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第14シーズン 第194話 日本未公開
Geliebter Feind(直訳:最愛の敵)
若い自動車窃盗グループが地下駐車場から高級車数台を盗む。ベンとゼミルは犯人を追うが、惜しくも取り逃がしてしまった。ふたりは、犯人らの密会場所の手掛かりをつかむ。しかし犯人の一人が、ゲーカーン家のベビーシッターをたまにしているユリアの彼氏、ティムであるとは思いもよらない。そしてユリアもティムの犯罪行為を知らない。
べンは「ブラック・ローズ」で盗難車の買い手ビクトル・ゼメノフを見つける。そして盗難事件の詳細を知ることとなる。実際、取引を阻止することはできるが、それだと窃盗犯をあげられない。同じ頃、事件が起きる。窃盗団ははなはだしく卑劣な犯罪を計画していた。金持ちの車を狙うのではなく、その子息に狙いを定めた。警戒心を解くためピエロになりすまし、幼女を誘拐したのだ。ティムは、良心の呵責からユリアの助けを借りて幼女を解放する。しかし窃盗団のリーダーが見過ごすはずがなく、ティムとユリアの身が危ない・・・。(www.rtl.deを参考にしました)2009.10.24掲載、11.1一部修正
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ヴィエスナ・フェルキック(ユリア)、エルヤス・M・バレク(ユリアの彼氏ティム・バスマン)、フロリアン・パンツナー(窃盗団のリーダー、ニコ)、オリバー・マルロ(盗難車の買い受け人ゼメノフ)
Eindruck 印象
冒頭から、スポーツカーの凄いカーチェイス。赤のフェラーリ、黒のポルシェ、白のアウディR8、黄色のランボルギーニ・ガヤルド。更には二輪車まで巻き込んで、すさまじいクラシュ。あれだけ多数の車がクラシュしながら、スポーツカーには傷ひとつつかなかったみたい。でも冒頭だけだったのでちょっと物足りなかった。後はユリアとティムの愛憎ドラマでした。スポーツカーを盗む話は第168話にもありました。
レギュラー出演陣の人間ドラマが絡まないとつまらないな~と思って見ていたら、途中からのめり込んでいました。定番のカーチェイス、銃撃戦、大爆発も織り込んで、最後まで展開がわからず、ハラハラ・ドキドキさせるシナリオ。少々ほろ苦さは残りますが、恋愛ドラマみたいに、しつこくないところがこの番組らしくてよかった。
Audi R8 アウディ R8
私にとってアウディは、ファミリーカーのイメージだったので、スポーツカーは新鮮。
Wiki※によれば、ル・マン24時間耐久レースへの参戦を目的に開発された、レーシングカーをベースに、2006年に登場した市販車。最高出力420ps/7,800rpmを発生する直噴 V8 DOHCを搭載。日本での販売価格は1,670万円。画像は、アウディのオフィシャルサイト※にあった壁紙をダウンロードさせていただきました。
ゲスト出演
ユリア役ヴィエスナ・フェルキックはクロアチア出身らしく、そう言われてみれば、妖精のような雰囲気はドイツ人離れしています。ボーイフレンドのティム役エルヤス・M・バレクは、第二チーム第10話にも射殺事件を起こしたトルコ人役で出ていました。彼に比べ他の窃盗団のメンバーは爽やかで、悪事を働くように見えず、欲を言えばもう少しワルらしい配役だとよかったのですが。
シナリオの補足
16分過ぎ。窃盗団のリーダー、ニコがティムに、仲間が昨日の昼に撮影したという、制服姿のユリアが写っているビデオクリップを見せる。ティムは「ユリアが警官だとは知らなかった。」と弁解する。
23分過ぎ。モンタージュ写真を見たユリアが、ティムの素性を知る。
その後、二人は橋の上で激論。ティムは、だますつもりはなかったが真実も言えなかった。そしてニコを世界で無二の親友だと擁護。ロミオとジュリエットの許されない愛なのか・・・。
マニアの視点でレギュラー陣のもろもろ
