き取れないところもまだ残るものの全貌がつかめるようになりました。この「核心部分」を書くとアスセスが平時の2倍に上がります。拙い語学力でもファンの皆様のお役に立っているようなのでサイトを開いててよかった。全話制覇してこのサイトの目標は達成できたので、個人的にはこのサイトを閉めちゃって(または更新をやめても)かまわないのですが、喜びのメールを頂戴したりすると、ファンの皆さんと一緒にACを楽しんでいる実感があり嬉しい限りです。
8-3.余談
第3シーズンはレンタルのビデオテープで見たことは既述のとおり。ただレンタル末期で、第43話(邦題:Taxi 541)と第44話(邦題:哀しきリベンジャー)は、吹替版しか借りることができず、もともと字幕派なので、1~2度サラっと見ただけで返却しました。今回手持ちのドイツ版DVDで見直したら、突っ込み所が多いですね。まず冒頭ゼミルの応援に回るエンゲルハート隊長が無線で「コブラ1」と応えます。隊長のコード・ネームが分かるのは第106話が最初だと思っていたら、こんなに早く分かっていたとは。そして、ゼミルが警察の同僚に対して「クリス」と声をかけるシーンがあって、ファンの皆さんご存じのように、5代目相棒が「クリス」なので聞き慣れた名前にドキッとしました。他の回も見直すとといろいろマニアックなネタが出てきそう。2010.4.5
#7 2009年6月 それから7年と数ヶ月
  番組リリースの動き
まずドイツ本国では、RTLnow※でTV放送後すぐにインターネットのストリーミングで見られたり、DVDも継続して発売されたり、一方日本でもTV番組として流れたり、DVDでも見られたりと、どれを見ようかと迷うくらい嬉しい悲鳴。2005~06年頃の閉塞感が信じられないですね。私にとってベルリンの壁が崩壊したことと同じくらい、衝撃と感動です。「いくらなんでも、ちょっと大げさすぎない。」との声が聞こえてきそうですが、個人的な印象なのでお許しを。
特に特筆すべきは第二チーム(スピン・オフ版)の日本リリース。ドイツ本国ですら再放送も、DVDもまだリリースされていない番組を日本で出してくださった英断に改めて感謝します。
このサイトの動き
このサイトへ多くの皆様にご訪問頂くお陰で更新に熱が入り、2009年1月25日に全シナリオのアップロードが完了しました。その後6本の新作がドイツ本国で公開されているので、放送済みはTVムービー9本、通常番組185本、合計194本。第二チーム(スピン・オフ版)のTVムービー1本、通常番組10本。合計205本の番組紹介が完了。
未試聴は、どうしても見る手段がない第15話と第124話を除けば残り20数本。私より先に「全話制覇したよ」というファン、と言うかここまでくると「マニア」が出てくると思いますが、私は印象を書きながら週1本ペースでじっくり見ていきます。全話制覇されたら是非メールください。
ところで、第二チーム(スピン・オフ版)を除く本編は194本なので、もうすぐ200本。既に新作の製作は進んでいるようで、第14シーズンに最新情報を掲載しました。
そろそろこのサイトも完成に近づきましたが、ドイツ本国でまだまだ新作がリリースされるようですし、日本でもぞくぞくリリースされるようなので、まだまだネタはつきないようです。ショボいサイトですが、お付き合い下さい。
ドイツ語の勉強
ドイツ語の勉強も亀の歩みながら進みました。2月にドイツ・アマゾンに第6シーズン前半DVDを注文した際に、ドイツ語の字幕が出ないと分かったうえで、私の語学力で大丈夫だろうかと心配しながら恐る恐る「Mogadischu」のDVDと映画本を注文(Mogadishuについては第186話参照)。結果はOK!私の語学力でも十分楽しめました。
やっと原語でドイツ映画が楽しめるレベルになってきたようです。ドイツ語を学びはじめて数十年、自分の努力不足が大半の理由だと思いますが、紆余曲折の末こんなに長い道のりになろうとは。
味をしめたので、今回ドイツ・アマゾンに第6シーズン後半DVDを注文するのに併せて、以下のDVD・原作本を取り寄せました。
2008年ドイツ映画祭で上映された作品から(写真上段右より)
●クラバート - 謎の黒魔術(Krabat)[Marco Kreuzpaintner] DVD・原作本
●耳のないウサギ(Keinohrhasen)[Til Schweiger] DVD
●ノース・フェイス - アイガー北壁(Nordwand)[Philipp Stoelzl] DVD
次のDVDは、懐かしのハリウッド映画をドイツ語葺替・字幕で見るため。
●レイダース/失われたアーク《聖櫃》(Jäger des verlorenen Schatzes)[Steven Spielberg]
