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第21シーズン 第287話 日本未公開
Drift(直訳:ドリフト)
パウルの恋の行方は。ゲスト出演は「日産 フェアレディZ」
Episodebeschreibung シナリオ

目下、パウルは新しい彼女リシーの事で頭がいっぱいだ。そのことで、彼は時間管理がルーズになるだけでなく、逃走車を追跡する相棒のゼミルへの応援も遅れてしまう。高速道路での激しい逃走劇は、凄まじい爆発で結末を迎え、逃走車の運転手は亡くなった。死んだ男は元兵士、強盗のプロで、警察を手玉に取っていた。
同じ頃、リシーは「不都合な真実」に直面する。長い間消息不明と思い込んでいた父は、かつて犯罪組織の構成員だったのだ。
父の元同僚は、最後の仕事のために父を運転手として雇いたい。父に有無を言わせないためにリシーを利用するつもりだ。それは、リシーの父への信頼だけで無く、パウルの彼女への信頼をも裏切ることになる。(www.rtl.deを参考にしました)2016.10.24掲載。

Darsteller 出演
リビア・マテス(パウルの彼女リシー・マークス)、ウルリヒ・ドレヴェス(父ライナー・マークス)、リチャード・ファン・ヴェイデン(ヤコブ・レッツァー)、ヘンリー・メイヤー(マリオ・カルガー)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象
いきなり、フルヌードの女性の背中。前話でも女性モデルの下着姿と、ここのところ男性視聴者向けのサービスショットが多いな。
ロケ地探訪
今回はロケ地が多く、場所探しが楽しい。今回は番組に沿って、ロケ地を紹介しながらシナリオを補足します。
●ケルン・ボン空港 Flughafen Köln/Bonn
冒頭パウルが、父と落ち合うために向かうリシーを送り届ける空港。
これまでも空港がロケ地になった事は多々ありましたが、どちらかというと、どこの空港か分からない演出が多く、こんなにはっきり場所が分かるシーンは珍しい。しかも背後にはトルコ航空の看板。タイアップかな。
TV画面とほぼ同じ場所から撮影した画像が2014年春のロケ地探訪の際にありましたので掲載します。
ロケ地探訪第四弾その2>42-5 ケルン・ボン空港
写真287-1 2014年春撮影
この後、ゼミルからパウルに連絡が入ります。ゼミルが「遅いな」と問うと、パウルは「楽しみがたくさんあってね。」と答えます。ゼミルは、検問を突破した黒いボルボを追跡中。
ゼミルと共に追跡するパトカーは、いずれも旧色の青銀車がクラシュして、在庫処分みたい。
●Aachener Weiher(アーヘン池)
Kapitel1の8分過ぎ、マークス親子が歩く公園は、四角な池からして「Aachener Weiher」らしく、次回のロケ地探訪では.訪れて確認してみたい。注1
父は、「タイに行ったのはウソ。連邦軍の特殊部隊は2001年に退役。仲間と悪事を働いて収監されていたが、もう変わったんだ。」と言いますが、娘は受け入れず立ち去ります。
シーンは変わり集合住宅の一室。コブラ11が冒頭亡くなった男の部屋を捜索すると、リシーの父が映った写真があった。
●Europäischer Hof am Dom ビジネスホテル
Appellhofpl. 31, 50667 Köln
父ライナー・マークスが泊まるホテル。背後に市立博物館の特徴的な外壁が映るので、ここも探しやすかった。地図はロケ地探訪第六弾に掲載しました。
このあたりはうろついた記憶があるので、過去の写真を探したら2013年春のロケ地探訪の際にありました。左写真の赤丸。
TV画像で見る限り、廉価なビジネスホテルの印象を受けますが、ネット検索すると、ケルンの中心部にあり立地がよいせいか値段は高め。
番組に戻って、その父を昔の仲間ヤコブ・レッツァーが尋ねます。ヤコブは父のせいで長く収監された模様。冒頭で運転手が亡くなったので、代わりに父を仕事に誘います。父は拒否するものの・・・
写真287-2 2013年春撮影
●ケルン応用科学専門大学 Fachhochschule Köln
ロケ地探訪第五弾その1>51-8 ケルン応用科学専門大学
番組では、右写真の大学の案内板に
Verwaltung(管理部門)
General-Staatsanwaltschaft Köln(検事長 ケルン)
と書かれた看板が重ねてありました。
