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セル版:アラーム・フォー・コブラ11 シーズン12 第3話 ネズミの巣
レンタル版:ブラックレイド Cobra11 Season2-2第1話 ネズミの巣
第11シーズン 第162話 Rattennest(直訳:ネズミの巣)
スザンネの父が射殺される。父はロシアが絡んだ事件の真相をつかんでいたようだ・・・。
カーアクションは冒頭のみ。代わりにコブラ11が燃えさかる家へ救助に向かったり、屋根での銃撃戦などボディ・アクション満載。コブラ11が黒幕を追うシリアス刑事ドラマ。
Episodebeschreibung シナリオ
高速警察隊の秘書スザンネ・ケーニッヒの父は間もなく定年退職だ。父ノーベルト・ケーニッヒはクリスとゼミルと共におきまりのパトロールに出かけた。ところが些細な事件がエスカレートし撃ち殺された。
スザンネはクリスとゼミルに、パトロールを誘ったあんた達の責任もある、と詰め寄る。なおも、気持ちが納まらず苦悩する。亡くなった父の住まいで、艶めかしいポーズを取る東欧の女性のCDを発見し、仰天する。父が担当していた事件で何かが起こったに違いないと思い、父の相棒であり親友のメラーに相談する。
メラーはこれに関して知らないと言ったが、調べてみることを約束した。同じ頃、全ての責務を感じていたクリスとゼミルは、スザンネの父が計画的な犯行により待ち伏せのうえ殺されたことを突き止めた。状況は全て、父の相棒が黒幕であることを示していた。
(独RTL放送のサイトRTL.deを参考しにました)2007.9.29
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ダニエラ・ヴッテ(高速警察隊秘書スザンネ・ケーニッヒ)、エーリッヒ・クリーク(スザンネの父の相棒クラウス・メラー)、マティアス・ツィージング(制服警官ロルフ・プファイファー)、カロリーネ・ショルツェ(婦警マリオン・クラマー)、オリバー・ブロウミス(警部マーク・ヤンゼン)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象 
シリアス刑事ドラマ
この番組のパターンとして、主人公が必死に追う刑事ドラマと、脇役のドタバタドラマが平行して進む組み合わせが多いのですが、今回アクションシーンは少な目で、主人公が必死に追うシリアスな刑事ドラマに徹底しています。それだけに事件の中身が濃く、犯人が誰なのか最後まで目が離せません。
また、中身が濃いだけに、私の語学力では十分に中身がつかめません。日本版のリリースが待たれます。
火事
カーアクションは少な目だけど、火事のシーンは圧巻ですね。消防士でもない彼らが、燃えさかる中へ飛び込みます。無謀とも思えますが、スリル満点です。
ネズミの巣
番組のタイトルがどうして「ネズミの巣」なのか、上記のシナリオからは読みとれません。どうぞ、番組で「ネズミの巣」を探してみてください。2007.12.1
  DVDで日本語版を見た印象
  レギュラーメンバーの親族が亡くなる。
これまでも秘書アンドレアの妹、エンゲルハート隊長の妹、トム(3代目ゼミルの相棒)の父・妹、クリスの娘など、レギュラーメンバーの親族が多数出てきて、誘拐されたり、罪を負わされたり、はありましたが、親族が殺されたのは初めてだと思います。それだけにレギュラーメンバーは真剣になるし、ドタバタ劇を挟む余地はないですね。
冒頭のクレジットのトップは、秘書スザンネ役ダニエラ・ヴッテ。彼女が署を出て演じるとは珍しい。せっかく出番が多いのに父が亡くなるという辛い役なので笑顔があまり見られないし、服装も地味なのが残念。身長はネット検索してもわかりませんでしたが、スザンネの住まいでゼミルと並んでソファーに座るシーンがあり、母親と男の子みたいで愉快でした。
なお日本語版では「Susanne」の仏語及び英語読みの「スザンヌ」となっていますが、このサイトでは日本語版リリース以前から独語読みに従って「スザンネ」と表記しております。ご了承下さい。
どちらがお好みですか
冒頭、捕まった二人の窃盗犯がそれぞれゼミルとクリスから取調べを受けます。
ゼミルは情に訴えて「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」。