このDVDにはインディ・ジョーンズ・シリーズ第4作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(Indiana Jones und das Königreich des Kristallschädels)」の予告編が入っていました。
4作品ともドイツ語字幕付き。視聴記は機会があれば掲載します。
ドイツへ行きたい
既に航空会社のマイレージは十分貯まっているものの、仕事や家族があってなかなか夢が果たせないでいるのですが、モタモタしてるとマイレージの有効期限が切れそうなので数年の内にケルン周辺を訪れたいと思っています。できることならチタンシルバーのBMWのレンタカーで、アウトバーンコップのロケ地を巡ったり、アクションコンセプト社内の署のセットにも立ち寄り隊長の席で写真が撮れたら最高!このサイトにも取材記が掲載できればな~。初夢みたいな話になってスミマセン。2009.6.15
  #6 2008年10月 それから6年半
  アウトバーン・コップ・ファンサイトを立ち上げたきっかけ
アウトバーン・コップを知った2002年2月当時、ドイツ本国では、既に70本以上作製されており、もっと見たいと思いました。その当時、ドイツ本国でDVDはまだリリースされておらず、ビデオ・オン・デマンドもありませんので、日本でのリリースを期待するほかありません。リリース若しくはTV放送してもらうには、アウトバーン・コップの知名度を上げないといけません。リリースは最初、日活からでしたが、その後、他社から違うタイトルになり、これではアウトバーン・コップのファンですら作品にありつけそうになく、自分の覚え書き、そして知名度を上げる(知名度が上がって商業的に成功すれば、どんどんリリースされるだろうから、自分もたくさん見ることができて、結局自分のためになる)ため、このサイトを立ち上げました。
多くの方にこのサイトをご訪問いただき感謝いたします。訪問していただける方が多くなったと言うことは、それだけアウトバーン・コップの知名度が上がった証拠でしょう。そして、わざわざメールを送っていただいたファンの方と、喜びを分かち合うことができました。
9月22日、テレビ東京系列で放送予定の「ワイルド・ランナーX3(第6シーズンTVムービー)」が中止になったのは残念でしたね。ほぼ全国ネットの地上波で放送されると言うことは、アウトバーン・コップが日本でメジャーになる日で、長年の夢だったので、私にとって記念すべき一つの節目になるはずでした。近々の放送を期待します。
目的達成までもう一歩
日本でもここ1~2年立て続けにリリースしていただき感謝しております。また2009年5月にドイツ本国で第6シーズンのDVDがリリースされると、日独合わせれば、ほぼ全番組制覇できそうです。
あれほど見るのが辛かったNHK-BSのZDFニュースは、よくわからないながらも毎日見ているし、ほとんど聞き取れなかったトムとゼミルの会話は、細かいところまでわからないけど、おおよそ言っている意味をつかめるようになったので、学習の効果はあったようです。それと、刑事ドラマ用語は任せてください!(笑い) Zugriff!(逮捕)、Waffe(拳銃)、Hände hoch!(手をあげろ)、Dienstwagen(広義では公用車。番組ではパトカーを指して使われている)、Staatsanwalt(広義では検察官、番組では狭義の「検事」で使われている)、Kommissar(警部)などなど。
サイトは完成まで大詰め
放送済みのシナリオと印象のアップロードは峠を越え、できれば2009年春を目途に完成させるべく、更新をスピードアップしたいと思っています。2008.10.2
  バクテリアで炎症?~2008年夏の思い出~
ゲストを迎える
この夏、高2の娘を11日間のショートステイでドイツの知人宅へ送り出したことは、第8シーズンに書いたとおりです。娘が帰国した後、今度はあちらの大学生のお嬢さんが、2週間の日本旅行の途中、我が家を2泊3日訪れました。お嬢さんのお父さんはドイツ人、お母さんは日本人。お母さんと私がかつてドイツ語学校の学友だったつながりです。お嬢さんとは初対面。お嬢さんはドイツ育ちなのでバイリンガルではなく、日本語は外国語としての日本語で日常会話に不自由しない程度。
ドイツから東京に着いたお嬢さんは、親戚の家にお世話になった後、京都・奈良~広島と一人で旅行して九州の我が家へ来ました。駅へ迎えに行ったら、右足がぱんぱんに腫れています。聞くと京都の清水寺付近を散策したとき何かの虫に刺されたらしく、かゆくてかいたとのこと。ドラックストアーで塗り薬と湿布を買って処置したとのことでした。病院に行くべきではと思ったのですが、本人が大丈夫だと言うので、その日は予定どおり観光。
「細菌を抑える点滴」ってドイツ語に訳せない!
