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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第24シーズン 第340話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Verhängnisvolle Nacht(直訳:大凶の夜) | |||||||||||||||||
パウルは本当に殺人犯か。ゼミルが相棒の真実に挑む。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ホテルで目を覚ましたパウルは、悪夢に陥る。冷たくなったガールフレンドが、彼のそばに横たわり、凶器と彼の手は血だらけ。 ゼミルは、この殺人事件を捜査。嫌疑は相棒にかかる。 更に、パウルを殺人犯と断定できる、決定的なビデオが出てきた。ゼミルの苦悩は深まるのだった。 (www.rtl.deを参考にしました)2019.10.5掲載 |
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Darsteller(Rolle) 出演者(役名) | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ヤドラン・マルコヴィッチ(ゴラン・デュリック)、アンナ・カタリーナ・フェッヒャー(デュンヤ・ラリッシュ)、ミヒャエル・ブラントナー(パウルの父クラウス) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
番組を見る前に、上の「シナリオ」を読んだとき、あまりにベタな内容だったので、それほど期待していませんでしたが、実際に見ると、遊園地のお化け屋敷に迷い込んだような緊張感で画面に釘付け。 アクション、スピード感溢れる展開、先が読めないシナリオ、この番組らしい回でした。日本からネット視聴するとCMが挟まることも無く、テンポよく進むので快適。私にとって、最高の語学教材だし、ロケ地を巡る楽しさもあり、1話45分で何度も美味しい。 シナリオの補足 ●ゲスト出演者は少ないし、フラシュバックや防犯カメラの映像で、事件の背景を見せてくれるので、わかりやすく、補足は不要かもしれませんが、一応書かせてください。 ●タイトルロールの後、ゼミルは高速道路の事故現場へ。ゼミルが車体番号を秘書のスザンネに伝えると、盗難車。ゼミルは盗難されたホテルへ。客室には女性の遺体。 ●スザンネから呼び出されたパウルもホテルへ。コブラ11が落ち合うと、鑑識は「指紋も、凶器も無かった」と報告。 ●ホテルの外へ出たパウルに、犯人から電話。「証拠は握っている。大聖堂の地下駐車場へ行け。」と。 途中パウルは採血して、科学捜査官ハルトムートに分析を依頼。 ハルトムートが分析結果をパウルに連絡(毎度、彼の説明は難解)。パウルが言い換えます「殺人を犯しても覚えていない、ということか。」 ●ゼミルは亡くなった女性の住まいへ。地下倉庫で、女性がハニートラップだったことが判明。 ●爆発現場。パウルの携帯が鳴り、犯人から新たな指示。「高速4号線で、(麻薬を積んだ)トラックを停めるな。停めたら証拠の映像を検事へ送る。父のことも心配だろう・・・。」 ●パウルは、父クラウスを訪問。父は無事。父は息子の顔も忘れるほど、アルツハイマー病が進行しています。 (中略) ●コブラ11と特別機動部隊が、麻薬を積んだトラックを尾行するシーン。助手席のパウルに犯人から連絡。「特別機動部隊を止めよ。さもなくば(パウルが殺人犯という証拠の)ビデオを検事に送る。」と。それを聞いたゼミルは意図的に事故を起こして、尾行は終了。相棒思いのゼミルですね。 ●Kapitel3の2分45秒頃。シュランクマン検事から隊長に着信。シュランクマン検事の映像も音声も無かったけど、久々でした。まだ現役の検事なんだ。 ロケ地探訪 Steigenberger Hotel Köln シュタイゲンベルガー・ホテル・ケルン
ここは、第331話のクライマックス、屋上でコブラ11・ダナと犯罪者が銃撃戦で向き合うロケ地でした。 このホテルの正面玄関は西側。今回のロケは東側の中庭で行われています。 殺人事件の現場なんて、ホテルのイメージにマイナスみたいだけど、よくOKしましたね。注1 |
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Schanzenstr. シャンツェン通り | |||||||||||||||||
写真340-2 TV画面(C)RTL | 写真340-3 2018年春撮影 | ||||||||||||||||
左:ホテルを飛び出しだパウルは、犯人の指示に従って車を走らせます。 右:走行シーンはSchanzenstr. シャンツェン通りのInternationale filmschule kölnケルン・国際フィルムスクール前付近。ここはドイツ地区の北にあるので、つじつまは合います。 |
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Apotheke Zum Goldenen Horn 金角湾薬局 Bonner Str. 28, 50677 Köln 前半でパウルが注射器を買うために寄る薬局。このエリアは、行ったことがありません。ちなみに金角湾は、トルコ・イスタンブールのボルボラス海峡にある湾。注2 |
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爆破する店舗のロケ地 Kamekestr. 37-39, 50672 Köln | |||||||||||||||||
写真340-4 TV画面(C)RTL | 写真340-5 2015年春撮影 | ||||||||||||||||
左:その後、パウルはデリバリーカーを走らせ、「Da Nico」の赤い看板が掲げられた店舗の前で停車。そして店舗は爆破されます。「Da Nico」ではヒットしなかったので「ロケ場所の捜査」には時間がかかりそうでしたが、TV画面の右端に映ったレンガ色の建物でピンときました。 右:これがそのレンガ色の建物。左端に爆破された店舗が映っています。そばにはキリスト教会があり、番組でも一瞬映っていました。上のシュタインベルガーホテルから北へ1km。こんな市街地の真ん中で、派手な爆破シーンを撮影したんですかね。 |
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Rastsätte Frechen Süd フレッヒェン南・サービスエリア | |||||||||||||||||
写真340-6 2018年春撮影 | 写真340-7 2018年春撮影 | ||||||||||||||||
左:中盤、コブラ11を先頭に、サービス・エリアを出るシーン。遠方には、ケルン中心部にある大聖堂やTV塔が映っていました。 ここ、高速4号線のサービスエリアもたびたびロケ地です。ここからアクションコンセプト社まで、13kmほどだし、ケルンらしい映像が撮れるので、ロケ向きでしょうね。 右:ちなみにここには本物の「Autobahnpolizeiwache Frechen フレッヒェン高速警察隊」があり、ゼミルが運転する車の背後に、隊舎が映っていました。 |
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Köln Messe ケルン・メッセ | |||||||||||||||||
写真340-8 2018年春撮影 | 写真340-9 2019年春撮影 | ||||||||||||||||
クライマックスは、建設現場。背後に駅のホームが映ったことと、建物規模・構造等、状況を総合すると、くケルンメッセの建設現場らしい。 仕事柄、建設現場の状況を興味深く見つつ、銃撃戦で、コブラ11が盾にした水色の板は断熱材の硬質ウレタンフォームみたいだから、銃弾は簡単に貫通するはず。こんな盾では役に立たないよな、と劇画の番組にリアリティーを求める、職業病です。2019.10.9掲載、10.11最終更新。 |
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未訪問だった金角湾薬局、そしてシュタイゲンベルガー・ホテルを2023年春に訪れました。 ロケ地探訪第十弾その2 注1:102-8 シュタイゲンベルガー・ホテル 何度もロケ地です。 注2:102-4 金角湾薬局 2023.7.23追記 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介