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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第22シーズン 第303話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Road Trip(直訳:ロード・トリップ) | |||||||||||||||||
コブラ11版ソーセージ・ウェスタン。子を殺された父が復讐に燃える。復讐にはパウルの妹リザの協力が必要だ。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
パウルは今回、家族のミッションに振り回される。父クラウスと共にフンスリュック山地へ向かった。妹リザと和解するためだ。 しかし、リザはちょうど全く別の問題を抱えているようだ。がっちりとした男らに、狙われている。そしてまんまとパウルと共に捕らわれてしまった。 父クラウスは、ゼミルに助けを求める。男らは、リザの殺された夫の兄弟だと判明した。男らの目的は何か。 ゼミルは、リザとパウルを助け出す。しかし事件は急展開。今度は父クラウスが誘拐されてしまう。高速道路のヒーローは、てんやわんやだ。 (www.rtl.deを参考にしました)2017.10.19掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●カタリーナ・シュロットハウアー(パウルの妹リザ・グルーバー)、ハインツ・ヘーニッヒ(リザの義理の父ハンス・グルーバー)、ミヒャエル・ブランドナー(パウルの父クラウス・レナー)、ゲルディ・ツィント(リザの義理の兄ダビッド・グルーバー)、カロリーネ・シュライバー(リザの義理の母マリア・グルーバー)、ニクラス・コールト(村の警察官ヤコブ・ウーデット) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
1.番組の印象 ●高速警察隊なのに、隊舎も高速道路も一切出てこない、久々のコブラ11版ソーセージ・ウェスタン。グルーバー兄弟は、カウボーイ・ハットを被っていないことを除けば、ライフルを撃ちまくる西部劇の俳優のノリ。乗っている車はアメ車などのピックアップトラック。クライマックスで、麻薬密売人アレクサンダー・コーダーが現れ、その後は荒野の決闘みたいなシーンでした。 ●これだけ頻繁に馬が登場する回も珍しい。ゼミルが馬に乗ることはこれまでもありましたが、Kapitel2の2分過ぎ、背中にライフルを担ぎ馬に乗るパウルは「白馬の王子様」で、サマになっていましたね。 ●あれだけ撃ち合って、クライマックスの狙い撃ちを除いて、死者はゼロ。スミマセン、悪い癖が出ちゃった。実写とはいえ、あくまで劇画だもんね。 ●ガソリンスタンドの計量器、駐在所の設備など、全般的に20~30年前の印象を受けます。コブラ11らは携帯電話を使わず、グルーバー兄弟も無線機、駐在所の警官ウーデットも固定電話で父と会話。明確に携帯(スマホ)と分かるのは、唯一Kapital2の12分頃、リザが麻薬密売人に連絡するシーンだけ。 2.シナリオの補足 夫トーマスを殺されたリザは、麻薬密売でかせいだ金を持って逃げようとしたため、亡き夫の家族から追われる。 しかし義理の父の真の目的は、金の奪回ではなく、息子トーマスを殺したフランクフルトの麻薬密売人に復讐すること。それには、密売人を連れてきたリザの助けが必要だ。 リザの義理の両親・兄弟は、違法な麻薬の栽培をしている。そんな家族だったため、リザは結婚したことを、両親にも兄にも隠していた。 前半をまとめるとこんな感じ。後半、番組は意外な展開。え~、と驚くシーンが幾つかあって、よくできたシナリオでした。 Kapital1の14分半過ぎ、義理の母マリアが、息子ダビッドの胸に十字架の首飾りが無いことに気づきます。これがクライマックスを暗示しています。 前話があまりにも聞き取れず、自分の不甲斐なさに落ち込んだけど、今話はまだまだ聞き取れない箇所もあるものの、ほぼシナリオや登場人物の立ち回りなど理解できたので私の語学教材として最適。兄パウルと妹リザの会話も教科書的で聞きやすかった。 3.ロケ地探訪 ●Rollefbachtalviadukt ロレフ川谷陸橋 前半、パウルらが飛び降りる石橋は、Vennbahnフェン鉄道の廃線敷きにあり、長さ128m、高さ24mの陸橋。Aachener Zeitung(※、独語)の記事によれば、数十秒の撮影に40人のスタッフと4時間がかかり、実際に飛び降りたのは、スタントマンのルーカス(20)とのこと。注1 ●冒頭のガソリンスタンドの背景の山は合成みたい。注2 ●クライマックスの教会も丹念に探してみましたが時間切れで諦めました。 ●シナリオに「フンスリュック山地」とあったので、これもキーワードに含めて探してみましたが、ロケはもっとケルンに近いアイフェル山地みたい。 ●2018年春ドレスデン・ロケ 本来はニュースですが、ここに書かせてください。LausitzNews.de(※、独語)によれば2018年春「Klassenfart」で、アンドレアの故郷ドレスデンでロケ。ゼミルが手足に包帯をしている写真があります。演出ですかね。ドレスデンは2016年春に訪れたので楽しみ。 2017.10.22掲載 |
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注1:2018年春、ロレフ川谷陸橋へ行きました。アーチが連なる美しい石橋です。ロケ地探訪第八弾その1>81-8 ロレフ川谷陸橋。2018.6.17追記 注2:2023年春、ロケ地探訪、ガソリンスタンドではなく、ケルン近郊のタイヤ店でした。ロケ地探訪第十弾その1>101-1 クルト・タイヤ 2023.7.3追記 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介