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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第16シーズン 第218話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Babyalarm(直訳:ベビー・アラーム) | |||||||||||||||||
コブラ11は、森林警察隊みたいなワイルド・コップ? 自然あふれるロケ地は、製作会社社長ヘルマン・ヨハの古里。 |
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Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ベンとゼミルは武器密売人を追跡中負傷する。隊長はコブラ11に、ふたりの意志に反して人里離れたリハビリ・クリニックでの静養を勧める。唯一希望の光明は、美人看護師長ミリアムとその友人ペトラだ。ところが、先の武器密売人が共犯者を迎えに現れると、静寂な療養所の日常が突然うち破られる。荒野での追跡は足で稼ぐしかない。森の真ん中で赤ちゃんに出くわし、直ちに保護。幼女リサの母親は犯罪者の手中に落ちた。母親はミリアムのタフな知人であり自然公園保護官ペトラだ。たちどころに二人の警官は理解する。クリニックで行われた意味不明な整形手術。それはドイツ連邦印刷会社の現金輸送車を狙う犯罪者が、5億ユーロ強奪を実行するために、保安要員のいわゆる完全な分身(ドッペルゲンガー)を作ったのだ。ゼミルとベンは母子を救い出すだけでなく、大胆不敵な犯罪を阻止しなければならない。 (www.rtl.deを参考にしました)2011.10.3掲載、10.30一部修正。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●コリエン・フェルナンデス(ミリアム)、クラウディア・ヒールシェ(ペトラ)、オリヴィア・シュトリッツェル(悪玉テイラー)、クリストフ・グリュネルト | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
ケルンの南、ライン川に架かる高速4号線橋をゼミルのBMWで走るコブラ11。いきなりAC/DCの「地獄のハイウェイ(Highway To Hell)」をシャウトするベン。続けてモダン・トーキングの「ジェロニモズ・キャデラック(Geronimo´s
Cadillac)」が流れます。ベンの趣味ではないけれど、ゼミルは当時の彼女からLPレコードをもらったらしい(いったいゼミルは何人と付き合ってたんだ[笑い])。 ところで負傷したコブラ11。この番組だとこの程度のクラシュは日常茶飯事。でも意外と重傷でした。隊長はたびたび車をおシャカにしてしまうコブラ11に業を煮やしてクリニック送りにしたみたい。 アクションシーン 今回は、森の中での追跡劇が見どころの一つ。自然あふれる閑静な場所なのに、銃撃戦やガスタンクの爆発など騒然としたシーンが展開され、この番組らしい味付けが用意されているとはさすが。 しかも最初と最後はお約束の高速道路でのカーアクション。最近は慣れっこになった感じもありますが、それでもコブラ11が乗る車も含め、わりと新しい車がバンバンおシャカになると、「もったいな~い。壊す前に俺にくれ!」と叫びたくなります。 第1シーズン第5話(1996)は、やはり森の中が舞台となった回でした。アクションシーンは無いに等しく恐ろしく眠たい回。それから15年、番組の成長ぶりを感じます。 モンヒェングラットバッハ飛行場 Flughafen Düsseldorf-Mönchengladbach クライマックスの飛行場は実在。デュッセルドルフの西約15kmにある1200mの滑走路を持つローカル飛行場。Wiki(※、英語)によれば、一時期ロンドンとの間に週24便の定期便があったとのこと。 ゲスト出演 冒頭のクレジットで紹介されるゲスト出演は上の4名。女性の二人はとてもセクシー。 ミリアム役コリエン・フェルナンデスCollien Ulmen-Fernandesは、モデルでもあるので、いるだけで絵になります。第14シーズンTVムービーにも出演していたらしいので、もう一度見るチャンスあればチェックしたい。 ペトラ役クラウディア・ヒールシェClaudia Hierscheはソープ・ドラマ「Verbotene Liebe(直訳:禁じられ愛)」に長年出演していたので、ドイツでは知られた女優さん。こんなスレンダーな美女が森の中に住んでいるなら、労を惜しまず私も行ってみたい(笑い)。 悪玉テイラー役オリヴァ・シュトリッツェルOliver Stritzelは、第104話、第170話にも悪役でゲスト出演。情け容赦ない冷徹ぶりが番組を盛り上げます。 幼女リサ(赤ちゃん) 17分30秒頃、悪玉テイラーを見上げる不安そうな顔が、演技ではないだけに印象的。ゼミルは子持ちだけあって、あやし方がうまい。 右は第155話で紹介した「Ihr Baby im ersten Jahr(1年目の愛児)」の1ページ。洋の東西問わず赤ちゃんは可愛いですね。 ゲスト出演もいいけど、ジェニー・ドルン役カトリン・ヘスをもっと出してくれ~。 |
