|
アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
第21シーズン 第283話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Auf den Spuren meines Vaters (直訳:父の記憶をたどる) | |||||||||||||||||
レナー親子の冒険活劇。父クラウス・レナーと犯罪者との関係は。 パウルのボディアクションが光る。 |
|||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
パウルの父が犯罪者に拘束され、コブラ11はてんてこ舞いの一日だ。犯罪者は隠し金のありかを、父の土地勘を借りて探り当てようという魂胆だ。しかし問題があった。父の記憶は、進行性認知症が原因で、巨大な欠落がある。それを補うことができるのはパウルだけだ。それでパウルも犯罪者の手に落ちる。親子を命の危険にさらす、危ういいたちごっこが始まった。ゼミルは、親子を首尾よく救出できるだろうか。(www.rtl.deを参考にしました)2016.9.19掲載。 |
|||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ミヒャエル・ブラントナー(パウルの父クラウス・レナー)、ラノマ・クンツェ=リブノウ(パウルの母)、リオン・ヴァスチク(新人制服警官フィン・バーテルス)、ゼバスチャン・ヘルク(息子マグヌス・ビショッフ)、ミヒャエル・アーベントロート(父ハネス・ビショッフ) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
本筋の事件 言葉での説明が多くて、最初は付いてゆけず焦りましたが、何度か見るうちに聞き取れる言葉も増えて、整理すると話しは単純。ポイントは犯罪者はなぜ、パウルの父クラウス・レナーの協力が必要なのかということ。 ●冒頭レナー親子がリストアしている「427コブラ」は第276話で初登場。それが完成したもよう。 ●タイトルロールの後、パウルが父クラウスに「俺たちのコブラはどこだ。」と尋ねますが、父の答えはちんぷんかんぷん。 ●刑務所で、ゼミルは、父ハネス・ビショッフに息子マグヌスの所在を尋ねますが、ハネスは「子供がいるか。だったら俺の答えは分かってるだろう。」と答えます。 ●父クラウス・レナーはビュルガーの店へ、借金のかたに取られた車を取り戻しに行きます。そこへ息子マグヌス・ビショッフが現れ、地図を示し、目印を付けるように要求。 ●パウルの父クラウス・レナーが隊に連行されてきます。隊長室に入ってきた父は、息子マグヌス・ビショッフの写真を指さして、ビュルガーの店にいたと。 ゼミルが、マグヌスは何をしたか尋ねますが、父クラウスはもう記憶が無い。 ゼミルが他に誰かいたかと尋ねると、(刑務所にいる)父ハネス・ビショッフの写真を指さします。これでは父クラウスの証言は信用できない。 ●ゼミル、レナー親子は父クラウスの工場へ戻ります。そこへパウルの母が帳簿を示し、ビュルガーに借金があることを説明します。 (中略) ●Kapital2の9分半、隊でパウルの母が説明。夫クラウスは、アイフェイル山地を地図無しで歩けるほど地理に通じている。夫は昔、炭鉱夫で、アイフェイル山地にあるマスバッハには昔の知人がいる。 ●その知人をゼミルが訪ね、息子マグヌス・ビショッフの顔写真を示します。知人の説明によれば、その男は地質学者を名乗った。地理に詳しい人物として父クラウス・レナーの名前を挙げたとのこと。 これで父クラウス・レナーと犯罪者がつながりました。 新人警官フィン・バーテルスFinn Bartels Kapitel2の4分半過ぎ、隊長がジェニーにフィンを紹介した後、「お世話してあげてね。」と言い残して立ち去ります。新人登場なのに実にあっさり。 戸惑うジェニーに、フィンは「Du(ファーストネームで呼び合う仲)でいいよね。」と握手を求めます。 「オイオイ、おまえはジェニーより年下だろう。」と仰天しました。「Du」は年上から申し出るルールなので、これは大変失礼。それともジェニーが若く見えたかな。 ロケ地探訪 冒頭の自由の女神があるガソリンスタンドは、ここのところロケが行われているAutohof Frechenらしい。こうたびたびロケ地になると、次回は実際に行って確かめてみたいな。注1 後半の洞窟は、過去にも見た記憶があります。またクライマックスのアクションシーン。用材林の森は、かつて「用材木搬出用のケーブルに、コブラ11がターザンまがいにぶら下がって、ヘアピンカーブを下り降りる車を追う。」シーンと同じ場所かな。市街地と異なり、手掛かりとなる目標物がないので場所の特定に至りません。 今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) タイトルの「Auf den Spuren meines Vaters」を機械翻訳にかけると、「父の後を継いで」と出ます。ナルホド。Spurenの単数形はSpur(シュプール、轍)。Auf den・・・と3格になっているので、このセンテンスから受ける印象は、父が歩んできた複数の足跡の上にパウルが立っているようなイメージ。 ただ番組を見た後の後出しじゃんけんだから言えることですが、番組から受ける印象も併せて整理すると、 Spurenの単数形のSpur(シュプール、轍)で辞書を引くと、「jm. auf der Spur sein ・・・の手掛かりつかんでいる。」とあります。 更にSpurが複数形だと、「痕跡、名残 例:die Spuren des Krieges 戦争の痕跡」とあるので、今回のタイトルは「父の記憶をたどる」にしてみました。当たらずとも遠からずかな。2016.9.25掲載 |
|||||||||||||||||
注1:2017年春フレッヒェン・ガソリンスタンドAutohof Frechenへ行きました。本当に「自由の女神」があった。ロケ地探訪第七弾その1>71-5
フレッヒェン・ガソリンスタンド 2017.7.19追記 |
|||||||||||||||||
ansehen 見る | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介