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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第22シーズン 第302話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Eltern undercover(直訳:おとりの親) | |||||||||||||||||
ジェニーとパウルの「ニセ夫婦」が潜入捜査に挑む。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
勇敢な警官にとって、試練続きだ。ゼミルは、車の後部座席に座わり、父と思われる人物から殴られた幼いヴァレンティンに注意を向ける。我らがヒーローが停めようとした車は、スピードを上げ逃走を図った。 少年は救出できたものの、妹マリンカは、運転手に連れ去られる。ヴァレンティンによれば、自分たち兄妹を含めロシアの孤児5人が、拉致されていることが分かった。 捜査線に、ロシア出身の子供を専門に仲介する養子縁組機関が浮上。その機関は、明らかに違法な裏取引に関わっている。 子ども達を保護し、養子トレーダーのしっぽをつかむため、クリューガー隊長は特別な任務をジェニーとパウルに与える。養子に関心のある夫婦になりすまし、潜入捜査するのだ。(www.rtl.deを参考にしました)2017.10.8掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ヤン・ヘンリック・シュタールベルク(養子縁組機関の代表ゲルド・デッカー)、アントニオ・ヴァンネク(悪の手先ダニエル・ティエロウ)、クラウディオ・マグノ(少年ヴァレンティン・イワノフ)、スザンネ・スツェル(福祉事務所担当者アレクサンドラ・レピン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
前話で、ジェニーとパウルが発展しそうな予感がありましたが、いきなり「任務」として「夫婦」にしてしまうとは、スピード重視のこの番組らしいシナリオ。 ジェニーとパウルの出番が多かったものの、ゼミルも子を持つ親だからか、捜査に対する熱意を感じるシーンで存在感があり、冒頭とクライマックスで、パウルと一緒にアクションシーンを決めてくれました。 ●番組は、フレッヒェン南・サービスエリア(ロケ地探訪第Ⅶ弾その2>72-13フレッヒェン南・サービスエリア)の映像からスタート。 (中略) ●隊舎で。少年ヴァレンティンがゼミルに説明します。「両親は死んだ。全部で5人の子供がコンテナに捕らわれている。」と。 ①犯人の焼けた車に残されていた「Landesjugendamt(州青少年福祉事務所)」のロゴが付いた文書を頼りに、コブラ11は捜査へ。福祉事務所のレビンは、「ロゴは協業している民間の養子縁組組織に使用を許諾している。」とのことで、Ein neues Zuhause(新しい故郷)の代表ゲルド・デッカーが浮かぶ。 ②高速道路の事故現場で撮影された動画から、犯人の身元を特定。インターポールからの情報で、ダニエル・ティエロウが浮かぶ。 ③ジェニーに「素敵な夜をありがとう。S」とメッセージ付き花束が届く。気になるパウルに、ジェニーが「モスクワのドイツ大使館からよ。」と電話を取り次ぐ。電話には死んだはずのヴァレンティンの母が出る。 ●隊長室で、パウルが「デッカーを逮捕しよう。」と言いますが、ゼミルは「残された子供4人が危ない。例えば俺がおとり捜査しよう。」と提案。 隊長は「もっといい案があるわ。」と、ジェニーとパウルを夫婦に仕立てて、デッカーの元へ送り込みます。 車中の二人にハルトムートが伝えます。「パウル:建築家35才、ジェニー教師31才、結婚して5年。」 最後に「Toi, toi, toi(グッドラック!)」と言います。きまじめなハルトムートだから、当然おとり捜査の成功を祈ってのことですが、パウルのにやけ顔は、ジェニーを攻めるぞ、と受け取っているみたいで、おかしかった。 ●デッカーの事務所で質問される二人は、即席の夫婦なので、笑いを取るような回答もあるみたいですが、聞きとりに自信が無いので、解説できません、ゴメンナサイ。日本語版が出ればな~。 パウルが「養子を受け入れる準備はできている。」と言うと、デッカーが「では、今夕家を訪問したい。」と。 断れないですよね。「2時間でどうやって独身の住まいを新婚に変えるの。」とジェニーがぼやきつつ、二人は車に乗り込みます。 (中略) ●隊舎で。少年ヴァレンティンがゼミルに、ドイツの養家は「ドミニクとフェレナ。苗字は知らない。」と言います。それで二人は、ドミニクとフェレナの夫婦を訪ねて回ります。 ●パウルの住まいで。ジェニーが花をいけようとして、瓶の砂を捨てようとしたら、パウルが「やめてくれ! コレクションのニュージーランドの砂だ。」と制止します。 え!砂は土壌にあたるので、日本は持ち込めないはず。1958年の事件を思い出しました。「海に捨てられた甲子園の土」 当時の沖縄は日本返還前で、球児が甲子園の土を持ち帰ったら、那覇港で没収され海に捨てられてしまったという話し。 ●デッカーが現れると、パウルはとっさにジェニーにキスします。本気にしたジェニーの名残惜しい表情がにくい。素晴らしい演技でした。 (中略) ●ゼミルと少年ヴァレンティンは、ドミニクとフェレナ・ラムベルト夫婦を捜し当てます。銃撃戦の後、ラムベルト夫妻が経緯を説明します。Ein neues Zuhause(新しい故郷)に連絡を取ったら、数日後にロシアの機関Family Nowからメールが届いた。仲介料は高いが正式な機関だと思った。2日前にヴァレンティン兄妹が顔合わせに来て、今日正式に預かる予定だった。 ●それで、Ein neues Zuhause(新しい故郷)の代表デッカーを隊舎に呼んで、ゼミルが尋問する・・・ このあたりでいかがでしょうか。 ●クライマックスのコンテナターミナルは、第289話で紹介したUCT Neuss コンテナ・ターミナルのようでした。 ジェニーがパウルに「連邦刑事局から電話があり、ニューヨークのFBIに出向になった。」と言っているみたい。え!降板するのかな。聞き間違いを願うばかり。 タイトル Eltern undercover 今回も訳に悩みに悩みました。英語由来のundercoverは、この番組でもよく使われます。今回は少しひねって「おとりの親」にしてみました。 2017.10.15掲載 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介