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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第2シーズン 第9話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Ausgesetzt(直訳:捨て子) | |||||||||||||||||
アンドレとゼミルは、パトロール中、交通事故に遭遇し、ヴァスマー夫婦のいざこざに巻き込まれた。怪我人は出なかったが、この夫婦の緊迫したやり取りを、ゼミルは聞きつける。ヴァスマー夫人は、サービスエリアで人と会うため急がなくちゃならない。それで、ゼミルは夫人を覆面パトに乗せて行く。同じ頃、サービスエリアのおむつ交換室で、生まれて間もない赤ちゃんが発見される。母親は、人目につくところに赤ちゃんを置き去りにしたようだ。警察は、この赤ちゃんを近くの病院へ搬送する。アンドレとゼミルは、捨て子について聞いてピンときた。ヴァスマー夫婦は、車にベビー用品を多数積んでいたのだ。アンドレとゼミルはヴァスマー夫婦を訪ねる。矛盾を指摘された夫人は白状する。最近流産し、その後すぐ、何者かが奇妙な提案をしてきた。15万マルク払い、妊娠を装えば、間もなく子供を得られるというものだ。そして、サービスエリアで子供を受け取ることになっていたが、事故に遭ったのだった。事件の謎を解くカギは、ヴァスマー夫人が流産した病院にあるに違いない。アンドレとゼミルはジーロフ医師と面会する。医師は、誰かが病院から幼児を連れ出すなんてできっこないと述べる。病院長インボーデンは、二人が嗅ぎ回ることを、快く思っていない。一方、二人の求めに抗しきれないシスターのアンネグレートから情報が得られた。数日前、マルガレーテ・クラインという名の娘が帝王切開したものの、死産だった。指示は病院長インボーデン。助産婦ロスヴィタ・バルテルスが執刀医をサポートした。ただ、事の成り行きは、シスターにとっても謎だ。 二人は、質問すべく助産婦の住まいへ足を運ぶと、自殺志願の助産婦バルテルスがバルコニーから飛び降りようとする場面に出くわした。二人はバルテルスを助けることが出来るだろうか。また、マルガレーテ・クラインは本当に死産だったのか。 (www.episodeworld.comを参考しにました) |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●イェニー・グロールマン(助産婦ロスヴィタ・バルテルス)、ホルガー・マーリッヒ(ジーロフ医師)、フランチィスカ・トレグナー(シスターのアンネグレート)、カトリン・アンゲラー(マルガレーテ・クライン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
この回は、最新の第169話を見たり、第170話を翻訳した後に見ました。正直なところ、最新版のシナリオの方が遙かに「見たい気分」になりますね。この回の原文は、番組の内容を追っているだけでつまらないので、番組を見た上で自分なりに加工しました。それでもつまらない文章に我ながら情けないです。ご容赦下さい。逆に、原文と同じようにほぼクライマックスまで書きましたので、ドイツ語がわからなくても、番組の内容はつかめると思います。 アンドレ、レギーナ初登場 ゼミルの2代目相棒「アンドレ・フックス刑事」が初登場。ただ、ずっと相棒だったような感じで、登場に際し特別な設定はありません。 この頃は「Kriminalpolizei Gerkhan(刑事警察のゲーカーンです)」と自己紹介しています。最近は「Kripoautobahn Gerkhan(高速警察隊のゲーカーンです)」と言っています。 「秘書」という人物は、第1シーズンでは設定がなく、第2シーズンからなので、レギーナ・クリストマン役ニナ・ヴェニガーが初代秘書です。ただ第15話から2代目アンドレア・シェーファー役カリーナ・ヴィーゼが登場するので、出番は少なかったようです。魅力的な女性なのに少々残念。 もう一人忘れてならないレギュラー出演者が初登場します。ホルスト・ヘルツベルガー役ディートマー・フーンです。メタボの腹はこの頃から変わらないようで。 アネッテ・ダウガード 病室のベット・メーキングをする二人のシスターのうちの一人が、その夜、新生児室に忍び込んだマルガレーテを見つけます。このシスターの特徴のある声はどこかで聞いたなと思って思いめぐらせたら、第61話でユリア・シューマン役で出演していたアネッテ・ダウガードでした。美人じゃないけど、はっきりした声が印象に残る女優さんです。 帝王切開 日本語の「帝王切開」は、ドイツ語の「Kaiser(皇帝)」、「Schnitt(切開)}の訳語と言われています。久しぶりにドイツ語で「Kaiserschnitt(帝王切開)」を聞いたので、一瞬何だったかなと戸惑ってしまいました。でも「帝王切開」って、かみしめると凄い言葉ですね。 日常のドイツ この頃の番組は、日常のドイツでロケーションされてます。 アンドレとゼミルが、シスターのアンネグレートと一緒に朝食を取ります。テーブルには、一振りすると必要量だけ注ぐことができる(とは言えザザーと多量に出て、失敗することも多かったですが)砂糖ビンやおいしそうな泡立つビールの広告。懐かしい~。 二人は、病院のエレベーター・ホールで協議し、その後、エレベーターに乗ります。階の表示は「-1」「EG」「1」「2」。ドイツの事情を知らない方向けに説明させていただくと、「-1」は直感で分かるとしても、「EG」は「Erdgeschoss」。逐語訳すると「地階」ですが、日本での「1階」に相当します。だから「1」は日本での「2階」です。旅行されたときはご注意を、「1」を押しても玄関にはたどり着きません(笑い)。その次のシーン、二人は助産婦バルテルスを訪ねます。エレベーターのドアは、引き戸ではなく開き戸。こんなものもあって、最初はカルチャーショックでした。 結婚指輪は右手? ファンの方からこの質問を頂いて調べたところ、ドイツ人は結婚指輪を右手にするそうです。飛び降りようとする助産婦バルテルスを助けるため、ゼミルは1階下の住居に飛び込みます。住人はお楽しみ中だったらしく、半裸状態。助産婦を世話する男の右薬指には指輪が光っているので、ちゃんと夫婦のようです。2008.4.6 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介