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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第22シーズン 第311話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Blut und Wasser(直訳:血と水) | |||||||||||||||||
米国から一時帰国したジェニーがパウルと共に、同僚の殺人事件の背後に隠された謎に迫る。ゼミルは休み。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
特別機動部隊のマークス・マイヤーが、合同捜査を終えた帰宅路、高速道路でぶつけられ、殺害される事件が起きた。パウルはアメリカ帰りのジェニーと共に捜査に着手、マルクスの弟キアンとトムに知り合う。三兄弟は、富裕な養父母の元で一緒に育った。 間もなくパウルとジェニーは、マイヤー家族には見ての通り問題がなく、そして「血は水よりも濃い」ということわざには、時々死の臭いを持つことがあると思い知る。 (www.rtl.deを参考にしました)2017.12.29掲載 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●マルティン・ベルグマン(マークス・マイヤー)、ヨアヒム・ラーフ(父ノーベルト・マイヤー)、コンスタンティン・フォン・ヤシェロフ(弟トム・マイヤー)、アラシュ・マランディ(弟キアン・マイヤー)、ミヒャエル・ロール(トム・マイヤーの実父エモ・ヴァイス) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
せっかくジェニーが隊へ戻ったのに、パウルは命の恩人の同僚を亡くして、喜べないですね。 聞き取りのレベルは、私の能力を超え、もてあまし気味。間違っていたらゴメンナサイ。 1.シナリオの補足 ●冒頭のアクションシーン。マークスはパウルに4桁の数字「4885」をメールしようとしたが、スマホが壊れて送れなかった。それをハルトムートが解析して判明したのは、Kapitel3の1分過ぎ。 ●パウルは父ノーベルト・マイヤーの住まいを訪ね、マークスが亡くなったことを報告。そして「直前の合同捜査でマークスに助けられた。彼は命の恩人だ。」と告げる。 ●パウルが隊舎に戻ったら、ジェニーが残務処理に来ていた。ゼミルが休みなので、二人で捜査する事に。 ●そこへ父マイヤーが訪れ、家族のことをパウルに話します。マークスは警官に、トムは弁護士になったが、キアンは仕事が合わず失業中。そして、当時を振り返ります。三人を養子に迎えた後、妻は早くにガンで亡くなった。マークスが助けてくれなければ、男手一つでの子育てはできなかった、と。 ●パウルとジェニーは、マークスの住まいを訪ねると先客がいた。捕まえるとキアンだった。 キアンは、「誰かが先に侵入していた。」と説明するも、パウルとジェニーは素行の悪さを父やスザンネから聞いているのでキアンの言葉を信じません。「自分の悪行の証拠隠滅を計って、侵入したのでは。」と問い詰めると、キアンは「マークスは、誰かに賄賂を要求していたのでは、と父が心配していたからだ。誰かは分からない。」と。 ●Kapitel 2の50秒頃、スザンネからパウルとジェニーが乗る車に「本部からコブラ11へ」と呼び出しがあります。この二人が乗っても「コブラ11」なんだ。 スザンネから「マイヤー家族は裕福。」と報告を受け、パウルらは「賄賂は不自然だ。」と判断。 ●キアンがトムの事務所を訪れて、マークスの住まいで見つけた通話記録を再生。マークスが、明日にも通話相手を告発するという内容。 キアンは「(通話の相手はトム・マイヤーの実父)エモ・ヴァイスでは。」と言いますが、トムは否定します。 ここでほぼ半分。 2.ゲスト出演 ●弟トム・マイヤー役で、少年と成人、弟キアン・マイヤーでも少年と成人が出演します。面影を感じる人選ですね。成人の二人は若い俳優さんなのに、表情豊かだし、ちょっとした仕草まで演技力が素晴らしい。見る毎に聞き取れる単語も増えて、この二人に感情移入してしまいました。 ●トムは、実父の海運会社の経営が思わしくなく、顧問弁護士として違法な取引を指南したものの、警察のガサ入れに遭遇。警察の指揮を執ったのが兄弟マークスだった・・・。 実父はトムに、「たまたまなった兄弟だろう。俺が家族だ。」と。そして過去の映像から、トムは三兄弟の中で冷遇されていたようで、今の家族と実父との間で揺れ動きます。 そもそもどうして養子に出されたかは、話されていないようです。 ●Kapitel 3の5分頃、キアンはベッドの上で、トムの懺悔を聞いていないふりをして、しっかり聞いています。そして立ち去るトムに「誇りに思うよ。」と声をかけます。兄を亡くしても、こんな言葉をかける兄弟の信頼関係が厚い。 ロケ地探訪 ●マイヤーの住まいは、さすが成功した実業家らしく、立派ですね。室内のシーンは生活感が無いので、恐らく小さなホテルでも借りて撮影しているのではと思います。 ●CTS Container Terminal GmbH Niehler Hafen ニーラー・ハーフェンのコンテナ・ターミナル エモ・ヴァイスの海運会社は、ケルンの北にあるニーラー・ハーフェンにあります。実は第289話で登場したコンテナ・ターミナルを探すため、ケルン周辺の航空写真をしらみつぶしに見ていたので、今回は一発でした。 今回のドイツ語(ドイツ語学習者向け記事) 今回はキーワードが聞き取れないとお手上げ。これ以外にも、音からスペルが復元できず、聞き取れない単語が多く残り、悔しい。学習意欲をかき立ててくれる番組だと、改めて感じます。 Adoptivvater 養父/Leibliche Vater 実父 bestechen 買収する Schmiergeld 賄賂 なお、Markus Meyerは本来「マルクス」と表現すべきですが、番組での発話に近い「マークス」と表記しました。 文章だけの長い記事を最後までお読み頂きありがとうございました。2018年も一緒にコブラ11を楽しみましょう。2017.12.31掲載 |
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2021.5.15 TVnow.de(※、独語)で見た印象 | |||||||||||||||||
2021年5月15日TVnow.de(※、独語)で無料見られた第21シーズンTVmovie(Staffel21 Folge3)、第310話(Staffel23 Folge5)、第311話(Staffel23 Folge6)を、三本立てで見ました。 TVムービーは、私の語学力だと1時間半聞き取りを続けるエネルギーが無く、日本語版が欲しい。 第310話は、ロケ地巡りが楽しいものの、ゼミルと娘ダナとの言い争い、クライマックスのほろ苦さが、いまいち気になり、繰り返し見る気力が削がれます。 その点第311話は、アクション、先が読めないシナリオなど、純粋に楽しみながら独語に触れられて、ゼミル・ファンには物足りないでしょうが、私の好みの1本。 この番組のゲストは、主人公を盛り上げる「影なゲスト」の場合と、ゲストが主役の「日向のゲスト」の2パターンがありますが、今回は「日向のゲスト」。Kapitel 3の5分頃、ベッドに横たわるキアンとトムの懺悔シーンは、改めてウルウルになりました。先が読めない上出来なシナリオに加え、それを演じきったゲスト出演者のプロの仕事ぶりが光ります。 実はクライマックスで、パウルとジェニーとのほろ苦い話もありますが、後のシーズンでの展開が分かっているので、「苦さ」は全くなし。 3本いずれもこの番組らしいTV番組を越えた出来ですが、もう一度第311話を見て少し印象を書き足したいと思い、3日後の5月18日TVnowにアクセスしたら無料視聴が終了していました。チャンスがあれば、また見たいな。2021.5.20掲載。 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介