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アウトバーンコップ | ||||||||||||||||
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第6シーズン 第87話 日本未公開 | |||||||||||||||||
Vater und Sohn (直訳:父と息子) | |||||||||||||||||
トムとゼミルの同僚ディーター・ボンラートの反抗的な息子ヨッヘンは、彼女ティナの気を引くため、車を盗んだ。しかしハンドルさばきを誤り、高速道路で激しいクラッシュを引き起こしてしまった。無傷で済んだヨッヘンと彼女は、車にあったCD-ROMを持ち逃げする。車の持ち主はシュミット博士だ。このCDに書き込まれたソフトは、世界中のコンピューターへの入り口だ。コンピューターに侵入できるか否かが分かる。そんな凄い物だとヨッヘンは知るよしもなかった。犯罪者にとってこのCDは、紙幣の印刷機にも等しい。それ故、シュミット博士は是が非でもCDを取り戻さなければならない。ヨッヘンはシュミット博士からとうとう見つけられ誘拐される。シュミット博士はCDを返すよう要求。ヨッヘンはそのCDを彼女にあげていた。トムとゼミルが介入したことで、CDの受け渡しは失敗に終わる。シュミット博士は雲隠れし、ヨッヘンは自由の身に。ボンラートは、手の焼ける息子に怒り心頭だ。親子には埋めがたい深い溝があるようだ。しかし、父は息子と和解するべく、二人で家のソファに座ると、足下に爆弾があることに気づいた。シュミット博士はトムとゼミルに、もしCDが返却されなければ、ボンラート親子を空中のチリにする、と告げる。そして爆弾の信管を外す「鍵」とCDとの交換を提示した。爆弾がカウントダウンする緊張の場面で、ボンラート親子はお互いを認め合う。トムとゼミルはシュミット博士を追い詰め、危機一髪ボンラート親子を救い出した。 (www.episodeworld.comを参考しにました)2009.1.4掲載、2009.7.11一部修正。 |
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Darsteller 出演 | |||||||||||||||||
ゲスト出演のみ紹介●ヨナ・ムエス(ヨッヘン・ボンラート)、マティアス・パウル(シュミット博士)、アンナ・ヴェルナー(ティナ)、シュテファン・リヒター(ブリット)、ウヴェ・ザッハス(ケルナー) | |||||||||||||||||
Eindruck 印象 | |||||||||||||||||
クライマックスまで書いてあるのでは思えるほど、シナリオは長め。今回は、ボンラート親子の人間ドラマが軸らしい。トムとゼミルがボンラートと会話するシーンが頭に浮かび、もう見てしまった気になっちゃいます。最後、シュミット博士は捕まっちゃうのかな~。お約束のジャガーで逃げてくれないと番組を締められない(笑い)。若しくは、上のシナリオの後にどんでん返しがあるのか…。 ウイルス・ソフト? シュミット博士が開発したソフトは、今で言うウイルス・ソフトでしょうね。まともなソフトなら、こそこそせずに、警察に通報して探してもらうでしょうから。「紙幣の印刷機にも等しい(まさか誤訳してないよな)」とは、今の感覚だとずいぶん大げさ。5年前の番組ならでわ。 ヨッヘン・ボンラート ボンラートの息子ヨッヘンを初めて見たのが、第119話(配役ヨナ・ムエス)。次は第131話(2009年1月8日独RTLで再放送[配役ティルベルト・シュトラール・シェーファー])で見られる予定。そして順番からすると今回が初登場する回らしい(今回も配役はヨナ・ムエス)。後ろの回から見るので頭をよく整理しておかないと、ヨッヘンのキャラクター設定がよく分からないですね。無鉄砲な息子は今回父と和解し、第119話で大学生役、第131話でアルバイト生役という設定でしょうか。見てもいないのに、長々と書いてしまい申しわけありません。 |
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ここまでの記事は、番組をまだ見ていない2009.1.4掲載 これ以下、2009.7.11追記 |
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わかりやすくて面白い ゲスト出演が白黒はっきりしているので、わかりやすい。中盤のカーアクションは、ハラハラ。ヨッヘンの小技が光りますね。ゼミルを手玉にとって逃げだし、犯人の車では、悪人の一人を見事にすかして車外へ。 クライマックのアクション・シーンは力が入ってましたね。カーアクションに、コブラ11のボディー・アクションも加わって、最後トムはダッシュで、警察のバリケード・テープ(立ち入り禁止テープ)をゴール・テープみたいに切っていました。爆弾のカウント・ダウンがらみは、定番ながら楽しめます。 ところでヨッヘンは、車を湖畔で盗み、中盤・クライマックのアクション・シーンも一般道。高速道路のシーンは、冒頭のクラシュ・シーンのみ。高速警察隊の管轄区域で強引に事故を起こしたようで(笑い)。ボンラートにとって、幸か不幸か。 ヨッヘンが盗んだ車は、黒のアルファロメオ・スパイダー(車には詳しくないので、間違っていたらゴメンナサイ)。第135話で、父ボンラートが赤の同型車に乗っていました。親子でこの車に縁があるみたい。 ミス・キャスト? 一般的なイメージでいえば、ウィルス・ソフトを作るような人は、オタクぽい人か学者肌のような感じの人。第108話でハッカーのラーファエル・ミュンヒを演じたクリストフ・バッハがその典型かな。 それが今回の悪人らは、どう見ても麻薬密売組織の元締め。親玉のシュミット博士は、ブランドのテカテカのスーツを着て、ランボルギーニ・ディアブロ VTに乗って、豪邸に住んでいます。ウィルス・ソフトで金をせしめたとはいえ、とてもパソコンに向かうようなキャラじゃない。悪人らはミス・キャストではと思えますが、ヨッヘンを誘拐してくるシーンを見ると、ドスが利いていた方がいいのかな。 ボンラートのプライベートが明らかになる! ズバリ、父と息子の物語。これまでにボンラートの住まいが写ることはあっても、家族関係が明らかになるのは初めてだと思います。 息子は息子なりに理屈があるようだし、難しい年頃ですねよ。仕事で忙しく家には寝に帰って来るだけの父へ向かって、「だからママが逃げ出すんだよ。」はちょっと言い過ぎかな。ボンラートが怒るのも当然。でも、これで第二チーム第7話でボンラートが恋するわけが分かりました。 この回は2001年7月の製作で、IMDb※によれば、ヨッヘン・ボンラート役ヨナ・ムエスは、1981年生まれなので、このとき二十歳前後。ドイツ人にしては幼い感じ。相手役のアンナ・ヴェルナーの方が大人に見えます。ただこちらは、出番少なかったですね。 テーブル・マナー ボンラート宅の庭で、ボンラートの誕生パーティのシーン。ドイツ人にとって誕生パーティは大事な行事。トムがヨッヘンに「ケチャップ取って」と言うシーンがありました。日本人だったら、ちょっと腰を浮かし腕を伸ばして自分で取ってしまうような場面ですが、取ってもらうのがマナーだったよな、と思い出しました。 レギュラー出演陣のラフな格好が「マニア」には楽しかった。隊長の丸めて上げた髪、トムのいかにも新品のジーパンなどなど。 2009.7.11 |
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Seit 11.Feb.2003 Happiness裕之介