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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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セル版:アラーム・フォー・コブラ11 シーズン12 第1話 誘拐事件発生 レンタル版:ブラックレイド Cobra11 Season2-1第1話 誘拐事件発生 |
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第11シーズン 第160話 Entführt(直訳:誘拐) | |||||||||||||||||
コブラ11の目の前で、少女誘拐事件発生。主役はクリスだ。見どころはクリスが借用するポンティアック・ファイアーバード・トランザムのカーアクション・シーン。隠し味はナイトライダーか。今回はアクションシーン控えめ。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
クリスとゼミルは、クリスの15才になる娘カトリンを学校へ迎えに行く。そこで、カトリンのクラスメート、ユリア・マルクヴァルトが誘拐されるところを目撃した。高速道路での激しい追跡劇の後、誘拐犯はユリアを連れて逃げ切った。クリスとゼミルはまず当たりを付ける。ユリアは誘拐犯を知っていた。そして、誘拐犯はユリアが秘密にしている、しかも年が離れた彼氏ケビンではなかろうかと。しかし、残念なことにケビンを見た者は一人もいない。更にもう一人、ユリアの大金持ちの父親ダニエル・マルクヴァルトも怪しい。彼は先月、離婚話で妻と激しいやり取りをしていた。ユリアは両親からかまってもらえないと感じ、心の内をビデオクリップにしてインターネットに投稿していた。ゼミルとクリスは多数の電子メールからケビンの情報を得る。ふたりがケビンを訪ねると、彼は逃げだそうとした。しかし、ケビンは未成年者に麻薬を売ってはいたが、誘拐には無関係だった。誘拐犯は、ユリアの両親に身代金100万ユーロを要求してきた。父ダニエル・マルクヴァルトは金を用意し単独行動に出ようとしたが、妻は夫を説き伏せ警察に協力を求める。妻は、ユリアが犯人を見て知っているため、犯人は金を受け取ればユリアを殺すのではないかと、恐れていた。最初の接触は失敗する。そして、トムとゼミルは、採石場跡に少女の遺体があるぞと、誘拐犯から通告を受ける。ユリアは恐ろしく危険な状態にある…。 (独RTL放送のサイトRTL.deを参考しにました) |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ゲジーネ・ククロヴスキ(妻マルクヴァルト)、マックス・ヘルブレヒター(夫ダニエル・マルクヴァルト)、アンネ・ルイーゼ・ティーツ(娘ユリア・マルクヴァルト)、ブルクハルト・シュメール(共犯者[かもしれない]シャート) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
今回は、ビデオクリップや電子メールなどから捜査の手掛かりをつかむなど、今日的ですね。アウトバーンコップも10年を過ぎ、時代にあった捜査手段を使うようです。 最後に流れていた音楽はシチュエーションに合った選曲のようですが、私の語学力ではよく分からないので、日本公開の際には、この音楽の歌詞にも字幕を付けてもらうとありがたいですね。2007.10.7 |
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DVDで日本語版を見た印象 | |||||||||||||||||
いつもマニアックな細かい描写ばかりでなので、今回からページのトップに3行メモを書き加えるようにしました。 レギュラーメンバーの知り合いが、誘拐される。 刑事番組だから誘拐のテーマはたびたび出てきます。思い出されるのが第112話。このときはエンゲルハート隊長の知り合いの娘でした。まさか同じ流れじゃないだろうと思ったとおり、ちゃんと視聴者の予想を裏切ってくれて面白い展開でした。共通点は誘拐された娘の両親仲が悪いこと。娘の誘拐を通じてお互いを見つめ直し、よりが戻るかそれとも・・・。 ここに脚本家の意志を感じます。ドイツの離婚率は高く、それは単にお互いの理解が足りないだけじゃないのかと。これまでも事件を通して夫婦関係が悪くなったシナリオはなく、逆に危機をチャンスにお互いを認め合ったパターンが記憶に残っています。そう感じるのも私が夫婦生活数十年になったからでしょうね。「考えすぎだよ。この番組は基本的にハッピーエンドでしょう。ただそれだけ。」かもね。 アクションシーンは控えめ 冒頭こそタンクローリーの大爆発で締めましたが、中盤はクラシュなし。クライマックスはボディアクションのみで、今回アクションシーンは控えめでした。借用したポンティアック・ファイアーバード・トランザムを走らせるクリスが格好いい。今回の主役はクリスかな。 そのシーン。犯人を追うため車を借用します。急を要することなので普段なら目の前に飛び込んできた最初の車を借りるはず。ところが今回クリスは、好みの車を「物色」しているように見えます。最初のベンツはパス。対向車線の車もパス。そして選んだのがトランザム。ガソリンは入っていなかったけど、いかにも走り屋向きで私も乗ってみたい。中盤のカーアクションは、車がクラッシュして犯人を取り逃がすのがお約束なのに、今回トランザムは無傷で(ジャンプしたので多少ダメージはあったかも)、容疑者も捕まえちゃった。 |
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9年生 冒頭、カトリンが9年生だと自己紹介します。ドイツでは小学校1年生から始まって通算するため、9年生は中学3年生相当。9年生くらいまではすぐに暗算できるのでいいとして、これが12年生とか、13年生とか言われると、一瞬「う~ん」と考えちゃうんですよね。 数字は難しい 脱線して恐縮です。何年勉強しても数字は難しいですね。15と50を間違うのは問題外として(第137話に掲載)。日本語とドイツ語では位取りが違ううえ、更に通貨は2桁ズレるため桁数が大きくなるともっと難しい。先日TVの英語ニュースで日本の財政赤字を取りあげていて、それを英語通訳の神様とも言うべきあの鳥飼玖美子さんが、「数字は難しい。高いか安いかわかれば十分ですよ」といった趣旨の話をされていました。それを聞いて胸のつかえが取れた感じです。 |
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Dieses Leben(Juli)(ドイツ語学習者向け記事) 中盤でユリアがカラオケで歌う曲及び最後に流れていた音楽は、ヘッセン州ギーセン出身の女性1人、男性4人によるロック&ポップ・バンド、ユリ(7月)の「この人生」。 2年前、この回をインターネットで最初に見た頃と違い、今は一部でも聞き取れれば歌詞をネットで検索し、メロディをyoutubeで聞いて確認出来るので、便利な時代になりました。DVDには日本語訳の歌詞を字幕で付けていただき感謝いたします。下の日本語訳の歌詞は、本来なら自分なりに訳した歌詞を付けるべきところですが、作詞の才能は全くありません。一方、字幕はコンパクトでありながら過不足無く要点を捉えてよい訳だと思いましたので、そのまま掲載させて頂きました。 【関連サイト】Juli(Band)※(独語) この曲も流れます。 |
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犯人の名前を言っている? 冒頭、ユリアが黒のポルシェ・カイエンで誘拐されます。車に連れ込まれた瞬間、ユリアが「Hilf mir!(助けて)」と言ったと思ったのですが、再度見ると犯人の名前を言っているみたい。実は、クライマックスでコブラ11が犯人を追いつめ、4回も犯人の名前を言ったんです。しつこいな~と思ったのですが、視聴者に犯人の名前を印象づけるためだったのかな。 Sicher! SEK(特別機動部隊)が犯人宅に突入したときに、危険が無かったり犯人がいなかったりすると、お互いにこの言葉を掛け合っています。通常は「sauber! (第179話で紹介)」なんですけど、素人感覚的には今回のsicherの方がわかりやすいですね。 2010.1.11 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介