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第20シーズン 第275話 日本未公開
Windspiel(意訳:風の便り)
アレックスの父と、父のかつての同僚の息子が登場。コブラ11は、目の前に現れたリアルな父と、ネット上の敵に振り回される。
アレックスはあっさりと退場していきます。
Episodebeschreibung シナリオ

ゼミルとアレックスは、強大なハッカーによる冷徹な復習計画の犠牲になる。しかし二人は、大きな計画の序章、つまり他の鳥をおびき寄せるためのおとり鳥に過ぎなかったのだ。ハッカーの本当の狙いは、30年以上前に犯行におよび、今も逃走中のアレックスの実父フランク・リッケルトだ。父の出現に、アレックスは過去と対峙することになる。しかも同時に、ハッカーの過激な復讐は、ゼミルの家族にまで拡大する。家族を救出するために、我らがヒーローは重大な決定を下さなければならない。(www.rtl.deを参考にしました)2015.11.1掲載。

Darsteller 出演
ペーター・ベネディクト(アレックスの父フランク・リッケルト)、クリストフ・ルーザー(父のかつての同僚の息子ルカ・シュバルツ)、デニス・ペトコヴィック(GSG-9隊長ミヒャエル・ローレンツ)
Eindruck 印象
タイトルの「Windspiel」には
・イタリアン・グレイハウンド(犬)
・昔の視覚ハウンド(猟犬)
・ウィンド・チャイム(風鈴)
・(携帯などの)操作音
など多様な意味があるようです。どの訳をあてるかは、番組を見てから判断させてください。2015.11.1掲載。
ここまで放送前に掲載
今回は言葉での説明が多くて、分かりにくいですね。拙い語学力で申し訳ありませんが、できる限り解説してみます。趣味のドイツ語なので間違ってたらゴメンナサイ。
●コブラ11は、スザンネから「黒いベンツが盗まれた」と連絡が入り、車を停止させてみると犯罪とは無縁の上品な女性が乗っていた。
●農場でトラクターが勝手に動き出す。同じ頃、ラジオで渋滞はないと放送されているのに、タンクローリーのナビは迂回路を指示。運転手はナビに従い、高速道路を降りて郊外の一般道へ。その後、コブラ11の目の前で大型車どうしの凄まじいクラッシュ。
●不可思議な事件の連続に、コブラ11はKTU(鑑識)へ。ハルトムートは「ネットワークが風邪でもひいたのでは。」と、彼も早く帰りたいらしくとぼけた返事。しかし、コブラ11に頼まれて調べることに。
●アレックスの誕生日パーティは終わり、ゼミルと二人だけになる。アレックスによれば、本当の誕生日は分からないらしい。そこへハルトムートから「ハッカーに乗っ取られたようだ。」と連絡が入る。電話が途切れKTUへ急ぐコブラ11。
●KTUで覆面の男を捕まえてみると、男はアレックスの父だと主張するも、アレックスは面識がないらしい。男によれば、アレックスの本名はアレクザンダー・リッケルト。そして親しい者しか知らない幼い頃の左足の爪の怪我を述べる。
アレックスを危険にさらすことになるので、長く接触しなかったが、アレックスが狙われていることが分かり、情報を得るためにKTUに忍び込んだらしい。
●12分30秒、特殊部隊のミヒャエル・ローレンツがGSG-9の隊長だと名乗る。父フランク・リッケルトはかつて隊員で、30年前の強盗と殺人の罪で逃亡していると。
この番組ではもっぱらSEK(Spezialeinsatzkommando、特別機動部隊)が登場してきたので、GSG-9と言ったときは驚きました。
●Kapitel2の3分過ぎ、コブラ11と父フランクは、敵のアジトに踏み込みます。そこには複数のディスプレイがあり、アレックスの父フランク・リッケルトのGSG-9時代の同僚マルティン・シュヴァルツの息子ルカ・シュバルツが、画面を通して父フランク・リッケルトに「真実を述べよ」と迫ります。
