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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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アラーム・フォー・コブラ11 シーズン9 邦版第16話 リコールの提言 レンタル版:ワイルドランナーXX |
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第10シーズン 第137話 Außer Kontrolle(直訳:制御不能) | |||||||||||||||||
RV車に乗った女性が高速道路で事故を起こす。それはトムとゼミルにとって、ありきたりの事故のように思えた。「タイヤ王」社にとっても同様だ。社長のマティアス・ケーニッヒには、警備員イエンス・グルネルトから第一報が入った。会社の技術者カルステン・バイルは、自宅で事故を知り、すぐに会社へ向かった。家の前で弟のローベルトに出くわす。弟は変わり者で、いつも金欠だ。そして兄が隠していた会社の極秘書類を見つけ出した。それは破局を意味する。 カルステンは直接、社長の元へ。カルステンは社長に事故に対してバツの悪さを打ち明けた。そして即刻やめにしたい。ケーニッヒ社長は、カルステンと社員を落ち着かせ、冷静になるよう求めた。バイルは落ち着いた。しかし良心の呵責に悩む。そこでトムとゼミルに、ある駐車場でこっそりと会う。そして身元を明かさないまま刑事に事細かに暴露した。しかし企業秘密を漏らしたことは、ケーニッヒ社長の知るところとなる。さらに証拠を握っているという匿名の電話主は、会社に死亡事故の責任がある、と主張した。その男は証拠書類を150万ユーロで恐喝した。ケーニッヒ社長はバイルが恐喝に関わっているのではないかと疑い、バイルに釈明を求めた。バイルは不服そうに「ノー」と答えた。しかしバイルは、弟が関わってるのではないかと予感した。ここは何を差し置いても、弟が更なる問題を起こす前に弟に会わなくちゃならない。ケーニッヒ社長の動きは早かった。高速警察隊は、更なる大事件を阻止できるだろうか。(www.episodeworld.comを参考しにました) |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●タニャ・グートマン(ヤナ・バイル)、ゴッツ・シューベルト(カルステン・バイル)、オレ・プッペ(ローベルト・バイル)、マティアス・コム(マティアス・ケーニッヒ)、ルヒ・ファイト(イエンス・グルンネルト)2008.3.8 | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
DVDでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
通常番組としては、十分な出来だと思います。いつもは一般庶民の生活とかけ離れた事件が多いものの、今回の事件は社会性が反映されていて、どこの国でもあり得る問題なのでしょう。リコールの裏には、必ずしも善悪で済まされない闘いがあるのでしょう。 ところで仕事柄か、一番気になったのは、バイル宅の寝室の壁紙の色が赤だったこと(照明の関係で赤く見えただけかも)。一般的には青系や淡い色など落ち着く色が定番だと思うのですが、仲の良い夫婦みたいだから、燃える色にしたのかも(笑い)。 タイトル タイトルのAußer Kontrolle(制御不能)は、一義的には「タイヤ王」社のタイヤを履いたRV車の事でしょう。更に、社長から見たカルステン・バイル、兄カルステンから見た弟ローベルトの事も差すのでしょう。 カーアクション 冒頭、中盤、クライマックスの3点セット。少々わざとらしいところもありますが、いつもの出来です。クライマックスでは、カメラに向かって車が飛んできます。計算どおりに飛ばしているんでしょう。これだけでも凄い。 ケーニッヒ社長の車は、2~3千万円するアストンマーチンでしょうか(車には詳しくないので間違っていたらゴメンナサイ)。クライマックスにも出てきて、もしやこの車で逃げるかと思っていたら、さすがに走ることはなかったですね。壊しても差し支えない(笑い)アルファロメオで逃げました。最後はヘリまで飛ばして(トムも「やり過ぎでは」と言っています)。 個人的には、クライマックスの追跡劇でテーマソングを流して欲しいな~。