しかし、寝る時間になって痛むと言うので、救急病院へ連れて行きました。診察によれば、観光して回って足を動かすことで、細菌が繁殖し炎症を起こしている。2~3日安静にしておくべきとの忠告。先生の言葉はよく分からないけど事情を察したお嬢さんは、残り1週間の日本旅行の予定がぎっしり詰まっているため泣き出す始末。せっかくの旅行が台無しになって可愛そうだけど、看護師さんと私とで、まず治すことが先決だからとなだめました(看護師さんの優しい話し方には感服)。そして、細菌を抑える点滴を受けて、抗生物質を出してもらえることになり、明日もう一度見せにいらっしゃいで診察終了。
さてここからが大変。日本語で書けばなんてことありませんが、お嬢さんは医療用語が理解できませんし、私も1年ドイツにいた間病院とは無縁だったこともあり、炎症だの点滴だのドイツ語で説明できません。何となく分かったお嬢さんは「細菌とはバクテリアのことか」と言うんです。う~ん、日本語では人間に対してバクテリアって使わないしな~、当たらずとも遠からずみたいだけどな~、と思いつつ返答に困ってしまいました。そこで、ドイツにいるお嬢さんのお母さん(私の知人)に国際電話して日本語で病状を説明。電話を代わって、お母さんからお嬢さんにドイツ語で説明してもらい、お嬢さんは納得した様子で、点滴を受けて午前2時頃に帰宅しました。
帰って辞書を見たら、確かに細菌はドイツ語でバクテリア。そう言えば、歯磨き粉のCMで、口の中の「バクテリア」を抑える、と言ってたなと思い出しました。2008.10.4
  2日目の朝、再び病院へ
今日はお嬢さんも私もそれぞれ辞書持参。診察を待つ間、医療用語の勉強。
医師は違う方でした。炎症は治まってきて、移動は大丈夫でしょうというお話。お嬢さんの喜びようと言ったら、それはもうはち切れんばかりの笑顔。もう一度点滴と、離日までの飲み薬を出してくださいました。通院はこれで終わり。万一状態が悪ければ、明日又いらっしゃいとのこと。昨晩の当直医はかなり安全を考慮されたのでしょう。予定では、3日目の早朝に出発予定だったのですが、念のため半日ずらしてお昼出発に変更しました。
昨晩、今朝と、お嬢さんがベットに横たわって30分の点滴を受ける間、付き添って話をしました。私がドイツ語にのめり込むことになったきっかけ、お嬢さんのお母さんとの語学学校時代の思い出。お嬢さんも両親との思い出や、将来法律家になって国際舞台で活躍したいことなど夢を語ってくれました。普段、女子大生と話すことなどないので、私にとっては、思いがけず楽しい時間でした。
その後帰宅し、午後から超特急で半日観光。高校生の娘も付き合ってくれました。予定外にプリクラを撮りたいと娘。ナルホド、今頃の娘はこんな所に行きたいんですね。
3日目の朝、炎症はだいぶ治まり、本人も痛みはないとのことで、病院へはいかず、少し観光して、昼過ぎ次の目的地へ送り出しました。
可愛い子には旅をさせても…
我が子のドイツ旅行は旅行保険に満額加入し、何事もなく無事帰ってきました。
お嬢さんの健康保険はEU域内のみ有効。一方、旅行保険に入ってきていないので、治療費は全額自己負担でした。ただ常識的な額で、私はあれだけお世話をかけて安いと思ったくらい。今回これで済んだものの、旅行は不慣れな環境に行くことであり、何があるか分からないので、旅行保険は必須だなと改めて思いました。
旅行の会話集には「病気になったときの例文」や「病院での例文」が必ずあります。お嬢さんは日本語で日常会話ができたので、なんとかやり過ごせましたが、日本語ができずドイツ語だけなら私はお手上げでした。ドイツからのお客様を受け入れるからには、最低限の例文は頭に入れておかなければと、リスク管理が足りなかった反省をしています。
異国で暮らす大変さ
私は1年間語学研修で滞在しただけで、結局ドイツにとって外貨を落としてくれるよい御客です。しかし、住んで仕事をするとなれば、話は違います。私の知り合いは、異国で二人のお嬢さんの子育てをしています。今回のことで、改めて異国で暮らす大変さを思い知らされました。ご主人がドイツ人なのでまだマシだと思いますが、学校行事や今回のように病院に連れ行ったり、人生には重要な局面がたびたび訪れるので、住む土地の言葉は必須です。お嬢さんによれば、母は辞書を手放さなかったとのこと。私が苦労話を聞き出そうとしても、気丈な方なので、話してくれません。まあ、それくらいでないと、異国では生きていけないのでしょうね。2008.10.9
