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第23シーズン 第317話 日本未公開
Kein Entkommen(直訳:逃げ道無し)
ゼミルの友人に隠された過去とは。ゼミルが人質になりベルギーへ。
Episodebeschreibung シナリオ
ゼミルは、イタリアの友人で、レストランのオーナー、ルイージ・ジャコメリと家族を守るため、危険なマフィア、カーロ・トラモンティの逃走を助ける。ゼミルは、カラブリア(注1)のンドランゲタ(注2)のゴッドファーザーを国境を越えてベルギーの海岸へ送り届ける。友人を助けるための、神経を消耗するロード・トリップは、決死の任務だ。そしてゼミルは同僚の助けを必要としている。
注1:イタリア半島南端の西側地方
注2:カラブリアを拠点にしているイタリア4大マフィアの一つ
(www.rtl.deを参考にしました)2018.5.21掲載
Darsteller 出演
ゲスト出演のみ紹介●Ciro de Chiara(マフィア、カーロ・トラモンティ)、Marco di Sapia(マフィア、サルヴァトーレ・ガンツェッタ )、Claudio Ciaolo(ゼミルの友人ルイージ・ジャコメリ)、Clelia Sarto(ルイージの妻マルタ・ジャコメリ)、Luca Vaziri(息子エンツォ・ジャコメリ)
Eindruck 印象
インターネットでドイツ語版を見た印象
ベルリンで番組を見る
写真317-1 2018年4月26日撮影
今話の初回TV放送日である2018年4月26日はドイツの首都ベルリンに投宿。客室のTVで今話を見ました。左は証拠写真。右側TV画面は放送中の今話。左側は持参したノートパソコンに前話の第316話をTVnowストリーミング配信を写し出しました。夕食後のほろ酔い気分、ドイツ到着の翌日で時差ボケも重なって聞き取りに集中できず、後半は居眠り。結局両話ともじっくり見たのは帰国後。
イタリアモード
今話はゲスト出演者も車も音楽もイタリア・モード。隊長まで白いブラウスとワインレッドのスカートで少女みたい。一瞬「ローマの休日(1953、米)」のオードリー・ヘップバーンを思い出しました。ネット検索したら、オードリーは水色のスカートだったので、誰か他の女優のイメージかな。最後は赤いアルファロメオ・スパイダーまで登場。
シナリオの補足とロケ地
聞き取りは、Kapitel1の8分頃から15分頃がキモですが、そもそも標準独語すら充分に聞き取れないのに、イタリアなまりがはいると、ますます聞き取れません。かなり憶測も含むので、間違っていたらゴメンナサイ。
●Casa di Biase Brasseria イタリアン・レストラン Eifelpl. 4, 50677 Köln 注3
冒頭、ルイージの店。ゼミルが「パウルを空港へ送って行った。」と。パウルは休暇みたい。
ロケ場所は、ケルン市街地の南西にあるイタリアン・レストラン。この付近は行ったことが無いので、次回は是非。
●冒頭のカーアクションが終わると、ゼミルのスマホが鳴り、秘書のスザンネが「車は、フレッヒェンのパーキングエリアで盗まれた。監視カメラの映像が手に入った。」と。
●Kapitel1の8分半、隊舎でゼミルとフィンが監視カメラの映像をチェック。「科学捜査官ハルトムートに顔を拡大してもらおう。」「誰かが拳銃を撃った。」 二人は現場へ。
●Autohof Frechen フレッヒェン・ガソリンスタンド
二人が向かった先は、トラックターミナルのような広い駐車場に、送電線が通っています。
写真317-2 2017年春撮影 写真317-3 2017年春撮影
TV画面では、フレッヒェン・ガソリンスタンドの向かいにある寝具店「SWISS SENSE」の黒い外壁(左写真)が映っていました。そしてゼミルらは右写真のガソリンスタンドの裏側へ向かって行き、同僚の遺体を発見します。ロケ地探訪第七弾その1>71-5 フレッヒェン・ガソリンスタンド参照
●ゼミルはルイージの店へ。ルイージは「面識が無い男らから、金を要求された。」と。それに対しゼミルは「ショバ代を要求するような奴が、警官を殺すはずがない。」 そこへ男らが現れます。
●隊舎で。ハルトムートとスザンネによれば、カーロ・トラモンティは、2日前、護送中に逃走。サルヴァトーレ・ガンツェッタが手引きしたらしい。
隊長:彼は何しにドイツへ? 地下組織でもあるのかしら。
スザンネ:イタリアの同僚によれば、それは無いそうよ。記録では、刑務所で独語を学んでいたとあったわ。
●ルイージの店。トラモンティがゼミルを前に話します。俺にはジューゼッペという兄がいた。唯一の親族だった。兄夫婦は、爆発で死んだと思ってた。死体は出なかった。裏切りやがった。
(ゼミルに向かって) 国境は固く閉じられている。警察の車で俺を連れ出せ。
●車中で。ゼミルは「勤務先に連絡しないと不審がられる。」と言って、スザンネに連絡し「B231」と言います。
●スザンネからその番号の報告を受けたクリューガー隊長:「それは人質の暗号よ。」