●冒頭、ゼミルが「今晩時間ある?」と、タニヤ、ヤニーナ、ユリアと次々に電話します。ベンじゃないけど、妻帯者が何の電話だろうと緊張して見ていたら、ゼミルと妻アンドレアは結婚記念日にお出掛けらしく、ベビー・シッターを頼む電話(安心しました)。アンドレアのお腹が大きかったですね。二人目は順調に経過しているもよう。娘のアイダも一瞬登場。
●23分過ぎ、秘書のスザンネの席で。ベンは右腕内側にもタゥーが。今まで気づかなかった。
●最後、ベンとゼミルは初恋の話をしているみたい。
●ボンラートとヘルベルガーは出番なし。
このように、笑わせてくれたり、感動をもらったり、単純でわかりやすく、十分楽しめました。ただ私の貧弱な語学力では聞き取れないところも多く残ります。所詮外国語なんだし、これだけ聞き取れれば十分で、後は日本語版で楽しめばいいやという思いと、詳細なディテールまでつかむためもう一段のレベルアップを目指したいという気持ちが交錯して、今は複雑な心境です。
蛇のような路面電車
37分過ぎ、ユリアがメルセデス・ベンツ・スマートで犯人らを追いかけるものの、行く手を蛇みたいな長い路面電車が遮ります。さすがにジャンプして越えなかったですね。ドイツは路面電車王国で、多くの都市で連接・連結の路面電車がうねうねとトランジット・モールなどを這い回っています。
典型的な長さの2連接車。2008年ロストックで。
2連接車の重連。1980年代・スイス・チューリッヒで。
写真上:典型的な長さの2連接車。2008年ロストックで。
写真下:2連接車の重連。そのためパンタグラフがふたつ見えます。1980年代・スイス・チューリッヒで。当時私が見た中では一番長かったと思います。ちなみに、線路の終点はループになっているので、運転台は片方にしかないのが一般的。
それではもう一度番組を見てみましょう(笑い)。途中で映像がカットされ、電車の全長を見ることができないので確信は持てませんが、1連接の重連のようでした。
1連接の重連。1980年代ブレーメンで。
1連接の重連。1980年代ブレーメンで、教会の塔からの見下ろし。
タイトル(ドイツ語学習者向け記事)
最初シナリオを読んで、どうしてこれがタイトルの「Geliebter Feind(直訳:最愛の敵)」と関係があるのか疑問でしたが、番組を見て納得。
この「Geliebter Feind」。別に難しくはないので意味はわかるものの、日本語にどう訳すか。親愛なる敵?愛する敵?・・・なんだかしっくりこないな~と思って、機械翻訳にかけたら「最愛の敵」と出ました。これだ!悔しいけど私の頭より今の機械翻訳の方が優秀ですね。
ところでFeind(敵)は男性名詞だから、ユリアから見たティムのことでしょう。ユリアを指すのであればFeindinと女性名詞になるはず。ただ真の「Geliebter Feind(最愛の敵)」は、フラッシュ・バックの映像からしてニコ対ティムの関係に見えます。
管理人の独り言
金曜日の午前4時15分に偶然目覚めました。ドイツは-8時間で、午後8時15分。ドイツ本国でアウトバーンコップが放送される時間です。なんだか因縁みたいなものを感じます(単に年取って早起きになっただけかも)。
今回は、見るのに苦労しました。RTLnowで一度見たものの、その後何度アクセスしてもCMだけで止まってしまいます。印象は何回か見ないとまともに書けないので、焦った焦った。日曜日の午後になってやっと連続して見ることが出来ました。皆さんいかがでしたか。
「そんなモン、ストリーミングデータをパソコンにキャプチャリングしちゃえばいいじゃない」との声が聞こえてきそう。そうなんですけどね。いずれ日本語版が出るだろうからそこまでして見たいと思わないし、パソコンをいじるのも面倒くさくなって・・・、言い訳ばっかりするようになったら、年かな(笑い)。2009.11.2
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介