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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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アラーム・フォー・コブラ11(レンタル版:レッドゾーン2) シーズン10 フラッシュバック |
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第10シーズン 第139話 Flashback(直訳:フラッシュバック) | |||||||||||||||||
ひとりの女が森から高速道路へよろよろと歩いて出てきた。トムとゼミルは急ブレーキで難を逃れる。女の両手は血だらけだ。女は追われているらしく、助けを求めた。しかし、トムとゼミルは犯人を発見できない。どうやら女はショックを受けたようで、医者の治療を受けることに。病院への道すがら、ゼミル達の覆面パトは、ジープに乗った男達から、突然銃撃を受けた。男たちの狙いは明らかに女だ。ゼミル達は何とか切り抜けた。間もなく、高速道路の近くで銃撃を受けたワゴン車と死体が見つかった。死人はカルステン・ツィンマーマンという私立探偵だ。ワゴン車は諜報機器で一杯だ。身元不詳の女はぺトラ・シューベルトと確認され、彼女は襲撃の直前に探偵と一緒にワゴン車に座っていたことが判明した。捜査の結果、探偵はぺトラ・シューベルトから依頼されていた、ということがわかった。探偵は、ある航空機の補充パーツ会社を監視していたようだ。ぺトラ・シューベルトはその会社の秘書として雇われている。だが何故、彼女は自分自身の職場を監視する必要があったのか。彼女は、この問いに答えることができない。彼女は記憶喪失になっている。彼女は、トムとゼミルに連れられて会社へ行くが、断片的にしか思い出せないでいる。彼女は探偵と共に、ある建屋に隠しカメラを設置した事を思い出した。経営者のヤコービが建屋のドアを開けると、建屋はがらんどうできれいに掃除されていた。ペトラは混乱する。トムがペトラを世話する一方、ゼミルは建屋から出たゴミを検査し、建屋では鉄くずが再生されていたことがわかった。この手掛かりは、ペトラの記憶を回復する鍵となった。 いったい、建屋では何が行われていたのか。そして、記憶を取り戻したペトラの運命は・・・。(独RTL放送のサイト「RTLnow」を参考にしました) |
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原文には、もう少し先までストーリーが書いてありましたが、ネタバレに近く、そこまで知ってしまうと番組が面白くないので、敢えて伏せました。2007.7.29 | |||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●マルティナ・ヒル(ぺトラ・シューベルト)、クリスティアン・タッシェ(ブレーマー)、マティアス・ヘルマン(ヤコービ)、ハイコ・ピンコブスキー(カルステン・ツィンマーマン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象(1/2) 2008.3.29 | |||||||||||||||||
冒頭、ゼミルとトムが全速で走ります。いきなり緊張感。いったいなんだろうと見ていたら、アンドレアが出産を目前にして産休。先週、アンドレアのお腹は大きくなかったけどな~。ゼミルの心配が空回りで面白い。 | |||||||||||||||||
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この件について、ファンからご意見を頂戴しました。お便り>2010.6.19 Yasuhiro様をご覧下さい。この項2010.6.20追記。 | |||||||||||||||||
