|
アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
第21シーズン 第282話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Die Chefin (直訳:隊長) | |||||||||||||||||
高速警察隊先代隊長エンゲルハートが恐れる「戦争」とは。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ゼミルは、アンナ・エンゲルハートの誕生日を祝うため内務省を訪ねるが、先代隊長は不在だった。彼女は、神経衰弱を煩い、数日前に精神病院に入院させられていたのだ。 |
|||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
シャルロット・シュヴァーブ(アンナ・エンゲルハート先代高速警察隊隊長)、カリーナ・ヴィーゼ(ゼミルの妻アンドレア)、カロリーネ・ベア(エンゲルハートの秘書クララ・シュスター)、ローベルト・ガリオンスキー(エンゲルハートの代務ウルリヒ・カストルップ) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
ザ・隊長 高速警察隊隊長を第15話(1997.10.14)から第178話(2008.10.16)まで11年間務めたエンゲルハートが今回のメインゲスト。タイトルの「Die Chefin」は英語なら「the chief」。この番組の「ザ・隊長」は私よ!という重みがあります。 エンディングは、先代隊長を祝うシーン。同様のシーンは1997年11月18日放送の第19話でもありました。このときは42才と言っていたので、1955年生まれの設定。 今話で、先代隊長のカルテの誕生日は「1959年2月7日」とありました。でも今話の放送日は2016年9月1日。ロケは菜の花畑が写るので4月~5月。時系列的に一貫性がなく混乱します。ともあれ第178話で高速警察隊を離れるときは、病気でも患っているのかと思えるほどお疲れの様子だったので、今話で元気な姿が見られてよかった。実際は1952年生まれの64才だけど、エネルギッシュな先代隊長でした。 ところで上のシナリオや番組でも「Ex-Chefin」となっていて、直訳すると「元隊長」ですが、より明確にするために「先代隊長」としました。ゼミルはズバリ「Chefin」とも言っていて、まさに「ザ・隊長」 本筋の事件 ●いきなり病院へ侵入するコブラ11。 ●タイトルロールの後、病院へ侵入する4時間前、コブラ11は内務省に先代隊長を誕生日のお祝いで訪ねるも不在。秘書と代理だというカストルップが対応します。 字幕にはInnenministerium Abteilung bedrohungs- und sicherheitsanalyse(内務省 危険と安全性分析部門)と出ます。危機管理対策部署でしょうか。 パウルが初登場した第21シーズンTVムービーで、パウルは、エンゲルハートの働きかけで高速警察隊へ配属されたことが分かります。だからパウルがゼミルに同行しても不思議ではないですね。 ●素っ気ない対応に、コブラ11は隊に帰って調べます。先代隊長は州立病院に収容されているらしい。 ゼミルは病院に電話しようとしますが、パウルは元同僚に病院の医師がいるらしい(聞き取りに自信が無いので間違ってらゴメンナサイ)。その関係でハルトムートが先代隊長のカルテを引き出します。 ジェニーの化粧が以前より大人びた落ち着いた感じがしたんですが・・・。 ●コブラ11は、救出した隊長を、ゼミルの住まいに連れ帰ります。 パウルが着ていた服には「Sanitäter」と書いてあったので、救急隊員の経験があるのかな。 ●目覚めて正気に戻った先代隊長が説明。誰かが密かに自分の部屋へ侵入して、秘密情報を得ようとした。内務省長官に報告して、裏切り者を探そうとしますが、その過程で体調を崩したらしい。 この先は、誰が味方で、誰が敵なのか、番組終了までチャンスと危機が入り乱れて、通常番組なのによくできていて、昔からのファンにも満足な楽しい回でした。 アクションシーン
これも盛りだくさん。ゼミルが運転するローバーが路面電車を避けるシーンは一瞬。それでも一つ一つのシーンが丁寧に作られている印象です。 警察車両のカラーは、青銀に加えて蛍光色の黄色も加わっています。右は2016年4月にライプツィヒで撮影。調べたところ、高速道路での認識性をあげる処置で、三角表示板を表しているとのこと。 ロケ地探訪 ●St.Antonius Krankenhaus 聖アントニウス病院 冒頭、ゼミルが患者に化けて侵入する「州立病院」とされたロケ地。番組では、レンガの外壁の伝統的な建物。背後には教会の塔が見える空撮。 場所は、ケルンの旧市街から少し南へ行った所にある聖アントニウス病院。過去にもロケ地になり、2013年春にロケ地探訪しました。ロケ地探訪第三弾その3>32-12 聖アントニウス病院 |
|||||||||||||||||
写真282-2 聖アントニウス病院 | 写真282-3 聖マティアス教会 | ||||||||||||||||
左写真は東面です。今話では南西側からの空撮でした。 右写真は病院のそばにあり、空撮で写った聖マティアス教会St.Matthias。 ●Volkshochschule Leverkusen レバークーゼン・カルチャースクール エンゲルハートが現在勤めている内務省のロケ地。レバークーゼンはケルンから北東へ約20km。 観光で訪れるような都市ではありませんが、ブンデスリーガのサッカーチームがあるので、日本でも馴染みのある都市でしょう。ロケ地探訪の候補。注1 ●Radisson Blu Hotel Köln ラディソン・ブルー・ホテル・ケルン クライマックス、ロシアとウクライナの特使が調印する会場。 ここもたびたびロケ地になっいて、ロケ地探訪第五弾>51-3 ラディソン・ブルー・ホテル・ケルン 2016.9.18掲載 |
|||||||||||||||||
ロケ地探訪第七弾その1>71-2 レバークーゼン・カルチャースクール 高速道路を降りて直ぐだったので行きやすかった。左はドライブレコーダーの記録画像。 2017.7.19追記 |
|||||||||||||||||
ansehen 見る | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介