●P+R Hürth-Kalscheuren カルショイレン・パークアンドライド駐車場 Hans-Böckler-Str.194 注1
写真317-4 TV画面 (C)RTL
その後、ゼミルとトラモンティは、運転手も含めて車を奪います(左画像)。
ロケ場所は、カルショイレン駅そばの駐車場。ここはこの番組の製作会社アクション・コンセプト社からわずか550mの所。多数の線路と駅舎のような建物が決め手。
その前後の会話からすると、ガンツェッタがベルギーの浜に船を手配しているらしく、トラモンティはゼミルに、そこへ連れて行けということらしい。
●Reifencenter Hürth wheelando ホイーランド・タイヤセンター Rodenkirchener Str 31, 50354 Hürth 注2
Kapitel3の3分45秒頃 トラモンティがガンツェッタへ電話したものの、出たのはルイージ。ルイージは「ガンツェッタを射殺した。船長の名前は知っている。」と答えます。
トラモンティの背後には高層住宅。ロケ地探訪第七弾その1>71-6 ケルンベルクの高層住宅にほぼ同じ構図の写真があります。車を停めた場所は、番組ではベルギーという設定でしたが、ここもアクション・コンセプト社からわずか1kmの所にあるタイヤショップの前。
●ユーペンEupenの自動車修理工場
その後、ゼミルとトラモンティは自動車修理工場で、赤いアルファロメオ・スパイダーを借ります。工場のオヤジが、隊長に電話で「ユーペンの自動車修理工場だ。」と言ったように聞こえました。
ユーペン(独語読みオイペン)は、ドイツ国境からベルギーに入って15kmほどの所。このあたりの公用語は独語。実際のロケ地がどこだか分かりませんが、昨年同地を訪れた時の記録から。
写真317-5 2017年春撮影 写真317-6 2017年春撮影 DR画像
左:ドイツとベルギーの国境を表す標識。これは独語表示ですが、番組ではオランダ語表示でした。国境と言いつつ、全くフリーパスなので、日本の県境の標識程度の意味しかないですね。
右:ユーペンを走ったときのドライブレコーダー(DR)の画像。独語看板やドイツ・ナンバーの車も多く走っていて、隣国に行った感じは薄かった。せっかくならと、自動車修理工場らしき所をキャプチャーしてみました。
シナリオの補足よりロケ地が中心で、自己満足な文章になってしまいゴメンナサイ。
ところでトラモンティはどうやって兄の潜伏先が分かったのか。10回ほど繰り返し見ましたが、私の語学力ではよく分かりません。いずれにせよ、どこへ逃げようとマフィアは地獄の果てまで追うぞ、との凄みを感じます。
ゲスト出演

●ゼミルの友人ルイージ・ジャコメリ役Claudio Ciaolo
1966年イタリア生まれ、1996年にドイツへ。ベルリン在住。番組ではイタリアなまりが強い独語でしたが、経歴からすると、もっと滑らかな独語が話せるはず。
●ルイージの妻マルタ・ジャコメリ役Clelia Sarto
1973年ドイツ・オルデンブルク生まれ。イタリア系ドイツ人だから、母国語は独語。
●息子エンツォ・ジャコメリ役Luca Vaziri
新人らしく16才との情報しかありませんでした。番組では母国語としての独語をスラスラと話してました。
●マフィアのカーロ・トラモンティ役Ciro de Chiara
イタリア人の父とドイツ人の母を持つ、1967年ケルン生まれだから、母国語は独語。番組では、イタリアなまりの上手なドイツ語を話してました。後半ではかなり流暢なドイツ語でした。
番組では、「Bruder 兄弟」としか話されていないようなので、兄、弟が分かりません。それで生年月日からルイージを兄、カーロ・トラモンティを弟と表現しました。
●マフィアのサルヴァトーレ・ガンツェッタ役Marco di Sapia
ドイツとイタリアの二重国籍で、母国語も独語と伊語ですが、番組では彼も見事なイタリアなまりの独語でした。
その昔、語学学校の寮のルームメイトがイタリア人でした。当時さんざん聞いたイタリアなまりの独語を思い出して懐かしかった。
●自動車修理工場のオヤジ役シュテファン・ランパディウスStefan Lampadius
1976年ドイツ・ニーダーザクセン州アウリッヒ生まれ。母国語は独語のハズですが、番組ではベルギーという設定だからか、話す独語は少したどたどしさがありました。でも聞き取りはしやすかった。
2018.5.26掲載、2019.9.1最終更新。
Besuch am Drehort ロケ地探訪(実地編)
2019年春、ロケ地を巡りました。ロケ地探訪第九弾その1>
注1:91-8 P+R Hürth-Kalscheuren カルショイレン・パークアンドライド駐車場
注2:91-9 Reifencenter Hürth wheelando ホイーランド・タイヤセンター 
ロケ地探訪第九弾その2>
注3:92-1 Casa di Biase Brasseria カサ・ディ・ビアセ・ブラッセリー 2019.9.1追記、10.12最終更新。
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介