言い回しの違い(ドイツ語学習者へ) 秘書代行のヘルツベルガーは、だんだん様相が険しくなって、ドイツ語の言い回しの練習にぴったりです。原語で聞いて言い方の違いを味わってください。おおよその訳を書きますが、私の力量では、微妙なニュアンスをうまく日本語に表現できないもどかしさを感じます。ご了承ください。 最初は「こちら高速警察隊のホルスト・ヘルツベルガーです。ご用は何でしょうか。」 あまりに丁寧なので、ゼミルが「オイオイ、どこかの“お客様相談窓口”みたいだぞ。」とからかいます。 2回目は「高速警察隊のヘルツベルガーだ。ちょっと待って、メモりますから。」(ちょっと愛想がないですが、ドイツだとこれが普通ですかね) 3回目は、「もしもし、何ですか。係につなぎます。」(日本だと失礼な感じですが、ドイツだとありえそう) 4回目は「もしもし」だけ。間違い電話に怒り出す。 インターネットでドイツ語版を見た印象(2/2)へ続きます。 |
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DVDで日本語版を見た印象 2012.6.10 | |||||||||||||||||
管理人の独り言 ドイツ語版で主な点は書き出したので、日本語版を見た印象は管理人の独り言で恐ろしくマニアックです。番組の理解には全く役立ちません(笑い)。それでもよろしければお読みください。あるいはこの項を飛ばして下の「インターネットでドイツ語版を見た印象(2/2)」へお進みください。 ロケ地 今回はお手上げ。冒頭の高速道路のシーンは、何カ所かのロケ場所を継ぎ接ぎしてあるように見えるし、過去にも何度か見たような気がしますが、手掛かりなし。最近の回は敢えて「探し出してみろ」と言わんばかりにヒントを映し出してくれるのですが。 中盤の立体交差の道路も同様。連続するトンネルは壮観。途中の高架上には赤い機関車とおぼしきものも見えるので、鉄道橋もあるらしい。土地勘がある方ならピンとくるでしょう。 聞き取り ドイツ語版を見た印象に、聞き取れた内容を書いています。私にとっては聞き取り試験なので、書いたとおりに話が進むと一安心。まぁ、聞き取れた箇所しか書き出していないので、ギャンブルはしていません。モトモト堅物なので(笑い)。日本語字幕以上の言葉が聞き取れるところもあったので、自分の成長を感じるのは嬉しいものです。 聞き取りの難易度が高いのは、冒頭のコブラ11のたわいない話や、ハルトムートの説明。たわいない話は、笑いをとる部分だし、ハルトムートの説明は、事件の核心に迫る部分なので、聞き取れればより楽しめるでしょう。ただ日本語字幕を見ていると、ハルトムートの説明はほとんど聞き取れなくても支障なくて、唯一「Tetra Hexanol Acetat」と書かれたスプレー缶を持って「これは禁止だ」という言葉さえ聞き取れれば、悪の組織がなんだか違法な事をやっている事がわかります。それ以上に、その後ゼミル、トム、ペトラが電話で会話するシーンが「核心」ですね。この会話の聞き取りは全くお手上げ。ま、今回は原文のシナリオがかなり詳しかったので、ドイツ語版でも十分楽しめましたが。 今回は、本筋の事件とは別に、ゼミルの妻アンドレアの出産が絡みます。だから普段聞かないような単語が出てきます。 医療、出産に関わる独語 解離性健忘症 Dissoziative Amnesie 前半、医師がペトラに病状を説明するシーン。医師の専門的な説明は全く歯が立ちません、と言うか日本語で言われても「いったいそれ何?」って感じですね。日本語字幕から逆に独語を探しました。医師は「アムネジーヴ」と最後に[v]が付くように言っているみたいですが、該当の単語が見つけきれません。辞書にあたると、dissoziativはdissoziieren(分解<分離>させる)の形容詞。Amnesieは健忘症、記憶喪失。 その後のシーンで、トムがヤコービを訪ねます。ヤコービはペトラを心配するフリをして「Das heisst ja eine Amnesie(と聞こえましたが間違っていたらゴメンナサイ)」に対して日本語字幕では「記憶喪失ということか」と、「記憶喪失」が当てられていました。 陣痛 wehen その次、新車のBMWでゼミルがアンドレアを病院へ連れて行くシーン。アンドレアはお腹が張っただけだと言うのに、ゼミルは「陣痛が始まった」と。 おいおいゼミル。母子を緊急搬送なんて、アンドレアも口にしていたけどちょっと大げさだし、公私混同とも取れるけど、ゼミルが母子を思う気持ちはよくわかるし、いつも命を張って犯罪に立ち向かっているんだから、この程度の役得がないとね。 産科 Babystation その会話の続きで、ゼミルが「同じ病院の産科に向かっている」と言うシーン。英語を学校で習った日本人なら直感的に意味はわかります。調べてみたら2007年にZDF放送で、TVドラマ「Babystation」が21本放送されているため、ドイツ人には馴染みの単語なんでしょう。このサイトにある画像(※独語)が番組を端的に表しています。 母子手帳 Mutterpass 逐語訳は母手帳。その次、病院の廊下をゼミルがあたふたとアンドレアを車椅子に乗せて来るシーン。冷静なアンドレアと慌てふためいたゼミルの対比が愉快。 2012.6.10 |
