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私が見たドイツ映画 | |||||||||||||||||
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Tornado - Der Zorn des Himmels | ||||||||||||||||||
トルネード ~巨大竜巻発生~ | ||||||||||||||||||
06/独TV/字幕/ドイツ語版/180分 監督:アンドレアス・リンケ 出演:マティアス・ケーベルリン、ミナ・タンデル、ザーシャ・ゲーペル、リザ・マルティネク 解説:トルネード研究家の主人公を中心とした3時間の人間ドラマ。 |
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あらすじ トルネード研究家のヤンが故郷のベルリンへ戻ると、異常気象から強大な竜巻が発生する危機が迫っていた。気象台に勤めるヤンの父や役所は彼を信じない。父の部下でありヤンの親友ブルーノは彼に協力するが、二人の間はエヴァという女性をめぐって緊張関係にあった。ヤンの警告どおり、強大な竜巻がベルリンを襲う。ヤンは愛する家族を助けられるだろうか・・・。 |
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竜巻のシーンがあまりなくて、人間模様が中心。邦題は過大だとも思ったのですが、よくよく考えてみれば、主人公のヤン自身が「竜巻」。ベルリンに舞い戻って、人間関係に竜巻並みの嵐を巻き起こして、しっかり傷跡を残し去っていきました。原題のサブタイトル「天の怒り」はヤンの怒りだと解釈すれば、竜巻のシーンが少なくても納得できます。連邦議会議事堂(右の写真、2008年夏撮影)、ブランデンブルク門、テレビ塔など、ベルリンの観光地や郊外の美しい風景が写り、個人的には今のベルリンが感じられて、あまり長さを感じさせない3時間ドラマでした。ただ、ドロドロの人間ドラマを長々と見せつけられると、ちょっと辛いですね。自分の趣味じゃないと思いました。 この作品にはアウトバーンコップ(以下「AC」という)でゲスト出演して見たことのある役者さんが次々に出てきます。ヤンの親友ブルーノ役ザーシャ・ゲーペルはAC第168話に。ヤンの父ユルゲン・ベルガー博士役ルドルフ・コバルスキーはAC第67話。消防局長アンドレアス・シュッテ役マルチン・リンドウはAC第157話、その妻ドリス・シュッテ役キルステン・ブロックはAC第89話などなど。主人公のヤン・ベルガー役マティアス・ケーベルリンはACにゲスト出演したことはありませんが、TVムービーでよく見かける俳優さん。腕の「重宝な人」のタトゥーはどのドラマに出ても意図的に見せているような気がします。彼に日本語のタトゥーの意図を聞いてみたい。2009.10.26 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介