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第15シーズン 第200話 日本未公開
Codename Tiger(直訳:コードネーム・タイガー)
女子大生が拉致される。しかし犯人の真の目的は彼女の父だった。
ゼミルは捜査の過程で、警察に誤認逮捕され、悪人からも銃を向けられ絶体絶命。
Episodebeschreibung シナリオ
ドライブインに立ち寄った女子大生ヤナ・クレスは、ベンとゼミルの目の前で誘拐される。時間との戦いが始まった。ヤナは、コブラ11とコンタクトを取れたものの、犯人の素性や動機は伝えられなかった。ただひとつ確かな事は、犯人が目的を達成すれば、ヤナを速やかに殺してしまうに違いない。貧しい音楽専攻生がなぜ事件に巻き込まれたのか。とっかかりは五里霧中だった。まもなくベンとゼミルはNATOの極秘作戦にたどり着く。その作戦は23年前のスキャンダラスな事件をもみ消すためのものらしい。事態は予想だにしなかった重大な局面を迎える…。2010.4.2掲載、4.26一部修正。
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ユリア・ハルトマン(ヤナ・クレス)、ルドルフ・コヴァルスキー(グレゴール・クレス)、アンドレ・ヘンニッケ(悪玉コンスタンティン)、ミヒャエル・ヘーレ
Eindruck 印象
よく錬られたシナリオ
何度かへ~と思ったことがあり、先が読めない展開は面白い。ただクレス父娘の過去などフラッシュ・バックの映像がなく、言葉だけの説明なので分かりにくいですね。
アクション・シーンは通常番組として十分な出来なので、画面を見ているだけでも楽しめると思います。冒頭のカーアクションは、ベンのベンツが荷台から落ちる車に潰されそうになったり、犯人が他の車を押しのけて逃げたり、過激。中盤のカーチェイスは、ちょっとイレギュラーな車を借用するのがこのシーズンのお約束らしい。
雪景色
今回アウトバーンの周囲は雪景色でした。初期の頃、雪混じりのシーンはよくありましたが、最近のシーズンでは珍しい。この回の製作時期は2009年10月~11月頃。撮影が寒い時期までズレ込んだのでしょう。近年のロケは夏前後に集中してやるらしく、出演者は薄着の事が多いですね。ただドイツの夏はアッと言う間なので、毎回それが続くと不自然。一方、スタッフの気持ちは分かります。気候のいいときに、日光浴がてら外の空気を楽しみたいと思うのは、厳冬が長いドイツならでは。
今回はこのように雪景色だったり、捕らわれたヤナの息が白かったりすると、寒くて雪に覆われていたドイツの気候を思い出して、個人的には好きなんですが。
ゼミルの仕事着
ゼミルが珍しいく赤いチェックの上着で登場したので、オフタイムかと思ったら勤務中でした。妻アンドレアの趣味ですかね。コーヒーをこぼしてしまって、ヘルツベルガーがあんなにゴシゴシやったら、新品なのにもう着れないでしょう。その後ゼミルはいつもの革ジャンを着ますが、こっちが似合ってる。
今回、一番印象に残ったのは、ゼミルが水をかけてしまった道ばたの女性がグラマラスだったこと。「これだから男は~」と女性ファンから呆れられそうですが、お許し下さい。
今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事)
Geländewagen ゲレンデヴァーゲン
犯人の車を指して、コブラ11らが言っています。日本でゲレンデヴァーゲンと言えば、一般的にメルセデス・ベンツ Gクラスを指しますが、ドイツではオフロード、四駆などSUVを包括して言うみたい。ちなみに日本では「フォルクスワーゲン」にならって「ゲレンデワーゲン」と言うと思っていたら、正しくドイツ語表記に沿って「ゲレンデヴァーゲン」と言うらしい。
なお、右の写真はゲレンデワーゲンのイメージをご紹介するために掲載したもので、番組には登場していません(たぶん)。
Mercedes G-Klasse Edition Pur de.wikipedia.org Datum:2009-08-08/Urheber:S 400 HYBRID
