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アウトバーンコップ
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HEAT ヒート TOKYOクライシス
第14シーズンテレビムービー Am Ende der Welt(直訳:世界の終わりに )
ベンとゼミルは、ウィルスに体を冒されつつ、極悪非道な日本の組織に孤立無援で立ち向かう。二人は世界を守ることができるだろうか。
先が読めないシナリオ。ど派手なアクション。ファンの期待を裏切らない1本。
2014年9月3日邦題「HEAT ヒート TOKYOクライシス」で日本語版リリース。詳しくはアメイジングD.C.のオフィシャルサイト(※、日本語)で。
検索サイトなどから、いきなりこのページへお越しになった方は、まず「Q&A>アウトバーンコップ/アラーム・フォー・コブラ11とは」をご覧ください。
Episodebeschreibung シナリオ
ベンとゼミルは、殺人事件の捜査で、少々非常識だが、フレンドリーな戦略家オリバー・シュトルム、通称シュトルミと出会う。シュトルミは新型の猛毒ウイスルの実験が絡んでいるらしいパルマ・スキャンダルをスクープする。しかし、彼は未確認飛行物体、ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ダイアナ妃についても詳しいことから、ベンとゼミルは当初懐疑的だった。ところがすぐさまシュトルミが襲撃される。そしてベンとゼミルも、怪しげな研究所で猛毒のウィルスに感染する。自らの命も時間との消耗戦だ。二人は陰謀を解明し、解毒剤を見つけられるだろうか。
そして、日本の過激派がケルンの国際見本市でまき散らした猛毒なウィルスを壊滅しなければならない。解決策はただ一つ。見本市から人々を退避させ爆破するのだ。そのときに発生する熱で、ウイルスを全滅させるのだ。
オリバー・ポヒャーがコブラ11に出演
RTL-TVで放映される第200話(第14シーズン冒頭のTVムービー)に、コメディアンがゲスト出演する。
猛毒のコブラのように危険なオリバー・ポヒャーがケルンで撮影に臨む。それは、コメディアンがRTL放送の看板番組の記念すべき節目に出演する、という趣旨だけでなく、深夜番組での関係を解消したハラルド・シュミットに対して、皮肉を込めて言い放つ言葉も含む。「ハラルド・シュミットとの関係は今でもとても良好だよ」とコメディアンは苦笑いしながら答える。更に「それはまさに、ビジネスライクなオバマ大統領とメアケル首相のようにね。」
オリバーの持ち味が、コブラ11で大いに活かされるに違いない。
(www.rtl.deを参考にしました)2009.6.14及び8.29掲載。2009.9.7一部修正
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●オリバー・ポヒャー(オリバー・シュトルム、通称シュトルミ)、マックス・ゲルチュ(ベットルト警部)、パウル・フリーリンクハウス(研究所所長)、ホン・ピン・タン(日本人の悪玉ケンゾー)、ウーナ・デヴィ・リービッヒ(スベンヤ)
Eindruck 印象
上記はRTL放送のサイトhttp://www.rtl.de/tv/tv_984254.php(2009.9.7時点でリンク切れになっています)を参考にしました。Wikiによれば
オリバー・ポヒャー(1978年2月18日ハノーファー生まれ)、ドイツのコメディアン、ミュージシャン、タレント、俳優。
右の写真は、雑誌(TV magazin 2.Juli 2005 Beilage zum Stern Nr.23)で偶然見つけたモーリッツ・ブライブトロイ(右)とのツーショット写真。
ハラルド・シュミット(1957年8月18日ノイウルム生まれ)、ドイツの俳優、コメディアン、コラムニスト、タレント、作家。
とあります。二人ともドイツでは知られたタレントらしい。シュミットは、長年、TVで深夜番組を担当しており、売れっ子のポヒャーを招いて、2007年9月に深夜番組「シュミットとポヒャー(Schmidt & Pocher)」をスタートさせたものの、2009年4月で共演を解消。それを受けて、上のポヒャーの発言につながっているようです。
