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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第20シーズン 第265話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Goal(直訳:ゴール) | |||||||||||||||||
メーメットにとって「ゴール」とは。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
若いプロサッカー選手メーメット・オズマンの友人ケヴィンが、不可解な死をとげると、アレックスとゼミルは、謎に直面する。なぜケヴィンは死んだのか。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ティム・オリヴァー・シュルツ(メーメット・オズマン)、タイフーン・バデムソイ(父兼マネージャー、アーメット・オズマン)、ニクラス・ロフラー(ケヴィン)、ラリッサ・マロルト(アリバイ彼女カーロ)、オリヴァー・ビガルケ(ライマン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
伝統の作り、そして分かりやすい ここのところ、今までの「常識」を覆すようなシナリオだったし、今まで馴染みがない上席検事トーマス・ザンダーやイザベル・フリングス博士などが、継続して登場するので面食らっていました。 今回は王道をゆく手慣れた作りで、見ていて安心感があります。アクションシーンは、この番組の持ち味がよく出ています。 シナリオは、万人受けしないテーマについて、とても慎重に練られているようです。最後は、え~いきなりそんな活躍できないだろう、と引きつつも、娯楽番組らしくまとまっています。 帯番組なら、サッカーチーム内の人間関係もじっくり描くことでしょう。何せ45分番組で結論を出さないといけないので、そのあたりは端折ってどんどん進みます。この割り切りの良さがこの番組のスピード感につながっています。欲を言えば、もう少し明るくならないかな。音楽も全般的に暗くて、ドイツの冬空を表しているみたい。 Teil2の3分過ぎ、メーメットが病床のカーロを訪ねます。 メーメット「ビデオは消したと言ったじゃないか。」 カーロ「そのつもりだったけど、うっかり消し忘れていたのよ。そしてスマホを盗まれてしまったの。」 メーメット「だますつもりか。ビデオを売ったんだろう。それが原因でケヴィンは死んだんだぞ。」 この会話が謎解きの山場でしょう。 1.アクションシーン 中盤、病院内での銃撃戦とそれに続くアクションが少々小粒だったことを除けば、冒頭、クライマックスはいつもの派手さ。 冒頭、ぶつかる車の車内からの映像は、新しい視点。クラシュ自体は、この番組ではありきたりなので、新たな演出か。 クライマックス、大型車の大爆発は、この番組の持ち味がよく出ていました。 2.ゲスト出演 メーメット・オズマン役ティム・オリヴァー・シュルツ この番組のゲスト出演は、「主役ゲスト」とコブラ11を引き立てるための「脇役ゲスト」の二つがありますが、彼は、サッカーの腕前を除けば、若いのに主役を張れる素晴らしい演技。 ゼミルと会話するシーンが幾つかあります。そのときのゼミルの表情が「君の側に寄り添う」感じが出ていて、円熟の演技に引き込まれました。若い頃だったら絶対に出せないだろうと思われる味わい。Teil2の7分45秒、警察官になったころ、警察には多くのトルコ人が犯罪者として捕まっていた。同胞を敵にまわすことは辛い、家族とも縁を切った(そのような事を言っていますが、聞き取りに自信はありません。今話のゼミルの発言は、いずれも道徳的に深い意味が込められている印象です。日本語版を出して欲しいな~。) ところで冒頭、メーメットとケヴィンは同居しているのかなと思いましたが、「ケヴィンの住まい」と繰り返し話されているし、後半、メーメットも忍び込んで、ケヴィンの服を抱きしめて泣き崩れるので、メーメットは父ら家族と住んでいるという設定でしょうか。冒頭は「お泊まり」だったかな。 メーメットの父兼マネージャー、アーメット・オズマン役タイフーン・バデムソイ 第203話(第15シーズン、直訳:最後の日)で、ゼミルの叔父アーメット・ゲーカーン役で出演。最初に見たときの第一印象が強くて、どうしてもゼミルの叔父さんに見えてしまうんだけど。 Teil1の14分過ぎ、隊の聴取室で父アーメットはゼミルに「息子の将来を心配した。」と言います。それに対してゼミルは、誰かの例を出して、「娘三人はレズだった。おじいちゃんには成れないが、でも父は娘達を愛した。」と諭します。これが、クライマックスのメーメットと父との再会の伏線になっていますね。 3.コブラの日常 中盤コブラ11は、アレックスの行きつけの店に行きます。アレックスがゼミルに友人等を紹介。アレックスのプライベートはなかなか表に出ないので珍しい。 そこでアレックスの友人が「シンガポールの会社を通じて賭けている」ことがわかり、ゼミルがヒントを得て隊へ電話連絡。事件解決へつながっていきます。 実は2週間後の週末はケルンにいる予定。調べるとあいにくその週のFCケルンの試合はアウェー。ゼミル等のように赤いマフラーを巻いて、TV応援といきますか。 |
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この2枚は2011年春の旅行で、ケルン市内で撮影。番組と直接関係ないイメージ画像です。 左:サッカーの試合は、主にケーブルTVで放送されるそうです。そのため自宅にケーブルTVを引いていない人はこうやって見に来るみたい。店の外ならタダだし。 右:FCバイエルン・ミュンヘンとFCゲルゼルキルヒェン シャルケ04の試合が放送中でした。 |
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秘書のスザンネは、前話からの続きで休養中なのか、制服警官のジェニーが私服で勤務し、スザンネの代行らしい。ジェニーの私服姿は貴重だし、もしかして次期秘書候補かな。 4.今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) このテーマを立てるのは久しぶり。それだけドイツ旅行を控えて真剣に聞いてるということ(笑い)。 tanken 給油する 冒頭カーロが「給油しなきゃ」というシーン。特に習った単語ではないけど、直感で分かる単語でした。 Wettmafia 違法賭博の胴元 高速警察隊はシンガポールの組織を、「Wettmafia」と呼んでいるようです。聞き取りに自信が無いので間違っていたらゴメンナサイ。辞書に無いので確信はありませんが、恐らく「違法賭博の胴元」といった意味でいかがでしょう。 ところで胴元が話すドイツ語は、英語なまりがあるものの、流ちょう。私もこれくらい話せればな~。 アクションを楽しみにご覧になっている方には、細かい解説を長々と書いてしまい、スミマセン。5日後に迫った旅行の準備などもあって、早々に切り上げます。ご了承ください。 |
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やっと届いたカトリン・ヘスのサイン付きポートレート 請求した事すら忘れていました。恐らく彼女が登場した4年ほど前に請求したハズです。それが今頃届きました。彼女が現役続行中でよかった。もし降板していたら、旬を逃したことになるので。 2015年4月19日掲載、4月20日最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介