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ドイツの森 アウトバーンコップだから、高速道路や市街地でのロケが多めなのは当然として、今回のように美しいドイツの自然が写る回が時々あります。 ロケ地探訪! と書きたいものの、なにせランドマークとなるものが写らないことにはお手上げ。それで2011年春に撮影した画像を紹介します。 |
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ホテル フランツィスクスヘーヘ Hotel Franziskushöhe 今回はお手上げだとあきらめていたら、いつも最新情報でお世話になっているtakboutさん※から、ロケ地の記事がありますよ、とメールを頂きました。takboutさん、ありがとうございました。 Main-Post Nachrichten für Franken, Bayern und die Welt RTL-Actionserie:Cobra11 ermittelt in Lohr(※、独語) この記事によれば、 ●クリニックはローア(注1)にあるホテル・フランツィスクスヘーヘ(注2)を使って撮影。 ●ロケ地のローアはこの番組の製作会社アクション・コンセプト社社長ヘルマン・ヨハ(注3)の出身地。 ●市長も警察官役で出演(注4) ●ヨハのアシスタント、エルケ・シューベルトの話として、 撮影クルーの到着時から波乱含み。持ち込もうとした劇用車の青銀色警察車両を、バイエルン州高速道路交通警察隊の熱心な隊員が止めて徹底的に検査。走行許可が出るまで時間がかかった、とのこと(注5)。 注1:ケルンから南東へ約150km。フランクフルトとヴュルツブルクの中間にあるバイエルン州の小都市。 バイエルン州はミュンヘン周辺のイメージ、即ちアルト・バイエルンという歴史的に見た狭義のバイエルン地方のイメージがありますが、ドイツ最大の州で、フランクフルトの直ぐ近くまでその領域があります。 注2:Booking.com※で予約できます。次の機会に泊まってみたい。 注3:ヘルマン・ヨハについては、舞台背景>ヘルマン・ヨハ参照。 注4:33分20秒頃、クリニックの前でベンに話しかける警官かな。 注5:当然必要な許可は事前に取っていたと思いますが、ロケ地探訪4>警察車両で紹介したようにバイエルン州はまだ緑銀のままなので、青銀の劇用警察車両に興味津々だったかな。 |
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今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) Kopf hoch! 元気を出せ! 6分20秒頃ペトラがクリニックへやってきた初対面のコブラ11にかける言葉。 数ヶ月前、別の番組で初めて聞いたとき、「コップ・ボッホ」としか聞こえなくて意味がわからず、これが「コップ・ホッホ」だとわかったのは恥ずかしながら最近のこと。直訳は「頭を上げろ」ですが、転じて、下向きの気分ではなく上向きにという意味だと思います。 ペトラが「元気を出してね、君たち!」と言うと、ベンが「頭を上げるには問題があって・・・」と応じてました。日本語に訳すと笑えず、原語ならではのジョークみたい(聞き取りに自信ありません。間違っていたらゴメンナサイ)。 Doppelganger ドッペルゲンガー 35分過ぎ、コブラ11がフランク・ヴァイラント宅に踏み込むと男が倒れていた。ゼミルが「クリニックで迎えの連中が連れて行った男かな。双子だろうか。」と言うと、ベンが「ドッペルゲンガー(そっくりの分身)では」と応じるシーン。 管理人>日本語になったドイツ語100選で70位だったので、ご存じの方も多いと思います。もともと独語だから番組内で話されて当然だけど、聞き取れたときは嬉しいですね。 今回はやけに長い記事になってしまいました。下手くそな文章を最後までお読みいただき感謝します。 2011.10.30掲載、11.3最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介