高速警察隊の隊員達は、今だショックから立ち直れない。隊員の一人が襲撃によって亡くなったのだ。ゼミルとアレックスは殺人犯マルクス・ホーファーの逮捕に全力であたる。しかし二人が最初の手掛かりをつかむと、新任の上席検事ザンダーから横槍が入る。二人は、この事件の捜査を客観的にすすめるべきところ、感情的になってしまった。そんな悪条件の中でも二人は結果を出す。極秘に捜査を進めた結果、ホーファーを逮捕することができた。しかし、彼は刑務所から解放しろと要求を出す。さもなくば多くの命が失われると。ホーファーは、国際手配中のテロリストがまもなく事件を起こす計画を知っている、と主張する。コブラ11はこの主張を受け入れるべきか良心の呵責に悩む。二人は悪魔との契約に巻き込まれるのか。コブラ11はホーファーと共に、満員のアイスホッケー・スタジアムへの襲撃を、残されたわずかの時間で阻止すべく向かう。しかしコブラ11は真実を知る。完全にホーファーの手の上で踊らされていたのだ。そして今やホーファーは自由を手にして残酷な復讐を仕掛けるつもりなのか。（www.rtl.deを参考にしました）2015.3.1掲載。