#5 2008年2月 それから6年
怒濤の1年
アウトバーンコップのビデオに出会ってから6年、このサイトを開設してから5年が経ちました。
昨年、日独両国でアウトバーンコップのDVDが多数リリースされ、また今後も定されており、関係者の皆様には深く感謝しております。また、昨年にはインターネットでの視聴が可能になり、アウトバーンコップ・ファンにとっては、幸せな一年でしたし、今年も嬉しい年になりそうです。
2007年末現在で第2チームも含めると、通常番組175本とTVムービー8本がドイツ本国で放送済みです。このうち日独でリリースされているDVD、インターネットで視聴可能な番組を合わせると、通常番組116本とTVムービー8本と全体の約68%が、日本にいる私達も見られるようになりました。2年前には信じられなかった事です。
サイトの更新が忙しかった
リリースが無かった2005年、2006年は放置していましたが、リリースと併せてサイトの更新も忙しかったですね。カウンターが上がると励みになります。趣味の翻訳なので、もともとたいした訳はできませんが、初期の頃の第3シーズンあたりの翻訳は、今読み返すとひどくお粗末。恥ずかしいので書き換えたいとも思いますが、自分の成長過程を記録しておこうとそのままにしています。
ドイツ語の勉強も忙しかった
お陰で、大いにドイツ語の勉強ができました。つたない語学力で必死に?シナリオを翻訳し、ドイツから仕入れたDVDのドイツ語字幕にかじりつき、インターネットでの視聴では耳に集中して、疲れたときは日本語版のDVDをのんびり見て。アウトバーンコップのお陰で、楽しく長く勉強でき、独検準1級に合格できました(当然、試験対策の勉強もそれなりにしましたが)。目標達成したのでサイトの更新もおしまい、とは言いません。ご安心を(笑い)。
アウトバーンコップはどこへ行くのか・・・
とは言え、10年以上も続くと、レギュラー出演陣も年を取ってきました。撮影中の新シーズンではクリス役ゲデオン・ブルクハルトの後釜としてベン役トム・ベック(Tom Beck)という20才代の新人俳優が抜擢されたようです。人気番組なので、製作スタッフはいろいろと秘策を練っていることでしょう。まだまだ私達視聴者を楽しませてくれることを願っています。2008.2.10
#4 2007年6月 それから5年
ドイツ発ビデオ
私は、ドイツ語の教材としてドイツ発のビデオを見ています。
たいがい同じ作品を3回見ます。
1回目、字幕を消してドイツ語だけで。
2回目、字幕付きで。
3回目、もう一度字幕を消して。
吹替えではあまり見ません。
一般的な作品だと約1時間半以上あるので、私の語学力だと、1回目の1時間半は辛いですね。
内容がつかめないと、見続けてもおもしろくないので、たいてい前半と後半に分けて、1~3回を繰り返します。込み入った話になると、15分刻みくらいで1~3回を繰り返します。でもこれじゃ語学の勉強にはなっても、作品を楽しむ気にはなりません。また、おもしろくない作品だと、字幕付きで1回見ておしまい、と言うことも。
2007年春、待望のアウトバーンコップの新作がリリース。
12本の通常番組(アウトバーンスピード)と3本のテレビムービー(ワイルドランナーX~X3)が2007年リリース。アウトバーンコップは、私にとってお手頃な語学教材だなと改めて感じます。
アウトバーンコップは、45分番組、アクション中心の込み入った話なし、見慣れた番組なので、私の語学力でも1回目でおおよその流れはつかめます。2回目で内容を完璧につかみ、3回目は3回目でストーリーがわかっているので、字幕なしでも日本のドラマと変わらず楽しいですね。
テレビムービーは、見ている側が少々中だるみしますが、なじみの俳優さんが長めに演じるだけで45分番組とあまり変わらないので、他の作品と比べたら1時間半は辛くないですね。2007.6.30
#3 2006年6月 それから4年
アウトバーンコップは、ドイツ本国で引き続きテレビ放送中です。残念ながら日本ではリリースされておりません。
「アクション・コンセプト社」では、アウトバーンコップと同じアクション系のスパイ・エンジェル、ザ・クラウンなどを製作しており、一部日本でもリリースされています。こちらをご覧下さい。
私のドイツ語力はやっとNHK-BS1のZDFニュースを見る気になってきました。2006.6.4
