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アラーム・フォー・コブラ11(レンタル版:レッドゾーン2) シーズン10 火炎の下
第10シーズン 第140話 Unter Feuer(直訳:非難)
今回のテーマはアフリカと女性。
コブラ11はヨハネスを連れて、国際商取引に隠された悪事に迫る。
Episodebeschreibung シナリオ
ゼミルはパーキングエリアで殺人を目撃する。トムとゼミルは、犯人のハーディングを発見し逮捕したが、続く尋問で何も得られなかった。ハーディングは黙秘した。ハーディングと殺された男は、ブラオクマン社との約束でドイツへ来たことが判明した。会社の女性オーナー、パトリチア・ブラオクマンへの質問でも、事件の動機に関する新しい情報は得られなかった。彼女は、ハーディングの事を最近知り合ったばかりだと偽った。また、ハーディングは穀物売買の最初の交渉のためドイツへ来た、と言った。だが、両者は旧知の仲だとわかった。トムは、ブラオクマンのところで美しいティラと出会い、好感をもったトムは彼女と会う約束をする。トムが待ち合わせ場所に車で着くと、矢が放たれ、彼はその場に倒れた。翌朝ゼミルは、ハーディングに対する証人尋問の前に、脅迫電話を受ける。電話の主は、トムを拘束しており、もしゼミルがハーディングに不利な証言をしたら、トムを殺すと脅した。ゼミルはやむなくウソを述べ、シュランクマン検事はハーディングを釈放せざるをえなかった。ゼミルは、トムを見つける願いを込めて、ハーディングを追う。ゼミルは、荒れ果てた工場の建屋で相棒を見つけた。しかしトムとゼミルには、更なる試練が待ち受けていた…。
(独RTL放送のサイト「RTLnow」を参考にしました)
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ウヴェ・ラートザム(ハーディング)、デンネネシュ・ツォウデ(ティラ)、カティ・カレンバウアー(パトリチア・ブラオクマン)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象
パトリチア・ブラオクマン役のカティ・カレンバウアーは、見るからに悪女向きですね。日本でも公開された「ブルーサヴェージ(Hai-Alarm auf Mallorca)」や「セラピスト(Vanessa Kramer und der rote Skorpion)」でも、徹底した悪女ぶりを演じてくれます。だから、彼女が登場すると、キーマンだなと思って見ていたところ、意外や意外、キーマンはティラ役のデンネネシュ・ツォウデですね。トムが一目惚れするほどの美人、ドイツ語も堪能で、ただ者ではないなと思い、ネットで調べてみました。
1966年エチオピア・アジスアベバ生まれ。2才からベルリンに住む。大学で経済を学び、一旦は建設会社へ就職するも、ニューヨークで役者や歌の修行をしたとあります。
ゼミルの覆面パト、BMW3シリーズE46から新型のE90に変わったばかりなのに、さっそく水没させてしまいましたね。もったいな~い。2007.7.29
日本語版を見た印象
お待たせしました。久々の日本語版の記事です。
1.コブラ11の敵は、シュランクマン検事?
