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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第15シーズンテレビムービー 日本未公開 | |||||||||||||||||
Der Anschlag(直訳:陰謀) | |||||||||||||||||
コブラ11は恐ろしいテロを計画している悪玉を捜査する。一方スクールバスが乗っ取られる。車中には身元不詳のジルケが。原点回帰の物語とアクション。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ベンとゼミルは管轄外を回る。小学校の交通安全教育だ。二人が三年生を大人しくさせるのに手こずっていると、学校敷地内で事件発生。ゼミルとベンの耳元で非常ベルが鳴った。緊張感が走る。よりによって小学校で捜索か。ベンが好意を寄せ、有能な女性に見えるジルケ先生の素性は謎だ。クラス全員が乗ったスクールバスが乗っ取られ、事態は重大な局面に。ベンは誘拐を阻止しようとするが徒労に終わる。逆に犯人らの手に落ちてしまった。ゼミルは捜査をひとりでこなすしかない。犯人の非道、それは予想をはるかに超えるスケールの犯罪だ。ゼミルは正義感に燃える。その際、頼りになるのは古くからの知人、戦略家のシュトルミだ…。(www.rtl.deを参考にしました)2010.8.14掲載 | |||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●オリバー・ポヒャー(オリバー・シュトルム、通称シュトルミ)、ヴォルケ・ヘーゲンバルト(ジルケ・プフェフェー)、アレクザンダー・ヨハノヴィック(悪玉ルーベン・フロスト)、ダナ・ゴロムベック(モニカ・バッハマン博士) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
原点回帰 最初見たときTVムービーにしては物足りないな~と思いました。ただよく考えてみると、最近のTVムービーは、州刑事局が前面に出たり、管轄を超えて都市規模の事件になったりと、とても「アウトバーンコップ」とは言えなかったので、原点回帰(あくまでポジティブにとらえたい[笑い])。今回の物語は高速警察隊を中心に進みます。 またアクションシーンも、奇をてらったものは無く、カーチェイス、銃撃戦、爆発と、アクションコンセプト社のお家芸を深化させた感じ。冒頭、アウトバーンでのカーチェイスはしつこいくらい。ラスト、市街地での大ジャンプも見物。 またコブラ11のボディ・アクションも、いくつ命があっても足りないのではと思えるほど。コブラ11は出ずっぱりなので、ふたりのファンには十分見応えあると思います。 欲を言えば、アクションシーンとアクションシーンをつなぐ人間ドラマが原語が聞き取れないと長すぎると感じるかも(実は、シュトルミや子供達の会話は愉快なので和めます。日本版がリリースされれば長さは軽減されると思います)。それとシナリオが想定の範囲内。もう一ひねりしてアッと驚かせてくれると上出来なのですが。 |
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ゲスト出演 ジルケ先生役ヴォルケ・ヘーゲンバルトWolke Hegenbarthは、第140話に掲載したベルリン・クラッシュでおてんば娘を演じていました。今回はベンとどう関わるかが見どころの一つでしょう。ベットシーンは無かったですね。ベットシーンがあるとゼミルの相棒の降板のサインなので(笑い)、裏返して言うと来週もベンは元気に勤務に就くでしょう。 シュトルミ(オリバー・ポヒャーOliver Pocher)は、第14シーズンTVムービーでさんざんかき回しくれました。今回もお邪魔虫でありながら、解決に結びつくキーワードを提供していました。小学生の中に妹がいました。 モニカ・バッハマン博士役ダナ・ゴロムベックDana Golombekは、第138話(2006、第10シーズン)に。悪玉ルーベン・フロスト役アレクザンダー・ヨハノヴィックAleksandar Jovanovicは、第118話(2004、第8シーズン)に出ていた役者さんで、過去にも見た顔。更に驚いたことに、会議場の警備に当たっていたえらの張った警官役Stefan Weinert シュテファン・ヴァイネルトは、第56話、第136話に悪役で出ていたため、今回も一味とつながった悪徳警官かと思って見ていましたが、まともな警官役でした。 ところで、ボンラートとホッテは出演しなかったですね。署の2人の席には見慣れない顔がありました。エンドロールにも名前がありません。こっそり降板でしょうか。 |
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スクールバス Schulbus 典型的なアメリカのスクールバスが登場。ドイツにはバスメーカーがあるので、スクールバスも例えばこのサイトみたいなタイプhttp://www.stuhler.de/schulbus/schulbus.htm(※、独語)。わざわざ「輸入車」を登場させる意図が読めません。この番組にバスが登場すると、たいがい大破しちゃうんですが、今回は米軍基地のアメリカンスクールかどこかの借り物だったのか、傷一つ付けませんでした。 フォルクスワーゲン・トランスポーター VW Transporter(T1, 1950-1967年) シュトルミの所有車。いつ見ても味のある懐かしい車ですね。ただ残念ながら非力なので、追跡には役立つのかな~。画像はWiki(※)でどうぞ。 |
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シナリオの補足 ●コブラ11が、フロストがたくらむ大量殺人も可能なテロの計画を聞き出そうとした矢先、20年来の情報提供者ポニーが射殺される。隊長からは高速道路をガレキの山にしたくないので戻るよう命令を受けるも、コブラ11は逃走したフロストを追う(で、高速道路がどうなったか。予想どおりでした)。 ●コブラ11は、隊長からフロストの件は連邦刑事局に任せなさいと言われ、以前から予定されていた小学校の交通安全教育へ(コブラ11の制服姿が新鮮)。 ●フロストはバッハマン博士に電話し、再度取引をしようと持ちかけるが断られる。 ●小学校にカメラを持った不審者が。逃走劇の後、入場証が残されていた。コブラ11が捜査に赴くと、フロストの一味がいた。10億人が犠牲になるような(そんなに!聞き間違いかも)テロを企てているようだ。これには「トーラス・プロジェクト」が絡んでいるようだ。 (中略) ●一味のカメラにはジルケが写っていた。コブラ11は学校にジルケを訪ねる。ジルケはフロストもトーラス・プロジェクトも知らないと言う。「トーラス(牡牛座)、5月の星座ね」ととぼける。 ●ジルケの誕生パーティ。友人らが帰った後、いい雰囲気になるベンとジルケ。ベンはジルケの腰にある硬いものが拳銃だと見抜くが、ジルケはあくまで「教師だ」と言い張る。信じられないまま立ち去るベン。 ●スクールバスの運転手が殺された。一方ベンはジルケの身辺を洗うが身元不詳。そのジルケと児童が乗るスクールバスはハイキングに(このあたりでコブラ11・視聴者の緊張感は最高潮)。 本当はこの後が知りたいところだと思いますが、ネタバレになるのでご勘弁下さい。 今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) Mütze 帽子 前半、交通安全教育を始めようとするシーンで、帽子を被らないベンに児童達が「ミュッツェ」と一斉に声を上げます(これも(独)Sprechchorシュプレヒコールと言うのかな~) 2010.9.6掲載 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介