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DVDでドイツ語版を見た印象 2012.7.7 | |||||||||||||||||
この番組を見た経緯 #1:2006年5月TV放送当時は見ていません(以下「TV放送」とは、独RTL-TVによるドイツ国内でのTV放送)。この回のTV放送は2006年5月11日。当時はまだ日本からネット等を通じて見る手段はなかったので、DVDのリリースを待つしかなかったと記憶しています。 #2:2008年3月インターネットで視聴。2007年頃からTVで再放送があると、RTLnow.deのサイトでインターネットを通じて見られるようになりました。つまり今のスタイルですね。この回は、2008年3月にインターネットで見たのが最初のようです。そして「インターネットでドイツ語版を見た印象」を2008年3月29日に書きました。 #3:2012年6月上旬日本語版DVD視聴。日本語版DVDが「レッドゾーン2」のタイトルでレンタル開始。「DVDで日本語版を見た印象」を2012年6月10日に書きました。 通常の記事構成はこれで終わり。翌週6月17日には同じくレッドゾーン2のDVDに入っている第140話(邦題:火炎の下)の印象を書くべく準備していたところ、ひょんな事から旧版のドイツ語版DVDを持っていたことを思い出しました。DVD注文>Vol.3(右の画像)。このDVDの購入時期は2007年8月。インターネットでドイツ語版を視聴する7ヵ月前。インターネットでドイツ語版を見たときに独語字幕も出るドイツ語版DVDも併せて見たかどうかは忘れました。 |
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#4:2012年6月下旬ドイツ語版DVDを視聴。 この旧版DVDは、独語字幕が出ます。第132話でも少し書きましたが、右画像のように中央のパソコンを挟んで、右側のDVDプレーヤーにつながったTVにはドイツ語版DVDを写し、左側のノートパソコンには日本語版DVDの同じシーンを同時に写し、電力を多少使う後ろめたさがありますが、私にとって独語を楽しく学ぶ最強の環境です。 映し出している画面は、冒頭ゼミルが妊婦ヨガをしているアンドレアに話しかけるシーン。日独版それぞれの字幕は次のように出ています。 ドイツ語版:Ich hab 5.000-mal angerufen. Warum antwortest du nicht? 日本語版:5000回は電話したぞ。どうして出なかった? もちろん実際ゼミルが口にしている言葉とは若干異なりますが、独語字幕はヒヤリングの強力な助けになります。で、独語字幕を一字一句チェックし、独語字幕の分からないところや、気になる言い回しを中央のパソコンに書き出して、ノートを作ります。 番組の最後まで書き出して、もう一度字幕を消して見ると、当然の事ながらよく聞き取れます。最初からこれくらい聞き取れると万々歳なんだけどな~。語学って奥が深いですね(単に私の能力不足なのかも)。 上の「DVDで日本語版を見た印象」で書いているように、原語を四苦八苦して聞き取っていますが、独語字幕が出れば苦労なし。今回は医療用語が出てきたり、航空機関連用語が出てきたり専門用語が多くて、日本語版の製作は大変だったでしょう。改めて日本語版制作スタッフの皆様に感謝致します。 |
