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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第15シーズン 第197話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Kopfgeld auf Kim Krüger(直訳:隊長の懸賞金) | |||||||||||||||||
息子を射殺されたマフィアのボスは、かつて伴侶を殺された隊長の復讐だと思いこみ、隊長の首に100万ユーロの懸賞金をかける。 隊長の魅力炸裂。アクションシーンは、アイスクリーム販売車、馬とバラエティ豊か。 |
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Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
あるディスコのガサ入れの際、オーナーであり麻薬密売人のトーマス・ラインハルトが射殺される。凶器はキム・クリューガー隊長の拳銃だ。被害者の父であり組織のボスのロフル・ラインハルトは、息子が死んだ責任を隊長になすりつけ、隊長の首に100万ユーロの懸賞金をかけた。ベンとゼミルが真犯人を見つけるため全力を尽くしていた頃、隊長は襲撃から辛くも逃れた。それに加えて退職する危機にも直面する。隊長が安全な場所に身を隠した頃、コブラ11は過去にあった復讐劇の証拠をとうとう見つける。それはコブラ11と隊長を死の淵におとしいれるものだった。(www.rtl.deを参考にしました)2010.3.12掲載 | |||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●マチュー・カリエール(ロフル・ラインハルト)、ヨアヒム・ニムツ(殺し屋ペーター・マウラー)、シルタ・フェー・ヴェーグマン(ゾフィア・カンディンスキー)、ユウ・タニザワ(ウー・フェング) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
隊長の危機 隊長の濡れ衣パターンは、エンゲルハート隊長の時も第44話悲しきリベンジャーでありました。 ゲスト出演者にユウ・タニザワという名前があります。ネット検索すると1984年ドイツ生まれの日系ドイツ人。母語は独語で、英語も得意らしい。 ドイツ滞在中、旅行社にベトナム難民の若い女性がいて、異国で健気に生きる姿に感動していました。あちらでアジア系の人に会うと、友人と会ったみたいな連帯感を覚えます。 ドイツのニュースを見ると、最近「フィリップ・レスラーPhilipp Rosler保健相」がよく出ています。名前はドイツ人だけど、どう見てもアジア系。ネット検索すると日本のWiki※にも記事があったのでびっくり。生後9ヵ月でベトナムからドイツへ養子へ行ったとのこと。苦労をバネにここまで成功を収めるとは凄い。2010.3.17 |
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あくまでシリアスドラマのフリをしながら、笑いが散りばめられています。クリスとゼミル・コンビほど硬くならず、ヤンとゼミル・コンビほどゆるくならず、適度な緊張感。アクションシーンも通常番組として十分。 今回は、タイトルのKopfgeld auf Kim Krüger(直訳:隊長の懸賞金)にまどわされて、本筋がよく見えず、分かりにくいですね。 隊長の身の上に何があったのか、マウラーとゾフィアは父娘なのか、フラッシュ・バックで見せてくれるとわかりやすいんだけど。何度か見てやっと全貌がつかめました。第89話のタイトルは「Späte Rache(直訳:遅れた復讐)」。今回も本当のタイトルはSpäte Racheがふさわしいのでは思えます。 クリューガー隊長の魅力炸裂 コブラ11を頼るこんなに弱気で、生娘みたいな隊長は初めて。ただちょっとシワが多いな~。 冒頭で隊長は、たまたま拳銃を持ってひとりになり、トーマス・ラインハルトの射殺体のところで同僚警官に目撃されます。またその父ロフル・ラインハルトの屋敷で、手に持った重厚な置物(多分、指紋がべっとり付いたのでしょう)が、父ロルフを打ちのめした凶器になり、あまりに犯人に都合よく事が進むので、できすぎだ~と言うか、隊長にとって最悪な日なわけで、劇画的な展開にあ然。 現代的な住まいも写ります。急須や湯飲みはオリエンタルでした。烏龍茶か緑茶でも飲もうとしたんですかね。 中盤ベンの住まいで、隊長とゼミルがビールを飲みながら話します。(聞き取りに自信ありません。間違っていたらゴメンナサイ) 5年前、隊長は伴侶をトーマス・ラインハルトから殺された。隊長は妊娠3ヵ月だった。その先の仕事を考えると、子供はあきらめるしかなかった・・・。 久しぶりに「おすまし」シュランクマン検事が登場。状況からすれば、隊長が復讐のためトーマス・ラインハルトを殺したと推測されても仕方ないですね。 バーテンダーのベン バーテンダーのベンは意外と似合ってました。そして中盤の追跡劇の後、執務室で着替えるシーンはサービス・ショットなんだろうけど、納得できないな~。第3シーズン前後に、アンドレとゼミルが更衣室で着替えるシーンがあるので、署には更衣室があるはず。わざわざ執務室で着替えなくても。スザンネはニンマリでしたね。この回は2009年8~9月に製作されているので、隊長もベンも薄着でした。 ゼミルもよかったですね。ラストで隊長を抱きしめてあげようとしたら、隊長は早くも仕事モードに回復して空振り。仕草がとても自然でした。さすが年季の入った役者さん。 ユウ・タニザワYuh Tanizawa せっかく日系人が出演したので、取りあげておきましょう。役回りは中国系でしたが、「あそこにいる」と日本語も言っていました。素晴らしいカンフーを見せてくれますが、ベンの一撃であっけなくダウン。でも署の聴取室でベンから「ブルース・リー」と呼ばれて内心嬉しいでしょうね。 アクション・シーン 番組を盛り上げるためなら、何でもあり。 冒頭は不発弾に突っ込み。中盤はアイスクリームまみれ。ラストは馬で馬を追い掛けると思ったら、意外な組み合わせでした。 今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) Razzia 警察の手入れ 冒頭、隊長がハンドマイクで言います。 Toi, toi, toi ゼミルが隊長に対して言います。意味は1.くわばらくわばら(災難をさけるまじない) 2(成功を願って)うまくゆくように。 Typ 本来の意味は英語のtypeと同じ、類型、タイプといった意味ですが、日常会話では「人」「やつ」といった意味で使われています。 2010.3.29掲載。2010.4.4最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介