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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第24シーズン 第342話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Auf Bewährung(直訳:保護観察中) | |||||||||||||||||
主役は秘書スザンネと息子。元彼のしわざと思われた事件は、思わぬ方向へ。 | |||||||||||||||||
Episodebeschreibung シナリオ | |||||||||||||||||
高速警察隊秘書スザンネ・ケーニッヒの息子フリードリヒとベビーシッターが何者かに攻撃される。コブラ11が捜査を進めると、スザンネの元彼で、保護観察中のトミー・ゲルンハルトが容疑者として浮かぶ。 そしてスザンネにとって、次々と事件が起こり、重大な決断を迫られる。 (www.rtl.deを参考にしました)2019.10.20掲載 |
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Darsteller(Rolle) 出演者(役名) | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●バーバラ・プラコペンカ(ベビーシッター、ヤナ・ブルバッハ)、ベン・ブラウン(スザンネの元彼トミー・ゲルンハルト)、ダニエル・ロディック(マイク・ケスラー)、アリアン・ヴェーゲナー(スザンネの息子フリードリヒ)、イェルク・ピンチュ(イェンス・レデカー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
インターネットでドイツ語版を見た印象 | |||||||||||||||||
スザンネの元彼トミー・ゲルンハルトとのなれそめは、今話でもこれまでの経緯が話されていますが、もともと第263話(第20シーズン、2015.4.2放送)の内容です。 そして翌年2016.4.7放送の第21シーズンTVムービーで、身ごもっているスザンネのことを、科学捜査官ハルトムートが着任したばかりのパウルに、「子の父は刑務所にいる。」と説明。 前週の第341話は、若者言葉に聞き取りが及ばず苦労しましたが、今話は、教科書的に話してくれるので、私の拙い語学力でも分かりやすい回でした。2回目の視聴で、父が息子を思う気持ちに感情移入してしまうし、スザンネのシングルマザーの大変さが伝わってきて、ウルウルになりました。 妊娠~出産~今話の成長した息子まで、時系列的に少々無理を感じますが、劇画なので、ここは純粋に楽しみます。 シナリオの補足 ●冒頭、隊舎でブリーフィングの後、ゼミルがパウルに遅れて来た理由を問います。 母は妹が運転する車で事故に会い、回復まで時間がかかる。認知症の父は、介護が必要なので、自動車修理工場は売却するらしい。 そこへスザンネも出勤。彼女も遅刻してブリーフィングに間に合わなかった。 (中略) ●冒頭のアクションシーンの後、隊長室で。 今日は、日曜日の休日出勤らしく、隊の雰囲気は殺気立つ。 スザンネ・隊長の話を総合:証拠は無いけれど、と前置きしたうえで、誘拐犯は、3ヶ月前に模範囚として仮放免された(注、今話のドイツ語参照)元彼で、元消防士のトミー・ゲルンハルトでは。 ●それで、コブラ11はトミーの住まいへ。男の一人住まいに、男の子の部屋が用意してあった。 パウルを打ちのめそうとするトミーを、ゼミルが制止。その言葉に手を止めるトミー。 「玄関戸を閉めておけ。」とのパウルの言葉に、トミーは「ゴミを出しに、ちょっと出掛けただけだ。」 >そうか、第263話でゼミルの相棒は、7代目アレックスだから、トミーにとって初対面のパウルは、不審者に見えたらしい。 ●隊舎の聴取室で。コブラ11は、トミーを誘拐犯として疑ってかかるも、トミーは否定。そこへダナが、トミーのノートPCから取り出した母・息子の盗撮した写真を提示。 ●それでも嫌疑不十分で、トミーは解放。スザンネは、コブラ11に、一人で子育てした辛さを吐露。 トミーは幸せな家庭を築きたいが、スザンネはトミーを許せない。 ●帰ろうとするトミーの足元に、ボールが転がってくる。トミーは、息子本人と母を恐竜にたとえて描かれた絵について、息子フリードリヒに問います。「お父さんはどこ。」 息子「死んじゃった。」 ●スザンネのスマホが鳴り、犯人から「事故車にあるスマホを持ってこい。さもなくば、ベビーシッター、ヤナの命はないぞ。」 ●いよいよ事件は核心へ。既に番組中盤なので、ここで終了しますが、一つだけ。Kapitel3の1分半頃、ヤナがスザンネに説明。TV画面はその合間に、コブラ11が昨晩の監視カメラの録画を見て分析するシーン。 違法なポーカーゲームは、現金ではなく、スマホのウォレット決済。ヤナが彼氏のマイク・ケスラーから頼まれて盗んだスマホには250万ユーロ(約3億円)が入っているらしい。マイクには大金を必要とする重大な危機が迫っていた・・・ ロケ地探訪 Feuer- und Rettungswache 5 und Branddirektion 第5消防署及び消防本部
