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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第22シーズン 第304話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Der König von Ahjada(直訳:アーヤダの王) | |||||||||||||||||
中近東の小国をあやつる「黒幕」の陰謀に、高速警察隊が立ち向かう。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
今回は、千夜一夜物語のようなおとぎ話。ゼミルとパウルは小国家アーヤダの王の宮殿警護の護衛気取りだ。 しかし二人は瞬く間に現実へ引き戻される。王はテロに倒れ、国王警護隊(シークレット・サービス)のブルジャンは、暗殺容疑者を必死に追う。 一方ゼミルは、若いディナイが卑劣な殺人と無関係だと悟る。彼女は王の愛人で、王の婚外子の母でもあった。 国王警護隊のチーフが、王座の相続人に目をつけていることが判明すると、ゼミルとパウルは、世継ぎの幼児の命を守るため、あらゆる方法で戦う。しかし参戦したのは二人だけではなかった。亡くなった王の愛犬、気性の荒いラブラドールも、パウルを除いて、幼児のそばに誰も寄せ付けなかった。 コブラ11は、幼児と犬を伴って逃げるかたわら、ディナイを同郷人の牙から解放しなければならない。さもなくば同国のしきたりで、国家の裏切り者は死刑だ…(www.rtl.deを参考にしました)2017.10.25掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●Amy Mußul(王の愛人ディナイ)、Ercan Durmaz(国王警護隊ブルヤン)、Atheer Adel(ハッサン王)、Yasin El Harrouk(皇太子ラマール)、Laila Maria Witt(皇太子の恋人レイラ)、ミヒャエル・ブランドナー(パウルの父クラウス・レナー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
手を変え品を変え楽しませてくれますね。前話は西部劇風。今話は中近東風と、番組スタッフの涙ぐましい努力に頭が下がります。加えて赤ちゃんとか犬とか、大人の都合で動いてくれないので、これまた大変そう。 国王警護隊ブルヤンが怪しいことは、番組が始まって間もなく分かります。ブルヤンとコブラ11の戦い。 1.シナリオの補足 ●パーティの夜、国王はゼミルに、「明朝、記者会見を行う。家族も含め身に危険が迫っている。守ってくれ。」と頼みます。 ●翌朝、ホテルを出発する国王の車をコブラ11が昨夕に続き点検しようとしたら、ブルヤンから「車の安全は、俺が担保する。」と止められます。 (中略) ●隊舎で。コブラ11とブルヤンとは非難の応酬。パウルが「爆弾はプロの仕事だ。」と言えば、ブルヤンは「ディナイは美人だよな、ゲーカーン。」と。そして外交特権を盾に、1時間もすればディナイや幼児を領事館へ連れ戻す許可を得る、ようなことを言っています。 そうなれば、ディナイも幼児の命も危ないことを感じているゼミルは、必死に動きます。 ●領事館のディナイの部屋を捜査するゼミル。 ゼミルが振ったスノーグローブには、幼児の写真が入ってました。オリジナルが作れるんですね。 パウルが、「幼児が泣くので、何かおもちゃを持ってきて。」と頼んだら、ゼミルは犬のぬいぐるみをつかみました。これが後々事件解決につながります。 皇太子ラマールは、ゼミルに「兄は、国を解体するつもりだった。」と。これで国を存続させたい犯人の動機が分かりますね。 ところで、国王は記者発表をブルヤンには事前に言っていないはず。それをブルヤンに密告した者がいます。つまりブルヤンの手先がいる・・・。 (中略) ●パウルは、幼児と犬を連れて、父と共に隠れますが、ブルヤンに見つかって、アイフェルの山中に逃れます。ゼミルに連絡し「叔父マルチンの自動車修理工場にいる。迎えに来てくれ。」と言ったところで、電池切れ。 ●クライマックスの格闘は、やり過ぎではと笑っちゃいますが、過去には第42話で忍者が登場したこともあったので、ここは劇画的に楽しむことにしましょう。 ところでクライマックスで、パウルの父クラウスがシンドバットを読んでいます。今話のモチーフらしい。 聞き取れないところも多く残ります。国王は王政を廃止し、共和制に移行したかったのかもしれません。聞き間違いもあると思います。趣味のドイツ語なのでご勘弁ください。 2.ロケ地探訪 Althoff Grandhotel Schloss Bensberg アルトホフ・グランドホテル・シュロス・ベンスベルク Kadettenstraße, 51429 Bergisch Gladbach 冒頭、王がテロに遭う場所は、ケルンから東へ20kmにある五つ星ホテル。私には縁が無い高級ホテルですが、次回のロケ地探訪で外観だけでも撮影に行きたい。注1 |
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フローラ | |||||||||||||||||
写真304-1 北東面 | 写真304-2 園内の案内板 | ||||||||||||||||
確かに丸い切妻は特徴的で、中近東のイメージにあう建物デザイン。小国なのに立派な領事館ですね。きっと石油等地下資源で潤っているのかな(笑い)。実際に切妻内部の部屋でロケが行われているもよう。 右上:園内の案内板。この案内板は右が北です。赤枠が今回のロケ地。右下「289」の青文字が第289話のロケ地。 右横:今回のロケ地にはレストラン「Dank Augusta(※、独語)」があります。5月から9月はテラス席もあるようで、2017年春は立て看板を撮っただけなので、間違いなく次回の訪問地!注2 |
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Evangelisches Krankenhaus Kalk カルク新教病院 Buchforststraße 2, 51103 Köln ディナイが入院している病院のロケ場所は、ケルンの中心部から東へ約4km。注3 |
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写真304-4 2016年春撮影 | |||||||||||||||||
だったらケルン・トライアングル(ロケ地探訪第三弾その2>32-1 ケルン・トライアングル)の展望台から見えるはずと思って、探し出したのがこの写真。赤枠がロケ地の病院。 番組で、病室の窓から侵入するゼミルの右側にSt. Joseph Kircheヨゼフ教会が映っていました。写真を拡大すると赤枠に教会も写っています。なお掲載写真はアップロードにあたり画質を落としているため、拡大しても荒くなるだけです。ご了承ください。 参考にケルン・アーケードの給水塔(ロケ地探訪第五弾その1>51-1 ケルン・アーケード)を青枠で表示しました。右端はランクセス・アリーナ(ロケ地探訪第五弾その1>51-2 ランクセス・アリーナ)です。 2017.10.29掲載、11.5最終更新 |
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注1:2018年春、アルトホフ・グランドホテル・シュロス・ベンスベルクへ行きました。丘の上に建つ五つ星ホテルで、前庭からはケルン大聖堂が真正面に見えます。ロケ地探訪第八弾その1>81-3
アルトホフ・グランドホテル・シュロス・ベンスベルク。 注2:同じくフローラへ行き、テラス席で昼食を取りました。ロケ地探訪第八弾その2>82-16 フローラ。 注3:同じくカルク新教病院へ行きました。ロケ地探訪第八弾その2>82-6 カルク新教病院。2018.6.17追記、7.1最終更新。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介