一応緊張感を高めるバックグラウンド・ミュージックが流れるのですが、イマイチ気分が乗りません。 ゲスト出演 いずれの出演者もきっちり役を演じている印象です。一般的に西洋人は、鼻がつんと尖って描かれますが、カルステン・バイルの妻ヤナ・バイル役タニャ・グートマンは、その典型的なタイプ。美女と野獣の夫婦みたい。西洋人から見ると、逆に鼻が低い日本女性はチャーミングらしく、ドイツ語学校で日本男性はもてないのに(私だけではないぞ~)、日本女性はもてていて悔しかった。 シナリオの補足 この回は、ドイツでDVD(ドイツ語字幕付き)が出ています。買ったままこの回だけは見損ねていました。今回、再放送されたので、慌ててDVDで見た次第です。聞き取りのポイントは、 1. カルステン・バイルが動機をコブラ11に漏らすシーン。 そして、本筋の事件とは別に、 2.警察の装備品についてレギュラー出演者がやり取りするサブストーリー。 でしょう。字幕無しで2回見ましたが、恥ずかしながら肝心のところが聞き取れません。どうせ字幕で確認できるからと、イマイチ聞き取りに集中できないのかも(実力がない言い訳だろうが~、と叱られそう)。まだ日本語版が出ていないので、少々解説させてください。 1. 本筋の事件 トムとゼミルは、まず科学捜査官ハルトムートのところへ。 ハルトムートによれば、事故車が消えた。驚くコブラ11。 トムとゼミルは次に検死へ。 血中アルコール濃度が高く、飲酒運転が疑われる。 亡くなった女性の夫によれば、妻は全く飲めず、しかも仕事の帰りだったので、飲酒運転はあり得ない、とゼミルを激しく批判。女性技師は、トムの提案を受けて、再度の検査を約束。 (バイルの自宅) 弟ローベルトは、地下のホビールームをかたづける対価として、お駄賃を兄にねだる。兄は先月も300ユーロあげたじゃないか、と言いつつ更に金を渡す。 (警察) 再検査の結果、血中アルコール濃度は0.0だった。 昨晩、何者かがすり替えたようだ。技師によれば出入りしたのは、清掃担当者だけだという。 (中略、隊長室、監視カメラのビデオ映像に写る男を見ながら) 掃除担当チームが入館する1時間前、しかも掃除担当は女性だけのはず。この男がすり替えたのだろう。「普通の事故じゃないようね」と推測する隊長。しかし犯人の動機がつかめない、また、犯人の身元もわからない。 (中略) 匿名の男から呼び出されたコブラ11は地下駐車場へ。 男は下請けの技術者で、25万個の欠陥タイヤを元請け業者に納入した、と物陰から内部告発する。 ゼミルがリコールしないのかと尋ねると、男は様々な問題と多額の費用がかかるからと答える。更に、ある一定の速度に達するとトラブルが起きると。 (中略) 署内のアンドレアの席。 掃除夫の身元が判明。グレゴール・マイヤーで、傷害罪の前科がある。住所のメモをもらったコブラ11は、男の住まいへ。 |
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本当は、クライマックスまで紹介して皆様に楽しんでいただきたいのですが、エネルギー切れです。このあたりまであれば内容はつかめると思いますのでご勘弁下さい。日本語版に期待しましょう。 2.警察の装備品に関するサブストーリー 実のところ、ファンにはこちらの方が気になるところです。2009.1.18 |
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冒頭、トムとゼミルは装備品リストをチェック中。クイズ形式で、ゼミルが装備品の仕様を述べて、トムがそれが何か答えるパターン。答えは「停止指示棒」。でもそれは、トムのでもなくゼミルのでもなく、ボンラートの物だった。 足りない物は、複数持っている同僚から融通してもらってもよいらしいが、それでも揃えることが出来なければ自己負担。いずれも高価なため、驚く二人。期限は明日18時だ。 (中略) 署内で、ゼミルに合わない防弾チョッキを、トムがくれと言うと、「お前には小さいだろう」と返すゼミル。 「装備品のチェックは大事なことだから」と、ボンラートが二人をたしなめると、アンドレアがタイミング良く「ハルトムートから呼び出しよ」と伝える。これ幸いと、署を飛び出すコブラ11。 (中略) 署へハルトムートががらくたを持ってくる。その中にはなくしたはずの停止指示棒も。 ゼミルは、がらくたを覆面パトのトランクルームに積む(がらくたがどうなるかは、中盤のカーアクションシーンで) (中略) これ以下クライマックスについて書いています。番組をご覧になってからお読み下さい ラスト、トムの携帯が鳴る。ヘルツベルガーから、装備品は揃ったかとの電話。 ゼミルは「やばい。これじゃ3ヶ月分の生活費が飛んで、アンドレアから怒られちゃう」 同僚に「防弾チョッキ持ってないか」と声をかけるが、「自分達で何とかしろ」と逃げられてしまう・・・。 2009.1.26加筆 |
