アウトバーンコップ第219話

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Alarm für Cobra 11－Die Autobahnpolizei

第16シーズン　第219話　日本未公開

Die Verschwörung（直訳：陰謀）

鑑識のハルトムートや秘書のスザンネの「IT頭脳」とコブラ11との絶妙なチームワークで、最先端のハイテクで武装した犯人らに迫る。犯人のボス、ボクダンの正体は。

Episodebeschreibung　シナリオ

ベンとゼミルは連邦刑事局捜査官カーラと共に、ハイテク殺し屋ヤネク・ボクダンを追う。ボクダンは最新の監視装置をかいくぐり、追手を煙に巻いて強力な新型爆弾を盗んだ。
ロニーとマルテ兄弟はその様子を傍受していた。二人は小さなペットショップを営んでいた母親の金を浪費し、今や一文無しだ。ロニーにナンセンスとしか思えない考えが浮かぶ。ボクダンの組織を恐喝しようというのだ。警察がボクダンの捜査に全力を挙げている頃、ロニーとマルテはキャスティング・ボートを握ろうとしていた。兄弟は、組織にとって決定的な意味を持つ、ある事をつかんでいた。
ベンとゼミルにとって時間との戦いが始まった。ボクダンが大事件を引き起こす前に阻止し、兄弟がボクダンのような男を恐喝して殺される前に保護するのだ。しかし事件が大どんでん返しを迎えることになろうとは、コブラ11にとって思いもよらぬ事だった。
(www.rtl.deを参考にしました）2011.10.16掲載

Darsteller　出演

ゲスト出演のみ紹介●ダニエル・ツィルマン（兄マルテ・ルートヴィッヒ）、ティム・モルテン・ウーレンブロック（弟ロニー・ルートヴィッヒ）、ザンドラ・ボルグマン（連邦刑事局捜査官カーラ・ザイフェルト）、ディルク・マーテンス(GPS操作エキスパート、グレゴール・カント)、ザッシャ・チョルン（連邦刑事局捜査官ショルツ）

Eindruck 印象

シナリオを読むと、間抜けな兄弟が、組織を手玉に取るつもりが逆に手玉に取られて、コブラ11の捜査を翻弄する・・・という展開が見えてくるんですが、実のところキャスティングボードを握るのはカーラではと思えます。視聴者にどんな「想定外」を提供してくれるか楽しみです。ここまで放送前の2011.10.16掲載。

いきなり人工衛星が写ったので、ＣＭか別の番組を間違ってクリックしたかと思ったら、この番組で間違いなし。
ゼミルのBMWは毎回冒頭でおシャカに？
このシーズンはゼミルのBMWが冒頭で毎回壊れていたような、いなかったような、そんなふうにおぼろげながら記憶に残っています。実際どうだったのか、番組を見直せないので、いずれ再放送された時にこの視点で見てみたい。
ゼミル隊長？
27分過ぎ、ゼミルが弟ロニーに質問。制服警官ジェニーが「逮捕しますか」と問うと、ゼミルは「電子足かせを付けて自宅に帰す。」と答え、更にジェニーが「Alles Klar(了解しました), Chef.」と笑顔でした（注）。
エ～？、この番組で「Chef」は隊長のこと（女性隊長はChefin)。確かにジェニーから見れば、ゼミルは頼りになる大先輩なので尊敬を込めて言ったとしても不思議ではないけれど、ゼミルが隊長になったらコブラ11チームは誰か。それと隊長室に鎮座しているゼミルは想像できないですね。ゼミルはやっぱり前線でハチャメチャやってもらわないとね。
注：6分過ぎ、その「電子足かせ（Elektronische Fussfessel)」に対して隊長が「3っつで12,500ユーロもするの（約125万円、ほんとかね～、聞き間違いじゃないよね）。」とジェニー相手にお怒りの様子。その電子足かせが役立ったので、ジェニーは嬉しかったみたい。
Monster Truck
冒頭、コブラ11が借用する車は、次のサイトで
Monster TruckJump.de-Captain Jack※独語
このサイトのトップページ※（独語）には、この番組に出た記事もあります（いずれ更新されて記事が無くなると思いますのでご了承下さい）。
マルテとロニー兄弟
太めのマルテと、イケメン風のロニー兄弟。どっちが兄で、どっちが弟だと思いますか。演じている俳優さんの実年齢を調べるとマルテ役のダニエル・ツィルマンが1981年生まれ、ロニー役ティム・モルテン・ウーレンブロックが1985年生まれ。18分過ぎ、ロニーがボクダンを脅迫しようと提案すると、マルテが激しくなじり、ロニーが口答えするシーンを見ると兄マルテ、弟ロニーの関係みたい。
冒頭のクレジットとエンドロールにゲスト出演者として名前が出ていたのは、上の「出演」に記載した5人。その他に、取り立て屋プローガー役のマルティン・アムクネヒトは、時々この番組で見ます。

