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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第13シーズン 第176話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Unter Druck(直訳:やむなく) | |||||||||||||||||
ゼミルと新しい相棒ベンにとって、今日はもともと悪い日じゃなかった。隊長は休暇だし、平穏な日になるように思えた。ベンが時計を修理に出すため貴金属店へ行った時、人質事件に遭遇するまでは。それは単に氷山の一角に過ぎなかった。ベンとゼミルは次第に知ることとなる。事件はある家族の込み入った悲しいドラマだ。と言うもの、人質事件だと思われた襲撃は、ギャングのシュトルムが時計職人ヨルグ・バウアーに昔の貸しを精算するためだったのだ。バウアーは、シュトルムの元共犯者である事が判明。そして、さし迫った次の仕事のため緊急に招集されたのだ。バウアーは、あるデーター・センターへの侵入を強いられ、顧客リストの窃盗に成功。その後「家族思いの長屋の親父」バウアーは、この先、悪の道へ戻ることを拒んだ。事情を知らない妻ピアは、夫の知られざる側面を知る。そして息子が誘拐されると、もはや耐えられない。バウアーは金庫破りに取りかかる。www.rtl.deを参考しにました)2008.9.24 | |||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●シュテファン・カンプヴィアト(ヨルグ・バウアー)、カタリーナ・アブト(ピア・バウアー)、アニアン・ツォルナー(シュトルム)、ヨエル・バスマン(ニルス・バウアー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
高速道路のカーチェイスは、基本的に「撮影専用高速道路」で撮影されていますが、今回は「一般の高速道路」での映像も折り混ぜて(一部は合成らしい)、撮影のレベルが上がりましたね。それに続く追跡劇と12分ほど緊張感が続きます。中盤の銃撃戦も激しさがよく表現されていました。もう少し和ませて欲しいなとも思うけど、45分間スピード感のある先が読めない展開で、完成度は高く、見て損無し。 隊長は休暇。スザンネも出てきません。ヘルツベルガーは、隊長代行のゼミルに休暇の許可をもらいたい。でもゼミルは忙しくて相手にしません。ところがベンが拳銃をなくしたことが問題となり、シュランクマン検事がヘルツベルガーを隊長代行に任命して、立場が逆転。まあヘルツベルガーは、大人の対応のようですが。 ピア役カタリーナ・アブトは、ヒラリー・クリントンみたいなキャリアウーマン役が似合いそうな女優さん。今回貴金属店主の妻役とは思えない気丈な活躍ぶり。ネタバレになるので詳しく書けませんが、ラストシーンでのバウアー家族の会話がよかった。前半で息子は反抗的だっただけに、ジ~ンとくるシーンでした。 スイス・アーミー・ナイフ ニルスが脱出するときに使っています。スイスの有名なお土産です。ニルス役ヨエル・バスマンはスイス出身。彼に使わせる意義はありますね。このナイフ、旅行の際に役立つのは当然として、普段洗面所に置いて日常的にグルーミングなどに使っています。驚くべきは右の写真、栓抜きでありながら先端がマイナスのドライバーにもなるという、非常に実用性の高いシロモノ。左の写真のように全部開く時は、ケガしないように注意しなきゃと思うのですが、案の定、血は出ませんでしたが指の皮を薄く切ってしまいました(笑い)。 |
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それは単に氷山の一角だ(ドイツ語学習者向け記事) シナリオに「それは単に氷山の一角だ(Das ist nur die Spitze des Eisberges)」とあります。辞書に全く同じ例文がありますので慣用句なのでしょう。英語では「the tip of the iceberg」。mountainではなくbergなんですね。ドイツ語でも慣用句というより、日本語が外国語から直訳みたいな感じがします。 Spannung(通電している) 後半、妻ピアが手を傷めた夫に代わって金庫破りに挑戦。どの線を切るかテスターを当てると、どちらの線も電流が流れています。そのときにピアが発する言葉。よくあるのは、Ich bin in großer Spannung(心待ちにしている。ワクワクする。)といった使い方。辞書には他に、Die Leitung steht unter Spannung(この線には電流が通じている)の例文も。こんな使い方があるのかと勉強になりました。番組の場面だと、ピアは一言で言ってるので、訳も「生きてる」と一言が適当でしょうかね。 Autobahnbulle(高速警察隊のデカ) Bulleは、「デカ」とか「サツ」とか犯人側が使う言葉で、よくこの番組で聞きます。それにアウトバーンを組み合わせた言葉は初めて聞きました。ただ、ドイツ語は造語能力が高い言葉なので、何でもできちゃう! 意味は分かるけど、訳すときに苦労することも多々あり、説明文みたいに長くなることも。今回もAutobahnpolizei(高速警察隊)又はAutobahnpolizist(高速警察隊の刑事)を指していることは、間違いないけど、さて何と訳すか。最後は日本語の能力が問われますね。2008.10.5 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介