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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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セル版:アラーム・フォー・コブラ11 シーズン12 第7話 生きるために レンタル版:ブラックレイド Cobra11 Season2-4第1話 生きるために |
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第12シーズン 第169話 Leben und leben lassen(直訳:共存共栄) | |||||||||||||||||
クリスと妹の心臓が狙われる異色のシナリオ。兄妹の人間ドラマ。 クリスがゼミルのBMWに乗る。ゼミルの出番は全くなし。第二チーム(スピンオフ版)よりももっとスピンオフ版みたい。 |
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Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
クリスの所へ妹のジャニーンが訪ねてきた。兄妹はいざこざから仲たがいしていたが、ここへきて仲直りしようとしている。クリスが妹を空港で出迎えると、男二人が尾行。立体駐車場で、男らはクリスを誘拐しようとしたが失敗し、高速道路での激しいカーチェイスを制して逃げた。クリスには、男達の目的に心当たりがない。かつてあったシェンクの企業を捜査してみると、謎は深まるばかりだ。その企業は、医療データバンクを開発したが、倒産した。企業が去った空き部屋でクリスの写真が山のように発見された。何故、男達にとってクリスは世界で最も重要なのか。そして、クリスの住まいまでもが男達から荒らされた。再び誘拐されそうになったクリスは、かろうじて難を逃れた。そして、手掛かりが見つかった。そもそもクリスが妹と仲直りしようと言い出した事が、大きな危険だったのだ。犯人らは移植臓器としてクリスの心臓を狙っている! (www.episodeworld.comを参考しにました)2008.3.29 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●アリッサ・ユング(クリスの妹ジャニーン・リッター)、タティヤーナ・ブラッヒャー(ダイヒマン婦人)、ギュンター・バートン(レオポルド・ブレンナー医師)、ペーター・ケトナト(元MDS経営者フィリップ・シェンク)、 アルヨシャ・ホルファート(息子フェリックス・ダイヒマン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 2008.4.6 | |||||||||||||||||
ゼミルは休暇 番組冒頭、クリスは愛用のベンツをおシャカにしてしまいます。隊長がクリスに「ゼミルが休暇の間は、彼の覆面パトを代わりに使ったら。誰か同行させてね。」と言っているので、ゼミルが休みと分かります。だから、今回はクリスの一人舞台ですね。そろそろ降板の準備でしょうか。クリスのアクション・シーンが盛りだくさんで、見せ場がちりばめられています。 コブラ7 ヘルツベルガーが「コブラ7」と無線で答えています。コブラ19から変わったのかな~。クライマックスでは「コブラ4」も出てきます。 妹 クリスの妹は、原文で「Janine」。ドイツ語読みをカタカナで書くと「ヤニーネ」だと思うのですが、番組では「ジャニーン」と英語読みで発話されています。妹がロンドンで通訳をしているという設定だから、愛称で呼んでいるのかな。 ロンドン ガトウィック空港 冒頭で、空港での出発地表示が「ロンドン ガトウィック空港」と出ます。かつて旅行で、フランス・パリのシャルル・ドゴール空港に到着し、英国へ渡って帰国する時の事。ロンドンは「ヒースロー空港」だけだと思って行ったら、飛行機がいない。インフォメーションに尋ねたら、「あなたの飛行機はガトウィック空港から出ます。」と言われ、「ひぇ~、そんな空港もあるの!」と、あわてて移動したことを思い出しました。危うく日本へ帰られないところでした(笑い)。 共存共栄 母から食べさせてもらうフェリックスが言います。「ママ、恐いよ。僕、死にたくないよ。」 母が、「大丈夫よ。フランスでバイクが大事故を起こし、青年からもらえるわ。」という趣旨のウソを答えます。バックに流れる音楽も哀愁を誘いますね。悪人が捕まることは想定の範囲内としても、フェリックスに罪は無いので、彼をどう扱うか。シナリオのミソですね。タイトルの「共存共栄」は、番組のクライマックスで結果が分かる仕掛けです。2008.4.6掲載、2010.2.10一部修正 |
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DVDで日本語版を見た印象 | |||||||||||||||||
別の番組みたい ゼミルが休みの場合でも、これまでなら途中途中でゼミルから電話がかかって出番があり、視聴者が「主人公」を忘れない演出がありましたが、今回は全くなし。第二チーム(スピンオフ版)よりももっとスピンオフ版みたい。 突拍子もないシナリオですね。ゲスト出演の妹が誘拐されるのは想定内としても、よりによって心臓が狙われるとは。 いつも足手まといのヘルツベルガーは、真剣な表情でクリスのお供でしっかり役に立っていました。ボンラートも出演しますが、セリフは殆ど無し。 この番組の魅力はたくさんありますが、その一つにコブラ11のコンビの掛け合いがあります。今回、代役をヘルツベルガーが勤めるものの、シリアスな内容だけで重たいですね。ところで、ヘルツベルガーにギゼラ、ヘルタ、インゲブルクの3姉妹がいると話しています。初耳だ。 クリスの白黒写真 冒頭、犯人のアジトに踏み込むと、クリスと妹の写真が壁に多数張られていました。ファンなら、「私に一枚頂戴!」と叫びたくなるのでは。 アリッサ・ユングAlissa Jung クリスの妹役。この番組では初顔ですが、他局のTVドラマに出演しているので、ドイツでは知られた女優さんみたい。 |
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ダイヒマン ダイヒマン婦人と心臓病を患う息子。「だいひまん」を漢字変換すると「大肥満」。メタボも真っ青の日本語だ。 ところでダイヒマン婦人役のティヤーナ・ブラッヒャーは1956年ベルリン生まれ。出演時は51才。役柄からして疲れた感じを出しているのか、母と言うよりおばあちゃんかと思えるほどやつれた感じが出ていました。 コートは脱がない 中盤、エンゲルハート隊長とクリスが、そのダイヒマン宅を訪れます。隊長はコートを脱がず、勧められたソファーに座ります。何気ないシーンですが、改めて習慣の違いを感じました。日本なら呼び鈴を鳴らず前にコートを脱ぎますが、ドイツでそれをやったら「長居するぞ」というサインだと受け取られます。 ドイツでは、玄関口で済む場合や短時間の訪問だとコートは脱ぎません。招待を受けて訪問するなど、脱いでも差し支えないと思える場合でも、家主から「Darf ich Ihren Mantel haben?(コートをお預かりしましょう)」と言われるまで待ったほうが無難です。 ところでこのシーンで、もし隊長が玄関口でコートを脱いだら「犯人を教えるまで帰らないわよ」といった脅しになるのかな~(笑い)。 このシーズンは筆が重い 最近何となく筆が重たいな~と感じます。今回も何を書こうかと四苦八苦。決して番組の出来が悪いわけじゃなく、クリスのファンにはお勧めの1本ですが、私がこの番組に期待する路線からはずれるので気分が乗らないようです。 と言うことで、ネタはまだまだあるのですが、気分が乗らないので今回はこれで勘弁してください。2010.2.21 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介