|
アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
第21シーズンテレビムービー 日本未公開 | |||||||||||||||||
Cobra, übernehmen Sie!(直訳:コブラ、指令だ!) | |||||||||||||||||
20周年を迎えた番組は、新たな相棒を迎える。レギュラーメンバー全員による高速警察隊の「ミッション:インポッシブル」 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
ゼミルは、勤続20周年を祝うだけでなく、新しい同僚として若い刑事パウル・レナーを迎える。 しかしお互いを理解する間もなく、コンピューター・ハッカーを殺した二人組とのカーチェイスに陥る。死体のそばでハイテク億万長者ギデオン・リンクのデータが見つかった。 二人は殺し屋を追い、極悪非道な計画を察知した。今まさに二人がチームとして機能することを証明するときだ。 ところが追い打ちをかけるように、ゼミルは自らの命を心配しなければならない。数え切れないほどのクラッシュや爆発の残骸による金属の破片が頭に食い込んでいるのだ。強い衝撃は、脳へのダメージによって死に至る危険がある。もちろんゼミルは直ちに静養をすべきだが、捜査に邁進する。ゼミルの命は風前のともし火だ。(www.rtl.deを参考にしました)2016.4.6掲載。 |
|||||||||||||||||
Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
マルティン・アムクネヒト(この番組ではゲスト出演の常連、ノイエンリード医師)、Jean-Yves Berteloot(Dufourquet)、ジモン・デズエ、トーマス・ハインツェ(ギデオン・リンク)、シャルロット・シュヴァーブ(先代隊長アンナ・エンゲルハート) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
見る前から驚きの数々 1.ゼミル・ネタ いや~まだありましたか。 第14シーズンテレビムービー(邦題:HEAT ヒート TOKYOクライシス)では、猛毒のウィルスで死に損ね。 第15シーズン第195話では、ゼミルに恋心を抱いていたタニヤが7年の眠りから覚め、アンドレアと結婚してしまっていたゼミルとすったもんだがあり。 第16シーズンテレビムービーでは、認知していない娘が現れ。 その都度驚きましたが、まだまだゼミル・ネタがあったようで、脚本家の想像力には脱帽です。 2.タイトル タイトルの「Cobra, übernehmen Sie!」は、「コブラ、指令だ!」くらいの意味だと思いますが、機械翻訳にかけたら、なんと「ミッション:インポッシブルテイク」と出ます。つまり、アメリカ・TVドラマ「Mission:Impossible(1966-1973)」について、日本で「スパイ大作戦」とタイトルが付けられたのと同様に、ドイツでは「Kobra, übernehmen Sie」とタイトルが付けられています。Youtubeで独語版を見ると、冒頭の当局からの指令がテープで流れるシーン。日本語版なら「そこで君の指命だが」に相当するところで、「Kobra, übernehmen Sie」と流れるので、これがタイトルの由来のようです。 タイトルは後のシーズンでは、「Mission:Impossible」を直訳した「Unmöglicher Auftrag」に代わっています。この記事を書くために、Youtubeで何本か独語版を見たら懐かしかった。オープニングのテーマソングおよびマッチで導火線に着火する映像、それに続く指令と、オープンリールの小型録音機が煙に覆われる映像は、この番組を特徴付けるものですね。 ところで今話では「ミッション:インポッシブル」のオマージュでもあるかな。まさか「Mission:Impossible」のテーマソングが流れることはないだろうけど。長々と脱線してゴメンナサイ。 3.先代隊長アンナ・エンゲルハート役シャルロット・シュヴァーブがゲスト出演 この前まで隊長はエンゲルハートだと思っていたら、2008年秋に交代して7年半。いや~、月日が経つのは早いですね。2016.4.6掲載 |
|||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
●シナリオの補足 高速警察隊の群像劇 ドイツ語が聞き取れれば面白ろそう。6割くらいは聞き取れますが、120分聞き取りに集中するのは辛い。日本語版が欲しいな。ここは拙い語学力で解説します。レギュラーメンバー全員に見せ場がある群像劇でした。 ・20年前 冒頭シーンの日付はちょうど20年前の1996年4月7日。ゼミルが高速警察隊にやって来たのは第2話(1996年3月26日放送)。 クラシュしたゼミルは、アンドレアに応援を頼みます。アンドレアの登場は1年半後の第15話(1997年10月14日放送)だから整合しないけど、深読みすると第15話でゼミルとアンドレアは旧知みたいに話すので、第15話以前から知り合いかな。若作りのゼミルともどもファンの受け狙いの確信犯かな。 それはともかくゼミルとパウルは旧知だとの設定で始まります。アレレ、まだゼミル・ネタがあったとは驚き。 ・高速道路でのカーアクション パウルは高速警察隊勤務初日だというのに、早速ゼミルと勤務。 同じ頃本部では、女性陣が「通常勤務よ」と言いながら、TVモニターで、コブラ11の激しいボディアクションを見ています。確かにコブラ11にとって「通常勤務」かな。 ・先代隊長エンゲルハート登場 隊長を引退するとき(第178話、2008年10月16日放送)少々疲れ気味で心配しましたが、健康そうでよかった。実例年だと64才ですが、番組ではデュッセルドルフの警察本部で働き、ゼミルの行動力に付いていける新しい相棒として、パウル・レナーを推薦したらしい。確かにエンゲルハートは長年隊長だったので、ゼミルをよく知っていて、適任者を推薦しましたね。 ・病院で 医師の説明によれば、ゼミルの頭の中の金属は、手術によって除去可能で、全快するらしい。 「手術までは心拍数が120/分を超えないようにしなさい。」と腕時計型のウェアラブル端末をゼミルに渡します。医師は「クラシック音楽でも聴いて静養しなさい。」と言いますが、この120/分が視聴者の緊張感を高めることになります。よくできたシナリオだ。 ・車中で 科学捜査官ハルトムートとパウルが話しています。ハルトムートが秘書スザンネにとても優しくするので、パウルは、スザンネが身ごもっている子の父親をハルトムートと勘違い。 ハルトムートは、「子の父は刑務所にいる(第263話で経緯が分かります)。スザンネは仕事仲間だ。」と答えています。あんなにスザンネに優しくするハルトムートは、初めて見ました。誰だって勘違いしそう。 ・ゼミル宅で夕食 子ども達がパウルに質問します。子ども達の質問はストレート。彼女か彼氏はいるの。同性愛者? パウルの答えは、女性が好きだけど、付き合っている女性はいないとのこと。 どうして警官になったの?との質問に対し、ゼミルは番組冒頭の経緯をまだ話していないようでした。 まだ書きたいネタはありますが、ここで一応終了します。1ヶ月間はネットで見られるので、余裕があれば追加で書きます。 少しは番組理解に役立ったでしょうか。最後までお読み頂きありがとうございました。2016.4.13掲載。 |
|||||||||||||||||
ansehen 見る | |||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
|
Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介