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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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アラーム・フォー・コブラ11 シーズン9 邦版第14話 断崖絶壁 レンタル版:ワイルドランナーXX |
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第10シーズン 第135話 Am Abgrund(直訳:断崖にて) | |||||||||||||||||
愛する彼氏を捕らわれた元ベース・ジャンパーの女性は、悪の組織に荷担しつつも、彼氏を助け出すため全力を尽くす。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
高速道路で、ダイヤモンド輸送車が襲われる。逃走中、犯人の一人が死ぬ。死人はベース・ジャンピングの世界に関係があるらしい。手掛かりはザンドラ・ケラーだ。しかし、ザンドラはこの体力がいるスポーツ界からとっくに離れていた。ただ、マッシブな過去にあふれたスポーツ用品店をボーイフレンドと一緒に営んでいる。捜査の結果、盗まれたダイヤモンドは、精巧な模造品だったことがわかった。そして、窃盗団は次の襲撃を錬っている。高層ビルの最上階にあるダイヤモンド工房が狙われるに違いない。そこには本物を証明する鑑別書がある。鑑別書を使って模造品を本物のダイヤだと偽るのだ。 計画を知ったトムとゼミルは、犯人を捕らえて驚く。ザンドラではないか!窃盗団はボーイフレンドを誘拐し、彼女に襲撃に加わるよう強要したのだった。ザンドラは護送車から逃走し、愛する人を自力で助け出そうとする。そして、受け渡しを取り決め危険な橋を渡る。一方、窃盗団と宝石鑑定人グルーベルが、襲撃の目撃者を生かしておくなどありえない…。 (www.episodeworld.comを参考しにました)2008.11.22掲載、12.21一部修正 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ドリス・シュレッツマイヤー(ザンドラ・ケラー)、クリストフ・アーノルド(クリス)、ティム・ドミニンク・レー(マルク)、ウド・シェンク(グルーベル) ゲスト出演のドリス・シュレッツマイヤーが演じる女性は、原文でザンドラ・ブルグスミュラー(IMDb[新しいウインドウが開きます]も同じ)となっておりましたが、番組を見ると「ザンドラ・ケラー」と聞こえるので、書き換えました。彼氏のクリスは彼女を「ゼンディ」と呼んでます。 |
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Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
惜しい ベース・ジャンピングを強引に取り込んだシナリオのようで、コブラ11と犯人との直接対決が最後しかなく、少々物足りないですね。アクションも含め、一つ一つのシーンは、いつものように丁寧に作られているし、ゲスト出演者はいずれ劣らぬ方ばかり。それに比べシナリオがイマイチで惜しい。犯人らが高層ビルの最上階にあるダイヤモンド工房を襲撃するシーンがあります。同じように、愛する人が捕らわれて仕方なく犯罪に加担し、ビルの外壁を登坂するTVムービーがありました(Feindliche Übernahme - althancom 邦題:クライマー)。だから、ダイヤモンド工房を襲撃するだけでも一つのドラマなのに、超特急で成功しちゃうと拍子抜け。ジャンプするシーンに早く持ち込みたいらしい(笑い)。ビルからジャンプするシーンは第5シーズンTVムービーでもありました。 冒頭のカーアクションは二輪車もからんで新鮮。二輪車の機動性が活かされて、スピード感あふれるシーンになっています。 クライマックスのカーアクションは、ボンラートとヘルツベルガーのサブストーリーに絡めて、一巻の終わり。いや~、もったいない。 真っ赤なアルファロメオ・スパイダーに、大男二人は滑稽ですね。おもちゃの車みたい。別のシーンで白い息が見えるので、撮影は寒い時期らしい。それを差し引いても、オープンカーのドライブは楽しそう。 トムとゼミルが犯人のアジトに踏み込みます。階段を上って逃げるアンニャを、ロッククライミング練習用の人工壁をゼミルが軽々と登り、アンニャに追いつきます。さすが、アクション・スター! シナリオの補足 上のシナリオで番組の流れは分かると思いますが、2個所だけ解説させてください。 (前半) アンドレアが死んだ犯人の身元を洗うと、2年前、その男と一緒にTV塔からジャンプしたザンドラの存在が判明する。トムとゼミルはザンドラを訪ねるが、ボーイフレンドのクリスが犯行の時間一緒だったとアリバイを主張。 