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アラーム・フォー・コブラ11 シーズン9 邦版第6話 交錯する罠
レンタル版:ワイルドランナーXX
第9シーズン 第126話 Feindliche Übernahme(直訳:敵対的買収)
高速警察隊が乗ったバスが事故に合う。高速警察隊が狙われたのか、バス経営者のライバルか・・・。
ゲーカーン夫婦は明日が結婚記念日。ゼミルからアンドレアへのプレゼントは何か。ファンにはこちらの方が気になったりして。
Episodebeschreibung シナリオ
ギュンター・ファラダは、倒産寸前のバス会社の経営者で、高速警察隊の警官ディーター・ボンラートと長い付き合いだ。ボンラートは、旧友に「コブラ」チームをボーリング試合へ送迎してくれるよう頼んだ。そのバスは大事故に合う。間もなく、ブレーキに細工がされていたことがわかった。トムとゼミルは高速警察隊への策略と推測する。しかし、ファラダは自分へ向けられている策略と思った。同業大手のライバルであるティモ・ブレッサーが裏で動いている。ライバルはファラダのバス会社を乗っ取るつもりだ。ファラダはブレッサーの家を訪問し、恐ろしい発見をする。ブレッサーの死体だ。殺人に使われたと思われる凶器を手に取ったその時、部屋に入ってきたブレッサー夫人に見つかり、パニックに陥り逃走した。助けを求められたボンラートは無実を信じ、出頭するよう説得した。しかし、ファラダは逃げ出した。警察はファラダの無実を証明できるだろうか。
(www.episodeworld.comを参考しにました)2007.12.16
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ヨッケル・チーリッシュ(ギュンター・ファラダ)、カロリーネ・シュライバー(イリス・ファラダ)、チリシー・シュルツ(パトリチア・ブレッサー)、クラウス・ツモレク(ティモ・ブレッサー)、ジモン・ボール(アクセル・シュナイダー)
Eindruck 印象
DVDでドイツ語版を見た印象
上のシナリオは濡れ衣が書いてあるだけで、犯人も犯人の動機につながる事も書いてありません。なかなか面白い展開ですね。
バス
バスは英語と同じように「Bus」と書きますが、ドイツ語の発音は書いてあるとおりに「ブス」です。過日、ドイツのニュースを見ていたら、航空機製造会社「Airbus」社が出てきて、アナウンサーがさかんに「エアブス」と言っていました。日本語でネガティブな言葉を連呼されると、ちょっと異様な感じですね。2008.2.1
日本語版(FOXMOVIESで2009.9.1放送分を見た印象)
自分で書いておきながら、今回の印象は番組の内容についても、取りあげるドイツ語にしても呆れるほどマニアックです。よろしかったらお読み下さい。
結婚記念日
いやはや、ゲーカーン夫婦は幸せな夫婦だなぁ。そこへトムが余計な事を言うものだから、ゼミルはいい迷惑。
結婚記念日のプレゼントに、トムはゼミルにイタリア北部の観光地ベニスへの旅行を勧めます。私もひとり旅で行ってみて、あまりにロマンチックな所だったので、ひとりじゃ寂しくてゴンドラには乗れなかった。新婚旅行で再度訪れ念願かなってゴンドラにも乗りました。行かれた方も多いでしょうね。
ドイツの刑事ドラマを紹介するサイトなので、他国の宣伝はしたくないけど、第一級の観光地なので、私も手放しでお勧めします。そう言えばゲーカーン夫婦は新婚旅行に行ったんでしたっけ。
ケルンからベニスまでネット検索すると、鉄道だと最低でも2回乗り換えて12時間前後。高速道路をひたすら飛ばす手もあるけど、ゼミルの運転じゃ途中何かありそう(笑い)。ゼミルも言ってたけど、ちょっと遠いですね。ここは飛行機の直行便(1時間40分)が一番楽かな。
水の都ベニス(決まり文句で恐縮ですが、やっぱりこれが一番)
写真は番組で話されてたゴンドラとリアルト橋。いずれもひとり旅の時に撮影したもの。新婚旅行時の写真は恥ずかしくて載せられないのでご勘弁を。
ベニス 運河を行くゴンドラ ベニス リアルト橋
運河(カナル・グランデ)を行くゴンドラ。貸し切りもあるけど、乗り合いでも十分楽しい。私たちも乗り合わせたアメリカ人カップルと旅の話題で盛り上がりました。 リアルト橋。橋の上はアーケードになっていて、立ち並ぶ店で、おみやげの品定めも楽しい。連れは確かここでテーブルクロスとランチョンマットを買ったと思います。
サンマルコ広場 サンマルコ広場
日本語字幕では出ませんでしたが、トムは更に「Cappuccino auf dem Markusplatz(サンマルコ広場でカプチーノ)」と言っています。この2枚がベネチアの中心、サンマルコ広場。ひとり旅の時、この広場で青年が近づいてきて英語でなにやら売りつけるものだから、「独語しか分からないので」とウソ(本当はほとんどホント)を言って逃げちゃいました。
番組に戻って、トムの提案にゼミルがどう答えたか。そしてクライマックス、ゼミルはアンドレアにどんなプレゼントをしたか。予想を超えた展開に驚きもしつつ、この番組らしい粋なまとめ方。ゼミル、トム、アンドレア、それぞれ着ている服がそれぞれの個性によく似合ってました。ファンには本筋の事件よりもこちらの方が見どころなので、あえて詳しく書きません。どうぞ番組で楽しんでください。