今回のコブラ11の敵は、悪人らではなくて、堅物なシュランクマン検事かな~。法をきっちり守ろうという姿勢はいかにもドイツ人らしい。悪気がないだけに、コブラ11も対応に苦慮しています。
シュランクマン検事を演じるケルスティン・ティーレマンは、ベテランらしい熟練ぶり。たとえばゼミルが証人尋問を受け、シュランクマン検事がゼミルに「誰が撃ったか言いなさい」とせかすシーン。このときの勝ち誇ったような表情。そしてゼミルがやむなくウソを言って、驚く表情など、うまいな~。ただ口紅の色が少し濃いような・・・
2.女性の配役が絶妙
刑事ドラマと言うとどうしても男臭くなってしまいますが、今回は女性の配役が絶妙。それぞれのキャラが個性的だし、それを演じる俳優さんも適役。
いずれの組織も女性が陣頭指揮を執っています。高速警察隊のエンゲルハート隊長を筆頭に、シュランクマン検事、悪の組織はブラオクマン、悪の組織で働くティラ。男性陣は完全に女性陣に踊らされる構図。トムは完全にティラの手のひらで踊っていました。こんな美人なら、私も踊らされてみたい(笑い)
ティラが見せる表情も素晴らしい。特にネタが分かって見直すと、場面、場面で見せる表情の裏に隠された彼女の表の顔と裏の顔の思いが伝わってきます。
3.ペトラ・シューベルト役マルティナ・ヒル Martina Hill
忘れてならないのが、秘書のペトラ。最新シーズンや以前のシーズンなどを飛び飛びに見ると前後関係を忘れてしまうのですが、彼女は前話の第139話で初登場し、今話が秘書としての初仕事。中盤、「担当はあのシュランクマンだからね(日本語版字幕)。」と言っています。彼女は民間から来たばかりで、内部事情は知らないはずだけど、シュランクマンは豪腕で有名なのかな。
前話は、悪の組織に狙われ、少々疲れた役でしたが、今話は、秘書として生き生きしています。化粧の効果もあるかもしれませんが、前話とは全く別人に見えます。ファッション雑誌の表紙を飾ってもいいような美女ぶり。
このように今話は、事件そっちのけで、女性を鑑賞する回みたい。そういえば、久々登場した犬のヨハネスもメスだったっけ。
3.ロケ地探訪
冒頭のカーアクションはたびたび登場する高速540号線(ロケ地探訪1>高速540号線)。冒頭に登場したハマーはさすがにカーアクションに絡めなかったですね。
トムが拘束された場所は、第94話で紹介したように、ケルンの工業地帯にあるようです。
ブラオクマン社の建物はどこでしょうね。ケルン周辺の古城や古い建物などを画像検索してみましたが、残念ながら尋ねあたりませんでした。
4.ナミビア
冒頭、タルコフスキーがハーディングに「ナミビアで撮った写真だ(日本語版字幕)。」と言います。原語では「この写真はウィントフック(Windhoek[Windhuk])で撮られたものだ」と、具体的にナミビアの首都名を言っています。日本人なら「マニラ」「ソウル」と言えば、それがどの国の首都かピンときますが、お恥ずかしい話しながら、まずはマミビアはどこだっけから始まるレベル。そこでいきなり首都名を言われても混乱するだろうから、日本語字幕が「ナミビア」と配慮されているのも当然かなと思いました。
Wiki(※、日本語)によれば「ドイツ植民地時代から90年経った現在でもドイツとの結びつきが強く、ドイツ語は商業言語として大きな地位を占めており、ドイツ系住民のためにドイツ語での教育も行われている。」とあるので、ハーディングやブラオクマンのように、ネイティブ並にドイツ語を話す人がいてもおかしくないのでしょう。
日本からだとどうやって行くのだろうと調べたら、当然日本からの直行便はありません。
西遊旅行のツアー(※、日本語)によれば、日本→香港→ヨハネスブルグ(南アフリカ)→ウィントフックと3便を乗り換え。乗り継ぎも含めおよそ24時間近くかかるようです。
Wiki(※、日本語)によれば、ウィントフックには、フランクフルトとミュンヘンから直行便があるので、日本→フランクフルト/ミュンヘン→ウィントフックという2便乗り継ぎも可能。フランクフルト→ウィントフック間所要時間11時間20分とあるので、こちらも乗り継ぎも含めおよそ24時間近くかかる模様。日本から見るとやはりアフリカは遠いですね。
5.アクションシーン
スミマセン。冒頭、中盤、クライマックと、いつもの出来ですが、今話はアフリカと女性の印象が強くて、この番組の見所と言うべきアクションシーンが最後になってしまいました。特に中盤、大型トラックがBMWに迫ってくるシーンは凄かった。
緑銀の警察車両が懐かしい。青銀に変わりつつあるとき、緑銀に愛着がありましたが、逆に青銀を見慣れて違和感がなくなると、緑銀が懐かしくなります。2013.07.16掲載。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介