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第18シーズン 第244話 日本未公開
Das große Comeback(直訳:大カムバック)
90年代の売れっ子バンド「ブラシーズ」。ベンもあこがれたこのバンドに、解散した当時何があったのか。
ゼミルはマジョルカ島で休暇。捜査はベンとジェニーのコラボチーム。
Episodebeschreibung シナリオ
ベンとジェニーは一緒に、90年代の末に大成功を収めたバンド「ブラシーズ」のコンサートへ出掛ける。そしてギターリストのマーク・ハイトミュラーも当時売れっ子のスーパースターだった。
7年前ボーカルのトムが内輪もめで離脱すると、バンドとマークの人生は急傾斜を転げ落ちるように落ち目となり、「ブラシーズ」は次第に忘れ去られていった。
しかしベンはバンドのファンであり続け、ステージを楽しんだ。耳にここちよい美しい音楽は事件をきっかけにあっけなく終わる。ボーカルのトムの元妻でブラシーズの元ファン、リザ・シュミットが舞台裏でむごたらしく殺されたのだ。
マークは瀕死のリサを見つけた。リザはマークの腕の中で息を引き取る直前、鍵を渡す。
鍵は銀行の貸金庫用に違いない。これをきっかけにマークとかつてのバンドの同僚トムに死の危険が迫る事になろうとは、誰も知るよしもなかった。(www.rtl.deを参考にしました)2013.10.20掲載。
Darsteller 出演
アンドレアス・ギュンター(マーク・ハイトミュラー)、アンナ・ユリア・カッフェルシュペルガー(ニナ・ベッカー)、トーマス・フランツェル(トム・シュミット)、カイ・シェーヴ(アンドレアの彼氏ローベルト)、デトレフ・ボーテ(ヴァン・ザント)、フィリップ・モーク(ファルク・コーラー)
Eindruck 印象
あれれ、ジェニーはハルトムートとくっついていたハズなのに、ベンと出掛けていいのかな~。2013.10.20掲載
ここまで放送前に掲載
大満足の1本
ベンとジェニーのコラボチーム。私にとっては夢のような組み合わせ。事件の真相がわかりにくいことを除けば、個人的には大満足の1本。ジェニーがゼミルの席に座ったのには驚きました。日本人の感覚からすると、先輩の席には「恐れ多くも」なかなか座れないと思うのですが、臆するところは無かったですね。さらに犯人を追いかけるために車を暴走させたり、果敢に銃を撃ちまくったり、見所満載でした。
1.アクションシーン
高速警察隊なのに撮影所のオープンセットも含め、高速道路のシーンが全く無し。
クライマックスは凄かった。ベンは車のルーフに張り付いて犯人を追い詰め、一方ジェニーは、複数の男相手に銃撃。チャーリーズエンジェルみたいに格好良かったと言ったら、ほめすぎだろうと笑われそうだけど、もっとコラボチームを見たいな。
2.シナリオの補足
今回も本筋の事件の真相はわかりにくいですね。趣味のドイツ語では、2006年にバンドが解散したいきさつや事件の全貌はつかみきれませんが、おおむね次のような流れでしょうか。間違っていたらご免なさい。
「ブラシーズ」の元ボーカルの元妻リザ・シュミットがアメリカから帰ってきた。リザは2006年当時バンドのマネージャーだったファルク・コーラーと結託し、夫の預金を持ち逃げし、アメリカ・マイアミへ高飛びした。更に私腹を肥やしたコーラーに愛想を尽かしたリザは、癌を患い覚悟を決めた。
●Teil1の6分10秒頃、犯人が乗るジャガーXタイプを、ジェニーが運転する青のビュイック・パークアベニューが追います。追跡は頓挫。ジェニーが「畜生!」と言うと、ベンが「ゼミルに比べたらマシだ。」と。
●Teil1の7分半頃。亡くなったリザ・シュミットの経歴をスザンネが説明。「昨日マイアミから戻った。トム・シュミットの元妻よ。」 その後、隊長が「捜査を続けてちょうだい。」 ジェニーが「二人で?」と尋ねると、隊長は「ゼミルは休暇だし、ベンを1分たりとも一人にできないでしょう。」だって(笑い)。ベンもジェニーも嬉しそう。
執務室でマーク・ハイトミュラーがベンの質問に答えます。リザがマイアミに住んでいることさえ知らなかった。トムとも会ってない。彼はデュッセルドルフのスタジオにいるはずだと。
ベンが「なぜトムはバンドを去ったんだ。」と尋ねると、さすがに答えられなかったですね。
●Teil1の14分頃、コラボチームはデュッセルドルフのスタジオ「City Tunes」を訪ねます。ベンはあこがれの表情。背後には前話と同じ日産ノートの看板。