Mercedes G-Klasse Edition Pur
de.wikipedia.org
Datum:2009-08-08/Urheber:S 400 HYBRID
Geigerzähler ガイガー=ミュラー計数管
ベンが銃撃現場で見つけた空き箱。日本では一般的にガイガー・カウンターと言われ、Wikiによれば、「ガイガー=ミュラー計数管(ガイガー=ミュラーけいすうかん、Geiger-Müller counter)は、1928年にドイツのハンス・ガイガーとヴァルター・ミュラーが開発したガイガー=ミュラー管(Geiger-Müller tube)を応用した放射線量計測器である。」とあります。ルーツはドイツだったんですね。
シナリオの補足
日本でこの番組をご覧になっている皆様に、私の拙いドイツ語力ですがネタバレにならない範囲でシナリオを補足します。青地は私の印象。
拉致されたヤナが、犯人が落とした衛星携帯でベンへ連絡(これでシナリオにあった「ヤナは、コブラ11とコンタクトを取れたものの、犯人の素性や動機は伝えられなかった。」の意味がやっと分かりました)。
そしてベンが「覆面だったか」と尋ねると、ヤナは「違う」と答えます(同じく「ただひとつ確かな事は、犯人が目的を達成すれば、ヤナを速やかに殺してしまうに違いない。」の意味も)。ベンは彼女の身の危険を直感したことでしょう。
秘書スザンネが逆探知するも衛星携帯なので発信地を特定できない。
コブラ11は、ハルトムートに監視カメラの映像をチェックさせる(ハルトムートの口数がやけに多いですね。どうも正式の手続きを踏んでいないらしい。)。ヤナが「何か問題でも。」と問うと、ベンが「ハルトムートだけの問題だ」と答えます。
コブラ11は現場へ急ぐ。ゼミルは、借用した車で逃げた犯人を追う。犯人は、途中中年男を拾う(この後、巨漢の警官も含めてカーチェイス)。誤認逮捕されたゼミルが中年男に問うと、男はヤナの父グレゴール・クレスだった。クレスは「娘を助け出すチャンスを逃した」と。
一方ベンは、現場検証でガイガー・カウンターの空き箱を発見する。ベンが署に戻ると、指紋から身元不明の元シュタージ(旧東ドイツ秘密警察)職員の存在が浮かぶ。元シュタージ職員は、22年前連邦軍へ鞍替えし、原子爆弾の担当だった。焼け残った郵便物の宛先から、かつてヤナの父グレゴールが所属しいたNATOの部隊が分かる。そしてヤナによれば、当時母ヘイケが交通事故死する。単身赴任中だった父は自分の責任だと悔やんでいる。
当時、原子爆弾が行方不明となる。それを探す極秘作戦が「コードネーム・タイガー」だ。
あってますか。私にとって聞き取り試験なので、7割あっていれば合格とお許し下さい。2010.4.27掲載
電子辞書電子辞書 カシオEX-word XD-A7100
やっと買いました! 第65話でご紹介したように高校生の娘には買ってやりながら、父は辛抱していましたが、カラー画面になったので「もう待てない!」おもちゃを見せびらかすみたいで、子供っぽいな~と笑ってやってください。 
カシオのエクスワード・ドイツ語モデル(画面はPolizei[警察]を検索したところ)。電子辞書をお持ちの方には今更の事だと思いますが、可搬性の良さや、多くの辞書を串刺し検索できる点が便利。
ひとつだけ欲を言えば、おまけの収録として「世界文学100作品」に「ヘンゼルとグレーテル」などグリム童話5作品があります。これが英語版なんですよね。できれば原語の独語で収録して欲しかった。
「じゃあ、ドイツ語で収録してあれば読むの」と問われれば、冊子で持っている「みにくいあひるの子」「マッチ売りの少女」「赤い靴」の原語版を読まないまま棚の肥やしにしている事からして、やっぱり同じように読まないでしょうね。アウトバーンコップのシナリオが収録してあれば・・・(笑い)。2010.4.29最終更新
ファンの皆様からのコメント
お便り2」のページをご覧下さい。ネタバレもありますので番組をご覧になった後でお読み下さい。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介