父フランク・リッケルトは同僚のマルティン・シュヴァルツを殺害して500万ドイツマルク(およそ4億円)を独り占め。そこから息子ルカ・シュバルツの復讐計画が始まる。
シュバルツの意味は「黒」。それでいて全身真っ白の服を着ていました。俺は「潔白なんだ。正義を貫くんだ」と言いたげ。
(中略)
●クライマックス、アレックスは母を捜すため南米へ旅に出る。
コブラ11の日常
コブラ11の日常会話の聞き取りは、いつも苦労しますが、今回のアレックスの誕生パーティに至る会話は分かりやすかった。
アレックスが、「朝からずっとスマホを触っているけど、俺の誕生日に何かやってくれるのか。」と聞いても、ゼミルははぐらかします。それでいてゼミルはアレックスに「今晩の予定は」と聞くんですよね。
アレックスが住まいに帰ってきて鍵を開けて部屋に入るシーン。彼は明らかに気配を感じていた様子。
「Überraschung(驚かす意味)」 と言いながら、ゼミルら隊員達が現れます。
当人にはこっそりと誕生パーティを用意するというイベントは、ドイツのドラマでよく見るので、お互い分かっていながら、知らんぷりするというのが、暗黙の了解かな。
ロケ地探訪
●高速555号線、ローデンキルヒェン・インターチェンジ
冒頭、タンクローリーが「K-Rodenkirchen」と標識が出るインターチェンジで高速道路を降ります。頭の[K-]はケルンらしい。調べてみるとケルンの南からボンへ向かう路線。ケルンへのイン・アウトはいつも東西の路線を使うので、覚えている限り高速555線は使ったことがありません。それでストリュートビューの画像を借用します。なおこの画像は5年前の撮影だからか、標識の位置が若干番組と異なることと、[K-]がありません。いずれ通ってみたい。
写真275-1 高速555号線ストリートビュー 北から南へ
●南橋そばの桟橋
Kapitel2の12分過ぎ、ライン川に突き出た桟橋で、ゼミル、アレックス親子の3人で緊迫のシーン。
番組では「ライナオ港のバス停」と言っていましたが、実際の場所は、もう少し南、南橋(ロケ地探訪第五弾その1>51-6 南橋)の直ぐそば。人道なのでバス停は無し。
写真275-2 写真275-3
左:ライン川に突き出た桟橋。アレックスがしゃがみ込んだ階段が桟橋の先端に見えます。あいにく番組と同じ構図の写真は撮影していません。悔しい~。
右:桟橋の先端で撮影した写真。立ち寄ったこの場所でロケが行われたと思うと、ゾクゾクしてこの番組への親近感がますます湧きます。
今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事)
Windspiel ウィンド・チャイム
タイトルの「Windspiel」を英語に逐語訳すると「Wind Game」だと思うのですが、機械翻訳にかけると「Wind Chimes」と出ます。番組では、ウィンド・チャイムが出てきて、アレックスが記憶を蘇らせるきっかけになっていました。それだけではなく、謎だらけだったアレックスの過去の一端が明らかになったので、今回は意訳して「風のたより」としてみました。
ただ「猟犬」の意味も感じます。つまり父フランク・リッケルト(猟犬)が、息子アレックス(飼い主)よりも前線へ行って、獲物を狙っている意味もあるかも。
Kettenkarussell 回転ブランコ
番組では「Ketten」が省略されて「Karussell」とだけ発話されていました。「Karussell」だけだど「回転木馬」。調べればどこの遊園地が分かると思いますが、もともと回転ブランコやコーヒーカップなど回転系遊具は、極度に苦手なので深追いしません(笑い)。2015.11.23掲載。
Besuch am Drehort ロケ地探訪(実地編)
2019年春、高速555線を北から南へ走りました。本線の表示が無くなっていました。
ロケ地探訪第九弾その1>91-14 A555 高速555号線 2020.8.21追記。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介