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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第21シーズン 第288話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Ausgebrannt(直訳:燃え尽き) | |||||||||||||||||
ジェニーがセレブの娘を装って潜入捜査。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ゼミルとパウルは、殺人容疑者ダイアナ・エンゲルスを追うものの、逮捕すると疑問だらけだ。なぜ控えめな母親であり妻が、殺人事件を起こしたのか。それとも誰かが落とし入れようとしたのか。高速警察隊は、その代わりダイアナの夫をじっくり調べる。すると夫は、燃え尽き症候群の患者のための民間診療所の裏に隠されているセクトのメンバーであることが分かった。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ヤナ・クリンゲ(ダイアナ・エンゲルス)、ユリアン・ヴァイゲント(夫マルティン・エンゲルス)、カタリーナ・ギエロン(娘メリッサ・エンゲルス)、ジーメン・レハーク(コンラート・シュロート博士)、コジマ・シャヴ(診療所の患者ヨハンナ・ゲルバー)、マーク・オリーバー・シュルツェ(ルペルト・ジーモン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
1.分かりづらい本筋の事件 会話主体で物語が進み、役名と登場人物の顔が直ぐには一致しないし、しかも画面に出てこない「登場人物」もいて、分かりづらいですね。ただ若者言葉ではなく教科書的な話し方なので、聞き取り教材として秀逸。繰り返し見ると聞き取れる単語も増えて、事件が見えてきました。まだまだ聞き取れないセンテンスも多く、憶測も含みますが概ね次のような内容だと思われます。 ●冒頭、フランク・ヴィンクラーが撲殺される。彼の父は民間診療所の患者になったとたん自殺。不審に思った息子は、父が亡くなってからこの2ヶ月、民間診療所について情報収集していた。 警察に通報するも嫌疑不十分で、警察は動けなかったもよう。 ●ダイアナ・エンゲルスは、夫マルティン・エンゲルスが半年前から民間診療所の患者になったため、やはり心配し、SNSで知り合ったフランク・ヴィンクラーと情報交換していたらしい。 この日フランク・ヴィンクラーを訪ね、殺人容疑をかけられることに。 ●科学捜査官ハルトムートが、撲殺されたフランク・ヴィンクラーの電子データを調べたら、削除されていた。 ●コブラ11が犯行現場に到着すると、ハルトムートとジェニーが捜査中。コブラ11は、状況や目撃者からダイアナ・エンゲルスを真犯人に決めつけるも、ジェニーはもっと調べてみると慎重。冒頭のコブラ11の会話から、コブラ11はこのジェニーの慎重さがうとましいらしい。ただこれがラストのシーンにつながります。 ●隊の取調室。ダイアナ・エンゲルスが上のような事情を話していると弁護士が現れ、書類にサインを求める。それは民間診療所に関する口止めと、約束を破ったら娘メリッサに危険が及ぶというものらしい。 ●KTU(鑑識)。ハルトムートによれば、データは消去される前にUSBにコピーされた。そして犯人がフランク・ヴィンクラーに成り代わってダイアナ・エンゲルスに、SNSで殺害現場におよび寄せた、との見立て。 ジェニー 「ね、私が言った通りでしょう。」 ●隊長室。犯罪の全体像は見えてきた。証拠固めには患者のリストがいる。それでジェニーが潜入捜査に。 ●高層住宅の犯行現場。ダイアナ・エンゲルスが、コブラ11に事件当時の様子を説明。ゼミルが秘書スザンネに「通報者が昨日知らせたことを全て教えてくれ。」と電話。 ●コブラ11は冒頭で通報したジーモンを、犯行現場へ同行。 パウル:「どこから警察に通報したか教えてくれ。」 ジーモンが窓際まで歩むと、ゼミルが「車のナンバーが読めるか。」と問い、ジーモンが答えに詰まっていると銃撃を受ける。 恐らくジーモンは、ダイアナ・エンゲルスが逃走した車のナンバーを警察に知らせ、そのほころびをコブラ11が突いたもよう。 銃撃の際、ジーモンはリュックサックを現場に落としてしまう。そのリュックサックを警察が回収。フランク・ヴィンクラーの電子データを抜き取ったUSBが見つかる。 このあたりまであれば、番組が理解できると思いますが、いかがでしょうか。 Mazda B-Series(マツダ・プロシード) クライマックスのカーアクションで、犯人らが逃げるピックアップトラック。こんなにはっきりマツダのエンブレムが映るとは珍しい。Wiki.de(※、英語)に同じ形の車の画像がありました。 2.ロケ地探訪 エーレスホーフェン城 Schloss Ehreshoven 民間療養所。この番組でこれまで何度もロケ地でした。ロケ地探訪1>1-3 エーレスホーフェン城。 それ以上に、ソープドラマ「Verbotene Liebe(直訳:禁じられた愛)」がマイブームだった頃、毎日のように「Königsbrunnケーニクスブルン」として見ていたので、懐かしい。 アウトバーンコップでは暫く見ないなと思っていたら、「Verbotene Liebe」が番組終了したので、ロケ地として解禁したかな。 |
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写真288-1 2011年春撮影 | 写真288-2 2011年春撮影 | ||||||||||||||||
番組で、夫マルティン・エンゲルスは黒のボルボV60で民間療養所へ向かいます。実は私も同型車のレンタカーでここを訪れたので、ダブルで懐かしかった。 「Verbotene Liebe」で外観は映るものの、内部はスタジオで、別セットによる撮影のようでした。今話では実際に建物内部で撮影されている模様。 高層住宅 画面には、 ①白壁の高層住宅 ②犯行現場から窓越しに見える、右側が低層になる白と茶色の外壁の高層アパート ③パウルが緑色の梁を、平均台のように渡る が映ります。建物は新築ではなく、20~30年経っていそう。結論を先に書くと、時間切れで判明しませんでした。 ネット検索するとケルン郊外には、幾つか高層住宅があります。Auf dem Kölnberg in Meschenichに②と似た建物がありますが、細かいディティールを比べると一致しません。殺人の犯行現場とされたところなので、曖昧のままがよいかも。2016.11.6掲載 |
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2017年春実地に検証し、高層住宅はケルンベルクと確認しました。 ロケ地探訪第7弾その1>71-6 ケルンベルクの高層住宅 2017.7.22追記 |
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ansehen 見る | |||||||||||||||||
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介