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第15シーズン 第202話 日本未公開
Der Prüfer(直訳:検査官)
コブラ11にとって検査官は、お目付役か協力者か足手まといか。気楽に見られる1本。
カーアクションは爆発が無く、控えめ。
Episodebeschreibung シナリオ
ベンとゼミルは、不慣れな客を迎える。会計検査院の検査官ルートヴィッヒ・ティーツェだ。検査官は、コブラ11が国で群を抜いて経費を使う警官だと見つけ出したのだ。そしてコブラ11の仕事ぶりを見張り、経費を厳しく制限した。タイミング悪く、コブラ11はショッピングセンターばかりを狙う凶悪な犯罪組織の捜査に携わる。やむなくふたりは指示に従って経費を抑え、検査官は常に状況をチェックしていた。次第にコブラ11と頑固な検査官が打ち解けてきた頃、新たな事件が起き、検査官は腰が抜けるような事態を目撃する…(www.rtl.deを参考にしました)2010.8.28
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●ハインリッヒ・シャーフマイスター(検査官ルートヴィッヒ・ティーツェ)、シュテファニー・ホーナー(妻カリン・ティーツェ)、フィフィーン・ヴルフ(娘娘ザンドラ・ティーツェ)、アンドレアス・グエンター(悪玉ボブ・ゼンザー)、ダニエル・ブーダー(悪の構成員スピケ)
Eindruck 印象
毎回毎回、覆面パトをおシャカにしちゃうので、とうとうお目付役登場。上のシナリオからすると、最後は協力して捜査にあたるんですかね。
コブラ11がベテラン刑事と協力して捜査するパターンは、第122話元刑事の勘(第9シーズン、トムとゼミルのコンビ)でもありました。ここまでは放送前の2010.8.28に掲載しました。
やられた!
第122話みたいな「固め」の話を予想していたところ、予想外の展開に「いや~、アウトバーンコップってやっぱり面白いな」と感激。こんなに愉快な検査官がいたらいいですね。クリスとゼミルのシリアス路線ならあり得ないシナリオでしょう。
シナリオにある「検査官は腰が抜けるような事態を目撃」は、「なるほど、こりゃびっくりするよな~」と納得。会話がポイントで楽しいだけに、日本語版に期待します。
アクションシーンは、冒頭の寸止めの借りをクライマックスで返していました。ただ冒頭とクライマックスが同じ場所(撮影所内の高速道路 舞台背景>撮影所)なので変化に乏しいし、爆発はないので、今回のカーアクションは控えめ。
中盤で、巨大なゴルフボールをルーフに乗せた車が出てきます。どんな展開になるのかと期待しちゃいます。オチは番組でどうぞ。
撮影は2010年1~2月。周りには雪がつもり、雪が舞う中、俳優らの息が白く、凍てつくドイツの冬を思い出します。
ゲスト出演
検査官ルートヴィッヒ・ティーツェ役ハインリッヒ・シャーフマイスターHeinrich Schafmeister
妻カリン・ティーツェ役シュテファニー・ホーナーStefanie Höner
ご夫婦とも初見。どこかで見たことがあるかもしれませんが記憶にありません。
悪玉ボブ・ゼンザー役アンドレアス・グエンターAndreas Guenther
133話第一容疑者(第9シーズン、トムとゼミルのコンビ)にも悪役で出演。
悪の構成員スピケ役ダニエル・ブーダーDaniel Buder
第108話で紹介した「クラッシュ・ライン(2006)」に主演。この「クラッシュ・ライン」はアウトバーンコップのファンに見てもらいたい1本です。
娘ザンドラ・ティーツェ役フィフィーン・ヴルフVivien Wulf
ティーツェ夫婦には5人の子供がいました。セリフがあったのはザンドラと息子トム(俳優名は不明)。ザンドラ役フィフィーン・ヴルフは16才のカワイイ新人さん。これからの活躍が期待されます。
ゲスト出演者も魅力的ですが、一番印象に残ったのは、右のシーン。スザンネのつま先から髪型まで決まっていました。彼女は、着席したシーンが多いので、右のようなシーンをもっと見せてくれると嬉しいのですが。
シナリオの補足
聞き取れなくても見ているだけで十分楽しいですが、何せ会話がポイントなので、聞き取れるともっと楽しい。私にも聞き取れないところが多々あって日本語版に期待します。聞き取れた範囲で紹介しますが、私にとって聞取試験なので間違っていたらゴメンナサイ。7~8割合っていれば合格とさせて下さい。
●署に見慣れない客が。昇進だろうかと喜ぶコブラ11の期待は打ち砕かれる。国でもっともコストがかかるコンビだとレッテルを張られた。ベンがコーヒーを飲もうとすると、検査官が「豆か」、「インスタント・コーヒーの値段を知っているか」と。隊長も神妙な表情で「ヘタすると内勤よ」と。
●(中略 強盗~追跡シーン)ゼミルの覆面パトを止める検査官。怒るゼミルに対し、「モンタージュ写真を作って捜査すればいいじゃないか。ローコストの捜査をするように。」と(検査官が言うように、地道な捜査が王道でしょうね。ただそれじゃね~。ハチャメチャにやってもらわないと番組としては面白くないよね)。
●署に戻ってきたコブラ11と検査官。検査官が壊れた部品の値段を説明(私たち視聴者は、毎回毎回派手なアクションシーンを楽しんでますが、それには莫大なコストがかかっているでしょうね)。
そこへスザンネが「逃げた車が見つかった。KTU(鑑識)によれば、先週の襲撃につかわれた拳銃と同じ」と報告(上の写真のシーン)。
●焼けた車から、「E-SPORT NIGHT」と書かれた入場券が見つかる。それはオンラインゲームの参加証だ。
(中略)
●コブラ11は、書類を検査官ティーツェの家まで運ぶ。帰り際、玄関口で借間人(Untermieter)の男とすれ違う。
●ハンドル名「スパイク・タイフーン」の所在をどうやって調べるか。スザネンもお手上げだ。
そこでベンがネットで対戦。ハルトムートが平行してIPアドレスの所在を調べる。所要時間は1分。それまでベンは勝ち続けることができるか。
このあたりまででいかがでしょうか。2010.9.20掲載。9.23一部加筆。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介