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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第23シーズン 第328話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Schutzengel(直訳:守護天使) | |||||||||||||||||
神父はただ者ではなかった。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ゼミルとパウルは、血まみれの男を追う。死にゆく男は、二人に確保される前、神父へ告白する。コブラ11から尋ねられた神父は、犯人を見ていないと言う。そしてもし神父がもっと知っていたとしても、「告解の秘密厳守の義務」により黙秘するだろう。 そして、パウルとゼミルは、亡くなった男の妻と娘が人質として監禁されていることを知った。 (www.rtl.deを参考にしました)2018.12.2掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●マーク・ホーゼマン(神父ヨハネス・レーマン)、イェフゲニ・ジトヒェン(フレデリック・ロルカ)、エフゲニ・フェレニン(ミシャ)、ホルガー・デルマン(運送会社管理者コンスタンティン・マイヤー) ベルンハルト・コンラート(冒頭で亡くなった男ペーター・チュカイ)、イェニファー・フランク(妻ヴェロニカ・チュカイ)、デリアン・ベヴェアー(息子アントン・チュカイ) |
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Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
正統派アウトバーンコップ 聞き取りのレベルは高め。理解するために何度も見ることになりますが、アクション、謎解き、ロケ地探訪が楽しく、見応えがあるこの番組だからこそ、繰り返し見ても飽きない完成度の高さを感じます。コブラの日常で少しリラックスさせてくれたらなとも思いますが、タダで見せてもらいながら、過大な希望かな。 フィンは久しぶりの登場なのに、よいところが無かったですね。 シナリオの補足 今話は私にとって最高の語学番組です。思いを文章に残したいものの、大筋理解できた時点で無料放送が終わったので覚えている限り。 ●血まみれの男チュカイが、神父に「盗んだ。家族をよろしく。」と言って、宅配ボックスの暗証番号を渡して亡くなります。 ●神父は黙秘するので、コブラ11は亡くなった男の自宅へ。応対した妻は「ご主人は死んだ。」と告げられても、「子供が病気だ。」と言ってコブラ11を追い払います。あまりの不自然さに、コブラ11が庭へまわると、異様な情景。 それにしても立派な一軒家。亡くなったチュカイは、まだ若かったけど稼ぎがいいのかな。 もぬけの殻となった一軒家で、コブラ11は勤め先の書類を見つけ、運送会社World Expressへ。 ●運送会社の管理者マイヤーによれば、亡くなったチュカイが荷物の追跡システムを管理していたらしい。 これからは私の憶測も含みます。間違っていたらゴメンナサイ。 亡くなったチュカイは立場を利用して、モスクワからマドリッドへ運ばれていた7,800,000ユーロの保険が掛けられたIkone(聖画像)を盗み、神父に託そうとした。 後でゼミルが「チュカイのボスがDer rote Engelだ。」と言っています。それを分かって、冒頭の神父とチュカイのやり取りを聞くと、シナリオの絶妙さを感じます。 ロケ地探訪
今話ではRasthof Nievenheimニーヴェンハイム休憩所にある教会という設定。Kapitel1の2分半頃、休憩所の500m手前にある標識が一瞬映ります。右写真は昨年通ったときドラブレコーダーに映っていた5km手前の標識。教会のシンボルマークがアウトバーン教会を表すらしい。この休憩所に実際にある教会は小さくて絵にならないので、次で紹介する聖ヴィリブロートでロケを行ったようです。 St. Willibrord 聖ヴィリブロート |
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写真328-2 2015年撮影 | 写真328-3 2015年撮影 | ||||||||||||||||
左:教会のロケ地は、アイフェル地方の小さな集落にある聖ヴィリブロート(ロケ地探訪第五弾その2>52-7 聖ヴィリブロート参照)。 右:番組では、入口にあるこの案内板も映りましたが、教会名は「St.Hieronymus聖ヒエロニムス」に書き換えられていました。 この教会は、告解部屋(懺悔室)や磔刑の十字架もあり、典型的なカトリック教会。シナリオの原文にはPfarrerとあるし、ゼミルも「Pfarrer」と呼びかけていて、カトリック教会に牧師?と思い辞書を引くとPfarrerには「新教の牧師」と、「カトリックの(小教区)の主任司祭」という意味があり、「神父」は司祭に対して呼びかける際の敬称とあります。この案内版にもPfarrkirche小教区教会とあり、ナルホド、そういう関係だったのかと勉強になりました。 |
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写真328-4 2015年撮影 | 写真328-5 2015年撮影 | ||||||||||||||||
Kapitel1の9分半過ぎ、ゼミルが「綺麗な教会ですね。」と神父に言います。神父ヨハネス・レーマンは、荒廃していた教会を、自費でリフォームしたらしい。 | |||||||||||||||||
写真328-6 TV画面(C)RTL | 写真328-7 2015年撮影 | ||||||||||||||||
左:高速道路そばの教会という設定だったので、画面には高速道路高架橋が映っていました。 右:しかし実際には、教会のそばに高速道路は通っていません。3年前訪れた際、番組と同じ構図でたまたま撮影していました。 教会名も場所も架空なので、訪れたことがある場所でなければ、今話の画面情報だけでは、この教会にたどり着けなかっただろうと思います。 ●Kapitel3の10分半、トレーラーターミナルは、An der Hasenkaule16,50354 Hürth。アクションコンセプト社からわずか250m。遠方に映っていたケルンベルクの高層住宅と、影の出方が早朝だと判断し、同高層住宅の西側の航空写真を集中的にチェックして探しました。 ●クライマックスのアジトは、第316話で紹介したSchloss Calmuth カルムス城。 2018.12.7掲載、12.10最終更新。 |
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左写真、番組冒頭のロケ地を、2023年春訪れました。ロケ地探訪第十弾その1>101-6 高速57号線エーレンフェルト・インター どうしてここでロケを、と思える場所です。2023.7.8追記 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介