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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第13シーズン 第179話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Die Leibwächter(直訳:ボディーガード) | |||||||||||||||||
ベンとゼミルは、通常勤務で高速道路を走っていると、ありきたりと思われる追突事故を発見した。事故の当事者ゾルダン・バルチックスは警官を認識すると、若い女性を人質に取って交通量の多い高速道路を逃げる。激しい多重事故による混乱に乗じて、バルチックスは逃げきった。警官は、バルチックスの車で、狙撃銃に使う照準望遠鏡を発見。多くの証拠は、バルチックスがケルンの高級ホテルの客を狙っていることを物語っている。ベンとゼミルはホテルの宿泊客に警告する。とりわけクルバン・ザイドに。しかし、この実業家は警察の警護を拒否し、ガーディング・グループの身辺警護に信頼を寄せる。暫くして、クルバン・ザイドが襲撃され、ボディガードのカルステン・クプファーが撃たれる。犯人は再びチャンスを待つと予想され、ゼミルは美人ボディガードのマリア・コールマンと共に勤務に就く。マリアは夫と別居中、そしてゼミルも結婚生活の危機。なぜなら妻アンドレアが他の男と出来ている、とゼミルは思っている。マリアのみならずゼミルまでもが人生の岐路に立っている。好意を寄せ合う二人。ゼミルの行為に、アンドレアが気づかないはずがない。 その頃、ベンは腕利きの狙撃犯を見つけ出した。息をもつかせぬ追跡劇の後、ゾルダン・バルチックスは死に、車から標的の写真が見つかる。しかしその写真は実業家クルバンではなかった…。 (www.rtl.deを参考にしました)2008.10.16 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●カロリーナ・ヴェラ(マリア・コールマン)、カリーナ・ヴィーゼ(アンドレア・ゲーカーン)ユアン・カルロス・ロペツ、マリオ・イルレク(ゾルダン・バルチックス) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
分かりやすくて楽しめる 今回のポイントはふたつ。一つ目、ゼミルは一線を越えるか。ふたつ目、ゼミルの相手、マリア・コールマンは殺人に関わっているのか。言葉が分からなくても画面だけで十分楽しめます。カーアクションも通常番組でここまでやるとは、文句なし。最後の水没シーンで、安全は確保されていのでしょうが、スタントマンのジャンプは命がけ。最後、ゼミルがベンに「水が怖いのかよ」と呼びかけます。ベンはどうするか…。どうぞ45分間お楽しみください。 さて、隊長は出てきません。秘書スザンネは久しぶりでしたね。 前から思っていたのですが、ベンは食べるシーンが多く、食いしん坊ですね。ハルトムートのサンドイッチを、こっそり食べちゃいます。後のシーンでしっかり、仕返しされますが。 ゼミルは夫婦の危機 冒頭、ゼミルは妻アンドレアの携帯の着メールをチェック。不安になるゼミル。アンドレアが署に携帯を取りに来て答えます。:ティムね。仕事上のつきあいよ。 ゼミル:人妻を女神と言うか。 アンドレア:何よ、この前の週末は、仕事で忙しいと言いながら48時間も顔を見なかったわ。 結婚して5年目。お互いストレスがたまっているようで。ゼミルは、結婚以来アンドレアとの愛を貫いてきましたが、一波乱ありかな~。レギュラー出演陣の人間模様が絡むと、視聴者はハラハラ。殺人事件そっちのけで、こちらの方が気になります。 マリア・コールマンは犯罪に関わっているのか 中盤、市街地でのカーチェイスの後、ゼミルは殺し屋から撃たれ、腕にかすり傷を負い、マリアから手当てしてもらいます。お互いファーストネームで呼ぶ仲になったのに、ベンが「邪魔して悪いが」と言いつつ、ゼミルを現場に連れ行きます。 夜、ホテルに呼び出されたゼミルがマリアに、「雇い主のクルバン・ザイドは、犯罪取引に関わっているだろう」と言います。ゼミルの心をつかみたいマリアは、明日の取引場所と時間を白状します。対するゼミルは…。 ところでこの番組は1話完結なので、こういう展開の場合、ゼミルとマリアの関係はなんらかの形で終わらなければなりません。マリアが犯罪に関わっていて逮捕されるか。又は殺されるのか。それとも別のシナリオが用意されているのか…。 Unbefugten ist das Betreten diese Anlagen verboten(ドイツ語学習者向け記事) 冒頭、殺し屋の車についていた石をハルトムートが分析すると、採石場が浮かびます。 その採石場へベンとゼミルが行き、落ちていたボードに書かれていた言葉です。「関係者以外工場への立ち入り禁止」でしょうか。一般的にはUnbefugten ist der Zutritt verboten(関係者以外立ち入り禁止)や、Betreten verboten(立入禁止)と書かれています。立ち入ったとしても撃たれることはないでしょうが(笑い)、「verboten」が書かれていたら注意が必要ですね。ただ「Zutritt bei Strafe verboten」は、「立ち入ると罰せられます」ので重大。ドイツに行って慣れない頃、この表示は何て書いてあるんだろうと、辞書片手に確認したことを思い出しました。 この番組でよく聞く言葉 Keine Bewegung! (動くな) 警察が踏み込むと、犯人らに叫ぶ言葉。 sauber! 本来「清潔な」という意味で、初級で学ぶ言葉なのでドイツ語学習者ならよく知っています。警察では、大人数で踏み込んで犯人がいなかったり、危険が無かったり、人質がいなかったりすると、お互いにこの言葉を掛け合っています。手元の辞書にこの用法は掲載されていません。原文で書かれた「善き人のためのソナタ」の映画本を読んでいて「Meine Wohnug ist sauber(私の住まいはきれいだ)」と発言するシーンがありました。これは、主人公が「自分の住まいはシュタージ(秘密警察)から盗聴されていない」という意味で使っています。事前に映画を見て内容を知っているので、直ぐに意味は分かりましたが、ナルホドこういう使い方もあるのかと納得した次第。2008.10.25 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介