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アウトバーンコップ
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第3シーズン(コブラシリーズ) 第46話 還らざる海(後編)
Ein einsamer Sieg (Teil 2) (直訳:孤独な勝利[第2部])
ゼミルは単独でアンドレを探すことを試みる。その間にベルガーは、武器を島に配置しトップモデル・ステラの身代金を要求することに成功する。しかし、億万長者ミヒャエルの妻は支払いを拒む。ベルガーは、ミヒャエルを拷問にかけ妻をせかすために、手下サルバトーレと共に洞窟へ行く。アンドレはベルガーの息子アレサンドロを殺害したのはサルバトーレであることを思い出す。
ベルガーが依頼した妻の殺害計画の際、息子が死んだことをベルガーが知ったとき、彼は錯乱状態になった。絶望と怒りによりベルガーは最初のロケットを発射させる。アンドレとゼミルは合流し、ベルガーの追跡を始める。彼らはベルガーをぜひとも逮捕したかった、しかしそれが高くつとは。
派手な逃走劇が始まった。高速艇で逃げるベルガーを、ゼミルがヘリコプターから撃つ。一方アンドレにとって、マヨルカ島の冒険は悲劇的に終わる。彼は撃たれて海へ落ち、沈んでいく。そして再び浮き上がることはなかった…。
(原文は独TVandSeriesのサイトです)
Eindruck 印象
リゾート地マジョルカ島でのアウトバーンコップはなんだか「マイアミ・バイス」みたいですね。最後の殉職はかつて「太陽にほえろ」でよく見たような設定だし…。まあいいか、楽しめれば。
私の趣味はバイクとダイビング。その両方をゼミルがやってくれました。ダイビングの方は水中で機材をつけるなど見せ場もあります(でも、足が上がってフィンが着けられない!)。機材もいいものを使っているし。
番組の最後、マジョルカ島での捜査が終わり、ケルンの本部の建物からゼミルが一人出て駐車場へ向かうシーンがあり、あのドイツ独特のどんよりした空が映ります。私はそれを見てほっとしました。私はやっぱりアウトバーンコップでドイツを見ているんだなと思いました。
でも、ドイツ人の受け止め方はたぶん逆でしょう。この「還らざる海」が放送されたのは1999年4月29日と5月6日。ドイツ人のバカンスに対する情熱はすごいですね。夏前のこの時期は、会う人会う人「バカンスはどうするの」という話ばっかりです。長い冬のどんよりした空模様にそろそろうんざりした頃に、このマジョルカ島の青い空と海を見せられたら、多くのドイツ人は行きたくなるでしょう。放送された時期といい、ロケ地の選定といい、ドイツ人の目で見ると納得したものを感じます。それと、1997年3月11日から2年あまり演じてきたマークケラーが引退する事もあり、彼らにとってもバカンスのご褒美だったかもと思います。
連邦刑事局のケスラーは、「オリジナル版」で見たような…2003.3.29
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介