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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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アラーム・フォー・コブラ11/アウトバーン・コップ 邦版第10話 Bチーム | |||||||||||||||||
第22シーズン 第299話 Das B-Team(直訳:Bチーム) | |||||||||||||||||
ジェニーをリーダーとするBチームが、誘拐されたゼミルとパウルの救出に挑む。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
今回は、正真正銘のスリル満点だ。ゼミルとパウルの平凡な通常勤務は、劇的な誘拐で突然終わる。コブラ11が人質になったのだ。クリューガー隊長は休暇なので、ジェニーが高速警察隊の指揮を引き継がざるをえない。 事態は、チームに大きな難題として降りかかる。そして、二人のヒーローを探す必死の捜査がスタート。ゼミルとパウルの生死に関わる事態に、ジェニーは押しつぶされそうだ。ジェニーとパウルが最近接近しているという事実は、事件を複雑にする。 最初の救出作戦は失敗。事態を嗅ぎつけたシュランクマン検事が、即座にジェニーを休暇にし、自ら陣頭指揮をとる。ゼミルとパウルを救出する希望は、遠のいたようにみえる。 しかし、ジェニーをリーダーとするBチームがオフサイドに甘んじるはずがない。パウルとゼミルを助け出すために全力を尽くす…。 (www.rtl.deを参考にしました)2017.6.4掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ホルガー・ハントケ(ドリアン・クレフ)、ビルテ・グラング(リカ・ツェラー)、ジェリー・クワーテング(ニコラウス・ザーティゾン) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
1.インターネットでドイツ語版を見た印象 2017.6.10 | |||||||||||||||||
脇役中心のストーリー 前話で自分の語学力のなさに打ちのめされ意気消沈しただけに、今話は分かりやすく私の語学力に合っていて嬉しかった。 シナリオは職人芸で素晴らしい。コブラ11を雲隠れさせて視聴者を画面に釘付けにしつつ、ジェニーが指揮するちょっと頼りないBチームに対し、視聴者も不安が募ります。でも年長の秘書スザンネのアドバイスがチームをまとめ、普段は外に出ない秘書スザンネや科学捜査官ハルトムートまで出動させて、ジェニーとフィンの若手チームをサポートし、難局を乗り切ります。 この番組のタイトルは「Alarm für Cobra 11(直訳:コブラ11へ緊急指令)」だから、コブラ11のコンビが全面に出るのも当然だけど、汗臭い男達のドラマが続くと飽きちゃうので(笑い)、2003年~05年に主役の二人だけをスザンナとフランクに交代したスピンオフ版(番組ガイド>第二チーム参照)ほど徹底しなくてよいので、今話のような脇役中心のストーリーも時々流して欲しいな。 シナリオの補足~情報は敵に漏れている ●冒頭ポルシェのパトカーから降りたジェニーが、パウルに電話します。よく聞き取れないけど、朝からパウルがメールか電話したらしく、それがジェニーにはうざいらしい。 一方ゼミルは、警官になるための職業訓練の件で、娘ダナと朝から喧嘩したらしい。コブラ11がそんな日常のたわいもない会話をしていると、誘拐を目撃。激しいカーチェイスと銃撃開始。 ●フィンのあまりに荒っぽい運転に、ジェニーがポルシェのパトカーのハンドルを握って走っていると、事件発生で、スザンネが二人に「コブラ20」と呼びかけます。ジェニーは第271話で「コブラ7」のタグがついたBMW1シリーズに乗るので、「ポルシェ+フィン」の組み合わせで「コブラ20」かな。 ●隊舎で、意気消沈したダナをジェニーが慰めます。ダナが「(パウルを)本当は好きなんでしょう。」と尋ねると、ジェニーは「そうよ。」 ●そこへ科学捜査官ハルトムートから連絡が入り、誘拐に使われた車の持ち主が分かり、ジェニーとフィンは、ザンドン運送会社へ。受付には、なんと冒頭で誘拐されていた女性がいた。 ●翌朝、悪玉が実行犯ザーティゾンに「警察の協力者によれば、警察は誘拐犯の車を探している・・・」 ●これでつじつまがあいました。冒頭、犯人は、コブラ11の位置情報を知っていて、コブラ11をおびき寄せるために誘拐事件を演出した。次なる謎は、コブラ11がなぜ誘拐されたか。 ●フィンがゲットしたナビの情報を頼りに、ジェニーとフィンは犯人のアジトに乗り込む。ジェニーはコブラ11を救出できず。一方フィンは実行犯ザーティゾンを確保。 ●隊舎に戻ったジェニーとフィン。ジェニーは隊長抜きで四苦八苦しているところに、フィンから「俺が、ナビを見つけて、実行犯を捕まえたので、悔しいか。」と言われ、フィンを平手打ち。 ●コブラ11を救出できなかったのは自分の責任と、意気消沈したジェニーを、スザンネが自分の経験を語りながら、「あなたは素晴らしい警官よ。Bチームが支えるわ。頑張りましょう。」 ●スザンネ:犯人らは過去に警官を射殺した。その目撃者(証人)であるクリューガー隊長を消したい。 ダナ:でもパパとパウルとどう関係があるの。 ジェニー:恐らくクリューガー隊長がどこにいるか聞きだそうとしたのでは。 ここまで半分。聞き取りに自信がありません。間違っていたらゴメンナイ。 ロケ地探訪~管理人の独り言 今回は、どこだとはっきり分かるロケ地はありませんでした。今回の夜景はいつもと構図が違ったので取り上げます。全く管理人の独り言です。読み飛ばしてください。 |