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新型BMWに乗るゼミル 日本語版に感謝していますし、そんな日本語版にケチを付ける気などサラサラありませんが、大事なところを1点だけ書かせてください。 14分過ぎ隊長室で、隊長とコブラ11が協議中。ゼミルはアンドレアに電話をかけるも出ないため、隊長室を飛び出しますが、車が無いと戻ってきます。 隊長は「日本語字幕:私の公用車を使って」と車の鍵をゼミルに投げ渡します。それはゼミルのトレードマークであるチタンシルバーのBMWの新車。アレレ、これだと隊長もチタンシルバーのBMWに乗っていることになってしまいます。日本語版を見たとき原語が聞き取れたので気にはなっていたのですが、ドイツ語版で「Ihr neuer Dienstwagen(あなたの新しい公用車よ)」と字幕に出たので確信しました。 ボン聖マリア病院 19分過ぎ、ゼミルと悪の手下が病院の玄関口で撃ち合うシーン。静止して見ると立看板に「St-Marien-Hospital」。調べてみるとボンにある病院でした。病院のオフィシャルサイト(※、独語)にロケ地の写真があります。 これを分かったうえで再度聞くと、冒頭ゼミルがヘルツベルガーに電話するシーンで「(聖マリア)病院へ移送する目撃者の女性に護衛を付けてくれ」と言っているし(このシーンでは独語字幕でも病院名は出ていません)、中盤でも何度かこの病院名が会話に出てきます。きっと病院へ協力のお礼でしょうか。今回はロケ地が全くお手上げだったので、1ヶ所だけでも分かったのでよかった。でもロケ地は、ケルンやデュッセルドルフが主なので、わざわざボンの病院でロケなんて裏ネタがありそうな臭いが。 見過ぎてしまった アクション刑事番組だから見終わってスカッとすれば、それで十分なんでしょうが、何回も見てしまったので、些細なところが気になってしまいました。そんな枝葉の所にこだわっても、と笑われそうですが、気になったことは書かずにはいられないたちなのでお許しを。 1.ペトラが私立探偵を雇ってまで究明しようとしたのはなぜか 彼女の正義感はどこから来るのでしょうか。気になったのは、中盤ペトラが私立探偵と監視中。悪人らに見つかり、探偵は銃撃を受けて逃走します。証拠はつかんだから直ぐに警察に通報するか、病院へ向かった方が利口だと思うのですが。 力尽きた探偵はペトラに「日本語字幕:逃げろ、すべて水の泡になるぞ。ドイツ語字幕:Laufen Sie, sonst war alles umsonst! 」と言います。う~ん、ペトラは証拠をネタに悪人らを恐喝しようとしたのかな。まさか! 2.病院へ急ぐゼミル クライマックス、事件解決。ゼミルはBMWで陣痛が始まったアンドレアが居る病院へ向かいます。まさか青色灯ををつけて緊急走行ではないよね。まあいいか。2012.7.7 |
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インターネットでドイツ語版を見た印象(2/2) 2008.3.29 | |||||||||||||||||
これ以下クライマックスについても記載しています。 | |||||||||||||||||
トムはペトラに気がある? トムがやけにペトラに優しいですね。でも、色恋には疎いので、多分この回を最初に見たら、気づかなかっただろうと思います。第11シーズンテレビムービー(邦版タイトル「死のパスポート」)を先に見ているので、トムのペトラに対する気持ちが透けて見えます。 トムがペトラを自宅に送り届けると、火事。二人はトムの家へ。 トムがペトラに「事件が解決するまで、ここに居ていいよ。」 クライマックスで、トムが隊長に電話します。 トム:あの子にしてあげられることはないでしょうか。身寄りはなく、住まいも仕事もありません。 隊長:(背後でヘルツベルガーが秘書代行に悪戦苦闘している様子が流れる)よい考えが浮かんだわ。 と言って、ペトラを秘書として迎えることに。 アンドレアが女の子を出産 最後にゼミルからビデオメールが届く。 ゼミル:娘のアイダです。 アンドレア:大きく強くとの願いを込めて名付けました。 ゼミル:母親ゆずりの美しさでしょう(ごちそうさまで~す)。 スタントマン活躍 クライマックス。ゼミルは、RV車を奪って逃げる犯人を追いそこねます。そこへトムがBMWの覆面パトで現れて、ゼミルを乗せます。次のシーン。ドライバーが別人に見えるんだけど、気のせいかな~。 上のシナリオの続き ・・・次第に彼女は思い出す。それによれば、経営者はいわゆる「偽造部品」を扱っているのだ。スクラップになった飛行機から部品を取り出し、新品の偽造証明書を付けて売っている。彼女の記憶が回復する事は、とりもなおさず彼女の生命が著しい危険にさらされることになる。2008.3.29 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介