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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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アラーム・フォー・コブラ11 シーズン8 邦版第1話 治外法権の壁 | |||||||||||||||||
第7シーズン 第104話 Ohne Ausweg(直訳:万事休す) | |||||||||||||||||
ありふれた交通事故がきっかけで、ヤンとゼミルは「国際的な大事件」に巻き込まれる。外交官ボウチャードは外交特権を利用して違法な麻薬密売を行っていた。コブラ11の二人は、堕落した役人の身辺を洗う…。 (www.episodeworld.com及びwww.cobra-action.deを参考しにました) |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●アンドレア・バディ(メイヤー婦人)、トーマス・ベストファーター(クリストス)、マティアス・ディトマー(ワルター・レーガー)、シルケ・ハナスキー(カタリーナ・レーガー)、オリヴィア・シュトリッツェル(外交官ボウチャード) ここまで2007.5.4掲載 |
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Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
上のシナリオでは、番組展開がよく分からないので、私なりに補足します。 | |||||||||||||||||
ワインが入ったコンテナを運ぶトラックが事故に巻き込まれ、コンテナから麻薬が漏れていた。ヤンとゼミルが捜査を始めると、そこへ南米サン・マルコ共和国の使者が現れ、外交特権を振りかざしてトラックを大使館へ運び去ってしまった。二人は、まずワインディーラーのレーガーを訪ねるが、成果は無い。ヤンはレーガーの娘、カタリーナと親しくなり、彼女の父がサン・マルコ共和国の外人部隊に属していたことを突きとめる。レーガーが外交官と共謀していることは明らかだ。更に外交官の使者は、指名手配されている犯罪者であることもわかった。ヤンとゼミルは突破口をつかんだ。二人は悪徳役人に迫ることができるだろうか。 | |||||||||||||||||
法を守ることがヤンとゼミルの仕事なので、今回の相手には法の壁で近づけず、二人の怒りが私達にも伝わってきます。さてどう切り崩してくれるか。2008.2.10 | |||||||||||||||||
ドイツから取り寄せた生写真。左:クライマックスのイメージ。外交官ボウチャードとカタリーナ。右:冒頭のイメージ。クリストスとコブラ11。 | |||||||||||||||||
日本語版(BS11で見た印象) | |||||||||||||||||
「見逃した」と、第106話で書きましたが、ラッキーなことに再放送で見ることが出来ました。冒頭、中盤、クライマックスのカーアクション3点セット。ジャガーはお約束のクラシュ。ボンラートが離婚したとか、アンドレアが妊娠したのではとか、レギュラーメンバーの身辺も騒がしい。意外なオチが用意され、通常番組として十分な出来でしょう。 珍しいシナリオ マフィアとか、警察内部のゴタゴタとかが定番のシナリオにあって、外交官相手とは珍しい。いつもは身分証明書をみせれば、黄門様の印籠のように、相手は観念する(と言うか、この番組の場合は、逃走劇に発展する場合が多い)。今回ばかりは、身分証明書が役立ちません。中盤、コブラ11は外交官の元へお詫びに行きます。自分が正しいと思ったら上司に対しても信念を貫くだけに、犯罪に手を染めていることが見え見えの悪徳役人に対して頭を下げるなんて、耐えられないハズ。前半コブラ11のイライラが視聴者にも募り、その分、後半の活躍が活きてきます。やっぱり我らがヒーローだ。 お詫びの後、 ヤン:「あいつのドイツ語は完璧だ」「まるでドイツ人だ」 ゼミル:「母親がドイツ出身なのかも」 もちろんヤンの言葉の裏には、「悪徳役人は出身を偽っている」との思いがあるのですが、ゼミルの答えは自分の事を言ってるみたいでおかしかった(ゼミル役アタライの母はドイツ人)。 二人のこのやりとりは、悔しいけどドイツ語版では聞き取れなかったですね。早口だから、日本語字幕を見てもやっぱり聞き取れない。日本語版はありがたいですね。 シルケ・ハナスキーSylke Hannasky ヤンの相手をするカタリーナ・レーガー役シルケ・ハナスキー(※、ドイツ語)は、女優と言うよりファッション・ショーのモデルの方が映えるような顔立ち。スタイルはいいし、廊下を歩くシーンは、ちょっと早足でしたが、ショーのランウェイ(舞台)を歩いて来るみたい。もしかしてモデル出身かとプロフィールを見てみましたが、ちゃんと演劇の勉強をした生粋の女優さんでした。 フランス産赤ワイン ゼミルが冗談で上着の内側に隠そうとしたワインは、149ユーロ(約2万円)。年代物のワインらしく、私みたいな庶民は一生口にすることはないでしょう(笑い)。ワイン好きとしては、ワイン・ボトルをバンバン割るのは心臓に良くないけど、実際に下敷きの事件があったのではと思えるほど、トリックがよくできたワイン・ボトルでした。 さて、番組にも出てきたように、フランス産だと赤ワインでしょうね。一方ドイツ・ワインは、今でこそ赤も増えてきたようですが、私がいた頃は白が一般的。第72話でフランケン・ワインを取り寄せていることを書きました。恩師のドイツ語教授がいつもモーゼルワインを取り寄せていらっしゃるので、今回私もお願いして取り寄せてもらいました(写真)。1ケース15本の送料込みの値段は、ゼミルが隠そうとしたワイン1本とほぼ同じ。それでいてサラリーマンの普段飲みには十分な品質です。ラベルを記載します。多分お好きな方はわかって頂けると思います。3本とも白ワインです。 左:2008er Mosel Riesling "S" Müller Koblenz 中:2008er Niederfeller Goldlay Riesling Kabinett 右:2007er Mosel Riesling Classic Weingut A. Schmitt Konz-Filzen 外交用語(ドイツ語学習者向け記事) 外交官が登場するので、いつもはこの番組で聞かない語彙が出ています。 Der Konsul 領事 Das Konsulat 領事館 immunität 治外法権 Wiener Übereinkommen über diplomatische Beziehungen ウィーン外交条約 wiki※によれば「外交関係に関する基本的な多国間条約であり、外交関係の開設、外交使節団の特権(外交特権)等について規定する。内容の大部分は国際慣習法として確立した規則を明文化したものである。 」とあります。独語は長いですね。番組ではよく聞き取れませんが、もっと短く略して言っているようでした。2009.10.31 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介