ところで世の旦那様方、ちゃんと結婚記念日を祝ってますか。我が家は私の誕生日と結婚記念日が同じ日で、自分の誕生日は絶対忘れないのに、結婚記念日だったことは忘れちゃうんですよね。後のフォローが大変です(笑い)。
本筋の事件
こちらが後回しになってしまいました。アクションシーンさえド派手にやってくれりゃ、後はどうでもいいみたい。
ギュンター・ファラダがライバル会社社長ティモ・ブレッサーの死体の横で凶器を持っているところを第三者に見られて濡れ衣を着せられるシーンは、先日見たばかりの第145話でも同じような展開ありました。ギュンター・ファラダ役ヨッケル・チーリッシュは、第52話(第4シーズン、邦題:逃亡犯)での悪役ぶりが印象に残ってます。第4シーズンもトムとゼミルのコンビだから、2回目の共演ですね。
妻のイリス・ファラダは、夫がいない間にマヨルカ島のパンフを見たり、従業員の男に抱きしめられたり、若いツバメと逃避行するつもりだったのか・・・。この夫婦もどうなる事やら。今回は「夫婦」が隠れテーマに思えます。ゲーカーン夫婦。ファラダ夫婦。そしてライバル会社のブレッサー夫婦など。三者三様の夫婦関係。
クライマックスのアクションシーン
今回のラストシーンは第172話で紹介した「Euromoda」で撮影されたもよう。航空写真で見るとこの道路(と言うよりはショッピングセンターの敷地内通路)は行き止まりなので、それが分からないようにうまくカメラが向けられています。
クレイジータウン - バタフライ(Crazy Town - Butterfly)
クライマックス、ゼミルからアンドレアへのプレゼントのシーンで流れる曲。印象的な曲なのでネット検索したところ、Youtubeのこちらのサイトhttp://www.youtube.com/watch?v=Fl6BiileOrg※でご覧になれます。2001年にヒットしたらしいのですが、疎い私のためYahoo(英語)に記事がありました。http://answers.yahoo.com/question/index?qid=20060722202649AA1zjNZ※この記事よれば、米映画「Somethings Gotta Give(邦題:恋愛適齢期)」の冒頭で流れたらしい。ウラを取ろうとそのシーンの映像を探しましたが見つけきれませんでした。いずれにせよ番組スタッフがこの「熟年男女の恋愛をテーマにしたロマンチック・コメディ映画」を見て、この音楽を使いたいと思ったとしても不思議ではないでしょうね。歌詞もこのシーンにぴったりだし。
今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事)
Hochzeitstag 1.結婚式の日、2.結婚記念日 字面からすると「結婚式の日」がすぐに思い浮かびますが、辞書を引くともともと「Tag」にはいろいろな意味があるので「結婚記念日」にもなるんですね。
bereuen 後悔する 冒頭アンドレアがゼミルに「Hast du es schon mal bereut?([結婚したことを]後悔してる?」と尋ねるシーン。ゼミルは自動車雑誌に熱中してて、うわの空で「Ja(そうだ)」と答えるものだから、あとが大変。その後、トムのセルフがラブレターみたいな内容でとてもいいけど、ドイツ語らしい言い回しで更によかった。
「Ich bin・・・(俺は・・・とゼミルが言いかけると)、jeden Tag dankbar, dass ich mit dir leben darf.(君と一緒に暮らせて、毎日感謝してる。とトムがフォローする)」(独語版字幕参照。実際はdassのところがdennに聞こえます)。
最後の助動詞darf<dürfenが「暮らすことを許されている」という控えめな感じが日本人にも合います。こんなセリフがドイツ語で言える相手がいるといいな~。
Manipulation バスのブレーキが効かなかった理由。いろいろな訳が考えられますが、今回は「細工」といったところでしょうか。英語でも綴りは同じだし、調べてみると語源は仏語らしい。
RTW クライマックスで「救急車を呼べ」とトムが叫ぶシーン。原語で何と言ってるのか聞き取れなかったので、再度独語版を見ると「Ruft den RTW」と出ます。ナルホド「Rettungswagen(救急車)」を略して言ってますね。PKW(Personenkraftwagen 乗用車)とかLKW(Lastkraftwagen トラック)とかはよく聞くけど、RTWは馴染みがありませんでした。
ところで独語って、略すのが好きですよね。この番組でお馴染み、コブラ11が自己紹介シーンでの決まり文句「Kripo Autobahn ○○(高速警察隊の○○です。)」のKripoは「Kriminal polizei」だし、KTU(kriminaltechnische Untersuchung、ハルトムートが勤める鑑識)だの、SEK(Spezialeinsatzkommando、特別機動部隊)だの、この番組でもよく出てきます。ヘルツベルガーも「ホッテ」と呼ばれてますが、これもでしょうね。
今回は、展開がわかりやすいし、聞き取りしやすい回でした。それだけにハルトムートの早口で難しい言い回しが目立ちました。
マニアックなコメントを最後までお読みいただきましてありがとうございました。ここまで読んだあたなもアウトバーンコップから足を洗えませんぞ~。「いや~、覚悟の上です」よね(笑い)。2010.6.19
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介