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ドイツ語字幕はありがたい(ドイツ語学習者向け記事) 私の語学力では、よくても7割程度の理解に留まるため、ドイツ語字幕はありがたい。日本語版もありがたいのですが、内容は分かっても、では原語でどんな単語が発話されているのかまでは分かりません。その点ドイツ語字幕は、話されているそのままではないものの、とても勉強になります。私にとってトリビアが沢山あって、探求心を満たしてくれました。 ケーニッヒ社長とカルステン・バイルは、15年来の友人 原語だけで見たときは「50年来」と理解していました。二人は50数才?(もっと若いみたいだけど)で、幼少からの幼なじみなのかなと。字幕で15年と出て納得。オイオイ、初心者みたいなミスして、いったい何年ドイツ語やってるんだ~!何年やっても数字は注意ですね。 シュレッダー(Reißwolf) デュッセルドルフで仕事をなさっている駐在員や、日本国内でもドイツ系の企業にお勤めの方には馴染みの単語でしょう。クライマックスで、ケーニッヒ社長がカルステン・バイルに「Warum hast du die verdammten Akten nicht durch den Reißwolf gejagt?(なぜ忌まわしい書類をシュレッダーで処分しなかったのか」と字幕が出ます(聞き取りできなかった)。ドイツ語でシュレッダーはReißwolfだと初めて知りました。wolfはオオカミ。Reißwolfはオオカミが牙をむいたイメージでしょうか。確かにシュレッダーにぴったりの言葉ですね。2009.1.18 |
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日本語版 | |||||||||||||||||
番組ついては、 1.アクションシーン 2.本筋の事件 3.コブラの日常 4.ロケ地探訪 5.今回のドイツ語 の五つについて書くよう努力していますが、今話はほとんどの内容をドイツ語版を見た時点で書いているので、残りは「4.ロケ地探訪」くらい。後は「管理人の独り言」でたわいもないことをつぶやくかな(笑い)。 4.ロケ地探訪 これが今回わかりにくい。一発でわかったのは、ケルン大聖堂とホーエンツォレルン橋の夜景(ロケ地探訪第三弾その2>32-14ホーエンツォレルン橋)くらい。 他も少々「捜索」してみましたがお手上げでした。 5.管理人の独り言 このサイトのお越し頂くファンの皆様の方がとっくにご覧になっていることと思いますが、私の場合、ドイツ語版を見て満足してしまい、日本語版は後回しになってしまいました。恐らく私にとって2014年1月18日時点でリリースされているアウトバーンコップ日本語版の最後の1本だと思います。つまりこの時期に至ってやっと「日本語版を制覇した。」(大げさなので訂正しま~す)「日本語版を見終わりました。」 上にも書いていますが、今話はドイツ語字幕版のドイツ語字幕に必死に食らいついて見て内容をほぼつかんだため、自分の中では「見終わった回」でした。 ところで第10シーズン(2006年放送)は、第141話、144話~152話が日本語版にならないまま残っていますが、既に8年近く前の放送なので、今更のリリースは期待薄のような気がします。 クリスとゼミルコンビの第11~12シーズンの日本語版は、ドイツ本国の放送(クリスが降板した第172話、2008年4月24日)と前後する2008年4月にリリースされています。これって偶然なんですかね。ドイツ本国でゼミルの相棒が降板すると「その相棒の日本版が出る」。もしこの流れでいけば、2013年12月12日放送の第247話でベンが降板したので、そろそろベンが登場した第13シーズンの日本語版が期待できそう。たぶんファンの皆さんは首を長くして日本語版を待っていると思いまので、ぬか喜びにならない事を祈りたいものです。2014.1.19掲載。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介