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アラーム・フォー・コブラ11(レンタル版:レッドゾーン1) シーズン10 ノーウェイ・バック
第10シーズン 第138話 Kein Weg zurück(直訳:戻る道なし)
ゲーカーン夫婦の友人が借金の山にあえぎ悪に手を染める。ゼミルは友人の自暴自棄を止めることができるだろうか。
中盤のモノレールを使った追跡劇が今回の見どころのひとつ。
Episodebeschreibung シナリオ
警備会社で働いているヴォルフ・クルーガーは、金回りが悪く巨大な借金の山にあえいでいた。彼は銀行から貸し出しを止められたが、妻ザビーネや、高速警察隊の秘書で友人のアンドレアには言わないでおいた。苦境に屈したクルーガーは若い同僚リーデルとともに、社内の現金輸送車を襲う。その際、警備員が重傷を負った。
銀行の担当者シュラーダーは、クルーガーの借金返済の猶予を拒否し、すぐに返済するよう迫った。クルーガーにもはや打開策はなく、リーデルと二回目の襲撃を企てる。
間もなくトムとゼミルは、警備会社に狙いを定めて捜査する。捜査に気づいたリーデルは逃げた。警察の捜査は、ほどなくリーデルの隠れ家にたどり着くが、リーデルは既に死んでいた。現金輸送車を襲った銃は死体のかたわらにあった。自殺なのか。トムとゼミルはクルーガーが係わっているらしい証拠に出くわした。二人はクルーガーを逮捕しようとするが、彼は逃げた後だった。完全に絶望した父親は、銀行を襲い、最後のチャンスを狙う。襲撃は失敗し、クルーガーは妻や娘ティナからも逃げるしかない。トムとゼミルは、さらなるドラマを阻止することができるか。
(独RTL放送のサイト「RTLnow」を参考にしました)
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ザッシャ・シェフケ(リーデル)、ミヒャエル・ロット(ヴォルフ・クルーガー)、フーバルトゥス・ハートマン(シュラーダー)、クレオ-ヨハンナ・ブッデ(ティナ・クルーガー)、ダナ・ゴロムベック(ザビーネ・クルーガー)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象
クルーガーの住まいは、いい家ですね。借金がたまっても仕方なさそう。
妻ザビーネは、悪役の妻にしてはもったいないモデルのような美人ですね。後日、ネットで調べてみたいです。
借金の山(Schuldenberg)
原文をまず読んだとき「Schuldenberg」ってどこかの地名かなと思ったら、文字通り「借金の山」なんですね。日本語の「借金の山」ってもしかして外来語の翻訳なんでしょうか。2007.7.28
日本語版を見た印象
ダナ・ゴロムベック Dana Golombek
今回は、クルーガーの妻役ダナ・ゴロムベックを最初に取りあげさせて下さい。ちょっと目の周りのコジワが多い気はしますが、美しい女優さん。IMDb(※、独語)で出演作をみると、私が見たことのある作品はありませんが、出演数の多さからドイツでは名の売れたベテラン女優なんでしょう。第15シーズンTVムービーに再出演していました。この人を見るとヒラリー・クリントン国務長官を連想しちゃうんですが、皆さんいかがですか。
なんだか新鮮
冒頭のロケ地は一般の高速道路。これだけのカー・アクションを一般の高速道路でやるとは苦労が伝わってきます。今でこそ撮影専用高速道路(舞台背景>撮影所)があるのでじっくり取り組めるし、しかも気兼ねなく大いにハチャメチャやれますが、一般の高速道路だと時間制限があるだろうし、構造物を壊すと後が大変。ただ視聴者としては周りの風景に変化があって新鮮で見飽きないですね。
H-Bahn
中盤、ゼミルがモノレールにぶら下がって追跡します。なかなか力の入った撮影でした。ドイツのモノレールといえば、まず真っ先に思い浮かぶのは、ヴッパータールのモノレール。でも番組に登場したモノレールは単線で、車両もコンパクト。ネット検索したら、ドルトムント大学の南北キャンパスをつなぐ路線らしい。なんと日本語のWiki※もありました。
ヴッパータールにもドルトムントにもまだ行ったことがないし、乗り物は好きなので、一度は行って両方のモノレールに乗ってみたいと思いますが、いつになる事やら。実は私、幼い頃のあこがれの職業は、東京モノレール羽田空港線の運転手でした。
日本語版のありがたさ
クレーガーとリーデルはなぜ共謀して現金輸送車を襲ったのか。実はここがドイツ語版では聞き取れなかったんです。リーデルがクレーガーに協力する動機がわからずじまい。で、日本語版を見て納得。つまりリーデルも金欠だった。言われてみれば、金欠二人組が犯罪におよぶという至極当然。
何故リーデルの動機がわからなかったのか。原文のシナリオに「Kröger sieht keinen Ausweg mehr und versucht, Riedel zu einem zweiten Überfall zu überreden(クレーガーは万事休す、リーデルに二回目の襲撃を説得することを試みる).」とあったため、2回目の襲撃もクルーガーが主導したと思い込んで、番組をよく聞いていなかったようです。要はヒヤリング力の未熟さですね。いい勉強になりました。
ザビーネの誕生日
妻ザビーネの誕生会。デカイバースデーケーキに加えて指輪のプレゼント。結局クレーガーの見栄っ張りな性格が事件の背景でしょうか。
ちなみに今日4月29日は私の誕生日兼結婚記念日。昨年のこの日は妻を置いてドイツへ行き、ケルン周辺をドライブしました。結婚記念日はパスしちゃったので、今日は2年分の御祝いをしなくちゃ(笑い)。2012.4.29掲載。
ロケ地探訪 H-Bahn ハーバーン
2016年:ロケ地探訪第六弾その1>61-5 ハー・バーン 交通渋滞で時間が押してしまい、駅で発着する車両を見ただけ。
2017年:ロケ地探訪第七弾その1>71-10 ハー・バーン 週末は運休と知らず、日曜日に訪問。
2019年:ロケ地探訪第九弾その1>91-13 ハー・バーン 3回目の訪問で初めて乗車できました。
ちなみに、ヴッパータールのモノレールは、2015年に乗車。2019.9.1追記
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RTLnowで見る ドイツ版DVD 日本版DVD
 
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介