一方クリスは「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」とは言えないものの、無言で脅迫する感じ。高速警察隊に配属された当時は、手荒かったですが、随分大人しくなったみたい。
私のイメージだと、ゼミルとトムのコンビは、二人が一人の犯人の両側に立って、代わりばんこに犯人を責め立てる。ゼミルとベン(6代目ゼミルの相棒)のコンビは、取調べるゼミルの側にベンが立っている。そのうちヒートアップして手を出しそうになるゼミルを、ベンが「まあまあ」となだめる。それがゼミルとクリスだと、それぞれ取調べるとはこのコンビらしい。もちろん取調べなんて受けたくないけど、受けるとしたらどちらがいいですか。
クリスのドスの利いた声は恐いな~。すぐにビビッちゃって、あっけなく落城しそう。ゼミルの手法も苦手。弱いところを突かれると長くはもてそうにないですね。どちらもいやだけど、どちらかと言えば、男前のクリスから攻められたい(おまえはマゾか。そういう話じゃないでショ)。
ゲスト出演
警部マーク・ヤンゼン役オリバー・ブロウミスOliver Broumis
60話(第4シーズン、トムとゼミルのコンビ、邦題:チェックメイト)にもゲスト出演
婦警マリオン・クラマー役カロリーネ・ショルツェCaroline Scholze
金髪の美しい女優さん。1975年旧東ドイツ生まれ。3児の母らしいが、とても子持ちには見えませんね。
制服警官ロルフ・プファイファー役マティアス・ツィージングMatthias Ziesing
2005年に大学を卒業したばかりだから新人俳優さん。役の上での話ですが、警官としても新人なのに、ゼミルに対して横柄な口のきき方でした。
タイトルRattennest(ネズミの巣)(ドイツ語学習者向け記事)
まずはMausとRatteの違いから。語感は概ね英語のmouseとratの違いと同じ。即ちMausはポジティブな意味。Ratteはネガティブな意味。だからRattennestは、「裏切り者の巣窟」といった比喩が含まれていると思われます。
前半スザンネは、亡くなった父親の家で猫を抱いてフォトスタンドを見ています。猫が離れると同時にフォトスタンドが落ちて、机の天板の裏に貼られたCDに気づきます。猫はネズミの天敵。猫が「裏切り者の巣」に近づく手掛かりをもたらしたもよう。この番組に猫が出るなんて珍しいので、監督に意図を聞いてみたいな~。
Die Maus マウスDie Maus マウス
その「ネズミの巣」にちなんで、番組と離れますが今回は「Die Maus(マウス)」のご紹介。このサイトは、アウトバーンコップの紹介にかこつけて、ドイツについて好き勝手に書くのがお約束でして、駄文を読まされる訪問者の方はご迷惑だと思いますが、よかったらおつき合い下さい。「ネズミの巣」の回の時は、Die Mausを取りあげようと前々から思っていまして、実はこれからが今回の本題なんです(笑い)。
「マウス」とは、ドイツ生まれのキャラクター。アメリカのミッキー・マウス、日本のどらえもんのように、ドイツ人なら知らない人はいないでしょう。日本でも「大好き!マウス」のタイトルで、「日本におけるドイツ 2005/2006」に合わせてNHK教育で2005年頃放送されたのでご覧になった方もいらっしゃると思います。
マウスは我が家にもたくさんいて、右上は私のコレクション。パソコンの横にいつも置いているぬいぐるみ。マウスが取れてしまったらと思うと心配で使えない携帯ストラップ。汚したくないので本来の用途に使えないハンカチ。使えなくていいんです。眺めているだけでほのぼのとした気分にさせてくれるところが好きです。
【公式サイト】http://www.wdrmaus.de/※(ドイツ語)
【公式サイト】http://www.maus.jp/※(日本語)
これ以下ネタバレ 事件の核心部分に触れています。番組をご覧になった後でお読み下さい。
タイトルの「ネズミの巣」をかみしめたうえで番組を見直すと・・・、
●警部マーク・ヤンゼンはネズミ顔に見えちゃう。
●クライマックス、ロシア領事館で屋根裏を通って屋上に抜けるあたり、ネズミが屋根裏を這い回っているようで愉快。
●ロシア領事館が「ネズミの巣」。フィクションとはいえ、露骨に特定の国を悪者にしちゃって大丈夫かな。2010.1.18
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介