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Alarm für Cobra 11－Die Autobahnpolizei |  |
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トムとゼミルは、トラックから盗んだバズーカで荒らし回っているスベンとジョニーを探す。これと平行して、トムとゼミルは別の事件も担当する－州刑事庁が武器密売人を探している事件にも土地の事情に詳しい者として関与する。州刑事庁専従班長ぺーター・メントナーは事件の内容を警部らに明かす。
はらはらするような追跡劇で、我らがヒーローはスベンを逮捕する。スベンは警察署へ連れて行かれ、そこでメントナーとはちあわせしお互いを認識する－スベンは生命の危険を感じる、メントナーは自分の一人二役がばれ、スベンの彼女ニーナの口から漏れるのではないかと心配する。
ついにトムとゼミルは、スベンに全てを自白させることに成功する…。
（原文は独TVandSeriesのサイトです）
今回は前回と違って下町が舞台ですね。赤いBMWに乗っている自動車ブローカーのところへスベンとジョニーが出かけますが、ドイツでは典型的なアパートメントですね。道路に沿ってロの字型(又はコの字型）に建物があり、中庭に車が止まっています。
悪徳警官メントナーが隊長の部屋で、ブラインドを降ろし「極秘」だと言って、説明するシーンはかつての「スパイ大作戦」（古くてごめんなさい）みたいですね。
ゲスト出演
スベンことジギー・カウツとその彼女スザネ・カルロは、ネットで調べてもほとんど情報がありません。
悪徳警官ぺーター・メントナーは、あちこち調べましたが俳優さんの名前が出てきません。発音ははっきりしていますし、舞台俳優さんなのでしょうか。ユル・ブリンナー（これも古い！）みたいな貫禄がありますね。
ドイツ語
ここ3本ほどは、
１、最初字幕なしのオリジナルで2回ほど見て、
２、その後、吹き替えに字幕を付けて見て、
３、最後にオリジナルに字幕を付けてと、計4回ほど見ます。
1の段階で今の私の語学力で50％ほどの理解、
２の段階で1で理解できたところの確認や、理解できなかったところは「こんな事を言っていたのか」と納得し、
3の段階でおさらいですね。
1の段階は結構画面が楽しめます。それにアクション番組なのであまり理解できなくても結構楽しめます。
2の段階は、当然の事ながら言葉の端々までよくわかりますが、番組本来の雰囲気はないですね。
3の段階は、字幕に気をとられて画面をあまり見ていないですね。
一般的には「3.オリジナルに字幕を付けて」見るとの選択になりますが、字幕はどうしても端折ってあるので、原語で見て50％理解できれば同じ事かなと思います。
たとえは、赤いBMWが焼かれ、オーナーの自動車ブローカーにトムが「あんたの車か」と尋ねます。
ブローカーの答えは、吹き替え：「あーそうだ」、字幕：「そうだ」となっていますが、原語では「俺のだった」と過去形で答えています。「俺の車だったが、燃えてしまってもう乗ることができない。」といったいった意味が込められていると思います。
次ぎ「車の後部座席に乗っている少年を知っているか？」に対して、
吹き替え：「知らねえよ」、字幕「ない」ですが、原語では「全然見たことない」とかなり強烈に否定していて、視聴者は「この男は知っている」というがわかっていますので、インパクトは大きいですね。
よくできた台本だなと感心し、日本語としても適切な訳がされていると思いますが、日本語ではうまく表現できないもどかしさを感じる一方、そういった原語と翻訳されたものの差違を感じるだけでも原語で見るメリットはあるかなと感じます。
と言うことは、今ドイツへ行って放送中のものを見ても楽しめそうです。ここは頑張って1の段階でできるだけ理解できるようになりたいなと思って頑張っているところです。2003.7.21
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