Kapitel2の6分半。スザンネがスマホの受け渡しに競馬場へ向かいます。左のTV画面のロケ場所は競馬場の近く。TV画面中央の道路標識(←Nippes、Longerich→他)と、左の水色枠「Matratzen concord(文字は一部書き換えてありました)」の看板が決め手。Googleストリートビューで見ると、右端の赤枠の建物は消防の分署と消防本部らしい。いずれ実際に訪れて確認してみたい。 つまり元彼トミーは、元消防士だったので、この場所を選んだかな。注1 |
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Kölner Renn-Verein ケルン競馬場 Rennbahnstraße 152, 50737 Köln 第225話他でもロケ地でしたが、まだ訪れていません。競馬には興味が無いけど、一度訪れてみたい。注2 |
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Evangelische freie Gemeinde - Kölner Stadtmission プロテスタント自由教会-ケルン市民のための布教活動
マイク・ケスラーが三菱のピックアップトラックを走らせるシーン。TV画面のバスの後ろに見える看板文字を頼りに探したら、次に紹介するADAC本部から南西へ1.3kmほどにある教会。車が走っている通りはManderscheider Str.マンダーシャイダー通り。 グーグル・ストリートビューで見ると、同じようにバス停にバスが駐まっています。 ロケ地探訪をしていると、同じ場所で数本分をまとめて撮影したり、同じ地区で集中的に撮影したり、が読めます。一方タイアップか何かか、ピンポイントのロケ地も。ここもそのような意図を感じます。プロテスタント自由教会のHP(※、独語)に、「教会税ではなく、任意の会費と寄付で賄われている。」とあり、応援する意図かな。一度訪れてみたい。注3 |
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Sitz des ADAC Nordrhein e.V. ドイツ自動車連盟ノルトライン本部
クライマックス、ビルの谷間のロケ地。TV画面に一瞬映る「Prüfzentrum ADAC(文字はCがOに書き換えてありました)」の看板が決め手。ここはケルン中央駅から南西へ約3kmのSülz地区。 あいにくこの付近を「探訪」したことはありませんが、たまたますぐそばを通った時のドライブレコーダー(DR)の画像がありました。画面右手に「ADAC」の黄色い看板があり、ロケ場所はこの右手に入ったところ。左はWeißhausstr.白い家通り電停。公共交通機関で訪れることができるので、いずれ散策してみたい。注4 |
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今話のドイツ語 guter Führung 態度良好 独和大辞典に「Straferlaß bei guter Führung 態度良好ゆえの刑の免除」という用例があります。 Friedrich フリードリヒ スザンネの息子の名前。番組で連呼されるので、気になって調べてみました。 Wiki(日本語)によれば、「古高ドイツ語の"frid"(平和)と"rîhhi"(権力、君主)に由来し、現代ドイツ語ではfrieden やReich に対応する。」とあります。 息子フリードリヒがおらず、スザンネと元彼トミーの関係だけなら番組のオチにはならないだろうし、まさにfrieden(平和)・Reich(国)の主が息子フリードリヒでしょう。考え過ぎかもしれませんが、脚本家が、役名にこだわることもあるだろうなと思えます。2019.10.23掲載、10.27最終更新。 |
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2023年春ロケ地を訪れました。ロケ地探訪第十弾 注1:その1>101-5 第5消防署及び消防本部 注2:その1>101-4 ケルン競馬場 消防局と競馬場はすぐそば 注3:その2>102-6 プロテスタント自由教会-ケルン市民のための布教活動 注4:その2>102-5 ドイツ自動車連盟ノルトライン本部 2023.7.4、7.23追記 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介