ロケ地探訪

高速540号線
冒頭、ゼミルのBMWが走るシーンは、ロケ地探訪1＞高速540号線で紹介した動画の場所。次の画像は、その動画をキャプチャー。ゼミルのBMWは対向車線、ちょうど白いトラック横の追い越し車線を走っています。

写真219-1　高速540号線

Ｏdonien　オドニーン
18分過ぎ、マルテとロニー兄弟の遊び場。鉄道に囲まれ、いろいろなものが雑然と置かれています。背後には建物が2棟。一つは青い外壁。ロケ地はケルンの中心部から北西へ約2ｋｍ、芸術家らが集うOdonien（※、独語）。
右の画像は、ケルン中心部の広場で見つけた、鉄でできた鳥の彫刻。このサイトのページ（※、独語）を見ると、Odonienを主宰する彫刻家Odo Rumpf(※、独語）の作品らしい。

写真219-2　Odo Rumpf-Birds

番組から離れ脱線して恐縮ですが、この彫刻について読み進むと、ソーラーパワーで羽根が上下するらしい。私が見たときは動いていませんでした。この写真は、「珍しい」と弟が撮影していたもの。こんなところで日の目を見るとはね。

番組に戻って、Odonienの所在地はHornstr.85 50823 Köln。この場所をGoogleのストリートビューで見てみてください。青い外壁のビルが間近に見えます。どこかで見覚えありませんか。そう第11シーズンＴＶムービー（邦題：死のパスポート）でクリスが、消火栓ホースを持ったゼミルを突き落としたビルですよ。劇中、このビルはいかがわしい場所でした。実際はどうなんだろうとビルの看板に書かれたサイトをネット検索するとやっぱり男性が喜ぶ場所でした。敢えてリンクは貼りません。興味のある方は自力でどうぞ（笑い）。次回のロケ地探訪では是非訪れてみたい。イヤイヤ、外壁を撮影するだけですよ（笑い）。
Gerling -Rundbau ゲーリング円形建物
28分30秒頃、コブラ11とカーラがFrauenschläger AGのビルに乗り込みます。場所は第217話で紹介したゲーリング円形建物の東側のspiesergasse。
http://www.bilderbuch-koeln.de/Fotos/313529※
当然と言えば当然なんだけど、何本分かまとめて撮影するんですね。
ところで、このFrauenschlägerが今回のキーワード。直訳すると「女性に乱暴する人」
17分過ぎロニーが「お前のボスは誰だ」と迫ると、拘束されたカントが「Frauenschläger」ともうろうとして答えます。ロニーが「俺たちは女性に乱暴する人じゃないぞ」と反発。これが後々尾を引き、秘書スザンネが会社の名前だとたどり着くまで、一晩かかりました。
Rhein Energie Stadion　ライン・エネルギー・スタジアム
33分頃のスタジアムは実在するケルンにあるスタジアム。詳しくはWiki※日本語でどうぞ。

写真219-3　2011年4月30日、地下鉄と路面電車の乗換駅「Neumarkt」で。　この日は1.FCケルン（ホーム）対バイヤー・レーバークーゼン（アウェイ）の試合がこのスタジアムでありました。スタジアムに向かう交通は大混雑。対面のホームは路面電車を待つ人の波。

本当は、シナリオの補足をすると喜んでもらえるんだろうけど、今興味が向いているロケ地の記事が先行して時間切れです、スミマセン。
一つだけ。冒頭ゼミルは明日5才なる長女アイダに、特別大きなウサギのぬいぐるみをオーダーしたらしいた。ところが銃撃を受けてボロボロに。ベンは代わりに既製品を買えばいいじゃんと言うけど、それじゃゼミルは収まらない。それで秘書スザンネが繕ってくれた・・・。
Schnappi シュナッピー
そのシーンで流れていた曲はSchnappi-Hase Moppel(シュナッピー　うさきのモッペル）。YouTube※でどうぞ。可愛い声ですね。で調べてみました。日本でもＣＤが売られているのでご存じの方も多いらしい。
この曲はアルバム「シュナッピーと仲間たち(Schnappi und seine Freunde)」に収録。CD情報はamazon.co.jp(※、日本語）で。シュナッピーについては、
シュナッピーのオフシャルサイト（※、日本語）やこちらのブログhttp://schnappi.blog40.fc2.com/で分かります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2011.11.7掲載、11.9最終更新

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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介