第14シーズン冒頭が第200話というのは合いません。第二チーム(スピン・オフ版)を除くと、TVムービー9本、通常番組185本の最大でも合計194本。次は195本目。想像するに200本目の記念TVムービーを先に放送し、その後、TVムービーの前に製作した195本目~199本目を通常番組で放送するのだろうと思います。
マニアックな視点はこのあたりで終わりにして、近年のTVムービーは、とても「アウトバーンコップ」と呼べないほど管轄を越えてスケールが大きく、アクションも半端じゃないので、きっと視聴者の期待に応えてくれるでしょう。タイトルが凄い! 「世界の終わりに(Am Ende der Welt)」。世界の運命がベンとゼミルにかかっているのか、こりゃまた大げさですね。また、日本の過激派(原文はeine japanische Sekte)とは看過できないな~(笑い)。
ここまでは番組を見ていない2009.6.14に掲載
インターネットでドイツ語版を見た印象 2009.9.7
視聴者の期待に十分答えてくれます
先が読めない練りに練ったシナリオ。すさまじいアクション。笑いもちりばめ、ハリウッド映画と007のオマージュも折り込み、凝りすぎでは思えるほど。TVムービーとして十二分な出来でしょう。話は単純なので、ドイツ語が聞き取れなくても、楽しめると思います。
唯一抵抗があるのは、悪の組織が日本人と言うことか。過去の回にもあったように、日本から見ると、アレ?と思うところもありますが、ドイツのTV番組なので仕方ないですね。
ベンとゼミルの生死を賭けた戦い
二人は、何度も絶体絶命のピンチに直面します。当然来週も元気に勤務に着くので、死ぬことはないはず。だがらどうやって二人が力をあわせて危機を乗り越えるかが見もの。長年コンビだったトムとゼミルならまだしも、このコンビはまだ1年そこそこなのに、見てる方が照れるくらい厚い信頼関係と言うか友情と言うのか、絶妙なコンビですね。
二人は最初から最後までほぼ出ずっぱり。しかも激しいアクションの連続。あまりの辛さにベン役トム・ベックが、もうアウトバーン・コップを卒業したいと言い出すんじゃないかと心配するくらい。ゼミル役エルドゥアン・アタライは長年演じているから大丈夫だろうけど。
ベンとゼミルが壮絶な戦いだけに、ゲスト出演しているオリバー・シュトルム役ビール腹のオリバー・ポヒャーが和ませてくれました。シュトルム(Sturm)とは「嵐」。まさに嵐を呼ぶ男でしたが、最後はベンとゼミルにとって救世主でした。
アクション・シーン
冒頭は森の中→ダム湖→高速道路と、通常番組の3回分。その後も市街地でのカーチェイス、高架道路からのジャンプ、時限爆弾、銃撃戦、爆発と盛りだくさん。
過去には、高速道路を走る車がワイパーを動かしながら水しぶきを上げて走るシーンの後に、乾燥した路面のシーンがあったりと継ぎ接ぎだらけも多々ありましたが、今回はそんな違和感もなく、時間をかけて丁寧に撮影されている模様。
ただ、悪党があれだけ撃ちまくって、コブラ11もシュトルミも無傷なんですよね。よほど射撃の腕が悪いのか、撃たれる側が鋼鉄の体なのか(笑い)。
ウーナ・デヴィ・リービッヒOona-Devi Liebich
シュトルミの相手役で、旅行社に勤めるスベンヤを演じる女優。過去にも「ブルーサヴェージ」で見ているのですが、今回の方がとてもチャーミング。実は、KTU(鑑識)でベン、ゼミル、シュトルミ、ハルトムートの男4人がそろい踏みするシーンで、今回は男臭くてロマンス無しかなと寂しく思っていたら、定石どおりしっかり織り込んでありました。
カリーナ・ヴィーゼ
言わずと知れたゼミルの妻アンドレア役。妊婦診断でへそ出しルック。40才近いのにきれいな体ですね。昔よりもずっと若く美しくなったみたい。健康に相当気を遣っているのではと思えます。
結婚しちゃうと恋愛期のワクワク感がなくなってしまうので、話を盛り上げるようなひねりを利かしたシナリオを考えるのは大変でしょう。今回はゼミルとの関係で緊迫感がよく出ていました。ヒーローの妻は心休まる暇が無いですね。
家具ショップ?