受付嬢に対してジェニーは「高速警察隊です。こっちは同僚のベン・イェーガー。トム・シュミットを探しています。」と、ジェニーが「先輩」みたい。
青いつなぎを着たトム・シュミットがベンの質問に答えます。「誰も信じられない。金も妻も失った。」「昨日の午後、リザから大事なものを渡したいと電話あった。」と。
3.ゲスト出演
上の出演は、冒頭のクレジットの順に並べています。
一人目はギタリストのマーク役のアンドレアス・ギュンター。
二人目はベンと発展しそうなニナ・ベッカー役アンナ・ユリア・カッフェルシュペルガー。冒頭で後ろ姿が映ったときは、ジェニーかと思っちゃいました。IMDb(※、独語)を見ると、この後3話にゲスト出演するみたい。いよいよベンの降板に向けたラブ・ロマンスの始まりか。
三人目はボーカルのトム役トーマス・フランツェル。
四人目は、悪役の二人を差し置いてアンドレアの彼氏ローベルト役カイ・シェーヴ。ワンシーン出ただけなのに驚き。
4.コブラの日常
●冒頭、ハルトムートが現れた時は、ジェニーとの関係が続いてるみたいでホッとしました。
●ゼミルはマジョルカ島へ休暇旅行。これまでなら隊長が口頭で説明したり、電話で話す(ゼミルの音声は無し)程度でしたが、今回はちゃんと「落ち込んだゼミル」の映像も。さすがこの番組の主役なので外さないですね。
●このシーズンは、ゼミルとアンドレアの危機、ベンとニナのロマンスが連続ドラマのように続くのかな。
5.ロケ地探訪
今回は、ケルンとデュッセルドルフの空撮が交互に流れていました。全話をチェックする余裕は無いのでわかりませんが、記憶する限り近年の回でデュッセルドルフの空撮は初めて。デュッセルドルフ市街地はライン川の右岸にありますが、北から南方向を撮影しているため市街地がライン川の左側に見え、一瞬ケルン市街地のように見えます。見分けのポイントはランドマーク。ケルン大聖堂が写ればケルン。ラインタワー(ロケ地探訪1>ラインタワー)が写ればデュッセルドルフです。
●コメルツ・ホテルKommerz Hotel
Teil2の2分前後、ハルトムートが通話記録を調べ、ケルン駅前の「安いホテル」を探し当て、コラボチームはホテルに向かいます。
場所は、ロケ地探訪第三弾その1>ブレスラオアー広場。ベストウエスタン・グランド・シティ・ホテル・ケルンの右側のコメルツ・ホテルKommerz Hotel。この付近は何度も通った場所なので、こんな映像を見ると、また行きたくなっちゃいます。私でも気軽に泊まれるエコノミーなホテル。注1
写真244-1 写真244-2
左:ブレスラオアー広場からケルン中央駅、大聖堂方向。第238話に掲載した写真の再掲です。もう少し左へパンすると、ホテルが見えます。
右:中央駅側からホテルを撮影。番組では、ベストウエスタン・グランド・シティ側から撮っていました。
6.管理人の独り言(番組展開とは関係ありません)
Teil1の12分50秒頃、マジョルカ島。マジョルカ島は、第3シーズンの最後に、ゼミルとアンドレ(ゼミルの2代目相棒)が捜査に訪れ、アンドレが海の藻屑となったと思われた地中海のリゾート。ゼミルにとってよい思い出があるとは思えない場所をなぜ訪れたのか。気分を晴らすなら古里のイスタンブールの方がいいみたいだけど。いや、単にゼミルを演じるエルドゥアン・アタライへのご褒美かもね。
ギターが奏でる音楽と共にマジョルカ島のテラコッタのように明るい土色の景色は、ドイツ人の憧れみたい。そのマジョルカ島のシーンからデュッセルドルフの空撮に切り変わります。思い出したのはソープドラマVerbotene Liebe(禁じられた愛)。この番組の舞台はデュッセルドルフですが、2011年夏の拡大版でマジョルカ島を舞台に展開されるストーリーも数ヶ月にわたってありました。つまりデュッセルドルフのビル街とマジョルカ島の海浜リゾートという対照的な風景が繰り返し切り替わるんです。今回、マジョルカ島にいるゼミルと、ドイツにいるアンドレアが携帯で話すシーンはまさしくそんな感じで懐かしかったです。
2013.11.18掲載。11.22最終更新。
2024年春ロケ地を訪れました。ロケ地探訪第11弾
11-12 ケルン・コメルツホテル ケルンには延べ30泊以上していますが、初めて泊まりました。私の身の丈にあったエコノミーなビジネスホテルです。2024.7.26追記
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介