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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第24シーズン 第335話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Der Klient(直訳:依頼人) | |||||||||||||||||
刑事弁護人の正義とは。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
刑事弁護人ハリアート・ボルグハートは、宝石商ユリウス・クラマー殺人事件に巻き込まれるも、コブラ11によって犯罪者の手から助けられる。彼女は、多くを見たがために、マネーロンダラーの殺しのリストに載る。一方コブラ11は、宝石店襲撃事件が、計画された殺人事件だと気づく。犯罪者は、ハリアート・ボルグハートの首に輪をかけ、息の根を止めるためなら手段を選ばない。 (www.rtl.deを参考にしました)2019.6.17掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ルイーゼ・ヴォルフラム(刑事弁護人ハリアート・ボルグハート)、ティモ・ヤコブス(弁護依頼人ゲラルト・ツォーク)、カゼム・ホクスハ(宝石店襲撃のリーダー、ラース・ドーマン)、マーク・クロイスケンス(ツォークの親分クルト・ドライヤー)、フェリクス・フォン・ヤシェロフ(アントン・ペルツァー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
番組の印象 冒頭で射殺された宝石商ユリウス・クラマーの名前が会話に出てくるし、ゲスト出演者とその役名が一致するまで繰り返し見て、やっとおぼろげながら理解できました。 見る度にだんだんと筋が見えてきて、謎解きは楽しかった。良くできたシナリオ、プロの役者による質の高い演技、1時間のTVドラマとは思えない出来。今話に限らず日本でも放送できればと思いますが、日本では馴染みのない役者さんばかりなので、無理かな。 シナリオの補足 セリフが多く全てを書き出せないので、番組の理解に役立つ要点のみで勘弁してください。趣味のドイツ語なので間違っていたらゴメンナサイ。 ●冒頭宝石店で、刑事弁護人ボルグハートは、宝石商に対し、書類にサインを求める。 >そこへ強盗が押し入りますが、宝石商は、襲来を容認しています。この謎が解けるのは中盤。 ●事件後、ボルグハートの住まい。ボルグハートは離婚し、娘と住んでいる。娘は2日後に迫ったロンドン旅行の準備中。 >娘は父とも仲がよいみたい。 そこへツォークが、弁護を頼むため「依頼人」として現れる。 ●Kapitel1の最後からKapitel2の冒頭、隊舎で、ボルグハートは、被疑者を面通し。No.3は依頼人ツォークだった。ボルグハートはコブラ11に、「ツォークは依頼人だから、守秘義務があり話せない。」と。パウルは「弁護士の保身か!」と怒り心頭。 ●Kapitel2の2分頃。秘書スザンネがコブラ11に宝石店の監視カメラの録画を見せます。それは事故ではなく、殺人事件だった。 ●Kapitel2の3分半頃、路上でツォークはボルグハートに「殺すつもりはなかった。」と(これはウソだと後々判明)。 >Kapitel2の6分半~9分過ぎ、ボルグハートの住まいで、コブラ11とボルグハートとの会話が今話のキモ。 ●コブラ11は、ボルグハートに冒頭で射殺された宝石商クラマーとの関係を問うも、ボルグハートは守秘義務を盾に答えない。これにはパウルが再度爆発。 片親で子育てする辛さを吐露した後、やっとボルグハートが口を開きます。宝石商クラマーは「依頼人」だった。仲間のマネーロンダリングを通報し、足を洗う代わりに、罪の減免を狙い、自分に相談したと。 更に、ツォークは殺人を知らなかったと(これは、ツォークからだまされている)。 コブラ11は、ボルグハートに「ツォークの依頼人を探そう。」と提案。 >パウルは、ボルグハートに対し厳しい言葉を投げかけますが、優しい眼差しが印象的。気があるかな(笑い)。 ロケ地探訪 ●Böcking Goldschmiede ベッキング貴金属店, Mittelstraße 19, 50672 Köln
●A4 Rodenkirchener Brücke 高速4号線ローデンキルヒェン橋 車を燃やすシーンは、ケルンの南、ライン川に架かる高速4号線ローデンキルヒェン橋の右岸。 |
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●Heumarkt[U] 地下鉄ホイマルクト駅 | |||||||||||||||||
写真335-2 TV画面(C)RTL | 写真335-3 2015年春撮影 | ||||||||||||||||
左:Kapitel1の10分過ぎ、隊舎でフィンが、駅前にあるコーヒー店そばの監視カメラの画像(赤枠)をディスプレイに映します。監視カメラのロケ地は、地下鉄駅ホイマルクト。 右:この駅は、ロケ地探訪第五弾その1>51-4 地下鉄駅ホイマルクトで紹介しました。当時同駅で撮影した写真があります。赤枠はTV画面と同じ範囲。この写真は次で紹介する写真335-5のエスカレーターを降りながら撮影。幾つかのシーンがまとめて撮影されているもよう。 |
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●Heumarkt[U] 地下鉄ホイマルクト駅~コインロッカーは恐らく架空 | |||||||||||||||||
写真335-4 2015年春撮影 | 写真335-5 2015年春撮影 | ||||||||||||||||
Kapiltel3の4分頃、刑事弁護人ボルグハートと弁護依頼人ツォークが、ケルン中央駅そばの地下鉄ブレスラオアー広場/中央駅へ向かって階段を降りて行きます。ただ、降りた先は同駅から南へ3駅のホイマルクト駅。つまり上の監視カメラの画像のロケ地と同じ。 左:駅にあった案内板に、番組でコインロッカーがあった場所(ロケ地)に赤丸を付けました。案内板上にコインロッカーはありません。 右:実際のロケ場所。番組ではこのエスカレーターの背後にコインロッカーがあり、ゼミルはエスカレーターを、パウルは階段を降りて行きます。この地下鉄駅がある南北線は建設中で、まだ便数も乗降客も少なく、ロケ向き。あいにく2本のエスカレーターの間の写真がないので、確認できませんが、この場所にコインロッカーがあるとは考えにくいので、恐らく架空でしょう。 今話のドイツ語 Der Klient 依頼人 「英:Client/独男:Der Klient(女Die Klientin)/日:クライアント」をネット検索すると、それぞれ言語によって、語意が微妙に違うようです。私の悪い癖で、そのうんちくを書き出すと長くなるので、やめときます(笑い)。日本語の「クライアント」は外来語なので、ドイツ語もそうかなと思って調べたら、ラテン語が語源。それで番組でも「クリエント」と標準ドイツ語で発音されていました。狭義では「弁護士の客」を指すようですが、今話ではどう訳すか。弁護依頼人ツォークに「依頼した」仕事仲間がいるので、「弁護」を除いた「依頼人」がふさわしいと判断。 そして、ネット検索した受け売りで申し訳ありませんが、1994年アメリカ映画「The Client」のタイトルに対して、日「ザ・クライアント 依頼人」、独「Der Klient」と訳されているので、独から日へ逆に辿ると「依頼人」。以上から「依頼人」としました。2019.6.22掲載。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介