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写真299-1 TV画面より | |||||||||||||||||
画像はジェニーとフィンのコンビが運送会社へ捜査へ向かう前に一瞬写ります。恐らく、ライン川沿いにあるクレーン・ハウス(ロケ地探訪第三弾その2>32-13 クレーンハウスとゼヴェリン橋)付近。南から北へ向かっての空撮。直ぐ右はライン川です。 | |||||||||||||||||
写真229-2 ミュージカルドーム 2016年撮影 | 写真229-3 ホルツマルクト 2013年撮影 | ||||||||||||||||
遠方にはケルンの代表的なランドマーク、左からテレビ塔、ケルンタワー、大聖堂、ミュージカルドーム(左写真)が並んでいます。手前の通りはホルツマルクトHolzmarkt(右写真、北から南に向かって撮影。左はライン川。その右にあるチョコレート博物館は街路樹に隠れています)。 赤丸のガソリンスタンドは、2011年にドイツで初めてレンタカーを借りたときに、返却前に給油したスタンドなので、よく覚えています。 右の黄色丸は、チョコレート博物館のエントランスにある鉄橋(ロケ地探訪2>2-4 チョコレート博物館)。よく知る場所なので懐かしい。 |
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2.ネット配信で日本語字幕版を見た印象 2021.2.17 | |||||||||||||||||
●聞き取りテスト結果は50点 GYAO!(※)で見ました。第289話の採点表で50点としました。 ・分かりやすい回ですが、やっぱりレギュラーメンバーの日常会話は難しい。冒頭、ジェニーとパウルがスマホで会話するシーンを上に書き出していますが、正しく聞き取れていません[-10点] ・2分59秒スザンネが「コブラ23 こちら本部(日本語版字幕)」とジェニーらに呼びかけます。何度か聞き直しましたが、早すぎ。「30」と聞こえなくもないものの、少なくとも「23」ではないので[+5点]。 ・15分9秒悪玉が実行犯ザーティゾンに話しかけ「警察は お前とワゴン車を捜してるそうだ(日本語版字幕)」と出ます。その前の「警察の協力者によれば」は、字数の制限からか表示されませんが、大事なところが聞き取れたので[+5点]。 以上、50点-10点+5点×2=50点としました。 ●独語→英語版→日本語版 恐らく日本語版は、独語から直接ではなく、英語版を下敷きに作成されているようです。これまでも英語版からだろうと思えるシーンはいくつかありましたが、今話で確証を得ました。 ・14分45秒字幕「機動隊に連絡する」に、SWATとルビが振られています。原語ではSEK(Spezialeinsatzkommando 特別機動部隊)。覚えている限り日本語版で米警察の特殊部隊(に相当する組織として)SWATと表現されたのは初めてかな。 ・16分09秒 フィンの独り言として「あなたを守るのは誰?」と字幕。恐らく英語版では「You」だったと思われます。ドイツ語では敬称「Sie あなた」と親称「Du 君」があり、原語では親称で話されているので「あんたを守るのは誰だ!」くらいかな。 隊長を除いて高速警察隊のメンバーは親称で話しているので、くだけた表現で訳すべきだと思いますが、どう訳すか、日本語版作成スタッフの苦労があったことでしょう。 ・23分29秒 スザンネがジェニーへ「”バックアップ組”だけど」の字幕のルビに「Bチーム」。聞き取れる範囲で原語ではBチームの意味までは話されていないので、英語版の意訳かな。あまりにBチームの意味としてピッタリだったのでうなりました。 今話は、日本語字幕でも楽しませていただきました。 ●アクション満載 ・中盤、珍しくジェニーの激しいボディアクション。コブラ11のようには、残念ながら車に飛び乗れませんでしたね。 ・クライマックスのカーアクションは、これでもかというくらい長丁場。逆走もあって見ごたえがあり、延長1kmしかない撮影用高速道路なのに、すごい迫力。 フィンが「全速力です。」と言っています。スカスカだったら時速200km程度は出せるけど、交通量が多いので、時速150~180km程度か。追手の女は、ルーフを開けて銃を構えます。 台風の風速25m/sで何かにつかまっていないと立っていられないそうで、換算すると時速90km。つまり実際の撮影は時速90km以下だと想像しますが、それを感じさせないスピード感あふれるシーンでした。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介