トムがアンドレアにクリスの身元を洗ってくれと連絡を取ると、アンドレアが盗まれたダイヤは模造品だったと報告。コブラ11の二人は、模造品の専門家を訪ねる。 その頃、犯人らがザンドラの店に現れ、協力を依頼するが、ザンドラから拒否される。 夜、クリスがザンドラに「妻になってくれ」とプロポーズ。(次はアウトバーンコップらしからぬロマンチックなシーン。ご馳走様です。二人が少々年増で新鮮さに欠けるな~。) (中盤) ザンドラは、逮捕されていよいよコブラ11に供述しようかというその時に、犯人が弁護士に化けて現れ(ゼミルが早いな~と驚く)、5分だけとの条件で二人だけで話す。ザンドラは、「この状態でどうしろと言うのよ」と楯突くが、犯人は、「何とかして鑑別書を持ってこい」と言い残して立ち去る。 護送中、ザンドラは具合が悪いので車を止めてくれという。吐く真似をするザンドラの側で、警官は「TV塔からジャンプしたにしては、胃が弱いな」と悪態をつく…。 ザンドラとクリスのラブストーリー ザンドラを中心に番組は展開します。二人のシーンで流れる優しい音楽と映像が和みます。ザンドラ役ドリス・シュレッツマイヤーは、足蹴りで決めてカッコイイですね。自前の特技なんでしょうか 犯人のアンニャとマルクのペアもしっかりした役者さんとの印象を受けます。ザンドラとクリスのペアと役を入れ替わっても、おかしくないくらい。アンニャ役の女優さんは名前が分かりませんでした。 |
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日本語版(FOXMOVIESで2009.10.29放送分を見た印象) | |||||||||||||||||
こんな古い回を今更という気もしますが、リリース済みの日本語版が今話も含めて3本残っているため、視聴を済ませたいと思います。まずは、上のシナリオの補足に書き出した日本語が間違ってなくてよかった。 少々犯人らに都合よく話が進むきらいがありますが、そこは置いといて、単純にアクションシーンを楽しむこととしましょう。 5分30秒過ぎ、隊長が第233話のタイトルにもなった「メンタリスト」と言ったように聞こえました。このとき日本語字幕は「きっと犯人の目当てはそれだったのね」で、ちょっと結びつかないですね。何度聞いても前後がよく聞き取れず悔しい。この回はドイツ語字幕が出る初期のドイツ版DVDVol.3には入ってないので確認しようがありません。 ロッククライミング
今回ベースジャンプと併せて、犯人らがロッククライミングをやってます。ケルンのホーエンツォレルン橋(ロケ地探訪2>ケネディ河畔)の右岸には石垣があって、2011年春も2013年春もロッククライミングをやっている人がいて格好の練習場みたいだし、2013年春に行った遊園地ワンダーランド・カルカーでも体験できました。右写真は、高速増殖炉の冷却塔を転用した壁を登る甥っ子。遊園地でロッククライミングなんて珍しい。 ネットでいろいろ調べてみると、1993 年公開の「クリフハンガー」や当時フリークライミングの国際大会で何度も優勝していたドイツ人クライマー、Stefan Glowacz(シュテファン・グロバッツ)に注目が集まり1990年代からメジャーなスポーツになったようです。 ロケ地探訪 ●LVA-Hauptgebäude ラインラント・ドイツ年金事務所-中核ビル
ザンドラが飛び降りるビルは「ケルンタワー」になっていましたが、画像を分析すると背後にデュッセルドルフのラインタワーが写るためこのビル。Wiki.de(※、独語)によれば、高さ123m、29階建。番組で階数は46階とかなりサバを読んでいましたが、高さは合ってます。 番組でビルの背後にラインタワーが写るので、逆にラインタワーから撮った写真にこのビルが写っているはず、と思って2年前に撮った写真をチェック。残念ながら右写真のように、写真の右上の赤枠に小さく写っています。こんな日が来ることを予測して、なめるようにデュッセルドルフ市街地を撮影したつもりがこのありまさ。ズバリの写真が無く悔しいけど、まだケルン市内のロケ地探訪も済んでいないので、今のところこれ以上突っ込みません。 35分30秒過ぎ、鑑定書がゴミ収集車に飲み込まれて、ザンドラがしゃがみ込むシーンの後に、水辺や緑豊かな市街地が一瞬写ります。このビルからライン川方向を写しているようで、この写真の左手に写っている上部が黒い高層ビルが画面で確認できます。 ●ケルン/ボン空港 クライマックスのロケ地。かねがね行きたいと願いながら、まだ行けずじまい。いずれ訪れたいと思ってます。駐車場棟で番組ような暴走はしません、と言うよりそんな運転技量はありませ~ん。 番組を離れ全く自己満足な記事になってしまい、すみません。2013.10.13掲載。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介