このところ、6・7年前の第6シーズンをドイツ版DVD見ていたので、久しぶり最新シーズンを見ると進化がよくわかります。署内の執務室が家具ショップのショールームみたいに洗練されいていて、しかもOA化が進んだからなのか書類が少ない。それと、いつからだったか覚えていませんが、ボンラートとヘルツベルガーが秘書のスザンネ・ケーニッヒ側に席替え。
Die Wahrheit und nichts als die Wahrheit
直訳すると「真実、そして真実以外何もない」。番組が始まって20分前後、シュトルミがコブラ11に述べるフレーズです。ベンが「アーメン」と応えるし、ヘルツベルガーをはじめ所員が笑います。私の語学力ではよくわかりませんが、シュトルミが指導者(Aufklärer:直訳は啓蒙運動家)気取りで、コブラ11の二人に教示するので、笑いをとるシーンみたい。このフレーズでネット検索すると、
1.RTL2の視聴者参加番組のタイトル。
2.映画「評決(1982年米The Verdict)」のドイツ語タイトルは「The Verdict – Die Wahrheit und nichts als die Wahrheit」と同じフレーズのサブタイトル付き。
3.刑法関係のサイトなどもヒット。
多分[1]にひっかけてあると思いますが、確証が得られません。ここまで調べたところで時間切れでした。ご勘弁を。
最後はやっぱり日本語版
ドイツ語が分からなくてもわかりやすい展開とは言え、繰り返し見ると聞き取れる語彙が増えて、味わいが増してきます。更に楽しむため最後はやっぱり日本語版でしょうね。リリースを楽しみにしています。
中盤、医師から「解毒剤はない」と告げられ死を覚悟したゼミルが、アンドレアの妊婦検診に顔を出し、手を握って「Ich liebe dich, für immer und ewig(愛してるよ、永遠に)」と言います。その後アンドレアが署へ来て「あれは別れの言葉だったのね」と涙顔を手で押さえます。この「für immer und ewig」が聞き取れたときは、聞き取れた嬉しさとゼミルの優しさを感じて、涙が出るほど感激しました。これって第8シーズンTVムービーの原題を訳したときに覚えた慣用句。亀の歩みでもドイツ語を続けていてよかったと感じた一瞬です。
これだけ書いといて、まさか聞き取り違いで、いずれ出る日本語版を見たら「そんなこと言ってない!」てなことにならないことを祈るしかないですね(笑い)。最後は自己満足な駄文になってしまい、ゴメンナサイ。2009.9.7
ドイツ語版DVDを見た印象
第13シーズンTVムービーで書いたように、通常番組の45分ならまだしも、ネットで無料で見られる1週間だけで1時間半のTVムービーを見倒すことは、今の私の語学力ではまだまだ無理。
それでベルリンで買い求めたドイツ語版DVDを見て加筆しようと思いますが、上の「インターネットでドイツ語版を見た印象」を読み返すと、限られた時間で我なりによく書いたな~と思います。私が関心がある範囲で書き足すとすれば、車とロケ地探訪くらい。
まず、飛び抜けてよかった第13シーズンTVムービーを見た後だと、少々辛口にならざるをえません。シナリオについて、第13シーズンTVムービーはコブラ11の身の丈に合致していたけど、今話はちょっと大げさ過ぎること、そして悪玉が日本人ということがマイナス要因。とはいえ第13シーズンTVムービーと比べるからいけないわけで、今話だけ見れば、アクションシーンは何時ものごとく凄まじく、十分納得いただけると思います。

冒頭のバギーは、画面を観察すると何種類あるようですが、ゼミルらが奪ったのはPolaris Outlaw 450 MXRらしい。コブラ11は車に乗らないにもかかわらず、高速道路のシーンへつなげるとは、この番組らしい。ゼミルが急傾斜地を転げ落ちるシーンがあって、痛そうでした。
ロケ地探訪
●冒頭は東京の夜景。う~ん、コメントに悩みます。悪玉の衣装が、どうしてもスターウォーズのダース・シディアスに見えてしまうんですが。
●冒頭、コブラ11は岩を登坂中。コブラ11が冒頭にこんな山中の場面で登場するとは珍しい。ゼミルが「アンドレアが妊娠なんだ。」と盛り上がります。場所は「Tondorf Eifel(アイフェル地方のトンドルフ)と画面にでます。地名などを手かがりに画面に映った廃墟の城などを検索しましたが、たどり着けません。第18シーズンTVムービーで、ゼミルとアンドレがアルプス山中の岩を慣れた感じで登るシーンがありますが、こうやって密かに練習していたんですね(笑い)。
●中盤、シュトルミがシトロエン・2CVの結婚式車を奪って逃走します。場所は大聖堂、TV塔などが映るためケルン市街地の西部。ベンらはゲーリング円形建物(ロケ地探訪第三弾その2>ゲーリング円形建物)の前を走行していることが確認できます。その後、ベンのベンツと2CVが「結婚」した後、Christophstraße(クリストフ通り)を東へ、バックには大聖堂。更に東へGereonstraße(ゲーレオン通りへ。カメラは折り返して背後にはテレビ塔が映ります。車列は、トラックを避けるために、側道へ入ったら行き止まり。車列がジャンプした場所は・・・。路面電車が通るローターリーのようですが、丹念に「捜索」してみましたが尋ね当たりません。
●クライマックスはケルンメッセ。 画面に映る「Eingang Nord(北口)」は、下の写真の赤丸。「旅行展」なので訪問客も国際的。それが悪の組織の目的、世界中にウィルスをばらまこうという魂胆。
多くの人たちはエキストラですかね。次のチャンスには、わたしも画面の端に顔を出させてもらいものです(笑い)
ケルンメッセ
2014.1.6掲載
日本語版DVDを見た印象
執筆中
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RTLnowで見る ドイツ版DVD 日本版DVD
 
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介