2006年夏、RTLの再放送で67話69話を見ることができました。アウトバーンコップを見るのは久しぶりだったので、聞き慣れたテーマソング、変わらぬ出演者、お約束のカーアクションに感激しました。ドイツ語の力はまだまだですが、やっと原語で見ても楽しめるレベルになってきました。2006.8.20
#2 2003年2月 それから1年
そろそろNHKのテレビ・ラジオドイツ語講座は物足りないものの、かと言ってNHK-BS1のZDFニュースは堅苦しくて勉強が続きません。そんなときアウトバーンコップと出会いました。
私の知識不足だったのですが、NHK-BS2で結構ドイツ映画やってますし、レンタルビデオでも探すと結構ドイツ語の映画やテレビムービーが出ていますね。お陰様で、この1年ドイツ語のシャワーをたっぷり浴びました。2003.2
#1 2002年2月 アウトバーンコップとの出会い
その昔、大リーグにいた新庄選手が、大リーグ入りする松井選手にアドバイスとして「字幕スーパー入りDVDを50枚ほど持って行くといい。」と言っていましたが、語学をやった方はその気持ちがよく分かりますよね。
2002年2月4日、福岡出張の際、紀伊國屋書店の店頭で偶然中古のドイツビデオを見つけて、内容は全然知らず、おもしろいのかどうかわからなったのですが、なかなかドイツ語のビデオはないので、はずれでも安いし「まあいいか」と思い買いました。
#1-1 この1本から始まった
アウトバーンコップ・オリジナル版 VHSビデオ
福岡から帰って来て、家族が寝静まってから見ました。おもしろい!
後でわかったのですが、私が買ったビデオは「オリジナル版」と言われる物で、本国では1999年12月6日に120分の特別枠で放送されたものでした。
それから、インターネットで情報を探し回り、3日後の2月7日にはアラームシリーズのDVDを注文していました。
#1-2 ドイツとの出会い
私の専門は建築(一級建築士)ですが、大学のとき1年休学してドイツへ語学研修に行きました。ドイツを選んだのは、たまたま第二外国語でドイツ語を選択していたからです。
もう20年以上前になりますが、当時、ドイツのテレビ局は公共放送のARDZDFの2局のみでした。今では、アウトバーンコップを放送している全国ネットのRTLを始め、民間放送局が多数あるようです。
ドイツでは、外国人にドイツ語を教えるゲーテドイツ語学校に通っていました。それでその後も勉強を続けています(とは言え、忘れる方が多いですが)。
このサイトの情報は、直接ドイツのサイトから仕入れたものもありますが、なにせ趣味のドイツ語レベルですので、誤訳等ありましたら私のドイツ語のレベルはこんなもんだと笑ってやってください。
#1-3 アウトバーンコップこそ、お待ちかねのもの
ドイツ映画って、日本ではほとんど見る機会がないですね。NHK衛星第2であるのは古いモノばかり。先日有線TVで最近の映画があったときは、吹き替えでがっかりしました。
アウトバーンコップこそ私が待っていたモノです。楽しい映画でドイツ語が勉強できれば最高ですね。
#1-4 アウトバーンコップがヒットした隠れた理由
アウトバーンコップが成功した理由の多くは、ド派手なアクションとスピード感あふれるストーリー展開にあることは間違いないものの、主演のゼミル役エルドゥアン・アタライが果たした役割も大きいと思います。
私は、予備知識無しに初めてアウトバーンコップシリーズの「オリジナル版」を見たときに、アタライはトルコ系2世だと思ってしまいました。実際のところ、彼はトルコ人の父とドイツ人の母を持ち、北ドイツ・ハノーファー生まれですが、父の血を多く受け継いだようです。
私は、ドイツ語学校の寮で2ヶ月間トルコ人と同室でした。彼は、トルコで独語教師をしていて、ドイツに語学研修に来ていました。ゼミルを見ると彼の事を思い出します。
ドイツには多くの外国人労働者がいて、人口に占める割合は約9%、全外国人の約29%がトルコ人といわれ、外国人労働者の多くはいわゆる3Kの仕事に就いています。彼らにとってトルコ人警部ゼミルの活躍は痛快に違いなく、ドイツのあらゆる層に受け入れられた所以だと思います。
それにしても、コブラシリーズのアンドレは北イタリア系のようだし、アラームシリーズのトムは東欧系のようだし、意図的なものを感じますね。次は織田裕二でも出演すると日本でも大ブレイクするかも!?(でも、ドイツ語ができなきゃダメかな)。
 



Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介