で、ゼミルは検察庁の管理部門にいる妻アンドレアに電話します。
アンドレアが「それって、裏技を使って情報を取って欲しいという事ね。」と問うと、ゼミルは素直に「そうだ。」と苦笑い。
写真287-3 2015年春撮影
●ゲスト出演
日産 フェアレディZ Z34
Kapitel2の2分過ぎ、布を取ると車が現れます。父ライナー・マークスは、指先で車のボディをなぞります。それはまるで、「フェアレディ」という女性にでも触るような仕草。
マークスは、娘をダシに脅迫され、仕方なく仕事に参加します。
●Museum Schnütgen シュニュートゲン美術館
Cäcilienstr. 29-33, 50667 Köln
マークスらが押し入った美術館。実は昨年の旅行で撮影したドライブレコーダーの画像に写っていますが、あまり写りがよくないので次回のロケ地探訪でまともな画像を撮りたい。注2
この美術館は、中世のキリスト教芸術を展示しているらしく、マークスの仲間が狙ったような作品は無いようです。
その後の市街地でのカーチェイスは、これまでもたびたびロケが行われているツォイクハウス通り(ロケ地探訪第四弾その1>41-7ツォイクハウス通り)付近を、往復しながら撮影されています。
フェアレディZが警察を「煙に巻く」場所は、中華料理店の前の広い交差点でした。ロケ地探訪第五弾その1>51-10 食為先
(中略)
Kapitel3の3分前後
写真287-4 2015年春撮影
、アンドレアからゼミルに連絡が入ります。
「パパの特別リクエストは高いわよ。でも今回はまけとくわ(といったような事を言っているようですが、聞き取りに自信が無いので間違っていたらゴメンナサイ)」「彼らは傭兵チームで、当時のアジトは・・・」
アジトの住所を聞いたゼミルは、車をUターンさせます。場所は、右写真プルマンホテルPullmann Hotelの前の交差点。実はフェアレディZが警察を「煙に巻く」場所と同じ交差点ですが、少し視点を変えるだけで、全く別の場所に見えてしまいます。
今週のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事)
●Bis bald 近いうちにまた(別れの挨拶)
ラスト、一件落着?(事件は落着しても、親子関係は謎が残ったまママみたいだけど)リシーは引っ越し準備中。「数ヶ月後に帰ってくる。」と言っています。だから別れの挨拶も「Bis Bald(近いうちにまた)」。
再会する予定が無くても社交辞令で言うかもしれませんが、雰囲気的には再会がありそうな予感。
一方ゼミルは、妻アンドレアと電話中。アンドレアは子供部屋の壁紙張り替えをプロに頼むつもりらしい。ゼミルは「高いよ。自分でやる。」と。アレレ、ゼミルは壁紙をゲットしたことをアンドレアに言ってなかったのかな。それともアンドレアは、オーナー提供の資材(壁紙)を使って、作業のみを職人さんに頼むつもりかな。どちらにしてもゼミルの作業だと、上手に仕上げられないと、アンドレアは思っているのかな。
●tapezieren 壁紙を張る
Kapitel1の7分15秒過ぎ、同僚が壁紙を運んできます。ゼミルは「アンドレアと相談して、子供部屋の壁紙を張り替えるんだ。」と言っています。この番組では滅多に聞かない単語ですが、いかにもドイツ語らしい響き。恐らく同僚は、壁紙を使うあてもなく倉庫にでも長く置いていたのでしょう。購入時は10マルクだったらしく、ゼミルから5ユーロ札を渡された同僚は少々不満そうでした。公式レートは1ユーロ=1.95マルクだから間違いじゃないけど、1981年にドイツで生活した感覚では1マルク=110円くらい。今旅行すると1ユーロ=110~120円。だから感覚的には1マルク=1ユーロなので、同僚は10ユーロを期待していたかも。このあたりの感覚はドイツ人に今度聞いてみたいな。ところでこの同僚さん、一瞬第261話で降板したボンラート(出演者>ゴットフリート・フォルマー)かと思いました。2016.10.30掲載
注1:2017年春、アーヘン池へ行きロケ地と確認しました。周囲は広々とした公園です。ロケ地探訪第七弾その2>72-8 アーヘン池
注2:2017年春、シュニュートゲン美術館を撮影。ロケ地探訪第七弾その2>72-2 シュニュートゲン美術館
2017.7.18追記
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介